第72回定期演奏会(22/10/15) ヒンデミット:組曲「高貴な幻想」 ブルックナー:「交響曲第4番」 |
第70回定期演奏会(21/11/3) ワーグナー:「さまよえるオランダ人」序曲 リスト:交響詩「レ・プレリュード」 チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 |
オータムコンサート(20/11/3) スメタナ:「わが祖国」よりシャールカ メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」より序曲、夜想曲、結婚行進曲 ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 |
第65回定期演奏会(18/4/15) ムソルグスキー:禿山の一夜(リムスキー=コルサコフ版) ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲(1919年版) チャイコフスキー:交響曲第5番 |
第60回記念定期演奏会(15/10/17) スメタナ:交響詩「モルダウ」 ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」 |
第55回定期演奏会(12/11/3) ワーグナー:ジークフリートの葬送行進曲 ブルックナー:交響曲第8番 |
第53回定期演奏会(11/12/11) グリーグ/過ぎた春 グリーグ/「ペール・ギュント」第1、第2組曲 ブラームス/交響曲第4番 |
第50回定期演奏会(09/10/31) モーツァルト/交響曲第36番「リンツ」 マーラー/交響曲第9番 |
第43回定期演奏会(06/4/23) ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番 ブルックナー/交響曲第5番 |
第37回定期演奏会(03/4/26) マーラー/リュッケルトの詩による5つの歌曲 マーラー/交響曲第5番 |
第34回定期演奏会(01/10/21) ワーグナー/タンホイザーの大行進曲 ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付き」 |
第30回定期演会(99/4/24) ドビュッシー/夜想曲 マーラー/交響曲第1番「巨人」 |
第28回定期演奏会(97/11/22) メンデルスゾーン/序曲「フィンガルの洞窟」 グリーグ/ピアノ協奏曲 チャイコフスキー/交響曲第4番 |
第25回定期演奏会(96/4/20) ワーグナー/「リエンツィ」序曲 モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第5番 ブラームス/交響曲第2番 |
トヨタ・コミュニティ・コンサート(94/4/16) ビゼー/カルメン組曲第1番 ベルリオーズ/幻想交響曲 |
第20回定期演奏会(93/4/24) チャイコフスキー/交響曲第6番 ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番 |
第18回定期演奏会(91/10/19) モーツァルト/交響曲第35番 メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ムソルグスキー−ラヴェル/展覧会の絵 |
鹿児島県生まれ。鹿児島大学卒業及び桐朋学園大学終了。指揮を秋山和慶、堤俊作、H・レーグナー各氏に師事。1981年、鹿児島オペラ協会10周年記念公演において、石井歓作曲オペラ『カントミ』の初演を指揮、1987年銀座にオープンした銀座セゾン劇場の柿落としにおいて、M・コンスタン作曲、P・ブルック演出の『カルメンの悲劇』を50日間に渡り指揮し、世界各国から招かれた歌手や、コンスタン氏自身より絶賛される。1989年、東京青山劇場においてR・コルサコフ作曲オペラ『サルタン王の物語』日本初演の訳詞及び指揮を担当し、高い評価を受ける。以後各地のオペラ公演を多く手がけ、数多い作品のレパートリーを誇っている。またバレエ公演も手がけ日本初演した作品も多く、舞台作品における技量は各界から厚い信頼を得ている。
1990年ハンガリー・ニーレッジュハーザ市においてサボルチ交響楽団を指揮、同年旧東ドイツ・ワイマール市で開催された国際セミナーに参加。H・レーグナー氏のもとで研鑽を積み、最終コンサートにおいてイェーナー・フィルハーモニー管弦楽団を指揮、チューリンガー・アルゲマイネ紙に"真にプロフェッショナルな指揮者"と絶賛される。1991年、ポーランド・カトヴィツェ市で開催された第4回フィッテルベルク国際指揮者コンクールにおいて優勝、第1位ゴールドメダルとオーケストラ特別賞を併せて受賞する。翌年より、ポーランド国立放送交響楽団をはじめとする各地のオーケストラに招かれ、クラコフ放送交響楽団の首席客演指揮者に就任。また国立シレジア歌劇場において『トスカ』を指揮してヨーロッパにおけるオペラデビューを果たし、以後定期客演指揮者として多くの作品を指揮し、常に高い評価を得ている。1999年、ジャズピアノの巨匠チック・コリア氏と共演、同氏より絶大な信頼を寄せられる。
帰国後、群馬交響楽団指揮者を経て、1995年から1999年まで札幌交響楽団指揮者を務め、以後多岐に渡る活動を続けている。高いレベルの演奏を引き出す着実な手腕は、常に信頼と評価を得ており、今後の活動が期待されている。また、曲目解説等の執筆活動も盛んに行っており、その軽妙な切り口の文章は評判を得る一方、演奏会の司会、企画等にもその才能は遺憾なく発揮されている。2007年12月、レッスンの友社よりエッセー「マエストロ・ペンのお茶にしませんか?」を刊行。東邦音楽大学特任准教授を務める。
(2008年2月現在)
「かいほうげん」100号を記念して、末廣さんから原稿が寄せられました。
こちらをご覧下さい。
さらに、「かいほうげん」200号記念にも、原稿がいただけました。
それは、こちら。