バックナンバー3

(99/2/2-99/3/19)


2月2日

 「かいほうげん」は今日発行です。練習場に行ったらいつも通りしげちゃんが早くきていたので、お待たせしましたとさっそく渡します。練習が始まるまでず〜っと読んでいたみたいで、音出しのちょっと前には「これがみんなに読まれると思うと、なんだか緊張してきました」ですって。いいな〜っ。こういうことをポッと言えるのがしげちゃんの素敵なところなんですよね。私などは「かいほうげん」で書きちらしてるだけでは物足りなくて、こんなところにまで駄文を披露しまくっているというのに。
 でも、おかげさまで今回は投稿がたっぷりで、私自身が書いた原稿は少なくてすみました。りっチャンという有能なアシスタントもできたことだし、これからどしどし働いてもらいましょう。というわけで、来月号にはりっチャンによる角田第9のレポートが載ります。お楽しみに。それにしても、発行前の忙しさは、やはり相変わらずでしたね。土曜日までは12ページで楽々納まるはずだったのが、結局16ページの特大号になってしまったんですから。
 今日の練習はというと、やはり本番のあとということで出席は散々でした。「かいほうげん」を配ったら帰ろうと思っていたのですが、オーボエが誰もいなかったので代吹きをやっていたら、結局最後までつきあわされてしまいました。
 さて、ホームページの方では、きのうカウンターの交換ということをやってみました。今まで使っていたサーバーのカウンターは、大分前から別の人と共有されていたのには気がついてはいました。信じられないような話ですが、サーバーのFAQでも、こういうケースはあり得ると言い切っていて何の対策も打っていないようなのです。だから、最近やたらとヒット数が多くなったのも、何だか自分の実力ではないような気がして、ちょっといやな気分になっていたところなのです。で、今回乗り換えたカウンターは、ちゃんと自分だけのDBを登録できるし、なによりも良いのは今までのカウント数をそのまま上乗せできるのです。それで、カウンターを2種類張りつけて丸1日おいてみたところ、なんと、新しいカウンターの方がよけいにカウントされているではありませんか。もう迷うことなく、いままでのものは削除しました。
 結果的には、他人に共有されていても殆ど影響は受けていなかったことになります。こうなると、かわいそうなのはこの「他人」ですね。じつは、「他人」がだれなのかは分かっていましたので覗いてみたら、カウンターは10分の1以下の数字に変わっていましたっけ。(いまいちこの仕組みがよく分からないのですが、他人が使用を停止した時にはその時点のカウントが残るのではなく、本来のヒット数が反映されてしまうのですね)

2月9日

 タイトルの写真は1月31日の旭ヶ丘のコンサートです。詳細はこちらをどうぞ。掲示板には崇サンのコメントもありますよ。
 さて、先週からの続きでカウンターの話です。信頼のおけるカウンターに交換して、アクセス数が正しいということになってくると、最近は1日に
3040ヒット、多い時には50ヒットぐらいアクセスされているということになります。今まではだいたい20ヒット前後だったのですから、確実に増えているわけです。「レコ芸」の効果がここにきてあらわれてきたのでしょうかね。
 そうすると、「ジュラシック・ページ」はいったい今までに実質何人の方に見てもらったことになるのでしょうね。1日に40ヒットとすると、まさか毎日のぞく人はいないでしょうから、仮に1週間に1回見ていただくとして、読者は300人ぐらい?こういう計算ではいけないのかな。あるいは、今までの累積数のうち、1回だけであいそをつかしてしまった人が半分だとすると1800人、それに固定のお客様が20×7=140人で合計1940人。確かこういうのを皮算用と言うのでしたね。むなしい想像はやめにしましょう。まあ、CGI を使いこなす人でしたら、アクセス元のアドレスを解析して実数を調べることができるのでしょうけどね。
 いずれにしろ、相当数の人の目に触れているのは確実なことですので、あまりみっともないことは書けないなという思いで身が引き締まるのを禁じえません。これからも一層精進に励み、大関の名を汚さないよう・・・・千代大海じゃないって!

 冗談はさておき、(どこまでが冗談?)先日、このページを見てニューフィルのことを知り、入団したいという方からメールを頂きました。その方は、もうすでに練習もご覧になって、スケジュールの調整ができ次第入団されるそうですよ。こんなふうに実際に役に立っていることが判ると、ページ作りの重要さを思い知らされ、身が引き締まるのを禁じえません。これからも一層・・・・いつまでやる気だ!
 と、練習に関係のないことばかり書いたのは、今週と来週は降り番で練習に行かないからなのですよ。どうしてそんなに休んでばかりいるのか、その訳は来週明らかにされることでしょう。

2月16日

 こんにちは。いつも主人がお世話になっています。jurassicの家内です。ジュラシック・ワイフなんちゃって。
 このところ主人が練習や本番に顔を出さないことが多くなっていますが、そのことについてお話しようと思い、ノコノコと出てまいりました。
 1年前のことになりますが、仙台市が支倉常長を題材にしたオペラを作ることになって、合唱団を一般から募集したことがありました。そのとき主人が申込み用紙をどこからかもってきたものですから、落ちてもともとと思ってオーディションを受けたところ、まぐれで受かってしまい、オペラに出ることになってしまったのです。
 主人も応援してくれて、毎週1回の練習に通うときは、送り迎えは全部やってくれました(私は運転は出来ませんので)。大体は青年文化センターなどでやるのですが、広瀬文化センターみたいな不便なところでやったこともあるので、ほんとうに助かりました。今まで1回も休まないで練習に参加することが出来たのも、主人のおかげです。
 今年に入ってからは、練習が毎土日の週2回に増えました。そのために角田の第9ともろにぶつかってしまいましたが、主人は私のスケジュールの方を優先してくれたみたいです。おかげでニューフィルの皆さんにはご迷惑をおかけしてしまいますが、許してくださいね。
 オペラの方は本番を1ヶ月後にひかえて、密度の濃い練習が続いています。三善晃が初めて作ったオペラだといいますし、なにしろ「世界初演」ですから力がはいります。合唱団は出ずっぱりですし、歌うだけではなく、舞台上の動きも覚えなければならないので大変です。それだけではなく、演出家の先生のプランでは最後は合唱団員が客席に降りていって歌うそうなのです。オペラというよりは、カンタータかシアターピース(私、なんでこんな難しい言葉を知っているのだろう?)みたいな感じですね。上演時間も1時間ちょっとですから、あまり眠くならずに集中して聴いていられるのではないでしょうか。皆さんもぜひ聴きに来て下さい。

2月23日

 第9も終わって、やっと普通の定期の練習が始まります。(普通預金と定期預金の話ではないのですよ。―だれもそんなことには気がつかないって!―)私にとっては1ヶ月ぶりの、正規パートでの練習です。考えてみれば再来週にはもう末廣さんが来るのですから、のんびり第9などをやっている場合ではなかったのかもしれませんよ。今週と来週が正念場だというのに、あいかわらず一人もいないパートがあるのですから。この段階でオーボエ抜きで合奏をやらなければならないなんて、とても信じられません。実は先週入団希望のメールが来てたので、今日あたり見学にでもくるのかなと期待していたのですが…。岳志クンにこの話をしたら、本人のことを知っていて“?”ってな顔をしていました。だけど、これだけないがしろにされているのではえり好みなど言ってはいられませんよ。ひとつのパートが来ないばっかりにその他のパートがきちんと揃っているのが全く無駄になってしまうのですから、これはたまりません。すこしぐらい見劣りがしても、誰もいないよりはずっとマシなのですから、ぜひ入団してほしいものです。
 というわけで、たまにはキツイことも。
 お口直しにアホな話も。しばらく休んでたものですから、祐子チャンが「jurassicさんがいなくて寂しかった」ですって。冗談とも冗談ともつかない口調で目を潤ませながら訴えるさまには、少女のような恥じらいさえも感じられたものです
 どうもきょうは馬鹿なことばっかり書いてますね。自分では気がつかなかったけれど、一月ぶりにオケで吹いてかなりハイになっているみたいです。

 角田に行けなかったので季樹サンに写真を頼んだのですが、そのフィルムがまだ余っているというので練習が終わってから撮りまくったもののなかで、迷ったあげく今週のタイトルはしげちゃんにしました。

3月2日

 VcObの入団希望者が来ました。二人ともホームページからメールで問い合わせをしてきて、私経由でパートリーダーなどに連絡が行ったケースです。じつはもう一人、Vaでも希望者がいたんですよね。この方はお仕事の都合で結局断念されてしまいましたが、こういう風にインターネットを通じて入団者を募るのは、かなり有効な方法なのかもしれません。和紀クンが作った今度の定期のチラシのテスト版が出来てきましたが、ホームページのアドレスも載せるそうなので、ますます目に触れる機会は多くなることでしょう。確かオフィシャルページの方のアドレスが掲載されるはずなので、こちらへのリンクをもっと目立つように直しておきましょう。
 さて、練習ですが、今日は全パートが最初から揃うという、驚くべきことが起こってしまいました。この状態であと2〜3回やってから末廣さんを迎えたかったのですが。弦も管もまだまだ穴だらけで、非常に不安ですね。
 フルートパートでは、1番と2番がユニゾンで伸ばしているところを交代でブレスするようにしているのですが、なぜか全く同時に息をとってしまったことが何回かありました。私とあっチャンは「息が合っている」ということなのでしょうが、これはマズイですよ。(こういう書き方をするとなにがマズイのか誤解を招きそうですね。マズイのは同時に息をとること。―別にわざわざ説明することもないか。―)それから、亮クンもまざってみんなで高音のA−Hのトリルの研究会。私が前から使っている金さんの指が小泉さんの本にも書いてあったので、それをあっチャンにコピーしてあげたのを、亮クンも見て試してみてました。他のパートはさぞうるさかったことでしょう。
 技術委員会では、案の定、沼尻さんがダメになったとの報告。かわりの指揮者がすんなり決まれば良いですが、どうももうひと揉めありそうな予感が、私にはしてなりません。杞憂であってくれれば良いのですが。


3月9日

 「私は本気で心配しています。こんな状態ではとても本番には間に合いません。」
 マーラーを1回通して、小返しを始めようとした時の末廣さんの言葉です。さらに、
 「これだけじゃなくてあと1曲、やはり大変な曲があるんですよ。出来ればキャンセルして他の曲にしたいぐらいです。」
 これは、言われても仕方のないことですよね。なにしろ1ヶ月以上定期の練習をやっていなかったんですから。
 「これから皆さん本気になってさらって下さい。」
 でも、考えようによっては、最初の練習でこれだけ言われたほうが良かったのかもしれません。前回のチャイ4の時は、いきなり「なかなかいいですよ」などとおだてられてしまったため(かどうかはわかりませんが)、本番間近になってとんでもないことになってしまったんですから。ここはともかく末廣さん一流のおどしだとしても、言われたとおり必死にさらうしか道はありません。
 でも、やはり末廣さんはすごい。テンポの緩急は自由自在で、きちんとついていきさえすれば確実に音楽が出来上がってしまうんですから。今まで考えてもみなかったようなウィーン風のリズム、葬送行進曲のパロディー。ぜひともくらいついてモノにしたいものです。
 楽譜の件では、「新校訂版」のことを全くご存じなかったというのは意外でした。でも、案外第一線で活躍されている方というのは、こんなものなのかもしれませんね。版の違いをおおげさにゴチャゴチャ言うのは、金子某のようなアマチュアに任せておけば良いのです。大事なのは音楽なのですから。
 終ってからは、国分町の「銀兵衛」で歓迎会。参加者は全部で14人かな。しかも女性は節子サンとりっチャンだけというのは、時間が時間なのでしょうがないとしても、いかにもさびしすぎますね。でも、このぐらいの方が全員が話に参加できるというメリットはあるわけで、末廣さんを中心に、なごやかな歓談は1時過ぎまで続いたのでした。
 帰りは季樹サンの車で和紀クンやりっチャンといっしょに送ってもらいました。ホームページの話になったらりっチャンが「勝手にひとのことアシスタントにしないで下さい。」とむくれていましたから、とうとうブラウザがつながったのでしょう。そういえば、しげちゃんも「Gクレフのホームページ見ましたよ」などとおそろしいことを言ってましたっけ。さいわい「ジュラシック・ページ」はまだ見ていなかったようで一安心。でも、これからはやたらなことは書けませんね。まさか祐子チャンが見てるってことはないでしょうけどね。

3月16日

 先週の末廣ショックのせいか、今日は管楽器陣は一人残らず全員揃うというとてつもない快挙をなしとげました。これが極めて特別なことであるというのが、ニューフィルの問題なわけです。普段からこういう出席状態だったら、練習もやりがいがあるし、指揮者にあれだけ言われることはないのですけどね。
 しかし、本当に久しぶりにドビュッシーをやったのですが、いくらなんでもちょっとヤバすぎます。来週は末廣さんはいったい何と言ってくれるのでしょう。あきれかえって言葉もない、というところでしょうか。首を洗って待つしかないか。
 ところで、和紀クンがつくった定期演奏会のチラシが出来てきましたが、今までの、デザインのことなど何も考えてなかったものに比べると、まったく別物です。ニューフィルのイメージが大きく変わることでしょう。ただ、裏面のオケのプロフィールを見てしまうとがっかりしてしまいますがね。こういうものが公式のプロフィールだなんて、恥ずかしくてしょうがありません。去年あたりから変えるように言っているのですが、なかなか実行は難しいようですね。(これ以上書くとちょっとアブナくなるのでやめておきます。)
 最新情報のページに「だんぼ3兄弟」といっしょに載せましたので、見てみてください。
 最近、やたらとエラーが出るようになったので、1年ぶりにリカヴァリーをやってみました。やる前は
SCSIをはずしたり大変だろうなと思っていましたが、それほど面倒なことはありませんでした。ただ、大変だったのはこのホームページビルダーのインストール。全部のファイルをもう一度転送しないと更新ファイルの識別ができないというわけで、再度(1回目はこのヴァージョンにアップグレードしたとき)まるごと転送をやったのですが、ファイルはさらに増えていて1,200以上になっており、たっぷり2時間かかってしまいました。練習のとき泉サンにこのことを話したら、ISDNを勧められました。そろそろモデムでは限界かもしれません。検討しましょう。

3月19日

 いつもは週一のペースですが、ぜひとも書いておきたいネタが現れたので、今日は臨時の「ニューフィル日記」です。
 きのう発売になった「音楽の友」4月号で、巻頭に大々的にジンマンのことが紹介されていました。日本の音楽雑誌でここまで大きく取り上げられることになるなんて、ジンマン本人は全く予想もしていなかったことなのでしょう。人間、なにがきっかけでスターになれるか分かったものではありません。
 それはさておき、この記事のなかに、ジンマンはベーレンライター版が出版されるずっと前からベートーヴェンの楽譜の研究を行っていて、たまたま同じようなコンセプトのベーレンライター版が出たので、それを使って演奏することにしただけだ、というようなことが書いてありました。もちろんジョナサン・デル・マーとは一面識もないそうなのです。これで私のかねがねの疑問は氷解しました。思った通り、ジンマンの演奏はジョナサン・デル・マー校訂のベーレンライター版とは縁もゆかりもない、まさに「ジンマン版」に基づいたものだったのです。おそらくジンマンは、デル・マーの校訂報告などはろくすっぽ読んでもいないか、読んだとしてもこれはオレの解釈とはちがうと、頭から無視をきめこんだのでしょうね。
 したがって、たとえ目指したものは同じであっても、これまでさんざん述べてきたとおり、もとの資料の評価のしかたが全く異なっており、その結果かなり重要な箇所でベーレンライター版とはまったく別の解釈になってしまっているのです。当然のことですが、こういう楽譜を「ベーレンライター版」と呼ぶことはできませんよね。
 しかし、CDのジャケットに「ベーレンライター版に基づく」という、事実とは全く異なる表記がされていれば、何も知らない人はジンマンの演奏を聴いて、これがベーレンライター版だと信じ込んでしまいます。今からでも遅くはありません。ぜひとも「ベーレンライター版に基づく」という肩書だけははずして下さい。(だれに頼んでるんだ?)

 ジンマン、チューリッヒ・トーンハレというこのコンビは、6月に来日して「ベーレンライター版」ベートーヴェンを演奏することになっています。ここで選ばれている曲目が、5番と7番という、まだ出版譜が公になっていないものだというのは、単なる偶然なのでしょうか。あの「エロイカ」を演ってしまっては、楽譜を見ていればいくらなんでも「これはベーレンライターとは違う」と気がつく人が出てくるに違いない判断して、あえてまだ楽譜が大衆の目に触れていない曲をプログラミングしたのではと邪推する人は、ひねくれものと呼ばれて葬り去られてしまうのでしょうか。

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