3621(22/8/21)-3640(22/10/5)

今日の禁断 ゴルフ


 Facebookを見ていたら、前回の定期演奏会の指揮者の喜古さんが、広島交響楽団のFacebookのこんな告知をシェアされてました。

次世代指揮者コンクール 結果発表!

オーケストラ賞 喜古 恵理香 Erika Kiko
細川賞 大井 駿 Shun Oi
聴衆賞 喜古 恵理香 Erika Kiko
1位 大井 駿 Shun Oi
2位 ロマン・レシェキン Roman Reshetkin
3位 喜古 恵理香 Erika Kiko
皆さんおめでとうございます!
そして、お疲れ様でした!!
 これがどういうコンクールだったのかも、主催者のサイトにチラシがありました。現物はこちら。課題曲は一次予選はバーバーとモーツァルト、二次予選は管楽合奏でモーツァルトとストラヴィンスキー、そしてファイナルはオーケストラで、細川俊夫の「オーケストラのための開花U」と、リヒャルト・シュトラウスの「死と変容」だったそうです。
 下野さんは、現在はこのオーケストラの「音楽総監督」なんですね。こんなえらい方にかつて2度も指揮していただいたなんて、今思えば夢のような話ですね。というか、ニューフィルの指揮をして下さった方々は、その後このように有名になってしまう方が多いような気がしませんか? 下野さんは、初めてニューフィルの定期を指揮なさった直後に大阪フィルの副指揮者に決まったと思っていたら、ブザンソンで優勝ですからね。篠崎靖男さんだって、うちに来たあとフィンランドのコンクールで入賞、その時の審査員だったサロネンに認められてロサンゼルス・フィルの副指揮者になられてましたし。
 ですから、喜古さんもこれからますます有名になっていくのではないでしょうか。その前に、ぜひもう一度ご一緒したいものですね。コロナの心配がなくなったころに。
 コロナと言えば、この方が陽性におなりになったのだそうですね。
 やっぱり、屋外でもマスクをなさった方が良かったのではないでしょうか。というか、この方は身をもってマスクの重要性を教えてくださっていたのでしょうね。ありがたいことです。こんな立派な方がお亡くなりになったら、やはり学校などでは半旗を掲げ、盛大な国葬が執り行われることになるのでしょうね。
Aventure Number : 3621 date : 2022/8/21


今日の禁断 シトロエン


 「白河の関」は、今年の流行語大賞に選ばれるかもしれませんね。でも、それはあくまで東北人の感覚で、全国的にはそれほどのインパクトはないかもしれませんけど。しかし、このところの「白河」騒ぎは、久しぶりの賑わいを見た、という感じ、もしかしたら、楽天が優勝して以来のことではないでしょうか。
 ただ、別に水を差すわけではありませんが、私は、2004年8月22日付の「禁断」に、こんなことを書いていました。
「深紅の大優勝旗」まで津軽海峡を越えてしまいましたね。こうなってしまうと、長い間この旗が越えるためだけの目的で存在していた「白河の関」の立場はいったいどうなってしまうのでしょう。他人事ながら心配になってしまいます。
 この年の夏の甲子園で、北海道の高校が優勝してしまい、「優勝旗」は白河の関の頭上を越えて飛行機で北海道まで行ってしまっていたのですね。ですから、「白河の関を超えた」のは、こちらの方が先だったんですよ。でも、今回は優勝校のメンバーはしっかり新幹線に乗って、その「白河の関」の現物を動画に撮ってたりしましたから、そんなことが出来たのはやはりこれが最初だった、ということなんですよね。おめでとうございます。
 夏、というか、オフシーズンのオーケストラは、野外コンサートで全世界に映像を提供していましたね。その、ウィーン・フィルとベルリン・フィルのコンサートのハイライトは少し前に地上波で放送していましたが、BSでは先週と今週の週末にフルサイズが放送されることになっていましたね。その、ウィーン・フィルがシェーンブルン宮殿で行ったコンサートのフルバージョンを見終わったら、いつになく充実した内容だったので、ちょっとうれしくなりました。あまり有名すぎて、逆に聴く機会が少なかったり、初めて聴いたのにとても気に入ってしまったりと、選曲がとても斬新でした。「売られた花嫁」の序曲なんて、ちゃんと聴いたのは何十年ぶりでしょう。ぜひニューフィルでもやってみたいな、と思いましたが、かなり難しそうですね。
 今年は、完全に制限なしで開催されていたようで、椅子席は満席、立ち見もたくさんいましたね。そして、誰一人としてマスクをしていません。いつの間にか、ヨーロッパではコロナが終息してしまったのでしょうか。なんたって、今では日本が感染者数では栄えある世界一なんですからね。まあ、政府はまたまた見当はずれの愚策を打ち出しているようですから、終息するのはまだまだ先の話なんでしょうね。
 そのウィーン・フィルの映像を見ていたら、だいぶ昔に「寅さん」でウィーンでロケをしたのがあったことを思い出しました。確か、エリートサラリーマンがストレスで心を病んで、飛び込み自殺をしようとしたところに寅さんが居合わせ、すっかりなついてしまって彼が行きたかったウィーンに寅さんも付いていく、という話でしたよね。その時のサラリーマンを誰が演じていたのか考えてみたら、まず柄本明が思い浮かんだのですが、そうなると今の柄本明からは全く想像できないので、もしかしたら違うのではないか、と思うようになりました。
 幸い、私は「寅さん」全作をWOWOWから録画したBDを持っていますから、それでチェックしてみました。
 確かに、私の記憶に間違いはなく、柄本明でしたね。いやあ、若かった。なんせ公開が1989年ですからね。33年前ですか。
 直純の音楽の趣味が悪いとか、「第三の男」の引用があまりにもミエミエだとか、そもそも台本がいい加減だとか色々疵はありますが、竹下景子はかわいいし、なんたってウィーンの町並みには引き込まれてしまって、とうとう最後まで見てしまいましたよ。シェーンブルン宮殿もしっかり出てきてましたしね。
Aventure Number : 3622 date : 2022/8/24


今日の禁断 チェーンソー


 仙台市では、コロナ感染者をナンバリングして公表していますがそれが今日で12万を超えました。つまり、市内では延べ12万人の人がコロナに罹ったということになるのですね。仙台の人口が110万人ぐらいですから、10人に1人以上の確率で感染している、ということになるのですよ。まあ、一人で何回も罹っているのかもしれませんが、それはこの統計からは分かりません。でも、ちょっとびっくりするような数字ですよね。早い話、ニューフィルの団員は80人ほどですから、すでに感染者は8人以上はいる、ということになります。確かに、すでに2人は感染者が出たことは私も知っていますから、本当は知らないうちにもっといたのかもしれませんね。
 車で帰宅途中に信号で止まっていたら、そのそばにある病院の駐車場で、防護服を着た看護師さんが、駐車場にいた人に「陽性です」と言っている現場を見てしまいました。PCR検査の結果を伝えられたのでしょうね。その人は肩をがっくり落として帰っていきましたが、なんか、とてもリアルなインパクトがありましたね。こうやって、ごく普通に「陽性」の人を見かけることができるようになってしまったのですね。
 その時に、ラジオのニュースで言っていたのですが、仙台六大学のリーグ戦がもうすぐ始まるのに、さる参加大学の野球部のメンバーが多数コロナに罹ったので、その開会時期を延期することになったのだそうです。それこそ、高校野球だって、育英が準決勝で当たる予定だったチームが、同じ理由で棄権したので不戦勝でしたからね。出てるところでは、集中して出ているのでしょうね。それがニューフィルでないというのは、単なる「まぐれ」に過ぎないだけなのではないでしょうか。
 私も、このところ職場では頻繁に外に出て作業をしているのですが、「屋外ではマスクを外しましょう」というデマゴギーには惑わされないで、しっかりマスクを着けています。やれることだけはやっておかなければ。
 これは、1年半前の竹藪の中です。毎年倒れた竹を切って、右手の塀際に積んでおいたのですが、いよいよここがいっぱいになってしまったので、出入りの植木屋さんにお願いして、全部持って行ってもらいました。
 その結果、そこはこんなにすっきりして、またいくらでも切った竹を置けるようになりました。ただ、今の時期は立っているだけで大量の蚊が襲ってくるので、取り掛かるのはもう少し先です。もちろん、その作業の時もまだマスクは必要でしょうね。
Aventure Number : 3623 date : 2022/8/26


今日の禁断 ビデオテープ


 去年の今ごろ、私が加入している火災保険の会社から、その年の2月に起こった地震に対しての保険金が自動的に支払ってもらえた、ということがありましたね。正確には、保険の請求書が送られてきたので、それに必要な事項を記入して送り返してやったら、すぐ〇〇円が私の原稿口座に振り込まれました。
 ですから、今年も、3月に起きた大きな地震の時にこんな風になってしまったので、同じような案内が来るのだろうな、と思っていました。そうしたら、7月の末に、やはり封書が届きました。しかし、そこには請求書は入っておらず、インターネットか電話で連絡をくれ、ということでした。ですから、即刻ネットで申し込んだら、折り返し電話がかかってきました。ネットだけで受付が終了するわけではなかったのですね。そして、相手のオペレーターは、「後日、調査員がお宅に伺います」とも言っていました。一応、実際の被害状況を見ないことには保険金は降りないのだそうです。それと、家の見取り図と写真も用意してくれと言われました。去年とはだいぶ様子が違います。面倒くさいですね。でも、仕方がありませんから、その指定された日に、待機することになりました。
 それが、きのうのことでした。その前にその調査員から確認の電話があったのですが、1時と指定していたのに「10時に伺います」なんて言ってますから、ちょっと大丈夫なのか、と思ってしまいます。もちろん、予定通り1時だと分かったようですが、その後どのぐらい時間がかかるのか聞いてみたら、「1時間半から2時間」などと言っているので、ちょっと焦りました。そんなに時間をかけて、どこまで見るというのでしょう。もしかしたら、こちらから申請したものも受け付けられなくなってしまうのでしょうか。
 予定通り、その方はやってきました。まず、家具類の被害について聞かれましたが、もちろんもうすっかり元に戻っていますし、新しく買い替えたものもあるので、こちらで当日の被害について詳細に申告しなければいけません。だったら、食器などは少し多めに言ってやろうと、最初に言った枚数より少し多く言い直したら、「何枚壊れても、『1点』なんです」と言ってます。なかなかシビアですね。それでも、たくさんある項目をいちいちチェックして、最後に電卓を使って集計すると「これで〇万〇千円です」なんて言ってくれました。
 保険は家財と建物の両方に適用されるそうで、さっきまでのは「家財」に対する調査でした。ですから、今度は建物そのもの、壁とか床などのチェックを始めました。クラックとか、クロスの剥がれとかをカメラで撮影しています。それを全部の部屋でやったあと、それをやはり電卓で集計してみると、なんだか、あと少しでワンランク高い評価になるということで、「もっと他に撮れるところありませんか?」なんて聞いてきましたよ。「せっかくだから、たくさんもらった方がいいでしょう?」なんて、とても調査員とは思えないようなことを言ってます。良心的な人だったんですね。結局、あと何ヶ所か傷を見つけて写真を撮り、計算し直したら見事にランクが上がりました。
 ただ、そのあたりをいちいち電卓でやっているのが、ちょっとかわいそうというか、見ていてじれったいというか、普通は税金なんかもPCで打ち込めばすぐ結果が出るはずなのに。そんなところで時間がかかったので、結局終わったのは1時間後でした。でも、結果的には、その建物の部分だけで、去年もらったのと同額になってました。今回は、家財の分がまるまる上乗せされたことになります。
 ですから、あの地震の後に買った本棚やツッパリ棚、あとは電子レンジとか時計、照明器具などの費用、そして5年分の保険料を差し引いても、かなりの額がまだ残ることになりました。ちょっとした臨時収入です。
Aventure Number : 3624 date : 2022/8/28


今日の禁断 チャーチ


 コロナの第7波による急激な感染者の増大を受けて、ニューフィルでは7月末から活動を一部自粛していました。仙台市の施設が、予約していた会場をキャンセルする時にも全額返還されるという方針を打ち出したこともあって、旭ヶ丘の大ホールで行う合奏は、何度か中止になっていました。とは言っても、それ以外の指揮者練習では、たとえ参加者が少なくても絶対に中止にはしない、という方針を貫いていた、というあたりで、執行部の本音が現れていましたね。
 そうこうしている間に、次の指揮者練習が近づいてきましたから、今週と来週は、旭ヶ丘の練習が再開されることになりました。休みになったころと感染者数はほとんど変わらない高止まりなのに、なぜ今回は再開できるのか、きちんとした説明ができる人なんて、いるわけがありません。
 とは言っても、私自身は練習以外の仕事でやることもあるので、練習に行っておかないと、そちらがうまくいかなくなってしまいます。ということで、次の「かいほうげん」に必要な写真を撮ったり、そのための連絡をしたりということをやりに、きのうは練習に行ってきました。
 そちらの方は、ほぼ首尾よく完了できましたので、おそらく予定通り発行できる見込みは付きました。出席しているメンバーを見てみると、思ったほどの欠席者もいないようでしたね。管楽器も、何人か代奏に人はいるようですが、パートが抜けるようなことはありません。要するに、みんな練習をしたがっていたのですね。早く、何のこだわりもなくそのような気持ちを表せるような時が来てほしいものです。
 きのうと来週は、とにかく休んでいた間の勘を取り戻すために、全曲通しだけを行う、ということになっていました。前半は、私が出番になっているブルックナーですが、まだ全曲を通したことはなかったはずなので、緊張しますね。でも、なんとか思い通りの音は出せていたようで一安心です。というか、私の場合はすでに本番で演奏したことがあるので、当たり前のことなんですけどね。
 そして後半のヒンデミットは、仕事の都合で1番のパートを吹く人が来れなくなったので、私が代わりに吹くことになりました。まあ、これも、この間の指揮者練習で吹いていますから、大丈夫でしょう。ピッコロはちゃんといましたから、私が吹く必要もありませんし。
 ところが、その指揮練では、私はこの曲の2曲目までしか吹いていませんでした。3曲目は2日目にしかやらなかったので、私は出ていなかったのです。そこで、初めて吹いたその3曲目の「パッサカリア」で、なんせ6小節ずつの繰り返しだから楽勝だと思っていたら、途中からなんだか周りと全然合っていないような気になってきました。フルートがソロになるはずのところでも、他の楽器が鳴ってます。結局、どうやら最初に入ったところがどうも6小節早かったようで、終わり近くになってやっとそれに気が付きました。やはり、合奏というのは大事ですね。一人で練習しているだけでは、どうにもならないことが切実に分かりました。
 きのうは、やっと印刷が終わったチラシとチケットも渡されました。でも、もはや、コロナに罹ることは全然当たり前のことになっていますから、最近ではどうやらニューフィル内でもかなりの感染者が出ているのではないか、と私は思っています。これも、そのようなことをあまり明らかにしたがらない体質がネックになって、なかなか本当のことが分からないようなとても望ましくない状況です。本番に向けて、それが悪い結果につながることのないような風通しのよさが、今は求められているような気がします。
 今日は月末なので、「コラム」を更新しました。ちょっと過激。
Aventure Number : 3625 date : 2022/8/31


今日の禁断 ルパン


 この間の「おやぢ」では、竹内まりやの新しいアルバムを紹介していました。ネットで注文していたのですが、発売日の前の日に届いたので、フライングでレビューを書いてしまいました。30年も前のアルバムが、今になってLPで発売されるのですから、作った人にとってはとても幸せなことでしょうね。
 この中では、オリジナルにはなかった、今回書き下ろされたライナーノーツを読むことができます。それは、プロデューサーの山下達郎のものと、音楽ライターさんが書いたものの2つです。ライターさんの方は、あまりに主観が強すぎるのでちょっと、でしたが、達郎の書いたものはあくまで客観的な事実が語られていたので、読みごたえがありました。その中で、1曲だけにフルートで参加している中川昌三さんについて、「さすが名人」みたいなことを書いてましたね。確かに、達郎と中川さんは結構一緒に仕事をされていたことがあったようで、まりあのこの2つ前のアルバム「VARIETY」でも「水とあなたと太陽と」というボサノバ風の曲で、とても素敵なソロを吹いていました。もう少し前では、坂本龍一の「Summer Nerves」というアルバムの最初に入っているタイトル曲では、いきなり中川さんのフルートが聴こえてくるんですね。その曲の間中、彼のフルートは鳴ってました。この頃は、まさに私はフルートを始めたばかりの時だったので、こんな音が出せるようになったらいいなあ、と思っていましたね。
 中川さんは、そのようなスタジオの仕事もなさっていましたが、もともとは芸大出身のクラシックのフルーティストで、クラシック以外にも、バリバリのジャズ・プレーヤーとしても活躍されていましたね。私は彼がそんな活躍をしていた頃に首都圏に住んでいたので、たびたび彼の演奏は聴いていました。ただ、それはジャズではなく、現代音楽でしたけどね。つまり、クラシックのアーティストとしては、その頃はまさに現代音楽のスペシャリストとして大活躍をされていたのですよ。私が通ったコンサートはほとんどが現代音楽でしたが、そこで頻繁に中川さんの演奏に接することが出来たんですね。当時だと、小泉浩さんとか野口龍さんあたりがそんなスペシャリストのはしりでしたが、中川さんはもう少し若い世代で、とても新鮮な印象がありました。ルックスも良かったですしね。
 ですから、さっきの達郎が30年前のアルバムに寄せたライナーを読んで、今はどうしているのか気になったので、調べてみましたよ。私より少し年上だという気はしていたのですが、どうやら小田和正さんと同じ年のようですね。彼が最近書いたブログも見つかったのですが、その写真を見ると、やはり年相応にはなっていますが、小田さんのような激しい変化はあまりないようで、まだ昔の面影が残っていましたね。もちろん、まだ現役のミュージシャンでした。そのブログの中では、さっきの竹内まりあの録音のことも記されていました。とても興味深かったですね。
 でも、別の記事を読むと、最近白内障の手術をしたとか、ちょっと切実なことまで分かってしまいました。まあ、年相応なのでしょうから、仕方のないことですけどね。
Aventure Number : 3626 date : 2022/9/2


今日の禁断 マグ


 この間の地震保険の申請の時に、壁掛け時計が落っこちて壊れてしまった、ということを書いていましたが、もちろんそれはもう使えないので、新しい時計を買いました。その時に、お正月に買った電波時計の目覚まし時計があまりにも正確なので、壁掛けでの実力はどうなのかと思って、こちらも電波時計にしてありました。それは確かに期待通り、もう気持ちがいいほど正確に動いてくれています。それもう一つ、これは前の時計もそうでしたが、秒針が「静音」タイプであることは必須でした。つまり、「チクタク」という音がしないことが必要なので、そういうタイプにしてありました。ですから、もう音はしないわ、時間は狂わないわで、とてもストレスがなくなっていました。ほんと、毎日一緒に過ごすものですから、それは大事ですね。
 ただ、私の職場の部屋では、そんな配慮は全くしなかったので、昔ながらの、時間は常に進んでいて、放っておくと5分ぐらい進んでしまい、もちろん毎秒の騒音もしっかり出てくる時計を使っていました。ですから、自宅の次に長く過ごす場所なので、自宅の快適さに比べるとあまりにもストレスが大きいことに気が付いてしまって、ついに新しいのを買うことに決めました。
 アマゾンで見たら、さっきの2つの要素を満たしたものが2000円台で買えるというので、注文してしまいました。これは、デザインも今まで使っていたものとよく似てますし。
 今朝行ったらそれが届いていたので、早速電池を入れようと思ったら、それは付いていませんでした。単三1本ぐらい付けろよろな、と言いたくなりますね。仕方がないので持ち合わせの電池を入れて、そのままにしておくと、やがて針が動き出して、3本の針が「12」のところに集まって止まりました。しばらくすると、この後電波を受けて、今の時間に自動的に合うんですよね。自宅の時計はそうでした。
 ところが、この時計はそうではありませんでした。なんと、その12時ちょうどのところから動き始めたのですよ。まだ9時過ぎだというのに。それでも、しばらく置いておけばちゃんと修正してくれるだろうと思っていても、いつになっても正しい時間に直ることはありません。マニュアルには、電波が届きにくい時にはそういうことが起きると書いてあったので、多分そうなのでしょう。でも、それは、1晩置いておくと、電波が届く時があって、ちゃんと直るはずだ、とも書いてありました。
 でも、いちおう、手動で今の時間にだけは合わせておきたいな、と思ってマニュアルを見ると、なんだか、とても面倒くさいようなんですね。何しろ、時間を合わせるためには、ずっとボタンを押し続けていなければいけないのですよ。それでもなんとか合わせてみると、止めるタイミングを間違えて、4分ぐらい進んだ状態でセットされてしまいました。そうなると、この時計は「戻す」ということができないので、あと23時間56秒だけ進めなければいけません。それはもう勘弁してほしいので、4分間止めておいたらどうか、と考えました。でも、そういう「止める」スイッチもないんですね。
 ですから、今までの時計の感覚で、電池を抜いておいて、4分経ったらまた入れたらどうか、と思ってやってみました。そうしたら、確かに正確な時間で動き始めたのですが、しばらくしたら最初のように「12」に全部の針が集まってしまいましたよ。つまり、電池を抜いたことでリセットされてしまったのですね。なんということでしょう。この時計は、手動で正確な時間を合わせることすらできないのですよ。
 それでも、なんとか25秒遅れ、という状態までには修正することが出来ました。それで、電波も受けられるモードにしてありますから、明日行ってみたら、ちゃんと正確な時間に鳴っているかもしれませんね。いや、それはあまり期待できないような気がします。職場は、なぜか電波が届きにくいところにあるのですよ。以前はモバイルWIFIが全然使えませんでしたからね。
 まあ、音の静かさだけは達成できたので、それで我慢、でしょうか。
Aventure Number : 3627 date : 2022/9/5


今日の禁断 アルペン


 前回の電波時計ですが、次の日になったら見事に秒針までぴったり合ってましたよ。言ってたように、真夜中に電波が届いてきちんと修正してくれていたんですね。なんか、感激、というか、悪口を言ってごめんなさい。
 同じようにこのところ、ちょっと心がざわついていたのは、職場のコピー機のことでした。この間点検してもらったときに、サービスの人が急に、「リモートが変更」になるので、今の機械だとちょっと不便になる、というようなことを言ってきて、不便でもそのまま使い続けるのか、あるいは、この際新しい機械に買い替えるのか決めてほしい、と、その書類を置いていったのですよ。確かに、もう10年以上使っているので、そろそろ買い替えが必要かな、とは思っていたのですが、まだまだ直せば使えるような気がしていたので、ちょっとショックだったんですよね。
 それで、今日、もし買い替えるのならと新しい機械の見積もりも持ってきて、営業の人と一緒に話をしにきました。そこで分かったのは、さっきの「リモート」なんたらというのは、これまでは電話回線でカウンター数とかトナーの状態とかをメーカーに送っていて、それによって機械の管理を行っていたのですが、今ではそれが電話回線ではなくインターネットで行うように変わっているそうなのですよ。ですから、インターネットに対応していない今の機種では、もはやデータを届ける手段がなくなるために、それこそ「はがき」などを使ってデータを送ることになってしまいますよ、ですから、ちゃんとネット対応の新しい機械を買った方がいいですよ、ということだったのですね。
 いやあ、世の中、そこまで進んでいるとは思っていませんでしたよ。というか、その機械を入れた時にその「電話回線」でデータを送るようになるというのを知って、すごいなあと思ったぐらいですからね。
 でも、そうなると、新しい機械になると、ネット環境が必要になるということになります。そうなると、今の職場の環境では、ちょっと難しいのではないか、という問題にぶつかってしまいます。でも、そこを突っ込んだら、それはただデータを送るだけなので、「3G」を使えば大丈夫ですよ、と言ってました。3Gというのは、今の5Gの前の前の携帯電話の通信規格ですよね。要は、ガラケーをコピー機に付けてデータを飛ばす、ということなんですね。
 結局、見積もりも、今の機種を買った時とほぼ同じ価格ですし、何よりこのメーカーのサービスはとても気に入っていましたから、新しいのを購入することに決まりました。ですから、それが入れば今までちょっと危なっかしかった「かいほうげん」の印刷作業も、かなり安定してできるようになるでしょうね。
 実は、今まさに、その新しい「かいほうげん」を作っている最中なんですよ。発行は今度の土曜日、金曜日には印刷をしなければいけませんから、あと1日で完成させなければいけません。さいわい、奇跡的にきのうまでで必要な原稿は全て集まり、さらにその次の号のための原稿までほぼ出来上がっている、という状況ですので、全く問題はありません。
 ところが、そのページのいくつかをプリントしてみると、印刷面に今まで気が付かなかった細い線が入っていることが分かりました。そこで、さっき帰ったばかりのサービスの人に連絡を取って、明日中に直してほしいとお願いをしておきました。もう何度も同じようなトラブルを経験している方なので、きっと明日中にはきれいに直してくれることでしょう。つまり、こういうことから、もう少しするとすっかり解放される、ということなんですね。
 最終的に1ページだけ空いてしまったので、さっきの次回に使うつもりのソースから、「予告編」ということで何枚か写真を載せることにしました。これが、その中の1枚。
 300人のオーケストラですって。しかも、指揮者が真ん中にいてその周りを囲むという配置。なんか、半世紀前の「4チャンネル」の録音現場みたいな感じですね。ブーレーズとか。
Aventure Number : 3628 date : 2022/9/7


今日の禁断 ステープラー


 コピー機の話は続きます。印刷面に細い筋が入るということで、サービスの人に連絡を取ったら、おそらくドラムの交換が必要だろうということで、次の日に、その部品が入った大きな箱を持って、やってきました。これまでさんざん部品交換を行ってきましたが、おそらくほぼ全ての部品が新しいものに入れ替わっているのでしょうね。そして、最後にこのドラムを交換したところで、晴れてお払い箱になる、ということなのでしょう。
 ところが、サービスの人は、そのトラブルを確認すると、機械を分解する前に、点検用の扉を開けて、そこに付属しているブラシを使って、何やら掃除のようなことをやっています。それが終わると、「これで大丈夫のはずです」というので、試してみると、見事にそれまでの筋がきれいに消えていたではありませんか。単に、ドラムにゴミが付いていただけで、それをブラシで取り去ったら、元通りになった、というだけのことでした。これだったら、私でも簡単に直せていましたね。
 ですから、この前の話の、電話回線でのデータ送りが出来なくなるから新しい機械にする、というのがなければ、まだまだ使えていたはずなんでしょうね。でも、今回のように、なにかあった時にサービスを呼ばなければいけない、ということを前提にして仕事を進めるようなことだけはなくなるはずですから、やはりもうこれが潮時だったのでしょう。営業の人も、他でこんなに長く使っているところはない、と言い切ってましたからね。
 ということで、この機械での、おそらく最後の仕事になるはずのあたらしい「かいほうげん」の印刷が、何のトラブルもなく終わりました。もちろん、この機械に出来るのは印刷することだけですから、その後の紙を折ってホチキス止めをする、というのは、私が逐一手作業で行うことになるのですけどね。それが、うまい具合に、1冊製本する時間と、その分のページが印刷出来る時間が全く同じになっているんですよ。つまり、印刷が全部終わった時点で、製本もすべて出来上がる、ということになっているのです。これが、新しい機械だと少し印刷の速度が速くなっているのだそうです。ということは、次からはいくら一生懸命製本していても、印刷されたものがどんどんたまってくる、という状況になるのでしょうね。そのためには、紙を折る速度を上げるような鍛錬が必要になってくるのでしょうか。
 実は、そんなことをしなくても、全く同じ作業をやってくれる機械はすでに出来上がっているのですよ。
 こういう「フィニッシャー」というものを取り付けると、自動的に製本ができるようになっているのです。赤枠で囲ったのが、「かいほうげん」の製本スタイルですね。
 ただ、これだけのことのためにこれを導入するほどの余裕はわが社にはありませんし、そもそも、これが付けられるのは今度買おうとしている機種よりも上級のグレードのものだけなんですよ。まあ、こんなものは、日常的にこれでカタログなどをプリントしている会社などでしか必要ないでしょうね。というのも、今回、コピー機のメーカーが持ってきたのが、まさにこれで作ったカタログだったのですね。もう今時、普通に印刷したカタログなどは、ほとんどなくなっているのだそうです。ですから、これもネットにあったそのPDFから切り取ったものです。確かに、この間買った電子レンジでも、レシピ集などはPDFをダウンロードするようになってましたね。
 そのカタログは、一目でプリンターとフィニッシャーで作ったものだと分かりました。正直、それは、私が手作業で作っている「かいほうげん」より雑な仕上がりでしたね。折り目がすごくユルいのですよ。ですから、私の製本作業はこれからもずっと続くことになります。
Aventure Number : 3629 date : 2022/9/9


今日の禁断 ミルキーウェイ


 きのうと今日は、ニューフィルの指揮者練習でした。きのうは指揮者のスケジュールで、夜の6時過ぎからの開始ですから、午前中は普通にパン屋さん巡りをしていました。そして、「マルシェ」に行ったら、最近見かけなくなった、私が大好きなポテト入りのキッシュが置いてあるではありませんか。ここのキッシュは3種類あるようなのですが、このところはいつ行ってもポテト以外の2種類しかなかったので、もうやめてしまったのかな、と思い始めていたところでした。もちろん、それを買って帰ります。お店の中には、以前「キッシュが出来ましたよ」と声をかけてくれたきれいな店員さんがいたので、「まだポテトがあったのでうれしいです」とか、今度はこちらから声をかけたりしてみました。それを見ていた愚妻は、「フレンドリーだったね」と、一言嫌味。
 その日の練習は、愛子の広瀬文化センターで夜からだったので、その前に通り道の南吉成の「びっくり!ドンキー」に久しぶりに行ってみました。そこは、全く以前のまま、タブレットも、自動精算機もありませんでした。いまどき、ですが、なんかホッとしますね。
 練習はブルックナーの終楽章をとてもきっちり、もう、どんどん細かいところを修正していって、末廣さんの思っている形に仕上げていきます。9時までの予定だったのが、終わったのがその15分前。そこで終わるのかなと思ったら、その15分で第3楽章を一通り仕上げてしまいましたよ。こんなに時間がオーバーする末廣さんなんて、珍しいですね。
 今日は、なんと岩沼市民会館で午前・午後です。午前中はヒンデミットで、今回はちゃんと人が揃っているので私の出番はありませんし、その後お昼休みがあって、私の出番は1時からだったのですが、せっかくなので写真を撮りに行こうと、だいぶ早めに家を出ました。そして、少し早めに、通り道の「ガスト」で昼食にしましょう。この間と同じ唐揚げ定食を食べましたが、その時のような感激はなかったですね。ちょっと肉が臭かったりして。まあ、お店によって違いはあるのでしょうね。そして、ここにはロボットは居ませんでした。タブレットにはなってました。
 岩沼に着いたら、ちょうどヒンデミットの最後のところをやっていました。これで、しっかり写真が撮れました。あとは、昼休み一杯、ステージで音出しをして、少しまわりを散策です。
 これがホールの外観。久しぶりに来ましたが、こちらから見たのは初めて、なかなかかっこいい建物ですね。お天気も良くて、この前にあるグラウンドではサッカーの試合をやってました。
 この向かいには、こんなモニュメントがありました。これは、何を表しているのでしょうね。
 そして、中に入ってロビーの中を見てみると、
 こんな「案内」がありました。ま、別に練習だけなので、お客さんは来ないからいいのですが。
 この日のブルックナーは、きのうやらなかった1楽章と2楽章です。やはりとても丁寧に仕上げていって、2楽章が終わったのが予定の4時の1時間前でした。そうしたら、「3、4楽章やりたい人」なんて聞いてきて、誰も手を上げなかったので、それで終わってしまいました。やはり末廣さんは末廣さんでした。
 帰り道に愛宕橋を通ったら、「ビッグボーイ」がなくなって、ツルハドラッグになってました。
 ストリートビューだと、まだレストランのマークが残ってますね。
Aventure Number : 3630 date : 2022/9/11


今日の禁断 ポチ


 この間、愛子や岩沼で指揮者練習をやっていた時に、仙台では定禅寺ストリートジャズフェスティバルが開かれていましたね。例によって「3年ぶり」の開催なのだそうです。
 ただ、さすがにその規模はかなり縮小されていたようですね。なんたって、「定禅寺」と言いながら、その定禅寺通りには演奏会場は一切なかったのですからね。そんな中でも、お客さんは結構いたようで、市役所前広場あたりは、人であふれていたと、実際に行ってきた人が言ってましたね。そんなんですから、毎年無料で配っている、スケジュールやマップが載っているパンフレットが、足らなくなってしまったそうですね。あまり来ないのでは、と思ってかなり少なめに印刷していたようですね。
 そんなレアもののパンフレットですが、なぜか私の手元にはそれが2部もあります。知り合いの女の子がスタッフだたので、送ってくれたんですね。
 最近は行ってなかったので、こんなに小さくなっていたのには驚きました。前は新聞紙ぐらいの大きさでしたからね。これは、それを折りたたんで、文庫本のサイズになってました。
 これを広げてみると、その2枚のうちの1枚では、こんな風に出演バンドが消されていました。
 つまり、印刷時には予定されていた出演者が、本番時点では出られなくなってしまったのでしょうね。それにしても、この部分だけでそんなのが3つもあるのはちょっと多すぎません?
 そこで、もっと正確な、ネットでのタイムテーブルを見てみました。
 なんと、さっき消されていたのよりもっと多くのバンドがいなくなってましたよ。おそらく、それぞれの会場では1日に8つのグループが出演することになっていたのが、10日には6つ、11では5つにまで減ってしまっていたのですよ。なぜこんなことが起こったのかは明白です。エントリーした時点では問題なかったものが、本番直前にメンバーの誰かがコロナに感染したことが分かって、出演を辞退した(させられた)のでしょうね。
 同じサイトに、「終了のご報告」というのがありましたが、そこにも、それを裏付けるような「お詫び」が載っていましたね。出演者だけではなく、ボランティア・スタッフも、同じ事情で参加できなかった人もいたようですね。
 まあ、こういうことは予想された事態ですから、そもそも今年はやるべきではなかったのでは、という気もしますが、なんせ世の中がこれだけ「3年ぶり」であふれかえって浮かれていれば、やらないわけにはいかなかったのでしょう。そんな中で、きっちり、これだけの手を打ったことに対しては、全面的に支持したいと思っています。
 翻って、私の職場では、3年連続で、お客さんを集めての年に2回のイベントはことごとく中止にしています。お客さんのことを考えれば、これはいともまともな判断です。さらに、かつてここの会館はニューフィルのパート練習にも開放していました。まあ、木管パートにとっては、ほぼホームグラウンドと化していましたね。しかし、もちろんそれも3年前からずっとお断りしています。
 最近では、パート練習の場所を確保するのも少し大変になっていたので、会場係では、そろそろうちの会館も貸してもらえはしないでしょうか、といったようなことを私に尋ねるようになってきました。そこで私は一応それを社長に伝えたのですが、社長はきっぱり、「まだ無理です」と答えていましたよ。これが、本来あるべき姿です。ニューフィルは、何を血迷っているのでしょうか。
 もう一つ、私のかつての合唱仲間が、東京で毎年ピアノのリサイタルを開催しているのですが、今年は「遠くから来てくださるお客さんが感染したら、悔やんでも悔やみきれない」という理由で、潔く中止を決めました。これも、まさにあるべき姿です。
Aventure Number : 3631 date : 2022/9/14


今日の禁断 メイリオ


 ほぼ11年10ヶ月使った、職場の複合機が、ついにその役目を後進に譲って引退しました。まあ、事務機器としてはよくぞここまで使ったな、という感じなのでしょうね。実際、もうちょっとすると部品の供給が出来なくなる、という時期になっていましたし、すでに一部の部品はなくなっている、などとも言われていましたから、仕方がないのですけどね。本当にご苦労さんでした。
 改めてその姿を眺めてみると、かなり曲線が使われたフォルムだったことに気づきました。タッチパネルは付いていましたが、テンキーなどはまだ普通のキーボードになってましたね。
 新人の搬入が始まりました。まずは、外で梱包を取り外し、丸裸にします。
 床に傷がつかないようにシートを敷いてますが、2枚を交互に使って、通路を確保してましたね。
V
 ここで、前任者とのご対面です。
 直線が強調されたデザイン、ダークな色合いと、いかにも若者らしい精悍さですね。機能的にはこれまでとほとんど変わっていませんが、立ち上がりの音が格段に小さくなっていました。それと、操作は全てタッチパネルで行うようになっていて、その中にテンキーなども入っていますが、オプションでその表示を、以前の機種と全く同じにすることができるので、それにしてもらいました。使うのは私だけではないので、使い慣れた形の方が馴染めるはずです。
 新機能として、スキャナーも使えるようになっていました。これは、機能自体は今までもあったのですが、PCにドライバーをインストールしないと使えませんでした。それが、ここではタッチパネルにUDBメモリーとSDカードのスロットが付いていて、そこにメディアを差し込んで直接保存できるようになっています。もっとも、本来はLANでプリンターともども直接PCに接続できるのですが、それはちょっと環境が整っていないのでやめました。というか、他の人には使いこなせなくなってしまいますし。
 そして、プリンターのドライバーも、ちゃんとCD-ROMが付いていたので、簡単にインストールできました。ただ、そのプロパティの設定画面は全く変わっていたので、ちょっと戸惑ってしまいましたね。それでも、出来ることは一緒なのに呼び名を変えただけのものだったので、「かいほうげん」のような印刷も、全く同じように出来ました。
 それで、印刷した物を、前のプリンターで印刷したのと比べてみました。写真などはほとんど変わっていませんでしたが、テキストがこんなに違ってました。左が新機種、右が旧機種です。全く同じファイルを印刷したのに、同じメーカーでありながら、機種が変わるとこんなに違ってくるんですね。
Aventure Number : 3632 date : 2022/9/16


今日の禁断 マイスター


 私が今使っているフルートは、パウエルの「シグネチャー」という楽器です。もう買ってからずいぶん経っているので、正確に何年使っているのかわからなかったので、このバックナンバーを調べてみたら、それは2004年のことでした。もう18年も使っていたのですね。ですから、最近はそろそろ各所にガタが来ているようで、毎年仙台で代理店が行っている調整会に持って行くと、単なる「調整」だけでは済まず、もっと突っ込んだ修理などもやってもらうことになります。本当に大規模な修理が必要なときは、そこでは時間が足らないので東京まで持って行ってもらって修理、ということになるのですが、今のところ、まだそこまでにはなっていないようです。去年はタンポを1ヶ所と、キーコルクを2ヶ所交換してもらっていましたね。
 今年は、CとCisのトリルキーがものすごい音を出すようになっていたので、そこを見てもらうと、やはり、もうタンポが薄くなっているので、交換が必要だということで、その作業と、もう1ヶ所タンポ交換をやってもらいました。これで、来月のニューフィルの本番は何も気にすることなく演奏に専念できることでしょう。
 毎年、技術者と一緒にやってくるSさんには、「〇〇さんは毎年いらっしゃって、皆勤ですね」なんて言われてしまいました。そういえば、確かに毎年来ていましたね。というか、Sさんの前任者が初めて仙台でクリニックを始めた時から、ずっと来ていたのではないでしょうか。もちろん、その場で修理する分には全くお金はかかりません。
 とは言っても、途中でピッコロやダブルケースを買ったりしましたけどね。いずれにしても、これはもう、毎年の恒例行事ですね。
 毎年の恒例行事といえば、NHKではその年のバイロイトの映像を1本だけ毎年BSで放送してくれていますね。去年は「オランダ人」でしたが、ことしはなんと「神々の黄昏」ですって。よりによって、一番長い作品を放送してくれるのですから、ありがたいというか、ちょっと辛いというか。
 つまり、今までこの作品をきっちり全曲通して見たことはないんですよね。必ず途中で退屈してしまって、最後まで見続ける力がなくなってしまうのです。ところが、今回はそういう点では決して退屈するようなものではなかったので、序幕と第1幕はとても集中して見てられましたよ。つまり、演出がぶっ飛んでいて、それを見ているだけでもうばかばかしいというか、腹が立ってきて、退屈なんかしていられない、ということなんですけどね。
 なにしろ、これはもちろん「ニーベルングの指環」という4つの作品の最後の部分になるわけですが、この演出にはその「指環」が出てこないんですよね。その代わりに登場するのが、一人の幼児なんですよ。そのコンセプトは当然その前の3作品にも踏襲されているのでしょうから、「ラインの黄金」でミーメはどうやってその「幼児」を作っているのか、とても興味が湧いてきます。さらに、他の情報では、「ワルキューレ」では、ジークリンデはジークムントに出会ったときにはすでに妊娠しているのだそうです。となると、ジークフリートの父親はフンディンク? もうめちゃくちゃですね。
 まあ、こういう演出はもはやしっかりバイロイトの「名物」と化していますから、好きにやってよ、としか言えませんが、この「神々」でのキャストのジークフリートとブリュンヒルデのあまりの醜さには、ちょっと耐えられませんでした。もう、こんなデブがオペラのステージに立てる時代は終わっているのですよ。

 その上に、ブリュンヒルデは、まるでフローレンス・ジェンキンスのような「音痴」ですからね。この幕が終わった時のブーイングのすごかったこと。
Aventure Number : 3633 date : 2022/9/18


今日の禁断 ピース


 ニューフィルでは、名前入りの封筒を3種類作ってもらっています。まずは、A4サイズのチラシとか、普通の文書などを入れる「角形2号」と、それより大きい、パート譜などを入れるための「角形1号」の2種類の「角形(かくがた)封筒」です。これには、郵便番号の枠は入っていません。さらに、手紙などに使う細長い、郵便番号の枠が入った封筒が1種類です。これは、A4のチラシを3つに折って入れることができるサイズで「長形(なががた)3号」と呼ばれているサイズです。これは、略して「長3」と呼ばれているのですが、私はこれまでずっとこれは「ちょうさん」と呼ぶのだと思っていました。ですから、他の人にも「ちょうさんの封筒、あったっけ?」なんて言ってたこともあります。でも、調べてみたら、ほんとうは「ながさん」と呼ぶのが正しいことが分かって、ちょっとうろらえているところです。だって、「さん」というのは「3」の音読みですから、「長」も音読みで「ちょう」だと思うじゃないですか。つまり、これは「湯桶(ゆとう)読み」だったんですね。
 同様に、職場でもその「長3」の封筒も、しっかり印刷してもらっています。こちらは、顧客へのDMを送るときに使うのですが、郵便で発送する時には切手を貼ったりスタンプを押したりする手間を省くために(なんせ、1000通を超えますから)、前もって「料金別納郵便」と、「区内特別郵便」という2種類のスタンプも印刷してあります。
 それとは別に、そのようなスタンプが入っていない封筒も、それよりちょっと厚い紙質のものを別に買ってきて、そこに住所だけプリンターで印刷して使っています。こちらは、郵便番号枠が入ったものと、普通に手渡しで使う時のための枠なしのものを2種類、さらに、サイズも小さい「長4」(「ながよん」ですね)も同じように2種類、全部で4種類用意してあります。
 この4種類の封筒は、今まではすぐ近くにあった「赤井沢」という文具店で買っていました。ところが、そのお店がなくなってしまったのですよ。いや、お店自体はまだあるのですが、近くにあったその支店が閉店してしまったのです。ですから、それを見越して、封筒も大量に買い込んでおいたのですが、それがついに、一番頻繁に使う「長4枠なし」が、底を突いてしまったのです。
 まあ、文具店などは、例えば「オフィスベンダー」などは簡単に行けるのでそこで見てみると、このサイズで「枠なし」というのがないんですよね。それと、紙の厚さも、今使っている「100g」のはなくて、最も厚くても「80g」なんですよ。AMAZONでも調べましたが、やはりありませんでした。
 それが、いよいよなくなりそうになってきたので、もう一度、今度は封筒のメーカーまでちゃんと入れて検索したら、やっと見つかりました。
 これは「長3枠あり」ですが、「長4枠なし」もちゃんとありました。それは画像が小さかったので、こちらで代用です。価格も、赤井沢ではこの100枚パックが800円台でしたが、こちらは600円台と、お安くなってますしね。でも、これはAMAZON直ではなかったので、送料がなんと600円近くかかってしまうのですよ。ですから、どうせ使うものだと、300枚買ってしまいました。それでも送料は同じですから、赤井沢とトントンですね。
 まあ、赤井沢の長町にある本店に行ってもよかったんですけどね。
Aventure Number : 3634 date : 2022/9/21


今日の禁断 ケルヒャー


 きのうは、久しぶりのニューフィルでした。「久しぶり」というのは、先週の練習がお休みだったからです。その日は木管分奏だったのですが、正規メンバーが全員は揃わないので中止にしました。そういう時もあるんですよ。本番も近いのに、本人がいないところで練習したって何の意味もありませんからね(そういうことが理解できない人も、一部にはいますけど)。そして、今週は火曜日が施設の休館日なので、最初は今日の予定だったのですが、その後きのうがとれていたので、変則的に木曜日が練習日ということで、さらに2日、間が空いていたのですね。もちろん、今日の分の会場の予約はキャンセルしました。
 きのうは、今度の演奏会場との打ち合わせに行ってきたという担当者が、「ホールの対応がずいぶん変わっていた」と言ってました。これまでは、楽屋でも定員の半分しか入れなかったようですが、それはもう撤回されて、フルに使えるようになっていますし、もし何かあった時のために、チケットの裏に連絡先を書いてもらって回収していたのですが、それも必要なくなりそうなのです。つまり、コロナのための対応が、ほぼなくなった、ということなんですね。何か、私の認識とはあまりにもかけ離れていることなので、大丈夫かな、と思ってしまいますが、そのように決まってしまったのでは仕方がありませんね。私としては、まだまだ用心は必要なので、出来ることなら来ないでください、としか言えません。
 そんな演奏会が終わってからのことの準備も、着々と進んでいるようで、いつものことですが、CDやBDのジャケットのための画像を作ることになりました。チラシの画像をそのまま使うと余計な文字が入るので、それを消してほしい、というのですね。
 これがチラシです。
 そして、タイトルだけを残して、他の文字を全部消した画像です。いろんなテクニックを使っていますが、今回は結構手ごわかったですね。
 今日はお休みだったので、中山のイオンに買い物に行って駐車場から中山観音(仙台大観音)が見えたのですが、それがものすごく汚くなっていました。
 いつの間にこんなに汚れてしまったんでしょうね。昔は、こんな感じでしたよ。
 これは、実際に何年か前に誰かが撮った写真ですが、さっきのような私の腕をもってすれば、上の写真を加工してこのようにきれいにするのも可能です。でも、それは二次元の画像の世界ですから、三次元の観音様から汚れを消してきれいにするのは、とても大変なことになるのでしょうね。もはや全国的に有名になってしまった観音様ですから、早くきれいにしてほしいと思っていても、無理なんでしょうね。というか、これはただでさえブキミですから、それがゾンビみたいになってしまったら目も当てられません。壊すにしても費用はものすごいでしょうから、もう荒れるに任せるしかないのでしょうか。
Aventure Number : 3635 date : 2022/9/23


今日の禁断 クーポン


 この間支払われた地震保険金は、本棚やオーブンレンジなどを買ってもまだまだ残っていたので、新しい掃除機を買ってみることにしました。現在我が家で使っているのは、もう10年以上前に買った、あの、車の付いたポット式、というのでしょうか、長い電源コードが付いている昔からあるタイプの掃除機です。まあ、実際に家の掃除をするのは私なので、これはこれで使い慣れていて何の不満もないのですが、たまにしか使わない愚妻などは、こんな重たくて機動性も悪いのはあんまり使いたがりません。そして、ことあるごとに、「コードレスのを買ってよ」と言っていたので、まあこの際ですから、試しに買って使ってみるものいいかな、と思いました。
 愚妻は、なんだか、テレビでCMをやっている「マキタ」の製品がお気に入りのようだったので、それを買おうと思ってネットを調べたら、なんだか「紙パック付き」みたいなことが書いてあります。今使っているのは紙パックですが、最近ではそんなものは使わないのが主流になっているような気がしたので、せっかく買うのなら紙パックはいやだな、という気がしました。それよりも、やはりテレビやネットではなく、実物も見てみたかったので、近所の「ダイシン」に行ってみることにしました。あそこだったら、マキタの工具なども扱っていたはずですから、きっとその掃除機もあるでしょうし。
 でも、お店に行ってみると、ご存知のようにこのホームセンターは、アイリスオーヤマの傘下に入ってしまったようで、看板もこんな風に変わっていましたね。
 ですから、ここの家電売り場では、アイリスオーヤマの製品がずらりと展示されています。もちろん、掃除機もいろんな機種が揃っていましたね。予想通り、マキタの掃除機もありました。その実物を見てみると、確かに紙パックが付いていて、なんだかちゃちなんですよね。それに対してアイリスの方は、とてもスマートで、これだったら今までの掃除機ぐらいの働きをしてくれそうな気がしてきました。まあ、店員さんの対応も親切だったので、結局これを買ってきました。
 家に帰って、早速その辺を軽くこれで掃除してみると、サイクロンなので、透明なコップの中にどんどんゴミがたまっていくのがすぐ分かります。あまり使っていない部屋をざっと掃除してみたら、もうそこがゴミでいっぱいになってしまいましたよ。かなりの吸引力がありそうですね。いや、単に、あまり掃除をしてないので、それだけのゴミがたまっていただけのことかもしれませんけどね。
 ですから、そのゴミも、入れものがワンタッチで外れますから、そのまま中身を捨てれば、もうそれで終わりです。まあ、たまにはフィルターなども掃除する必要はありそうですが、これだったら今までよりずっと簡単ですね。
 あとは、柄のところにブラシがくっついていて、それをはずして使うと、静電気で埃を吸いつけるようになっています。それが汚れたら、この掃除機を立てて充電出来るようになっているスタンドの下にある穴に入れて、掃除機を回すと、そこでブラシに付いた埃が吸い取られて、またきれいになって使えるようになるみたいです。これも、あとで試してみることにしましょうね。
Aventure Number : 3636 date : 2022/9/25


今日の禁断 コオロギ


 きのうの夕方、ニューフィルの練習に行こうと、北根交差点から台原森林公園に向かって車を走らせていると、窓を閉めているのにもの凄い音で、虫の鳴き声が聴こえてきました。もうすっかり秋なんですね。それにしても、すっかり大都会となった仙台でも、ちょっと外れるとこんなに自然が残っているのですから、うれしいですね。
 もうだいぶ前のこと、正確には15年前になりますが、そんな自然豊かなところ、津和野に行ってきたことがありました。その頃入っていた合唱団が、津和野出身の安野光雅さんの歌詞に音楽を付けた合唱曲を東京のオペラシティで日本初演した後に、その安野さんの故郷にある安野光雅美術館でその曲を再演するために、合唱団員が大挙して押し寄せていたのです。
 その合唱団には私の妹も参加していました。もちろん、津和野にも一緒に行っています。その妹が、今は島根県にも住んでいるのですが、この間の連休の時に津和野に行ってきたと、写真を送ってきました。そこで、美術館のすぐ前にある津和野駅の駅舎がすっかり変わっていたのでびっくりしていました。
 以前の駅舎は、まだストリートビューで見ることが出来ました。
 2014年に撮影されていたようですね。
 これは、我々が行った時の写真、あまり覚えてはいませんが、小さな駅だったような記憶はあります。
 それが、妹の写真では、
 と
 このように、本当に見事に変わってしまっていましたね。SLは、実際にこの山口線を走っていたものなのでしょうね。ただ、調べてみると、
 確かにこのように駅の名前は付いていますが、もはや駅員はいない無人駅になってしまったのだそうです。ですから、この建物は駅舎ではなく、観光協会のようなところみたいですね。なんでも、今では1日の乗降客が200人を切っているんですって。
 さっきのストリートビューで街中を少し走ってみましたが、なんか、寂しくなっているような気がしましたね。それよりも、ここに来た時に、タクシーの運転手さんのお勧めで「わらじ屋」というお店に行ったら、そこの天丼が巨大なエビ天が乗っていて、とてもおいしかったのですが、もうそのお店はなくなっていたようですね。
 でも、記憶を頼りに走っていったら、あの時に泊まったペンションが見つかりました。朝、窓から見た後ろの山が、まさに安野さんの絵のようだったので感動したことを思い出しましたよ。これも2014年の写真ですが、まだ営業しているのでしょうか。
 これが、妹のお土産。懐かしい美術館の紙袋に入った来年のカレンダーです。
Aventure Number : 3637 date : 2022/9/28


今日の禁断 ギョーザ


 1週間前に、今度のニューフィルの定期演奏会のチラシから、一部のテキストを抜いた画像、というものをここにアップしていましたが、その後、この際だから、全部のテキストを取ってくれないか、というさらなるリクエストが寄せられましたので、それに応えて、やってしまいました。
 見事に、消えてますね。そうなると、この、見えてきた風景はどこなのだろうということになりますね。そこで、画像検索を行ってみたら、こんなのが見つかりました。
 なんか、イギリスの写真家の作品のようですね。チラシとは関係なさそうです。
 そんなわけで、いよいよ本番も近づいてきたのですが、もうすでに指揮者が来る前の団内の練習というのは、すべて終わってしまっています。あとは、今週末の指揮者練習、そして、その1週間後の本番と、すべて末廣さんが指揮をすることになるリハーサルと、本番になるわけです。
 ですから、きのうはちょっとイレギュラーな木管だけの練習が予定されていました。なかなか全員が集まれる機会がないので、さんざん調整をしてやっと見つけたのがきのう、そして、会場も空いていたのが水の森市民センターという、ニューフィルのチェロパートはいつも使っていますが、木管が使うのは初めての会場でした。
 まず、そこに行く前に、晩御飯を食べておこうと、近くにある幸楽苑に行ってみました。自宅の近くでもあるので、前はよく行っていたのですが、最近は前を通り過ぎるだけになっていました。そうしたら、テーブルにもカウンターにも、こんなモニターが付いていました。
 やはり、ここもタブレットで注文するようになったのだな、と思ったのですが、他のお店のように取り外して手元で入力できるようにはなっていなくて、しっかり固定されています。ですから、最初は、ただの宣伝用のPVを流す画面かと思ってしまいました。なんせ、店員さんは何も言ってくれませんでしたからね。
 でも、前はあったブザーもないようなので、やはりこれで注文するのだなと分かり、注文をしました。店内を見るとロボットも動いていましたから、きっとそれで運んでくれるのでしょう。
 ですから、そろそろだな、とカメラを構えて待っていたら、横からおばさんが注文したものを置いていきましたよ。一人分で少ないので、直接持ってきたのでしょうか。ハイブリッドなんですね。
 そして、食べ終わったら水の森に向かいます。ここの駐車場は正面に少しあるのですが、どうやらそこは一杯のようだったので、裏手の大駐車場に回ると、なんと、そこまでもほぼ満車状態でしたよ。こんな時間に、こんだけの人が集まるなんて、と思ったら、それはどうやらプール目当ての人たちの車だったようですね。
 このように、この市民センターには温水プールが併殺されているんですね。左の大きな建物です。我々が使うのはその奥にある方の建物です。私は、以前はポスターを置いてもらいにしょっちゅう来てましたから、受付まではよく知ってましたが、中に入ったのは初めてです。その会場の「会議室」というところには、テーブルやいすが並んでいましたが、一応アップライトピアノも置いてありましたね。
 ですから、机を寄せて、木管の3パート(ファゴットはあまり出番がないのでお休み)が並びます。ところが、音を出してみると天井が低くてものすごく響くので、自分の音も分からなくなってしまうほどでした。ちょっと、ここで管楽器の練習はもうやらない方がいいでしょうね。それでも何とか、音を聴きあったり、それぞれの吹き方をチェックしたりして、本番へ向けての調整は少しは出来たでしょうかね。ただ、木管以外の楽器のピッチがすこしいい加減だということはみんな感じていたようで、それへの柔軟な対応も確認です。
 終わって駐車場に向かうと、そこには我々の車しかありませんでした。プールはそんなに遅くまではやっていないのですね。
Aventure Number : 3638 date : 2022/9/30


今日の禁断 オドネル


 この間行われた「国葬」とかいうイベントは、生中継とかされていたようですが、私は全く見ることはありませんでした。その少し前に行われたイギリスでの「国葬」は、しっかり録画までして見ていたというのに。つまり、あちらは、そこで演奏されていた音楽に興味があったものですから。大体、こういう王室関係のイベントでは、音楽にもとても力が入っていますし、もちろん、会場の聖歌隊などは、指揮者も有名な方ですし、何枚もCDを出しているようなとてもハイレベルの団体ですから、おそらく音楽だけをまとめたライブ録音のCDなどもいずれは出るのではないでしょうかね。
 そういうものを見てしまったものですから、こんなまがい物の「国葬」などは、私の中では何の意味もありませんでしたから、テレビに近づくことすらしていませんでしたよ。
 でも、その後では、いくら見たくないと言ってもニュースやワイドショーで垂れ流されますから、これはもう強制的に見ることになってしまいます。これは、ある意味「暴力」。そこでの情報では、ここでもやはり音楽が使われてはいたそうですね。なんせ「国葬」ですから、オープニングは「国歌」だとされている「君が代」だったのでしょうかね。イギリスでも「God Save the King」が歌われていましたからね。これは、どうだったのかは、まだ私の知るところとはなっていませんが、クラシック音楽で使われたものは、曲名だけはネットで知ることが出来ました。これはもう、亡くなられた人を反映したような陳腐この上ない選曲でしたね。これも、イギリスのように生演奏がされたのか、録音されたものが流されたのかも、私には分かりません。そういえば、昭和天皇が亡くなられた時には、間髪を入れずにNHK交響楽団がブラームスの交響曲を演奏している映像がテレビで流されていましたね。そういうことは一切なかったというのも、今回の「国葬」のしょぼさでしょうね。
 クラシック以外でも使われていたものがあって、知り合いが「花は咲く」が演奏された、と言って、怒りをあらわにしていましたね。この曲は、11年前の東日本大震災の支援、ということで作られていたものですから、それがこんなところで使われるのには我慢できないのだそうです。確かに、なんという無神経で愚かなことをやったものだ、と、私でも思ってしまいますね。
 そんな無神経なものとして、静岡での水害をネタにしたフェイク画像が叩かれているようですね。こんなものがいけないというのなら、私が作った、文字を抜いたチラシなどもいけないことになってしまいますね。まあ、あんまり大っぴらにはしないようにした方が、安全かもしれません。全く思いがけないことで炎上してしまうというのがネットの怖さですからね。「しゃれ」が通じない世の中ですから。
 でも、こんなんだったら、誰でもフェイクだと分かるでしょうから、何の問題もないのでは。
Aventure Number : 3639 date : 2022/10/2


今日の禁断 グランドピアノ


 きのう、WOWOWで録画してあった「リカ 自称28歳の純愛モンスター」を見ていたら、その中で「人形の家」が聴こえてきました。
 オリジナルは1969年の弘田三枝子のヒット曲ですが、それをこの猟奇サスペンスにマッチしたとても尖がったアレンジで歌っていたんですね。全然知らないアーティストでしたけど。ただ、コード進行はオリジナルと全く同じで、今聴いてもとてもカッコいいんですよ。そこで、そのコードを取ってみたら、なんと「ナポリ」が入っているんですね。これを聴いていた頃はまだ「ナポリ」なんて知りませんでしたから、その響きだけを聴いてカッコいいと感じていたのでしょう。
 ついでなので、最近あまり使っていなかった楽譜ソフト操作のリハビリを兼ねて、この楽譜を作ってみることにしました。
 彼女が歌っているのと同じキーですから、実音はこの1オクターブ下でしょうね。イントロもオリジナルのを4小節付けました。そうしたら、そこですでに「ナポリ」が使われていたんですね。2小節目の「Ab」です。これはキーがGマイナーですから、Abメジャーが「ナポリ」になるんですよね。私が聴いてカッコいいと思っていたのは、17小節目の「愛されて」の部分です。作詞はなかにし礼、作編曲は川口真。
 この曲を知らない人もいるでしょうから、音源も作りました。この楽譜をクリックすると、聴くことができますよ。
 今回MuseScoreというソフトを使ってこれを作ったのですが、コードネームを付けるのは初めてのことでした。いや、最初はもう1段5線を用意して、そこに全音符でコードを打ち込んでいて、それでメロディとコードが一緒に聴けるようにしたのですが、それが終わってからコードネームを入れていったら、入れたときにしっかりその音が出るようになっていたんですよね。しかも、そちらの方がしっかり両手で弾いていて音域も広かったんですよ。ですから、音符で入れたコードは削除しました。こんなに便利になっていたなんて。
 さらに便利だったのは、作った楽譜とコードネームはもちろんPDFなどの画像に変換してエクスポートできるのですが、同時にその音源もエクスポートできるようになっているのですよ。大昔、MIDIを使って色々音源を作っていた時には、MIDIファイルを専用のプレーヤーで再生しないと音は聴けなかったのですが、今では直接WAVやMP3に変換できてしまうのですね。噂には聞いていましたが、ここまで進んでいたとは。ですから、さっきの音源も、もちろんそれで作ったものです。
 試しに、昔作ったMIDI音源をこのソフトで読み込んだら、しっかりMP3に変換できましたね。私のサイトには多くのMIDIが埋め込んであるのですが、作ったころは何もしないでも聴けたのに、最近のOSではもう対応できないようで、ダウンロードされたものを改めてMEDIA PLAYERなどで再生しなければいけないようになっています。ですから、それをMP3に変換すれば、また前と同じように直接サイトで聴くことができるようになりますね。サーバーはまだまだ余裕がありますから、物理的には可能です。でも、膨大な量ですから、生きているうちに全部できるかどうか。
Aventure Number : 3640 date : 2022/10/5

22/10/7-22/11/20