3641(22/10/7)-3660(22/11/20)

今日の禁断 グランシップ


 ニューフィルにはいろいろな職業の人がいます。その中で多いのは、なんと言っても学校の先生でしょうかね。吹奏楽部の指導をしてる、なんて人もいたりしますね。その次に多いのがお医者さんでしょうか。あと、まあ、平凡なところでは公務員さんでしょうか。でも、中にはもっと華やかな職業の方もいましたね。音楽事務所勤務、などという人もいましたし、マスコミ関係者もいますね。新聞社の記者さんとか。そして、仕事をリタイアした年金生活者、とか。ですから、年齢も10代から70代まで幅広くなってますね。
 その記者さんが、なんでもニューフィルのことを記事にしたいので、写真を使わせてくれないか、と、私に聞いてきました。一応私は広報係なので、そういう窓口だと思われたのでしょう。ですから、そんな記事でニューフィルのファンが増えるのは喜ばしいので、自由に使ってくださいと言っておきました。
 新聞社なので、当然新聞に掲載されるのだと思って、もし記事が出ても、それは取っていないからコンビニあたりで買うしかないかな、とか考えていたら、今日になって、Facebookで「ニューフィルの記事が出てますよ」という書き込みを見つけました。そのリンクをたどっていったら、それは間違いなくその記者さんが書いた記事でした。ネット記事だったんですね。なんでも、ペーパーでは出さないんですって。確かに、今だったらネットの方がずっと見ている人は多いでしょうからね。
 その記事は、こちらです。とても面白い記事なので、ぜひお読みください。中で書かれているのは、ほぼ真実ですが、多少誇張されているところもあるかもしれませんね。私が関係していることも取り上げられていました。震災の時に会場を提供した、というのと、本文にはありませんが、写真があって「かいほうげん」が紹介されていましたね。そこでは「月1度のペースで配布」などと書かれていましたが、それほど短期間で出しているわけではありませんからね。最近では2ヶ月に1回などということもありますし。
 これを読まれて、なかなか手ごたえのあるオーケストラだな、と思われた、特にヴァイオリン奏者の方は、ニューフィルの公式サイトにはメールフォームもありますから、ぜひご連絡を。
 いずれにしても、この記事はいずれはネットからはなくなってしまうはずですから、とりあえずデータをダウンロードして次の「かいほうげん」にしっかり記録として残しておこうと、準備をしておきました。
 そんなことがあったのがきのうのことだったのですが、今日になったら、先月アマオケの全国大会に行ってきた人にお願いしていたレポートの原稿が届きました。それが、とても気合が入っていて、文章だけで7ページ分もありましたし、写真が20枚以上添付されていました。なんたって、参加者が300人ですから。
 となると、これを「かいほうげん」のスペックに直すと優に10ページにはなってしまいますよ。そうなると、次の「かいほうげん」これも含めて演奏会が終わってから出そうと思っていたのですが、間違いなく16ページは超えてしまいます。演奏会関係の記事が最低でも5ページは入りますからね。
 そこで、急遽、これを来週の演奏会の前日練習の時に発行してしまおうと、予定を立ててみました。さっきのネット記事とを合わせて、その他に通常の記事を加えれば楽々16ページは出来上がります。あとは、私の作業時間の確保だけですね。
 図らずも、「月1度のペース」になってしまいそうです。
Aventure Number : 3641 date : 2022/10/7


今日の禁断 ロース


 前回の禁断で、ニューフィルのネット記事へのリンクを張ったのですが、その設定が間違っていたので、訂正してあります。今はしっかり記事にリンクされているはずです。そのリンクミスは、今日の指揮者練習の時に一緒にお昼ご飯を食べている人から指摘されました。帰ってきて調べてみたら、URLの前に#が入っていましたね。つまらないミスでした。
 昨日と今日の指揮者練習のあとは、もう来週の本番の前日まで練習はありません。ですから、きのうは徹底的に問題のある所を丁寧に直して、今日はまずはそれぞれの曲を全曲通す、という予定になっていました。ただ、最初は、それは私が乗っているブルックナーだけだと思っていたのですが、ヒンデミットでもやることが決まっていたのですね。それは、おそらく昨日の時点でそういう指示があったのでしょう。
 そんなことも知らずに、今日の朝早くに、ヒンデミットの1番担当の人から、ご家族の事情で参加できなくなったとの連絡が入っていたので、私がその時間に合わせて予定より早めに会場に行くことになりました。きのうは車で行ける会場だったのですが、今日は別のところ、仙台市のど真ん中にあるところですから、同じ日に何とかというダンスの大会がその界隈で開かれることになっているので、ちょっと駐車場に置くのは難しいと思って、地下鉄で行くことにしました。なんせ、私は、地下鉄や市バスにはほぼタダで乗れるパスを持っているので、たまにはそれを使わないと。
 ところが、駅の改札でそのカードをかざすと、モニターが真っ赤な画面になって、「このカードは使えません」などという文字が現れてしまいました。他の改札機を使っても同じことです。一応、「駅の窓口にご連絡ください」とも書いてあったので、そこに行ってみました。そこでは、そのカードをリーダーで読み取って何やら操作をしていますが、結局あまりに長い間使っていなかったので、このようになってしまったのだそうです。でも、それはその操作で元に戻ったということなのだそうです。たしかに、それは改札で使えるようになってましたし、残金も間違いない金額が表示されていましたね。
 でも、そんな長い間使っていなかったような気はしなかったんですけどね。というか、こういうものにそんなことが必要なのでしょうか。気になったので、市のサイトで調べてみたら、明確な回答がありました。「不正利用を防ぐために、6ヶ月使用しないとロックがかかる」のだそうです。確かに、私の場合も、1年までは行きませんが、半年くらいは使っていなかったような気はします。でも、そもそも駅の窓口でそのロックは簡単に解除できるのですから、どういう「不正利用」を想定しているのでしょうね。
 そんなことはどうでもいいのですが、とにかく私はヒンデミットの1番を代わりに吹くためにやってきました。ですから、末廣さんが何も言わずに最初から練習を始めた時には、まさかそれも全曲通しだったなんて、全然知りませんでした。ということは、本番モードで代わりに吹かなければいけないのですね。途中でそのことに気が付いて、ちょっと怖くなりましたよ。いやあ、緊張しましたね。
 その後のブルックナーも、2番は居なくなってしまったので、私一人になってしまい、やはり緊張しましたね。というか、もう終わりごろには緊張の糸が切れて、ありえないようなミスを犯してしまいましたね。末廣さんがそこを歌ってくれたので、何とか戻れましたが、焦りました。
 これはきのうの会場、パトナシアターですね。今日はエルパークでした。さっきのお昼ご飯は、地下まで行って出来立てのカツ丼を買ってきて食べました。
Aventure Number : 3642 date : 2022/10/9


今日の禁断 エクセル


 きのうの夕焼けはすごかったですね。ちょうど家に帰る途中で、車の中から見えた空は、もうこの世のものとも思えないスペクタクルなものになっていました。すぐにでも写真を撮りたかったのですが、あいにく運転中、信号もないのでしばらく走っていると、もう見る間に日が落ちてきて最初のインパクトがなくなってきました。やっと信号で停まったので撮ったのが、これです。ギリギリ、すごさが残ってました。
 懸案だった新しい「かいほうげん」の制作も、おとといのお休みの日に集中して編集作業を行って、ほぼ完成していました。きのうは、それを最終的なフォーマットに収めるという作業、それで、もう完パケが出来てしまいましたよ。あまりにも順調に終わってしまったので、逆にあっけにとられているところです。つまり、いつもだと私が書いた原稿が作っているうちにどんどん直したいところが出てきて、なかなか最終的な形にはならなくて、そこで手間取ってしまうのですよね。それに比べて今回は、原稿はすべてもう完成されているものですから、あとはもうそれを並べ替えたりするだけで出来てしまいます。そのあたりのルーティンはもうすっかり出来上がっているので、そこに当てはめるだけという、いわば単純作業ですから、作業もはかどるんですよね。
 JAOの方は、写真がたくさん入っているのですが、前もってそのレイアウトが送られてきて、そこで写真のファイルと同じ番号が指定されているので、簡単に当てはめることができます。
 それで、きっちり10ページに収めることが出来ました。
 もう一つの新聞記事の方は、テキストと写真をそのまま取り込んで並べるだけですから、こちらもすぐに出来てしまいました。ですから、明日には印刷ができますので、余裕で金曜日の練習には間に合います。長いこと作ってきましたが、こんなに簡単に出来上がったのは初めてです。
 この仕事を終わらせたら、少しみっちりと個人練習をやらなければいけません。どうやら、私は降り番だったヒンデミットも、本番では私が吹かなければいけないようになったようなので、その練習です。指揮者練習では何回か同じことをやらされたのですが、その時はかなりいい加減でした。それを、本番モードにまで持って行かなければいけません。
 考えてみたら、うちのパートで本番直前にメンバーが替わることは、初めてのはずです。
Aventure Number : 3643 date : 2022/10/12


今日の禁断 リコー


 きのうは、予定通り「かいほうげん」の印刷を行いました。まず、印刷を始める前にもう一度見直してみたら、やはり直したいところがありましたから、さらに満足のいくものに仕上がったはずです。あくまで、私の主観ですけどね。そして、いよいよ新しい複合機を使っての印刷が始まります。
 なんせ、10年以上使った機械を新しいものに交換したのですから、その間の技術の進歩は確実に表れていました。それが端的に分かるのが、印刷速度です。前のものは、「かいほうげん」のサイズ、A3の用紙に表裏4ページ分を印刷して、16ページのものを100部作るのですから、両面印刷を400回行うことになって、その時間が1時間40分ほどかかっていました。ただ、印刷するそばから製本作業を行っていたのですが、それが、4枚印刷するのと1部製本するのがほぼ同じだったのですよ。ですから、印刷が完了すると同時に、全部の製本が終わっていました。
 新しい機種でも、最初の2、3部は、印刷されたものをそのまま製本できたのですが、それをやっていると、もう目に見えて印刷されたものがたまっていきます。明らかに印刷のスピードが製本のスピードを上回っていることが分かってきました。そうなるともう製本を全部することは出来ませんから、その前半の工程、出てきた紙を半分に折って、それを4枚重ねる、という作業までしかできません。それでも、まだまだ紙はたまる一方でした。なんだか、「魔法使いの弟子」状態です。
 そして、とうとう印刷が終わりました。それは、始めてからちょうど1時間後でした。そして、残ったものをホチキス止めまでして製本が終わったのが、その40分後でした。つまり、機械が変わっても、印刷の全行程の時間は全く変わってはいなかったことになりますね。要するに、製本作業が「律速」だったのですよ。
 ただ、その製本作業の時間を短縮することは出来ないわけではありません。今は紙を1枚ずつ折って、それを挟んでいるのですが、それを4枚まとめて折れば、大幅に工程が少なくなります。
 ただ、それも一度やってみたのですが、明らかに仕上がりが雑になってしまうので、あきらめました。でも、もしかしたら、今だったら私の技術も向上しているので、このやり方で同じ品質のものが出来るかもしれません。次回はそれに挑戦してみましょうかね。
 そんな風に、きのうのうちに仕事を済ませておいたので、今日はみっちり練習をすることが出来ました。それでも、今日の前日練習では、ヒンデミットに関してはまだまだ満足のいく出来ではありませんでしたね。練習の時に決めておいたブレスが、指揮者の前では続かないことがあったりするのですね。それが明日までに改良されているかどうか、まあ、気持ちの問題なんですけどね。
 ブルックナーの方は、もうルーティンで演奏できるようにはなっていましたが、相変わらずアンサンブルのピッチが決まりません。これも、ポイントは分ってきたので、本番までには少しは改良されることを期待です。ただ、またまた思いもかけないところで、拍を数え間違えて見事に落ちてしまいましたよ。まあ、私はそんなこともあるさ、と、もはや終わったころにはそれはすっかり忘れていたのですが、おせっかいな人が「もう、失敗したことは忘れましょう」などと言ってくれたものですから、しっかり思い出してしまったじゃないですか。そういう気づかいは迷惑なんですけど。
 明日の本番は、県民会館で午後6時半からです。当日券もありますから、そんな私のフルートでもよかったら、ぜひ聴きに来てください。本番では弦楽器のパートが、化けるような気がしますから。
Aventure Number : 3644 date : 2022/10/14


今日の禁断 アカゲ


 きのうのニューフィルの定期演奏会、まずはつつがなく終了しました。今日はそれを受けて、公式サイトと公式Facebookを更新し、写真もアップしてあります(末廣さんは全ての写真に「いいね!」をくださいました)。そして、今日の夜にはトランペットのWさんからBDとCDのパッケージが届きました。
 このレーベルの画像は、私がチラシから文字を取り除いてバックの風景だけにしたものです。
 何しろ、急遽全乗りということになったので、前半のステージは私が写真を撮るつもりでいたのに、それが出来なくなってしまいました。ですから、代わりに誰か降り番の人にお願いしなければいかなくなりました。まず木管はほぼ全員が乗り番、もちろん私のように代吹きなどもいますから誰もいませんし、打楽器も全員乗ってます。そうなると金管しかいなくなるので、まずはトロンボーンのKさんにお願いしてみました。しかし、なんか「あまり写真撮ったことないんで」と乗り気ではありません。でも、「デジカメですから」と言ったら、何とか引き受けてもらえました。後半のステージはもうクラリネットのIさんに快諾していただいていますから、これで写真撮影はOKです。
 残る仕事は、ハイレゾ録音です。このホールでは何度もやっているのですが、いつもだとそのまま使えるようにライン出力のケーブルがすでに用意されていました。しかし、きのうはそれがありませんでした。ただ、出力パネルを見てみると、「10/15LINE」と書かれたテープが貼ってある端子があって、そこには何も差し込まれていませんから、これからここにケーブルを取り付けてくれるのでしょう。ただ、いつまで経っても何もなかったので、係員に聞いてみると、「音響担当」という人がやってきて、そこで、ケーブルをつないでくれました。ただ、その時点では全く信号が来てなかったので、まだマイクのミキシングが終わっていないのでしょう。
 と思ったら、「音響担当」はホールの中を見渡して、「まだ三点釣りがセットされてません」ですって。この期に及んで、まだ録音用のメインマイクがセットされていなかったのですよ。ありえません。
 なんと、早々とスタンバっている末廣さんの前でマイクのセッティングですよ。
 それからミキサーの操作(タブレットで出来るんですね)を行って、まずは問題なくマイクからの入力が入るようになりました。念のため、LとRのチェックもやってくれました。ですから、そこでレベルを固定しておいてほしいとお願いをしておきました。いつだったか、別の会場で前日に本番の前にレベルを設定しておいたら、本番のレベルが変わっていたという苦い経験がありますからね。
 そのあと、ちょっとステマネが操作する部分がケーブルで邪魔になっているというので、一部分テープでケーブルをとめてくれました。そうしたら、その後、Lのレベルがなくなってしまったのですよ。調べたらどうもケーブル内が断線しているようなので、別のケーブルに交換してもらいました。それで、ひとまずセットは完了。レコーダーを回したら、もうチューニングが始まっていました。
 休憩時間に1回それを止めて、あとは残りのGPを終わらせてさっきの録音をモニターしようとレコーダーのところに行ったら、「音響担当」が、「レコーダーの入力がオーバーしていたようなので、元のレベルを下げました」と言いに来たのです。やってくれたな、と思いましたね。でも、「これでは絶対に音がひずんでしまうので」というのですね。私はモニター録音の前に大体いつもの始まる前のステージの音に合わせてレベルを設定しておけば、そんなに変更することはないというのは経験上分かっているのですが、まあ「音響担当」がそういうなら、それで本番も録るしかありません。もうGPは終わってしまってますからもはやテストはできませんからね。
 ところが、家に帰って本番の録音を聴いてみると、レベルがあまりに低すぎます。ハイレゾとしては全くこれでは使い物になりません。ですから、その、途中でレベルを変えたというモニターの音源を聴いてみると、全然オーバーゲインではなく、ほぼ理想的なレベルになっていましたよ。途中で「音響担当」がいじったところがはっきりわかりますが、そこでどうやら10dBぐらい下げてしまったようですね。いったい、この人はレコーダーのレベルの見方も分からないのでしょうか。とんでもない「音響担当」ですね。
 ですから、今回はハイレゾ・トラックのアップは出来ません。ご了承ください。
 本番の演奏の方はもう波乱万丈で、思い出したくないことも多々ありました。そんな中で、危うく落ちそうになったところを救ってくれた2番のMさんには感謝です。他のフルートのメンバーも、最良の決断を下してくれたSさん、今回はお休みだったのにわざわざ差し入れまでして下さったTさん、そして、エキストラなのに、パート練習にまで付き合ってくれて、細かい助言をくださったオーボエのSさんにも感謝です。
 それから、先ほどのトロンボーンのKさんは、いざ撮影を始めると、「フラッシュないのすか?」とか、俄然乗り気になって素敵な写真を撮りまくってくださったのには感謝です。もう一人のIさんも、ユニークなアングルでのショット、ありがとうございました。
 もちろん、拙い私に大役を任せてくださったニューフィルの全てのメンバー、そして末廣さんにも、感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。
Aventure Number : 3645 date : 2022/10/16


今日の禁断 ヒタチ


 いま、我が家のマンションは大規模修繕の真っ最中。
 始まったのは7月ですが、今ではこんな風に足場とシートで全面が覆われています。これが11月まで続くというのですから、ちょっと憂鬱になります。というか、これまでもかなり色々煩雑なことがありました。
 一番の問題は、ベランダに置いてある物を、すべてどけなければいけない、ということでした。そこにはプランターがたくさんありましたし、ストーブ用の灯油タンクやポンプが置いてありましたからね。さいわい、我が家はルーフバルコニーも反対側についているので、それらは全部そちらに移動するように考えていました。というか、工事の説明会があった時にそのことを話したら、ベランダとルーフバルコニーは工事の時期が違うので大丈夫だ、ということでしたから。
 ところが、先にやるはずのルーフバルコニーの工事が少し遅れてしまって、もうベランダの工事が始まるころになってもそこに移動させることができませんでした。現場監督さんに話をしてみると、それは個別に工事をずらすように考えているので、改めてご案内します。ということでした。
 ところが、その「ご案内」が来たのが、ベランダ工事が始まる2日ぐらい前だったのです。もう、焦って移動しましたよ。ルーフバルコニーにはもちろん屋根はありません。プランターは別に濡れても構いませんが、石油タンクなどはそのまま置くわけにはいかないので、職場からブルーシートを借りてきて、雨除けをしておきましたよ。その時の疲労が、この間の演奏会の時まで残っていたようで、あの時は演奏自体は疲労感は全くありませんでしたが、楽器+タキシード+靴という重たい荷物を抱えたら、足が痛くなってしまいました。
 ベランダの工事が始まると、ペンキを塗るのでサッシにまでマスキングのシートを張り付けてしまって、窓が全然開けられなくなりました。もちろん、外も見えません。それが1週間ぐらい続いたのは辛かったですね。でも、それが外されたので外を見たら、きれいにペンキが塗られていたので、気持ちよくなりました。まだ床の工事は残っていますが。
 あとは、開放廊下なども、グレー系の落ち着いた塗装がなされて、なかなかきれいになってきています。エレベーターもかごを入れ替えて、2台のうちの1台は稼働を始めています。「7階です」なんて声が聴こえてくるので、まるでホテルのよう。まあ、新築同然、とはいきませんが、少しは住み心地が良くなってくれることでしょう。
Aventure Number : 3646 date : 2022/10/19


今日の禁断 コダーイ


 この間本番をやったばかりなので、今週はニューフィルの練習はありませんでした。その代わりに、本番の前に予定していたパート内のローテーションを決める会議をやったりしていました。やっぱり、自分のパートは演奏会が終わった時点で決まっていないことには、次に備えての練習に差しさわりがありますから、何とか本番前にやっておきたかったのですが、今回はあまりにゴタゴタしていたので無理だったんですね。こんなことは初めてです。
 ただ、結局メンバー全員が集まれる日は1日しかなかったので、もうその日にやるしかありません。おとといの夜、場所は青年文化センターの地下です。そこには練習室とかがあるのですが、そこを借りるわけではなく、ロビーに机といすがあるので、そこでやろうということになりました。駐車場もありますし、地下鉄のそばですから、交通の便もクリアですし。
 一応、7時半から始めようね、ということだったので、私は少し早めに着くように家を出て、その駐車場に向かうと、なんと満車でした。一応、その日はホールでのイベントはないことを確認していたのですが、それ以外に何かあったのでしょうか。ただ、待っている車はなかったので、そのうちだれかが出てくるだろうとゲートの前で待っていました。その時点で7時15分ぐらいだったので、10分待って空かなければ別の駐車場に行こうとも思っていました。
 そうしたら、まさに10分後に、1台出てきましたよ。何とか、これで間に合いました。確かに、駐車場の中は一杯で、入り口に一番近いところしか空いてませんでしたね。一応1階に行ってホールの前を見てみたのですが、どちらも何もやっていないようでしたから、これは練習場に来た人の車だったのかもしれませんね。なんか、ブラス関係者のような人がいましたから。
 パート会議の結果、私は希望通りのパートに決まりました。「くじゃく」の1番です。この曲は、本当は以前の演奏会で演奏していたはずだったのですが、それがコロナで中止になり、その1年後に同じ指揮者、同じ曲目でリベンジした時にも中止になってしまったという、因縁のあるものです。他の曲はもうやりませんが、なぜか「くじゃく」だけが今回も候補曲に上がっていて、それが決まってしまっていたのですね。
 ただ、前回は私はピッコロのパートを吹いていました。ですから、今回も同じパートを吹けばもう楽勝だったのでしょうが、やはり、もう丸1年練習したものを、これからさらに半年練習するのは嫌ですから、まっさらな別のパートをやりたかったんですね。
 というより、実はもっと深刻な理由もありました。先週の演奏会では、本番間際に出られなくなった人が出てきて、代わりに私が吹く、という恐ろしいことが起きてしまったのですが、まあ、私はそのパートを練習する機会はありましたから、それほど困ることはありませんでした。ただ、今回のプログラムで、もし私が出られなくなるような事態が起きたとしたら、私がピッコロのパートを吹いていた場合、他の人がすぐに代わりに吹けるかどうかは、ちょっと分かりません。この曲の場合、他のパートとのアンサンブルがとても大変なので、いきなり吹かされても無理なんですよね。ですから、今回はあえて他の人にピッコロを任せておけば、私がいなくても大丈夫になりますからね。私が吹いていた1番のパートも、前回は別の人が吹いてしっかり本番モードになっていましたから、すぐに代わることができますし。
 つまり、いまや日本中で、行動制限は撤廃されたわ、お祭りは再開されたわ、外国人は自由に入ってこれるようになったわと、まるでコロナが終息したかのようなはしゃぎようですが、現実にはまだまだ感染者はものすごい数のままなんですよ。ですから、このぐらいのことをやっておかないと、メンバーが足らないために演奏会が開けなくなってしまう、という事態だってあり得ますからね。現実に「第8波」なんて行っている人もいるのですから、そんなに浮かれてどうするの、と、マジで心配していますよ。
Aventure Number : 3647 date : 2022/10/21


今日の禁断 アクセス


 先週のニューフィルの定期演奏会では、私はヒンデミットのプログラムノーツを書いていました。その内容は、以前こちらでご紹介させていただきました。実際に当日のプログラムに載ったものは、これにさらに手を入れたものになっていますが、大筋は同じです。もう1曲のブルックナーに関しても、こちらは別の人が書いたのですが、それにちょこっと私なりに手を入れさせていただいたものが、やはり決定稿となっています。そちらの方もぜひ読んでいただきたいのですが、いずれこのプログラムを丸ごと公式サイトから見られるようにしようと思っているので、それまでお待ちください。要は、印刷屋さんからそういう印刷物のゲラがPDFになって私のところに届くようになっているので、それをそのまま公開するのもいいかな、と思っているところです。まあ、一応各方面の了解を取ってから、ですけどね。
 さっきのヒンデミットの解説をお読みになると、「ぜひ2人のフルート奏者にご注目ください。」というフレーズが目に入るはずです。もちろん、これは私を含めないほかの2人、ということで、まあ当人たちが本番前にこれを読んだらどうかな、といういたずらだったのですけどね。ところが、ご存知のように本番直前になって私本人がその「2人」のうちの一人になってしまいました。結果的に、私はものすごく恥ずかしいことをやってしまった、ということになるのですね。いや、ほんとに、私を知っている人がこれを読んでそれを私が吹いているところを見たら、なんと高慢な奴だろう、と思ってしまうでしょうね。これはあくまで手違い、もう少し早く分かっていれば、書き直していましたね。いや、たぶんタイミング的にはギリギリで直すことも出来たはずですが、あの時はとてもそこまでは思いつきませんでした。ああ、恥ずかしい。
 その定期演奏会が終わって1週間、これも私の仕事、指揮者練習から本番までの間に撮った写真をアップし終わったところです。いつものように、写真を集めたフォルダーをまずサーバーに送っておいて、それをエクスプローラで写真を最大サイズにして開いて、そこからサムネイルが並んだ画像を作り、それを前から使っているテンプレートにはめ込めば作業は完了する、という単純なやり方です。見る人がそのサムネイルをクリックすると、その写真の現物が開く、という仕掛けですね。
 そして、そのページにカウンターを付ければ完成です。それが終わったのが今日のお昼過ぎです、その時点で公式掲示板にアップしたことを書き込みました。さっき見てみたら、もうカウンターが「12」になっていましたよ。掲示板を定期的にチェックしている人がたくさんいるみたいですね。というか、掲示板にもカウンターが付いているのですが、6月にスタートしたものが、もう3000を超えていますよ。すごいですね。
 あとは、録音データのアップですね。今回の会場のスタッフのミスで、ハイレゾのデータを公開することができませんでしたが、CD用のレコーダーではそんなへマはしていなかったようですから、それをmp3にしていつものように「歴史」のページからリンクさせる、ということも、来週中には完了させたいですね。
Aventure Number : 3648 date : 2022/10/23


今日の禁断 イート


 昨日から、ニューフィルの新しい演奏会へ向けての練習が始まりました。ただ、いつものことで、最初の日にはまずメイン・プログラムを全曲通した後に、演奏会の反省会(懇談会)を行うというのが恒例になっていました。そこで、私は今回はメインのシューベルトの8番(いわゆる「グレイト」)は降り番なので、その練習には参加することはありません。
 それでも、普通に練習時間開始に間に合うように、お隣のホールの地下の駐車場に車を置いて、すぐそこにあるパフォーマンス広場のトイレに行って、歯磨きなどを行います。そこをのぞいたら、すでにニューフィルのメンバーが3人、音を出していましたね。
 そして、いつも通りに練習会場へ向かいます。メインを吹くメンバーはギリギリにならないと会場に着かないことが分かっているので、まずはいつも通りの時間に会場に行って、椅子並べとか、アクリルのパーティションの設置などを行います。これは、もともとは金管や打楽器の大きな音から耳を守るシールドだったですが、今ではコロナ感染防止の重要なアイテムとして使っています。それ以外にも、かつては弦楽器奏者間の距離を取るために、譜面台を一人1本ずつ使うということを行っていましたが、今ではごく普通の距離に戻り、譜面台も2人で1本という従来のやり方に戻っています。これは、さる指揮者が「1人1本ではアンサンブルが出来ない」ということをおっしゃったので、それに素直に従ったまでのことで、何の科学的な裏付けもありません。でも、フルートは管楽器では唯一、息が直接前に出てくる楽器ですから、コロナが完全に終息するまではこのパーティションを止めるつもりは毛頭ありませんからね。
 そこまでやったら、あとはもう合奏が終わるまでは用事がないので、さっきのパフォーマンス広場に行って、個人練習です。もちろん、さっきの3人はもうそこにはいません。しばらくすると、ヴィオラの人がやってきました。その人もここで練習してから行くのかと思ったら、そのまま広場を横切って外に出てしまいました。そうなんです。ここは駐車場から練習会場に行くのには一番の近道なんですね。私も、これからはここを通って行くことにしましょうか。ただ、ここは9時半には閉まってしまうので、帰りに通るわけにはいきませんね。
 それから、「くじゃく」の1番を小一時間さらったら、さすがに疲れてしまいました。いやあ、これは、ソロはもちろん大変ですが、それ以外にももっと大変なところが山ほどありますね。来週はそれをやらなければいけませんから、それまでにはきちんと仕上げておかないと。
 そして、また会場に戻って、「グレイト」の最後を聴きます。どうやら、最初からきっちり通して演奏出来ていたようですね。それにしても、最後の楽章のくどいこと、以前全曲を吹いたことがありましたが、その時ももう吹いていて辛くなってしまったことを思い出しましたよ。
 そして、懇談会です。これは、「かいほうげん」に載せるために撮ったパノラマ写真。部屋の両端で色が違っているのはなぜでしょう。最初はパートリーダーが好き勝手なこと(私も)を述べる、という時間でしたが、なかなか辛辣な意見(私も含めて)が出されていましたね。それが終わってフリートークの時間になったら、「今回はポスターなどは貼ったのでしょうか」という質問がありました。最近の広報の実情は、あまり浸透していなかったようですね。団長でさえ「市民センターには配ってなかったんですか?」なんて言っているのですから、ちょっとショックでしたね。そもそもチラシは団員配布分しか印刷していなかったことを知っているはずなのに。そこで、次からはしっかり市民センターなどへのチラシとポスターの配布を再開しましょう、という流れになりました。まあ、そうなるのが自然のことでしょうね。もう、世の中ではコロナは終わったことになってますから。
Aventure Number : 3649 date : 2022/10/26


今日の禁断 グラフ


 去年も今ごろ書いてましたが、今年もJAFの交差点での車の停止義務が遂行されている頻度を県ごとに調べたランキングが発表されました。これが、去年の結果でしたね。
 その前の年には最下位だった宮城県が、なんと第4位に躍り出たという、画期的な年でした。その時は3位の山梨県とは僅差でしたから、今年はさらに上位を目指せるのではないか、と期待していました。ところが、
 今年は21位ですって。まあ、実際のパーセンテージはそれほど変わっていないのですが、他の県の数値が大幅に上がったために、順位が下がった、ということのようですね。特に、東北6県の中では、去年は1位だったのが最下位になってしまっています。油断しましたね。
 確か、去年は、4位になったということでニュースでも紹介されていたはずでした。でも、今年は私が見た限り、テレビや新聞のニュースで取り上げられることはなかったような気がします。まあ、わざわざこんな恥ずかしいことを広めてもしょうがないと思われたのでしょうね。本当は、「来年は頑張ろう」とでも言ってほしかったものです。
 ただ、実際に運転していると、間違いなく横断歩道で歩行者が渡ろうとしている時には止まる車は増えているように感じます。というか、止まらないと違反切符を切られるということがもっと浸透してくれば、もっと増えるのではないでしょうかね。なかなか、目に見える圧力がない限り、人は動かないものですから。
 それにしても、去年も書いてましたが、自転車の走り方があまりにでたらめなのには、本当にがっかりします。左折の時なんか、赤信号でも平気で走っていきますからね。ですから、私は横断歩道で自転車に乗っているまま渡ろうとしている人には絶対に譲らないことにしています。渡ろうと思うのなら、きちんと自転車を降りてくださいよ。「歩道」というのは、あくまで歩行者だけが歩ける場所なんですからね。いや、実際は、広い歩道などは自転車で走ってもよい所もあります。でもそれは、あくまで「走ってよい」というだけのことなので、歩行者の間をすり抜けて高速で走るようなことは、本当は違反行為なんですよね。もちろん、横断歩道も、専用のレーンを走らなければいけません。そういうレーンは信号のある所にしかありませんから、信号のない横断歩道を自転車に乗って渡ることは許されないのです。つまり、私がそういう人のために止まらないのは、その人が違反行為をしないような「親切心」からなのですよ。絶対にその人にはわからないでしょうけどね。
Aventure Number : 3650 date : 2022/10/28


今日の禁断 エビフライ


 我が家の週末のパン屋さん巡りでは、そのコース内に「シャトレーゼ」も入っています。ちょっとしたスイーツとかアイスを買うんですね。私は、もっぱらここの看板商品、あずきバーを買っていました。
 これが、とてもあっさりしていておいしいんですよね。毎日食べても飽きません。
 でも、さすがにほとんど冬のような陽気になってきては、なかなか食べようとは思わなくなってきたので、最近はしばらくこの中山のお店には行ってませんでした。
 今日になって、このお店のずっと先にあるビバホームに行こうと思って、このお店の前を通る道を走っていると、その手前で、かつては回転ずし屋さんだったところが空き家になって、そこを改装しているところがありました。そこが、新しいお店になっていたんですね。ですから、シャトレーゼに車を置いて、そこまで歩いて行って、見てみることにしました。
 建物はそのまま使っていたようですね。そこが、今度はとんかつ屋さんになっていました。先週オープンしたばかりのようで、駐車場は満車でしたね。入り口の近くでは、中に入りきれないで立って待っている人もいました。
 ショーウィンドウにはサンプルが並んでいますが、そこの写真を撮ったら、後ろの玄関わきに座っている老夫婦の姿が写りこんでしまいました。
 ロースかつがこの値段ですが、かなり厚そうですから、まずはリーズナブルなところですね。
 お昼をちょっとすぎたぐらいの時間だったのですが、発券機では、その時に待っていたのが26組ですって。大繁盛ですね。もちろん、私は冷やかしに来ただけですから中には入りませんでした。一応、私もとんかつ屋であれば気になりますから、今度は空いた時間に来てさっきのロース定食でも食べてみることにしましょう。
 このあたりでとんかつ屋といえば「櫻家」ですが、最近このお店はなんだか元気がないようです。夕方通っても空いてない時がおおいんですね。でも、こちらはしっかり定休日と営業時間がネットにありましたから、もしかしたらあさっての練習前に寄っていけるかもしれませんね。
 その練習では、私にとっては初めてとなる「くじゃく」の1番のパートが待ってます。これまではピッコロだったのですが、今回は新鮮な気持ちで入れ替えに挑戦です。ピッコロの時は1番の大ソロのあとにそれを引き継ぐところが、なかなかうまくいきませんでした。今回は立場が逆になって引き継いでもらう方になりますから、どうなることでしょう。まあ、おなかをいっぱいにしていって、ベストなコンディションで吹きたいものです。
Aventure Number : 3651 date : 2022/10/30


今日の禁断 ロボット


 昨日は練習日だったので、前回のとんかつ屋さんで晩御飯を食べてから行こうと思いました。営業時間を調べてみると、夜の部が5時からということでした。ですから、開店直後ぐらいに行けば、すぐに入れるのではないでしょうか。もしかしたら一番乗りかも。
 ちょっと途中で渋滞があったので、着いたのは5時5分ごろでした。驚いたことに、もうすでにたくさんの車が駐車場には入っていましたよ。半分以上は埋まっていたでしょうか。
 確かに、お店の中はもうすでにお客さんが入っていて、中にはもう食べ始めている人もいるようです。5時前に開いていたのでしょうかね。でも、中で待っている人は誰もいませんでした。一応発券機で登録をすると、携帯番号を入れさせられました。これだと、車で待っていてもすぐ呼び出してもらえるようですね。とりあえず、発券しても何の反応もなかったので、座って待っていると、携帯が鳴りだしました。それと同時に、フロアスタッフが案内にきました。そして、4人掛けのテーブルに案内してくれました。まずは、メニューを見せられます。ということは、近頃のファミレスのようなタブレットでの注文ではないようですね。

 メニューはこんな感じ、私はロース派なので、この中から選ぶことになります。前もってこれはネットで見ておいたのですが、「極上」と「三元豚」という2ランクがあるようですね。出来れば「極上」の「とろロースかつ」を食べてみたかったのですが、スタッフさんがその前に、「本日、とろロースだけは予定の数量が終わってしまいました」と言われてしまいましたよ。仕方がないので、一番小さい「極上ロース」を頼みました。
 10分ぐらい待ったら、もう出来上がりました。
 味噌汁と、なぜか梅干しが付いていました。キャベツは少なめですが、これはお代わりが出来るのだそうです。でも、ちょっと切り方がシロートっぽいのが気になります。あとは、お塩のための皿もあって、テーブルにはミルに入った岩塩が用意されていました。ソースは白ごまを擂ってから入れるタイプ、そのごまも、大きなボトルに入って置いてありました。ただ、どこを探しても箸が見当たりません。そこでテーブルのブザーを鳴らすと、店内中に10人近くは居るスタッフが、一斉に「かしこまりました!」と声を上げましたよ。ファミレスというよりは居酒屋のノリですね。もちろんすぐにスタッフさんが近づいてきましたが、その前に、ちゃんと箸箱があったことに気が付いて、すぐに帰ってもらいました。とにかく、ここのスタッフさんたちは元気があって、案内もとても丁寧、これがこのお店のポリシーなのでしょうね。こういうお店だったら、きっと料理もおいしいだろう、という気に間違いなくさせられるような勢いがありました。
 「まずはお塩で」と言われていたので、塩を削って右端のかつに着けて食べてみました。切れ目を見るとまだ肉は赤くて、とても柔らかそう、でも、ジューシーではあるのですが、なにか筋っぽくて固めでした。特に塩との相性も大したことはないので、普通にゴマソースで食べることにしました。
 次の切り身もちょっと固め、ソースも、ちょっと甘すぎるかな。と思いながら左の方に食べ進んでいくと、なんだか肉の揚げ具合が変わっています。肉はすっかり茶色に変わっていて、なんだかパサパサするようになってきましたよ。これは明らかに揚げすぎ、もう、さっきまでのジューシーさはすっかりなくなって、まるでゴムを噛んでいるような味に変わってしまいました。最悪ですね。そもそも、場所によって揚げ具合が変わるって、どういうことでしょう。
 さらに、ここでは、普通にとんかつ屋さんでは出てくるものが2つ足りません。それは紙ナプキンとお茶です。手を拭く濡れナプキンは付いてきますが、それで口の周りを吹こうという気にはなりませんし、とんかつを食べた後はなんたって温かいお茶を飲みたくなりますよね。
 こんなんで、値段は2000円を超えています。「櫻家」だったら、もっと安い値段で最高のロースかつが食べられますよ。もうこのお店に来ることはないでしょうね。
 もう一つ、気になったのは、
 これは、口コミで投稿されていた写真ですが、このサンプルの向こう側がレジになっているのに、ここには最近では欠かせないパーティションがないのですよ。もちろん、さっきまでいたテーブルにも、店内のどこを見渡しても、パーティションは全く見当たりませんでした。今日の宮城県のコロナ感染者数は2000人越えですよ。いや、最近は保健所に連絡しない感染者もたくさんいますから、こんな数字ではないはずです。
 一見、とてもサービスが行き届いたお店のような錯覚に陥りますが、こんな基本的なサービスを怠っているなんて、そもそも開店する資格すらないダメなお店なんですよ。いずれそれはお客さんも分かってきて、早晩、閑古鳥が鳴くようになってしまうのではないでしょうか。
Aventure Number : 3652 date : 2022/11/2


今日の禁断 リペア


 火曜日のニューフィルの練習では、私にとっては初めての「くじゃく」の1番を吹くことになっていました。まあ、それなりに練習はしていったのですが、やはり「本番」では緊張します。さらに、最近なんだか急に私の音が変になってしまうことが多かったのも、ちょっと不安でした。あんまり練習しすぎたので、逆に疲労がたまって不調になっていたのかもしれないな、とも思っていました。
 実際、「本番」はボロボロでした。やはり音が思い通り出ないこともあって、ちょっと余裕が持てなくなっていたのですね。フィナーレに入った後は、もう高音すらもスカスカになってしまって、音を出すだけで精一杯、細かい音の譜割りなんかも、考えている余裕もなくなって、アンサンブルはガタガタでした。
 次の日、職場で音を出してみても、やはりなんだか変です。吹き始めは調子がいいのですが、長く吹いているうちに、中音がどんどん出なくなっていきます。そんなに不安定なアンブシャーになってしまったのでしょうか。もしかしたら楽器のせいかもしれないと、別のムラマツを出して吹いてみると、いくらか楽に出るような気はしますが、それほど変わりません。というより、もうすっかりパウエルに慣れてしまっているので、音自体がしょぼくなっていますから、あまり参考にはなりません。
 そこで、自宅にあったゴウのプラスティック管を吹いてみたら、中音がとてもよく鳴っているので、びっくりしてしまいました。やはり、楽器のせいなのかもしれません。でも、この間調整してもらったばかりですからね。いくらコンサートで全乗りだったとしても、こんなすぐにバランスが狂ってしまうことなどあるのでしょうか。
 今日になっても、やはり不調は直りません。中音のF#が、すぐに倍音のC#になってしまうのですね。つまり、どこかに「節」が出来ているために、倍音が出ているような感じです。そこで、注意深く薄い息で、あまり指に力を入れずにCから半音ずつ下がっていくと、BとBbのあいだでガラリと音が変わってしまいます。そこで、Bbキーのタンポを見てみると、
 こんな感じ、矢印のタンポがBbキーで、調整の時に新しくしてもらっていたのですから、まだ真っ白のままですが、酷使している割には、あまりに汚れが少なすぎます。これだと、完全にホールをふさげていないのかもしれません。このキーは、AキーかFキーを押さえると一緒に動くようになっていますが、それ以外にも裏面のブリチアルディ・キーでも動きますし、単独にA#キーで動かすこともできます。そこで、今度は、このキーをその4種類のキーで動かしてみると、Aキーを使ったときにだけ異常が発生しているように思えました。そうなると、AキーとBbキーの連結に問題があるのかもしれません。そこで、楽器を左右逆にして後ろから撮ったのが下の写真。
 この連結を少し深くするためには、Aキーに付いているこの矢印のネジを少し押し込む必要があります。そのために、溝がほぼ水平だったものを、ここまで回してみました。その時には、このままではドライバーがまっすぐには入らないので、手前の2つのキーをまず外しておきました。
 効果は驚異的でした。今まで苦労していた中音F#が、まったくひっくり返らなくなりました。やはり、Bbキーのあたりで空気が漏れて「節」が出来ていたのですね。ですから、当然Bb以下の音も俄然よく鳴るようになりましたよ。
 タンポは生き物ですから、使っていると次第に厚さが変わってきます。本当は、交換したら1か月後ぐらいにはまた調整しなければいけないものなんですよ。これまで交換したのは、トリルキーとか、右手のEbキーなどで、他のキーの影響がないものでしたから、問題は出なかったのでしょうね。いずれにしても、これでまたストレスなく吹くことができるようになりました。
 おとといには、こんなのが届いていました。
 5回目の接種券です。4回目を受けたのが6月末だったのですが、最近間隔が5ヶ月から3ヶ月に縮まったので、もう受けられるようになったのでしょう。さっそく今日、いつものかかりつけの病院に予約しようと電話をしたら、全くつながりません。やはり、予約が殺到しているのでしょうね。午後になってやっとつながって、今月末に予約が取れました。まだまだ油断はできませんから、受けられるものはせっせと受けないと。
Aventure Number : 3653 date : 2022/11/4


今日の禁断 ローランド


 今日は時間があったので、懸案だった私のサイト内のMIDIデータをMP3データに変換する作業に着手することにしました。MIDIデータを私が使っている楽譜作成ソフトのMuseScoreで開くと、それが楽譜になって表示されるのですが、それを今度は「エクスポート」という操作で別の種類のファイルに変換できます。その中にはPDFなどといっしょに、MP3が選択肢として用意されているのですね。ですから、2タッチでMIDIをMP3に変換することができるのですよ。
 なぜそんなことをやることになったのかというと、たとえばMEDIA PLAYERなどでは、どちらのファイルも再生できますから、MIDIをそれで開けば再生は出来ますし、以前はネットでMIDIファイルにリンクを張っておけば、そのリンクをクリックするだけで自動的にMEDIA PLAYERが起動して再生できていたのですが、最近のOSに変わったら、クリックすると「ダウンロード」フォルダーにダウンロードされるだけなんですよ。それを再生するためには、わざわざそこを開かないといけないようになっていたのです。
 つまり、MIDIというのは一種のシークエンサーで作られたファイルですから、それ自体では音声を再生することは出来ず、別のところにある音源をコントロールして音を出すというシステムなのですが、MP3とかWAVといったファイルはそれ自体が音声をデジタル化したものなので、そのように直接再生できるのですね。ですから、ネットでの扱いも簡単なのでしょう。
 ですから、今ネット上に置いてあるMIDIファイルをそのままMP3に置き換えてしまえば話は簡単なのですが、ここで一つ問題が出てきます。MIDIをMP3にしてしまうと、データ量が100倍以上になってしまうのですね。全てのファイルを変換すると、今メインに使っているプロヴァイダーの容量などは軽く超えてしまいます。ですから、MP3ファイルは別のレンタルサーバーに置いて、こちらのリンクも書き直す必要があるのですね。
 ま、そんなわけで、仕組みは非常にシンプルなのですが、実際にやるとかなり手間がかかることになってしまいます。今日の午後一杯かかって、ブルックナーの4番の第1稿と第2稿との比較のページは、まず完成しました。こちらに行って「SOUND」というバナーをクリックすれば、別のタブが開いて楽譜の音源が聴けるはずです。
 それと、こちらではバッハのフルート・ソナタのカラオケが聴けますよ。
 これらのMIDIは、もう20年以上前に「ミュージ郎」という音源付きのソフトで作ったものです。SC-88Proはまだ持ってます。それをネットにアップして聴いてみると、オープニングに何秒かの空白があったんですね。それらを今回のMuseScoreで開くと、最初の1〜2小節が空白になっていました。ですから、その空白の小節は削除して、頭からすぐ音が出すようにしてあります。ところが、そのせいでしょうか、テンポが変わってしまうものが出てきたのですね。調べてみると、最初の小節の上にはBPMの表示があったものが、その小節を削除すると、その表示も一緒に消えてしまっていたのです。たぶん、最初の小節の空白の部分には、テンポのデータが入っていたのでしょう。
 それは、変換する前にテンポを変えることができるので、最初はそうしていましたが、ふと思いついて、その空白の小節に隣の小節を移動させてみたら、テンポは変わりませんでした。あとは、移動した後に空白になった小節を削除すればいいだけです。
 という手順が、途中からは確立できたので、あとはそれに従って、コツコツと直していきましょう。
Aventure Number : 3654 date : 2022/11/6


今日の禁断 ライブラリー

 先日の「おやぢ」で、佐村河内守の「ヒロシマ」を取り上げましたね。これは、サブスクのNMLで毎日公開されている「新着タイトル」で11月1日に見つけたので、その時は「まさか!」と思いましたね。同じ日には、それをリリースしていたレーベルの大昔のアイテムがたくさんありましたから、単にそのレーベルでまだサブスク化されていないものとして取り上げられたのだな、と思いましたね。念のためSPOTIFYもチェックしてみたら、そこでも11/1付で配信が開始されていましたから、これはNMLに限ったことではなかったことも分かりました。
 まあ、とりあえず聴いてみたい曲だったので、しっかり聴いて、その結果をあそこに上げたのですが、しばらくしてちょっと確認したいことがあったのでブックマークしておいたURLに行ってみると、「そのリンクは存在していません」みたいな表記が出てしまったのです。まあ、このサイトは時々こんなエラーをやらかすので、またかなとは思ったのですが、その他のブックマークは普通につながるので、何だろうと思いましたね。でも、まさかとは思って見てみたSPOTIFYでも同じことだったので、そういうことなんだな、と思いましたね。そもそも、あんなヤバいものがサブスクに上がることなどありえませんからね。
 さらに念を押して、NMLにも質問コーナーがあったので、そこに投稿してみました。そうしたら、ちゃんと返事がきましたよ。こういうのです。
お問い合わせの件ですが、該当のアルバムにつきましては権利関係の問題で配信不可とされてしまっておりました。申し訳ございません。
そのため、現在は配信停止とさせていただいております。
弊社の不手際によりご迷惑をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。
 ですって。でも、そもそも、こういうものは「権利関係」をまずチェックするものなのではないでしょうかね。しかも、「不手際」を犯したのはNMLだけではなかったのですから、ちょっと納得のいかない言い訳ですね。やはり、本当はかなりヤバいことだったのではないか、という疑念は深まるばかりです。
 実はこの曲は、別にアルバムを聴かなくても、こちらのようにライブ映像を見ることだってできます。もちろん、それは「事件前」に演奏されたもので、その映像には、最初にこんな「当時」のコメントがそのまま流れています。
 こんな恥知らずな映像が野放しになっているのに、サブスクが削除されている、というのが、とても不思議です。しかも、そのコメントで、「真に評価される日が来るでしょう」みたいなことを見てしまうと、そこまで愚かになれる人間がいるということ自体が信じられなくなってしまいます。まあ、確かに、これ以上にお粗末な音楽が無限に垂れ流されているのが今の世の中ですから、それに慣れてしまっているのでしょう。恐ろしいことです。
Aventure Number : 3655 date : 2022/11/9


今日の禁断 ピーコック


 今日は11月11日ということで、どうやら「記念日」としては最も種類の多い日になっているのだそうですね。そして、その日に発表された仙台市のコロナ感染者数が1111人だというのですから、これもすごいことです。来年からは、「仙台市コロナの日」というのが加わっているかもしれませんね。
 なんて、茶化したりしてはいけません。まだまだコロナは終息してはいません。それなのにワクチンを有料化するなんて、信じられません。
 まあ、信じられないようなことは、楽譜にもあるようで、今私が練習している曲でも、パート譜とスコアの音が違っている、というのを見つけてしまいましたよ。
 これが、そのスコアです。
 曲の終わり近くで、フルートだけがこんなすごいことをやらされています。もちろん一人では吹けないので、1番と2番が交代で吹くようになっています。
 このパターンの一番最後の部分で1番が上から下に降りてくる音型をアップにすると
 このように、それは「D・B・F♯」という音の、いわばBmのコードのアルペジオになっていますね。
 ところが、その部分がパート譜では。
 この四角の枠内をアップにすると
 この音は「D・B・G」ですから、Gのコードのアルペジオになっています。
 もちろん、私はパート譜を見て演奏していますから、この形で吹いていました。そうすると、その前はずっと同じBmだけが延々と続いているのが、最後になってやったGに落ち着くという安心感がありました。
 でも、改めてきちんとスコアを見てみたら、そうではなく、あくまでBmのままで終わらなければいけないようになっているのですね。つまり、それまでの小節と同じ形にしろ。ということなんです。
 ただ、そうなると、弦楽器のパートでは、それまでは八分音符ごとにコードが変わっていて、フルートもそれに対応して2番はE7の根音抜き、1番ではBmと、コードが変わっていました。しかし、この小節ではずっと同じコード(E7の根音抜き)になっています。ですから、ここはパート譜の形で、Gに♯を付ければ(この小節内は、2番には♯が付いています)ぴったりと収まるような気がするのですが、どうでしょうね?なんか、この貸し譜にも、Gの上に小さく「♯」が書き込まれているようには見えませんか?
 そこで、いろんな音源を聴いてみましたが、みんなスコアのように吹いているようにしか聴こえませんでした。もう訳が分かりません。
Aventure Number : 3656 date : 2022/11/11


今日の禁断 ロリポップ


 この間からの、私のサイトの容量(ディスク使用量)がいつの間にか上がっていたので、せっせとそれを下げようとする作業が、ひとまず成果を上げてきました。コレステロール値とか、クレアチニン値のように、気を付けていないといつの間にか上がっていて、慌てて下げるようにするのと同じですね。つまり、私のプロヴァイダーから提供されているディスクでは、たった100MBしか使えなくて、それを超えると課金されるようになっています。まあ、大した額ではありませんが、余計なものは払いたくないので何とかそれを下げたいな、と。
 下にあるのが、最近の使用量の経緯です。1年ぐらい前は確か85MBぐらいで安定していたものが、しばらくチェックしてなかったらいつの間にか89MBにまでなっていたので、ちょっと焦りましたね。すでに、画像などは全て他のサーバーにアップするようにしているので、これらの増量分はテキストファイルであるHTMLファイルだけのはずなのに、そんなに増えたということは、それらの文字数がかなり多い、ということなのでしょうね。でも、このペースを下げるつもりはありませんから、このままではヤバいので、まだ残っていた画像ファイルをせっせと別のサーバーへ移す作業を徹底的に行いました。そうしたら、11月9日の時点でそれが87MBまで下がりました。そして、昨日今日と集中的にその作業を続けたら、なんと82MBまで下がりましたよ。
 その画像というのは、「おやぢ」のもので、ほぼ3年分、500枚以上の画像を移し替えたことになります。途方もない数のように思えますが、確かに最初のうちは一つ一つ直していましたが、しばらくしたら、HTMLファイルの中でまとめて置換すれば簡単だと気が付いて、それに切り替えたら、もうあっという間でしたね。
 ところで、この表の画像は、もともとはもっと余白のある横長のものでした。それを、いつも使っている画像修正ソフトで幅を縮めてあります。さらに、赤枠で変わった数値を目立たせてあります。ところが、前回に楽譜を載せた時には、なぜかこの赤線が出せませんでした。ちょっと前に新しいバージョンにアップロードしたばかりなのにどうしたことかと、途方に暮れてしまいましたよ。何回やっても黒い枠しか書けないのですよね。
 でも、ほかの画像で試してみたら、普通に赤枠が書けました。ですから、なぜその楽譜だけがそうならないのか、全く原因が分かりませんでした。ただ、しばらく考えていたら、その画像は、新しい複合機でスキャンしていたことを思い出しました。以前は普通のスキャナーを使っていたのですが複合機だともっと大きなサイズのものもスキャンできますから、もっぱらそちらを使うようになっていたのですね。それで、楽譜などはフルカラーではなくモノクロのモードの方がきれいなので、それでスキャンしていました。そうすると、そのような画像は修正する時にもモノクロにしか対応できないようになっていたのでしょうね。長年そんな作業をやってきましたが、そんなことに初めて気づかされましたよ。まだまだ知らないことが多すぎます。
Aventure Number : 3657 date : 2022/11/13


今日の禁断 9244


 もう年末ですね。おせち料理などはもうだいぶ前から予約の注文を受けているようですが、我が家はまだ手配はしていません。結局、今年も買うことはないような気がします。でも、クリスマスケーキだけは、一応毎年買うことにしています。とは言っても、予約までして、というのではなく、当日にケーキ屋さんに行ってプチガトーを何個か買ってくるだけですけどね。
 でも、今年は、どういう風の吹きまわしか分かりませんが、さるケーキ屋さんで今日から予約を始めるというので、さっそく申し込んでしまいましたよ。
 10cm×15cmという小ささなのに、これで税込み4600円ですって。
 ついでに、以前このお店に行った時には季節ものなので扱っていなかったモンブランも、一緒に予約しました。
 これが1個740円ですって。高いですねえ。まあ、縁起物ですから。
 きのうはニューフィルはパート練習でした。でも、練習するのはシンフォニーだけだというので、私は出番がなくお休みでした。全合奏の時は、遅れたりする人もいるので自分のパートでなくても吹いたりしますが、原則、パート練習では代吹きはないので、こういうことも出てきます。おかげでヒマになったので、今年最後になりそうな「かいほうげん」の制作に時間を取ってみました。一人分を除いてすでに原稿は集まっているので、あとはそれをきちんと揃えるだけです。ざっと作ってみたら、どうやら今回はいつもの16ページでは収まりそうもないので、久しぶりの20ページ版になりそうです。まあ、末廣さんがとても長いコメントを送ってきたのが、その原因です。それだけで3ページの増ですからね。
 あとは、来年の秋の定期演奏会の指揮者も決まったので、それで表紙を飾ることができます。このところ、正確に5年おきにいらっしゃることになっていた方で、前回と前々回には、ちょうど本番の当日や前日がお誕生日だったので、2回も続けてサプライズを行うことが出来ましたが、今回は1週間ずれてしまったので、それはありません。それと、5年前とはちょっと外見が変わられているので、びっくりするかもしれませんね。今度は「宗教改革」が出来るかな?
Aventure Number : 3658 date : 2022/11/16


今日の禁断 レコライ


 以前、こちらで「EP」についてのことを書きましたが、それを今度の「かいほうげん」に転載しようと編集しているところです。丸ごとコピペをすれば出来てしまうので簡単だったはずなのに、その後色々調べてみると、もっと新しいことが分かったりしてきたので、大幅に改訂しなければいけなくなってしまいました。
 まずは、私はこの「EP」というものを実際に手にしたことはなかったので、一度はどこかで入手しようと思っていました。それで、中古レコード屋さんに行けば、その現物が置いてあるのではないか、と考えて、一番手近な「仙台レコードライブラリー」に行ってみたのです。かつては市役所のそばでCDなども扱っていましたが、今では二日町に移転し、完全に中古レコード専門店になっているところです。最近ではクラシックだけではなく、ジャズやポップスも扱っているようなので、もしかしたらEPも置いてあるかもしれませんからね。
 お店に入ってみると、すぐのところにシングル盤を集めたコーナーがありました。でも、それはみんなただのシングル盤のようでしたから、店長さんに「EPは置いてないんですか?」と聞いてみたら、「そこにある分だけですね」とそっけなく答えたので、やはりもうあんな珍しいものは置いてないのだな、と思い、せっかく来たので何か出物はないか、棚をチェックしていました。
 そうしたら、さっきの店長さんが「こんなのならありますけど〜」と、奥の方から箱一杯に7インチ盤を入れて持ってきましたよ。「多分、シングル盤でしょうけど」と言ってますが、手に取ってみると、それは紛れもないEPでした。全部クラシックです。
 まずはこんなEMI盤です。
 しっかり「EXTENDED PLAY」の文字がありますね。
 レーベルにも、同じ文字があります。片面に歌が2曲入っているようですね。
 さらに、こんなレーベルのものまでありました。
 ARCHIVですよ。あそこがEPを作っていたなんて、初めて知りました。

 さらに、こんなデータ・カードまで、しっかり残っていました。さすがARCHIV。全部で9曲も入っているんですね。両面でしっかり16分入っています。。おそらく、発売された当時は日本では手に入れることは出来なかったのではないでしょうか。
 こんなのが、1枚どれでも500円ですって。店長さんの話だと、外国から中古LPを箱で買うと、おまけのようにしてこんなEPが付いてくるんですって。
 というわけで、いとも簡単にEPを入手することが出来ました。ただ、前のブログ記事では、ビルボードの英語の記事を読んで、「レコード面の突起をなくして、そこに溝を切った」というようなことが書いてあったので、それをそのまま書いたのですが、実際のEPでは、レーベルの大きさはシングル盤と全く変わっていませんでした。
 これが、シングル盤ですね。確かに、レーベルの大きさ、ひいては、レーベルの縁の突起の部分の場所はEPと変わりません。それを確かめるために、実物のEPを入手しようと思っていたのに、違うじゃないですか。
 ただ、これは3分ぐらいの曲ですから、レーベルの近くまで溝を切ってもやはり5分ぐらいしか入らないだろうな、という気はするのですが、上のEPの溝でも、まだレーベルまでの間には隙間がありますよね。
 そこで、元の英文を読み返してみると、「突起」だと思っていた単語は、どうやら盤面ではなく、溝のことのように思えてきました。それを「薄くする」ということは、あまり深く切らないで、溝の幅を細くすることなのではないか、と。そうすることによって、同じ面積でも溝の本数が増えて結局録音時間も長くなる、ということだったのでしょうね。
 結局、上の2枚だけを買ってきましたが、その「箱」の中にはこの2つのレーベルの外にDGとかTELEFUKNENなどのヨーロッパのレーベルの物がいっぱい入っていましたね。「EPはドイツで作られた」と書いてある古い文献もどこかで見たことがあります。もちろんそれは間違いですが、ある時期ヨーロッパではアメリカ以上にクラシックのEPが作られていたのでは、という気がしてきました。ただ、音質的には到底LPには太刀打ちできないようですけどね。
 そもそも、日本ではEPは作られていたのか、という疑問も、まだ解消できてはいません。ご存知の方は、どうかご教授を。
Aventure Number : 3659 date : 2022/11/18


今日の禁断 アイリス


 2ヶ月ほど前に、新しい掃除機を買ってましたね。コードレスのサイクロンなので、とても軽いし、なにより電源コードがありませんから、自由自在に動けるのはとても快適ですね。ですから、これを使い始めたら、もう、昔のコードの付いた重たい掃除機などは全く使う気にならなくなってしまい、物置にしまったまま2ヵ月間1回も使うことはありませんでした。
 まあ、多少パワーは落ちますが、何よりもこの操作性の良さには、大満足です。ただ、一つだけ問題がありました。我が家の掃除は私の担当なので、とても丁寧にやっていますから、結構時間がかかります。寝室、居間、台所、洗面所などのあとに私の部屋という順番になるのですが、その頃になるともうバッテリーがなくなってしまうことがあるんですね。買ったときの案内では、30分近く連続して使える、というようなことが大々的に謳われていたのですが、そこにちょっとしたトリックがありました。つまり、その「30分」というのは、掃除機のパワーを最も弱いモードで使った状態でのことなんですよね。私が使う時には、とてもそんなのでは物足りませんから、一番強い「ターボ」というモードで使っています。ですから、当然バッテリーも、まあせいぜい15分ぐらいしか持たないのですね。ですから、最後の私の部屋まで持たせるために、途中で手抜きを行ったりしなければいけません。それでは、何の意味もありませんね。
 その時、確か、これには交換用のバッテリーがあったことを思い出しました。買ったときのおすすめオプションとして、そういうものがあったのですが、別に必要はないだろうと買ってはいませんでした。それがあれば、途中でなくなってもバッテリーさえ交換すれば、また15分ぐらいは掃除が続けられるはずです。
 こういうのですね。これはアマゾンでも扱っていたので早速取り寄せて、使ってみたら、思った通りに途中でバッテリーを交換すれば余裕で全ての部屋を「ターボ」で掃除出来るようになりましたよ。もちろん、使い終わったら2本とも充電しておけば、また同じように使えます。
 考えてみたら、これと同じようなことをいつも他のことでやっていたことを思い出しました。それは、カメラのバッテリーです。私が愛用しているミラーレスは、かなりバッテリーの消費が激しいようで、一度、職場の建設現場で作業の様子を連続して撮っていたら、途中でバッテリーがなくなってしまってせっかくの記録が出来なくなってしまったことがあったので、それ以来こまめに充電するようになったのですが、たとえばニューフィルの演奏会の時などは、休憩時間に充電しても、なかなかフル充電までは出来ませんでした。そこで、もう一つバッテリーを買って、それをいつもカメラと一緒に持って歩くようになりました。
 先日の定期演奏会の時などは、私はピンチヒッターで予定外の曲まで演奏しなければいけませんでしたから、本番の時の写真は他の人に撮ってもらうことにして、バッテリーごとカメラを預けておきました。幸い、最後まできちんと交換しないで撮れていたようでしたから、ラッキーでしたね。
 その時の写真を集めて、あさって発行予定の「かいほうげん」に載せるという作業をやっていたら、本番で客席から撮った写真で、全員が入っているものは1枚もありませんでした。全て、アップで撮っていたのですね。まあ、そんなこともありますよ。お願いする時には「好きなように撮ってください」と言っているので、それで全然構わないんですよ。結局、リハーサルの時に1枚だけ全体の写真があったので、それを使いました。ちょっといつもとは毛色の変わった写真集になってます。
Aventure Number : 3660 date : 2022/11/20

22/11/23-22/1/6