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バックナンバー8
11月6日
おひさしぶり。定期演奏会も終わり、ちょっと一息モード。
それで、私の愛機(ムラマツDN No.30320ストレートリングキー ヘビー H足部管付)のタンポがいよいよヤバくなってきたので、全交換をするために、楽器を持って東京に行ってきました。もちろん、JPの資料のための楽譜あさり、CDあさりもしっかりやってきたことは、言うまでもありません。ついでにまだむあさりでもしようかと思って渋谷に行ったのですが、オフの日でもないのにいませんでした。ひとに原稿書かしといて、いったい誰といちゃついてるんだ。せめてジャケ写だけでも送って。
あっ、でも、アルゲリッチのお弟子さんには会えたから、私は満足。
で、今回集めてきたのは、ドビュッシーの珠玉の名曲、ソロフルートのための「シランクス」。そんな曲はシランなどと突っ込むあなたは、もうすでに十分おやぢです。普通は「シリンクス」と書いてあるし、昔ながらに「パンの笛」と言う人も多い、あの曲ですよ。
この曲の楽譜には色々問題があり、ちょっと前には、自筆稿を調べたらいちばん最後の音符についているアクセント記号が、実はディミヌエンドだったという報告があって、フルート界が騒然となったものです。それはそうでしょう。こんな2分ちょっとの曲の最後が全く違う表現になってしまうのですから。
で、早速、この点をはっきり表記した原典版の楽譜が出版されたはいいのですが、それにはべつの箇所にミスプリントがあったのですね。さらに別の原典版では、臨時記号の扱いが全くちがっていたりと、まあ、JP向けのネタには事欠かない絶好の相手なのですよ。
「もっとオーケストラ!」によると、このページは「団員間のコミュニケーションと広報活動」の役割を持つ実用的なものだとか。だったら、こんなオタクな記事はとても掲載できませんね。でも、「硬軟とりまぜたエッセイ」ってのもあるみたいだから、まっいいか。
11月9日
この「ニューフィル日記」も、オープン1周年を迎えることになりました。日々のご愛顧を感謝いたします。
最初のうちは練習の様子だけでも記録しておこうという、かなりおとなしい発想だったのですよ。それが、いろいろなリアクションに対応しているうちに、どんどん内容が拡散していって、今ではなにがなんだか分からないようなたたずまいになってしまっています。まあ、結局、長続きさせるために私が楽しめることを書こうとしているうちに、だんだんこうなってしまったのでしょう。悪ふざけの餌食になってしまわれた登場人物の方々には、この場を借りてご協力のお礼を申し上げます(協力なんかしてないって)。これからもめげずにお付き合い下さい。(裏「ニューフィル日記」ってあるの知ってた?●●チャンとの究極のラブストーリー。)
さて、定期演奏会のあとの最初の練習は、恒例の初見大会。今回のメインプロ、ブラームスの4番を、とりあえず全曲通してみようというわけです。指揮はおなじみ和紀クン。半分近くの人が1回はやったことがある曲なので、すんなり通るかなと思ったのですが、1楽章ではけっこう事故が起こって2、3回止まってしまいました。でも、あとの楽章はまあすんなりと。
実は私も今回が2回目。前回は無我夢中で吹いていた印象がありますが、今回はかなり冷静にコントロールがきくようになっていました。和紀クンも、「ずいぶんさらったでしょう」だって。
1回通したあとは、これも恒例になった反省会。練習に対する前向きの意見が出ていましたが、それを実行するのがこれからの課題。
帰りの駐車場で、出口の料金が払えずもたもたしている車がいたので、のぞいてみたら、なんと、姫が運転しているではありませんか。ペーパードライバーを返上したとのこと。ご家族のご無事を祈らずにはおれません。
で、和紀クンをりっチャンと一緒に送ってあげたら、(和紀クンがりっチャンちに泊まったというわけではありません。念のため。)ご自慢のMacでブラ4のフルートソロ(アーノンクール/ベルリン・フィル、たぶんパユ)を聴かせてくれました。明るい音色の伸び伸びとした演奏。こんな風に吹けたらいいな。
先日書いた「もっとオーケストラ!」の反響はすごいものがあって、一面識もない出版社の方から今度発売される「200CD吹奏楽 名曲・名演 魅惑のブラバン」という本の宣伝を頼まれてしまいました。面白そうな内容なので、ページを作ってアップしたら、その方は「クラシカ・ジャパン」の掲示板からリンクを張ってしまいました。とんでもないことになってます。
11月16日
きのうまではあんなに暖かかったのに、一転して寒くなってしまった仙台は、もはや冬のたたずまい。こんな夜にはおんもへ出ないでおうちで炬燵にでもあたっていたほうがいいやと思ったのかどうかは分かりませんが、練習場は人が少なくてガラガラ。Vcなどは最後まで一人だけでしたものね。
そんな中で、Clパートだけは4人も出席して、倍管の面子を揃えていたのが印象的、というか、異常に目立ってました。Flは私とあっチャンの2人だけ。Ob、Fgも一人ずつ。ただ、木管は全員本吹きの1番が(多分)揃っていたのが、せめてもの救いでしょうか。
私の楽器は入院中なので、先週今週とスペアの20年以上前に買ったムラマツの銀を引っ張り出して使っています。頭部管が全然違うので、これがま〜鳴らないこと。4楽章の例のソロも、低音なんか情けないほど貧弱。この次の練習には退院してくるはずですから、それからが私にとっては本当の練習だと思えば、今日のガラガラも大して気にはなりませんが。
なにしろ、コンマスさえ、前半はいなかったのですからね。
結局、敬一郎クンも忙しくなってくるし、もう一人コンマスがいた方が良いということは前から話には出ていたのですよ。練習後の技術委員会でも、さっチャンも晴れて正団員になったことだし、ここらで正式にコンマスをお願いしようということになりました。面白いのは、果して本人が引き受けてくれるかどうか心配する声が委員会の中であったこと。まあ、人の心は、なかなか正確には伝わらないってことですね。
和紀クンは、先週MP3で聴かせてくれたアーノンクールのブラームス全集のCDの現物を貸してくれました。なぜかブラ4のCDは入ってませんでしたが。まだむもドボ8のケースだけ送ってくるし、(これって、むかし長●サンがおかした過ち。ねっ、姫。)いったいなんなんだ。この際、徹底的にニコラウス・キン肉マン・アーノンクールの分析でもやれってことなのかな。
話はかわりますが、例の一面識もない出版社の方から、「200CD」の見本が送られてきました。チラッと読んだだけでただの本ではないことが分かります。「吹奏楽」の皮をかぶった近代、現代の作曲家辞典。マニアにはこたえられません。ちなみに、一面識もない出版社の方は、「クラシカ」からリンクを張るだけでは飽き足らず、あの本の執筆者や、掲載されている演奏団体のすべてに、このページのありかを触れ回ったそうです。人知れず野に咲く花のように、ひっそりとネット上に身を置きたいという私の願いは、もろくも崩れさろうとしています。(な〜に言ってんだか)
11月21日
今日は番外編。仙台のレコード店事情などを気の向くままに。
仙台でクラシックの輸入CDが買えるお店というのは、HMV(2店)、タワーレコード、新星堂、仙台レコードライブラリーの5店しかありません。「5店しか」と言いましたが、ちょっと前まではレコライしかなかったので、まあ数としては決して少なくはないのですが。
では、それぞれのお店の特徴などを、あくまで私の主観で。
HMVは、最初仙台駅前に出来た当初は、かなり品揃えが充実していましたね。現代音楽とか、相当マニアックなものも数多く見かけたものでした。しかし、だんだん洗練されてと言うか、ありきたりの売れ筋がメインになってくるようになると、どうもそれほどの魅力が感じられなくなってしまいます。あとから出来た一番町店も事情は同じで、最近はとんと足が遠のいています。
同じく外資系のタワーレコードも、フォーラスに引っ越してからは売り場面積も狭くなり(多分)アイテムはシャル時代より少なくなったようですが、まだHMVよりは充実しているような気はします。しかし、それも「仙台では」という注釈付き。というのも、最近機会があってタワーレコードの渋谷店に良く行くことがあるのですが、もう、あそこを見てしまうと何も言えなくなってしまうからです。広いワンフロア全体がクラシック売り場、とても1日では全部は見てまわれないほどのCD棚。店員さんも10人以上はいるでしょうか。かわいい顔をして、男の店員さんにビシビシ文句をつけてるようなコワイ女の店員さんもいたりして。でも、CDのことだったらどんなことでも親切に教えてくれます。聞いたところによると、1日の仕入れ数が2000枚とか、売れ筋のオーダーが300枚とか、とにかく驚くことばかり。つまり、これが「日本一のクラシック売り場」と呼ばれる所以なのでしょう。
話を辺境の地仙台に戻して、新星堂はやはりクラシックだけがワンフロア。独特の安心できる雰囲気があって、ゆったり過ごせる空間です。大画面モニターと高級オーディオを備えた視聴スペースもなかなかのもの。これだけは渋谷タワーに勝てるかな。
で、最後は仙台レコードライブラリー。昔からのいかにも「町のレコード屋さん」という風情ですが、ここの魅力は第一に安いと言うこと。たとえば、DGのレギュラー品とかだと、タワーで2390円するものが1800円で買えてしまうのです。円高に敏速に対応できる小さなお店だからこそ、出来ることなのでしょう。在庫品は決して多くはありませんが、店にないものは簡単に取り寄せてもらえますから、他のお店で見つけたものをこちらでオーダーして安く手に入れることも可能。店員さんと仲良くなれば、いろいろおいしい情報も教えてもらえます。ただし、あまり仲良くなりすぎると1セット12万円などというルービンシュタイン全集を買わされたりしますから、その辺はほどほどに。
11月25日
火曜日が祝日だったので、今週は木曜日が練習日。いつものことながら、曜日が変わるととたんに出席は悪くなります。まあ、やはり火曜日でないと絶対だめだという人はいるわけですから、仕方ないですけどね。めったに休まない姫まで欠席。今日だったら駐車場はガラガラだから、手につばをつけたりして無理にがんばらなくても、楽なところに入れ放題だったのに。
ブラ4の1、2楽章だけだから、Tbはお休み。(でも、誰か来てて、隣でさらってましたが。)Tpもしできさん一人で、一人とは思えない音量でがんばってました。木管は全パート二人ずつという良いバランス(あやチャンが入院したって、Clパートはパニクってました。電話があって元気そうだったので、安心しましたが、たかが虫歯とあなどってはいけません。)。まだ、みんな自分勝手に吹いていますが、ずっと同じ人の音が聴けるというのはすごくありがたいことです。お互いのクセを今のうちしっかり聴きあっておけば、あとできちんと合わせる時も楽なはず。
指揮は、このところずっと和紀クン。例によってドーヴァー版を使っていますが、「最初を開けるとブラ1」などと、使い回しのネタで遊ばないでね。いくら練習指揮といっても、こんだけ弦が少ないと、やってて虚しくなるのかどうか、ちょっといらついているように私には見えました。この状態は、単に曜日が変わったせいだけなのだという思い込みが、真実であることを願っています。
その和紀クンはといえば、空のCDを貸してくれたおかげで先週の「日記」でからかわれ、それを見た同類の常連からもからかわれたとか。で、晴れて彼のCDプーヤーに入ったままになっていたブラ4とご対面。ついでにブロムシュテット/ゲヴァントハウスの最新盤も貸してくれました。このブロムシュテット盤は、彼のHPでのお薦め盤。このCD評はすごくおもしろいので、ぜひご一読を。パソコン持ってない人にも読ませたいので、「かいほうげん」に転載させてくれるよう、交渉します。ねっ。見たいよね。
ところで、新聞を見たら、東フィルと新星日響が「合併」するというニュースが載っていました。今更別に驚いたりはしません。これまで「倒産」しなかった方が不思議なくらいなのですから。でも、記事にあるような、団員の解雇はしないで、オペラとコンサートを同時にやれるウィーン・フィルのスタイルをとるというのは、いくらなんでも無理な話でしょう。本家でも、公的な予算が削減されてアセっているというのに、オペラハウスとのかかわりかたも、マーケットも、そして演奏レベルも雲泥の差がある彼我の団が、同じことをできるとは到底思えないからです。
うれしいニュースは、岩村さんが来年の秋に来てくれることが決定したこと。やはり、早めにつばをつけて(文章講座:冒頭の段落とは、微妙に用法が違います。)おいて正解でした。
11月30日
もう12月。師走ですよ。1年の経つのが早いこと。いつ雪が降ってもおかしくないぐらいの寒さが身にしみます。と思って練習場へ行ってみたら暖房ガンガンのすさまじい暖かさ。とてもセーターなぞは着ていられません。
今日は、私の楽器のコンディションが最悪。Fisキーがえらく固くなってしまって、Fis→G と吹くとキーが上がらなくなってしまって、Fis ふにゃ〜 Gという、出そうと思っても出来ないような絶妙なグリッサンドの特殊奏法がやすやすと出来てしまうのです。とかいって遊んでいるわけにはもちろんいきません。例のブラ4第4楽章の大ソロには、このFis→G がやたら出てきて、その度にグリッサンドやってたのではブラ〜ムスになってしまいます。とうとう和紀クンにも見放されてしまって、「もう黙ってなさい」ってなもんです。
でも、ブラ4が終わってスラブ行進曲になったら、何事もなかったように直ってしまったんですよね。これはちょっとヤバい状態ですな。
そう、スラブをやってみたのですよ。鎌サンは「暗くいきましょう」と指揮を始めたのですが、そんなこと考える以前に、Flはすごくむずかしい。もちろんピッコロも。だから、YUMIさんにお願いしたのは大正解。初見で完璧に吹けるんですから、ショスタコもきっと大丈夫でしょう。先の予定が分かるようになれば、団員になってくれるかもしれないというし。(例のドリカム)
ちゃんとした入団希望者もいましたよ。Vnに一人とPercに二人(!)。Vnの方はなんか勘違いされて、延々とスピーチを始めてしまいました。それにつられてPercの方も自己紹介、で、とりあえずトラのYUMIサンまでなんか思いつきのスピーチ。まあ、それはそれで、又楽しいことですよね。決まった形が先にあって、なにがなんでもそれに従わなければならない訳ではないのですから、そこにいる人たちが気持ちいいように変えていけば良いことなのですよ。
全然関係ない面白い話をひとつ。70年ぶりにリメークされたディズニーの「ファンタジア2000」は、いよいよ2000年1月1日から全国4ヶ所のアイマックスシアターで世界同時公開されますが、その資料集めに、インターネットで「ファンタジア2000」を検索してみたら、なんと10番目という高い順位でジュラシック・ページの昔のコラムがマッチしているではありませんか。「スターウォーズ」に引っかけた続編ネタで、要は「ジュラシック・パーク」の続編のタイトルが早く決まらないとコラム(つまり編集後記)がネタ切れになってしまうというものですから、ディズニー目当てに飛んだ人はあっけにとられただろうと思うと、大笑い。
12月7日
仙台では大雪が降りました。車で来る人は練習場にたどりつけないで立ち往生……になると思ったのに。午前中の降り方を見ていたら、間違いなくそうなるはずだったのですがね〜。あいにく(なんて不謹慎)お昼前には青空も見えるぐらいに天気が回復して……と思ったら夕方にはまたもやチラホラ。なんか、一日中訳の分からないお天気でしたが、もう確実に冬。タイヤ交換はお早めに。
練習のほうは、ブラームスを全曲。和紀クンは、HPの予告通り、2楽章から始めました。おかげで、1楽章をやるころには、だいぶ人数も増えていましたよ。確かに、1楽章の頭を1回もやったことがない人はいたみたいですね。
和紀クンは、最近とみにいい味を出してきていますよね。今日なんかも彼の指示で確実に音が変わったと実感できる瞬間が何回となくありました。一見多少いい加減で軽薄ですが、そんな見方が見当はずれ以外の何者でもないことに気づくのには、さしたる時間は必要ではなかったのですよ。だから、がっかりさせるようなことをしてHPでぼやかれないように、我々も頑張らなくっちゃね。
しかし、彼の"Orchestra Diary" では、この日記とは全く逆の立場からのレポートが読めるわけですから、面白いもんですね。本音を知った上で練習に臨めば、さらに実のあるものになるのでは。デザインも素晴らしいし、さすが、あのまだむが色目を使うのも納得。
先週の私の超絶技巧は、わざとやったと思われている節がありまして、「空気が和みました」などという声も聞こえてきたりしたものです。いくら私がお調子者でも、そこまではやりません、と言い切れないなにかがあるから、そのような風評を呼ぶのでしょう。現に、レオノーレ3番のソロで、何度「アメリカ」にもっていきたいという衝動に駆られたことか。
今日も、4楽章のソロこそ無事乗り越えたものの、危なかった場面は幾度かあったのです。パッサカリアのテーマがE→Fis→Gですからね。やっぱりFis→Gでひっかかりました。前駆症状みたいなのは分かっているので、必死にキーをなだめて、なんとかボロは出さなくて済んだってこと。どうも、気温や湿度の変化が影響しているみたいですね。
ところで、私は、一部の人には「みせびらかしや」で通っているみたい。うれしいことがあったり、素敵なものを手に入れたときには、人に言わずにはいられないような性格なのだそうです。まあそういうことにしておきましょう。で、これは、ヘレヴェッヘの新録のマタイにオプションでついてくるCD-ROM。マタイが好きな人にはたまらないアイテムです。ど〜だ。うらやましいだろう。
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12月14日
いよいよ1900年代もあとなんにち、とかって、マスコミでは盛んにあおりたてていますが、別に普通の年末と変わるところはないのですがね〜。もっと言えば、年末だといっても、普通の日となんら変わるところはない、などとクールに決めたいものです。そうはいっても、やっぱりまわりがあわただしいとなかなか普段通りにはいかないってこと。
というわけで年末ですから、みなさん色々行事が目白押しのようで、練習の集まりは良くはありません。スタート時には1stが3人だって。Vcは産休明けの由香サンが久しぶりに顔をだしたので、最初から5人。すごいですね。ただ、他のパートはだんだん人数が増えていって、1stも結局8人ぐらいは揃ったのに、Vcは最後まで5人のままだったってのは笑えますけどね。
おなじみ和紀クンも、仕事かなんかで欠席。で、鎌サンがブラームスも振ったってわけです。それこそこまごまとしたタテヨコ合わせ。少ない弦には「もっと弾け〜」、「音が少な〜い」。打楽器にも容赦ない注文。たまにはこんなのもいいさね。
打楽器といえば、利恵子サンが今日限りで退団なさるということで、送別会のお声が掛かりましたが、家庭内根回し不足のため、残念ながらパス。この話は前に○○サンからは聞いていたのですが、結局打楽器パートは2人辞めて2人新しい人(ひとりは高校1年生!)が入った形。めまぐるしい変化ですね。それに比べて管楽器は最近はそれほど急激な変化はありませんね。なんせ10年選手がたんと幅をきかせていますから。
和紀クンに貸してあげようと持ってきた、こないだの「まだむ」で紹介された巧芳CDも、せっかくだからだれかに持ってってもらおうと、巧芳マニアの徹クンに渡しました。「まだむ」のコメントは、今日発行の「かいほうげん」にも転載しましたが、これは1度は聴いておくべきCD。なにしろ、クラシックのCDを聴いて、涙がでるほど笑ったなんて、P.D.Q.バッハ以来久しぶりのこと。絶妙のタイミングのホルンのヘクリは、練りあげられたギャグ以外のなにものでもありません。むかし、フローレンス・ジェンキンスというお金持ちの未亡人が、「魔笛」の「夜の女王のアリア」を歌いたいために、私財を投じて作ったレコードってのがありましたが、これはまさにそのノリ。本人は大まじめでやってることが、他人にはお笑いにしか聴こえないという悲しい実例です。
そんなことを言うと、おまえらはどうなんだと言われそうですが、私たちは自分の演奏記録を商品として流通市場に乗せようなどという大それたことを考えたりはしませんよ。あくまで身内だけでひっそり聴くべきもの。それをおおっぴらにしたからには、このぐらいの酷評は覚悟しなければ。(巧芳ファンに火をつけられるのも覚悟しなければ。)
12月21日
今年の練習は今日で終わりです。そこで、本日は日頃「ニューフィル日記」に登場されているキャラクターの皆さんにお集まりいただいて、この1年を振り返っていただくことにしました。
マスター:じゃ、いちばん目立ってた姫からなにか。
姫:わたし、まだ怒ってるのよ。あのキツーイ一発でほんと、夜も眠れなかったんだから。車のこともバカにしまくり。おぼえてらっしゃい。
マスター:い、いや。決してそんなつもりでは。やばいなー。さっチャンなんとかして。
さっチャン:なにさ。私だってほんとうは怒ってるんだよ。いったいなんのつもりさ。ひとのこと勝手にこまごま書いちゃったりして。
あっチャン:でも、マスターは悪気はないんだと思いますけど。
さっチャン:だまってらっしゃい!そもそもあなたはマスターの手下なんでしょう?だいたいあなただってヒドいこと書かれてるんじゃないの?マスターってほんと、若いコにはすぐ色目つかうんだから。
しのぶ:あのぉ、それって私のことですかぁ。
マスター:な、なにを言ってるんですか。わ、私は模範的な家庭人なんですからねっ。女房一筋400年、ちがうっ、何言わせるんだ。
和紀クン:オレにも言わせて。マスターは年はごまかすわ、なんでもみせびらかすわで、オレのホームページだってひどい目にあってんですよ。おかげで、忙しいのに全面改装までしなきゃならなくなって、どうしてくれるんですか。
しできさん:まあまあ、おさえて。でも、みんな楽しく読んでるみたいだから、いいんじゃないんですか。やっぱ、毎週休まないでこれだけのものを書いてるんだから、スゴイですよ。
姫:しできさんはね、直接被害にあってないからそんなことが言えるのよ。わたしなんかいつか仕返ししてあげようと思ってるのよ。でも、ちょっとやそっとのことじゃねぇ。
りっチャン:私はマスターっていい人だと思うけどな〜。まめだし。
まだむ:それは甘いですわよ。あのかたは最初のうちは「書けるときに書いてくれればいいよ」なんておっしゃってくだすってたのに、今じゃ矢の催促よ。ひとの原稿は勝手にお直しになるし、もうやってられませんことよ。
さっチャン:あんた、いったいだれなの?
マスター:そ、それでは、ご意見も出尽くしたようですので、この辺で。みなさまお忙しいところ、ご苦労さまでした。(ふ〜。やれやれ。)
12月28日
先週の「日記」を見て、もう今年は更新はないと思ったでしょう。いえいえ、まだニューフィルの重要な行事、忘年会が残っていたのですよ。
JPのほうは、このところ新作からはとんと御無沙汰で、もっぱら優秀な手下に原稿を書かして更新実績を作るという「左うちわ」というか「髪結いの亭主」というか「ヒモ」というか、なんかそんな状態が続いていましたね。しかし、ここへきてようやく「女に食わしてもらう」という情けない生活から立ち直って、家業に精を出すことができるようなネタに出会えたことから、立て続けに2本の新作をアップすることができました。
今日作ったネタは、「ウェンディ・カーロス ボックスセット」。土曜日に入手した時に、これでひとネタ作れそうだという感触があったので、おととい、きのうとせっせと原稿を書いて、あらかたの内容は出来上がっていました。だから、今日は忘年会に行く前にちょこっと画像さえ取り込めば仕上がるだろうという、余裕たっぷりのスケジュールを考えていたのです。ところが、実際にやってみたら、ジャケ写についてちょっと面倒な処理が必要になるわ、リンクのアドレスがなかなか見つからないわで、実際にアップしおえたのは、7時過ぎ。あわてて地下鉄で、会場へと向かったのです。
さて、忘年会と言っても、年末の飲み会は団としての公式なものではないようで、一応幹事のりっチャンは、JPの掲示板とメールで(半数近くのメンバー!)全団的に告知をかけたのですが、集まった顔触れはほぼ全員管楽器の面子。さっチャンも姫も鎌サンもいない宴会では、いささか盛り上がりに欠けるのもいたしかたありません。
とは言っても、こういうメンバー(どういうメンバーだ)が集まれば、話はおのずとマニアックなものか、シビアなものに傾いていくというのは、今までの経験でわかっていること。お酒の勢いも手伝って、かなり深刻な話題にもなっていましたね。
40度の熱を押して、のたうちまわりながら幹事の大役を全うしたりっチャン、ほんとにご苦労さん。
今年は、私にとっては、人生観が変わってしまうほどの大事件に遭遇した、忘れることの出来ない年でした。皆様はいかがでしたでしょうか。
それでは、よいお年をお迎えください。
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