バックナンバー16

(01/3/4-01/4/27)


3月4日

 今月も、また「かいほうげん」の季節がやってきました。あさって発行の予定で、着々準備をすすめているところです。新年会以外にはこれという行事もなかったので、今回はいつもの16ページが確保できるかどうかは、若干微妙な状況でした。さらに、今回は承認された新入団員というのがいなかったため、必然的に1ページは足らなくなってしまいますし。
 ですから、崇サンが、今回の曲目の「アランフェス協奏曲」がらみで原稿を書いてくれるというのは、とても心強いものでした。スペインに行かれている間に頂いた「スペイン便り」(憶えてますか?)を見ても、ボリューム的には楽々2ページは期待できるとみて、編集作業を進めていたわけです。
 しかし、忙しい崇サンのこと、この間の練習の時に催促したにもかかわらず、一向に原稿が送られてくる気配はありません。もし、間に合わなかった場合、どうごまかしても1ページ分は足らなくなってしまいます。そんな時に使えるのが、演奏会のチラシでページを埋めるという手法。「これからのオススメコンサート」かなんかでうまくレイアウトをすれば、2ページまでは稼げるという、実にありがたいテクニックです(ばらしてどうする)。
 それで、来月の予定表も入手したかったので、青年文化センターに行ってみました。そうしたら、なんと、今度の協奏曲の演奏会の立派なチラシが置いてあるではありませんか。この演奏会に関しての、主催者のやる気のなさについては前に書きましたが、周知に関してもそれほど期待などはしていませんでした。まさかこんなに厚い用紙のチラシが出来ていようとは。さっそく、これで1ページ完成です。
 しかし、考えてみたら、出演者の端くれである私たちのところに、このチラシが回ってきていないというのは、やはりやる気がないことの現われなのかも。自分たちが出る演奏会のチラシをスキャナーで取り込んで会報に印刷するなどという不思議なことは、音楽堂建設を白紙撤回するような情けない都市で活動している限り、ついてまわらざるを得ないのです。
 それでもまだ余白が出来るので、好評の「わたしはいったいだれ?」の解答を画像で載せることにしました。前号の正解は、1月23日の日記にあります。ついでに123号の正解まで作ってしまいました。いずれも、画像の上にカーソルを置くと・・・

3月6日

 協奏曲の演奏会の指揮者、大井さんとの初顔合わせです。仙台フィルの副指揮者の方ですが、私はお会いするのは初めて、指揮する姿はおろか、顔写真すら見たこともありませんでした。団長の崇サン(結局原稿は間に合いませんでした)の紹介で指揮台に立った姿は、知的な学者タイプ。どことなく、漫画家の手塚治虫に似た風貌です。
 私は人見知りが激しいほうですから、全く知らない指揮者ということで緊張感も最高潮、ちょっと慌しくて、ウォーミングアップも十分でなく、先行きはかなり不安なものがありました。
 とりあえずブルッフから始まりましたが、コンチェルトということで、独奏パートを歌いながらの指揮です。これがちょっとすごいのです。ほぼ実際の音と同じ数だけの音を、忠実に口ヴァイオリン(もちろん「口三味線」のもじり)で再現、さらに、ソリストならこうやるだろうというルバートもきちんと織り込んであります。これは、本当に演奏していて楽しくなります。身のこなしも軽やか、こちらも無駄な力がどんどん抜けて、さっきまでの緊張感がウソのように、伸び伸び吹けるようになってきました。
 3楽章の最初、ソリストが入る前の序奏の部分を「ソリストにプレッシャーを与えないように」と言われたときには、なんかうれしくなってしまいました。それでいて、「ここは一番好きなところです」と、オケが歌うところはめいっぱい歌わせて、ただの伴奏では終わらない配慮も。
 後半のピアノコンチェルトでも、やはりソロパートのガイド付きです。もっとも、この曲の場合はピアノだけの部分が多いので、そこはとばして。それでも、「こんなに歌わされる曲は初めて」ですと。それはそうでしょう。でも、お陰で、いまいちイメージが湧きにくかったこの曲も、かなりそれっぽく感じられるようになったのでは。
 冒頭に「頼まれ仕事だというのがありありと分かる演奏」といわれてしまったことなど忘れてしまった振りをして、頑張ってやろうじゃないかという気に、少しはなってきた・・・ことでしょう。
 さて、紆余曲折のあった「かいほうげん」も無事発行にこぎつけることが出来ました。しかし、余裕を持って始めたつもりなのに、やはり最後は修羅場が待っていました。コピーの調子が悪く、何度もエラーが発生、そのたびにサービスから電話がかかってきます(オンラインでトラブルを監視しているのです)。挙句の果てに、ホッチキスの故障。最後の工程でこんな落とし穴があったとは。せっかくご本人たちの快諾を得たのだから、何とかしてあの写真だけは公表しなければ、という執念がなければ、今日の発行は実現しなかったことでしょう。

3月8日

 おとといの大井さんのデータが載っているサイトを見つけたので、リンクを付けておきました。なんと楽器はフルートだとか。それよりも「甘い物好き」というのが私のお気に入り。
 話は全く変わりますが、最近はネット通販がおおはやり、私もCDや楽譜などの購入にたびたび利用させて頂いています。手に入りにくいものが簡単に見つかったり、外国から直接買ったほうが国内で買うよりずっと安かったりと、「使える」ことが多いだけ、ある程度のリスクもついてまわることになります。
 だいぶ以前のことなのですが、どうしても欲しかったのに国内では輸入元が変わったりして手に入りにくくなっていたCDを、そのCDメーカーのサイトで見つけました。そのまま購入できるようになっていたので、さっそく買おうと思って、それなりのフォームに書き込んでみたのですが、大体こういうサイトで聞いてくるクレジットカードの番号などは、どこにも記入するところはありません。普通は手続きが完了すると、購入ナンバーが発行されたり、すかさずメールが来たりするのですが、それもありません。だから、きっと手続きがうまくいかなかったのだろうと、そのままにしておきました。
 そんなことも、忘れてしまった頃に、そのCDが届いてしまったのです。ただ、請求書とか、支払方法を書いたものとかは何も付いていません。きっと、代金は払わなくてもいいのでしょう。なんともトロい会社ですね。
 しかし、それからさらに2〜3ヶ月たった先週のこと、その会社から封書が届きました。読んでみると、「CD代を送れ」というもの。メールアドレスも書いてあったのですが、ちょっと心配だったので、FAXでクレジットカードの番号を送りました(実は、国際FAXをかけたのはこれが生まれて初めての体験)。
 そうしたら、折り返し、「クレジットカードはまだ扱っていないので、小切手で送ってくれ」という手紙がもどってきました。いまどきカードも使えないなんて、ほんとにダメな会社ですね。外国送金のための小切手などというのも、私のこれまでの生涯ではとんと縁のなかったもの、なかなか貴重な体験をさせてもらいました。しかし、3500円程度のCDを買うのに、手数料2500円と、送料520円をかけなければいけないなんて、つくづくオソマツな会社ですね。
 でも、いいんですよ。別な本屋さんから作曲家の作品目録を買った時などは、あんまり届くのが遅いので、問い合わせたら、「当方のミスと思われるので、別の便で同じ物を送ります」と話が付いた直後に、最初の荷物が着いてしまいましたからね。結局、あとで届いた分は友人に譲ってやりましたが、その時の収入が今回の手数料+送料と見事に合致するあたりに、人生の機微を感じたりするのです。

3月13日

 夕べの大雪にはびっくりしましたね。朝起きてみたら、一面の銀世界、車もすっぽり埋もれていました。おかげで、もはや今シーズンはないだろうと思っていた雪かきの試練。境内駐車場と石段を1人でやったら、殆ど午前中いっぱいかかってしまいました。日中はいい天気でしたから、雪をかいた部分はお昼過ぎには気持ちよく乾いてしまいましたね。何事かを成し遂げた充実感というんですか、そういったものを味わうことが出来ました。
 鎌サンのメンデルスゾーン。理想と現実との間で折り合いをつけるのが苦手というか、理想の設定が高すぎるというか、ちょっと疲れた体にはいささか辛い取り組みですね。
 ところで、この曲、第2楽章が面白い構成になっていて、最初はヴィオラ以下の低弦だけで始まり、ヴァイオリンはしばらくお休みです。管楽器も少ない編成ですから、用のない人は早く帰れるようにと、この間の大井さんはこの楽章を最後に練習しました。今日もそのパターン。ただし、凝り性の鎌サンにかかると、出だしの部分だけで時間を使い果たしてしまいそうですから、「ヴァイオリンも帰っていいよ」ということになりました。椅子も譜面台も片付けてしまって、残ったのは低弦とファゴットだけという、ちょっと普段は見ることの出来ない、フォーレのレクイエムみたいな珍しい組み合わせになってしまいました。

 話変わって、チェロの裕史サンが、ついにWEBデビュー。さっそくリンクしてみました。スポーツおたくだったんですね。WEBといえば、この「日記」がiモードでも見られるようになっています。新幹線の中でも日記を見たいというヤスユキさんの根性に負けて、つい出来心で作ってしまいました。そこまでして見せるほどのものでもないような気がしてしょうがないのですが。

3月15日

 ドメインを取って、外見だけは立派になった公式サイトですが、さらに見栄えをよくするために、フレームを導入してみました。私の好みとして、基本的にフレームつきのページというのは好きではありません。よそのページを見てみても、フレームを使って成功しているものは殆どありません。画面は小さくなるわ、リンクは分かりづらいわで、よほど卓越したデザイン感覚を持っていない限り、テクニックにおぼれた、美しくなく、使いづらいページになるのが関の山なのです。
 などと、えらそうなことを言ってますが、実は、私はこのフレームには一度も手を染めたことはなかったのです。ウェブマスターとして、この技法を実際に使ってみることは、避けて通ることは出来ないものだという意識が、私をフレーム作りに駆り立てたのでしょう。
 さて、そんなわけで、出来上がったものがこちらです。自分で言うのもなんですが、これまでフレームに感じられていた不満は解消出来ているはずです。一つは、画面を上下に分けた点。左右に分けるとどうしても幅が足らなくなって、余計なスクロールバーがついてしまいますから、これは譲れません。もう一つは、トップページだけはフレームではなく全画面にしたこと。多くのフレームページでは、別々のフレームに同じメニューが並んでいたりしますが、これはとてもみっともないもの。しかし、実際に作ってみて、なぜわざわざこんなみっともないものを作るのか、そのわけが分かりました。トップページを含めて全てのページをフレームにすると、フレームページを一つ作るだけで済んでしまい、とても楽なのですよ。私のようにすると、リンク先の数だけファイルを用意しなければなりませんから、すごく面倒くさいのです。
 さらに、初めて使い方が分かったのが、<A>タグの中の"target"というパラメーター。今までも、リンク先を別のウィンドウにする時などには使ってはいたのですが、フレームの場合には、これが非常に大きな意味を持つことになります。これを書かないと、同じフレームの中にリンク先が表示されてしまいますから、私の場合だと、上の小さな部分が変わるだけ、下の本体はそのままです(つまり、私も最初は間違えたってこと)。トップページにもどる時などは、全画面表示にするために、「target="_top"」が必要になります。
 ここで大きな問題が発生してしまいました。ご存知のように、公式サイトにはJPの相互乗り入れのページがたくさんあるのですが、そこの「toppage」ボタンのリンクにこれをつけないと、いつまでたってもフレームから抜け出せなくなってしまうのです。それを防ぐためには、リンクしそうなページのボタンのタグを全て書き直さなくては。あ〜あ、やっぱり、フレームなんて嫌いだっ!

3月18日

 はっきり言って、唐沢なをきにハマっています。直接のきっかけは、半月ほど前にテレビで見た「BSまんが夜話」。私は、べつにまんがマニアというわけではないのですが、この番組のレギュラーのいかにもおたくっぽいトークが好きで、毎回見ています。これで唐沢なをきの「カスミ伝S」が取り上げられていたのです。それまで、彼の作品で見たことがあったのは、「ビッグコミック・オリジナル」に連載されている「電脳炎」。かわいい絵だし、オチも面白いので、欠かさず読んでいたのですが、正直言って、それほど大物だとは思っていませんでした。
 ところが、「まんが夜話」で紹介された作品は、とてつもない問題作。実験的な技法をふんだんに盛り込んだり、過去の漫画家のパロディーを多用したりと、とことん私好みだったのです。タイトルからして「カムイ伝」のパロディーですからね。さらにうれしかったのは、私が敬愛して止まない杉浦茂の引用もあるというのです。この番組のレギュラーは好みがとても偏っていて、めったに誉めたりしないのですが、この時は全員が賞賛しまくっていましたし。こんなことは、みなもと太郎の「ホモホモセブン」(これも私は大好き)以来のことです。
 さっそく、買おうと思って近所の本屋さんに行ったのですが、普通の店では彼の作品など全く置いてはいないのですね。ちょっと遠出をして大きめの店に行ってみても、殆ど見つかりません。そこで、仙台では最も大きなまんが専門店である、駅前の「喜久屋書店」まで行ってみました。さすがにものすごい品揃え、出版社別になっている広々とした棚を、端から順に見てまわりました。しかし、ここにも、彼の本は1冊も見当たらなかったのです。諦めかけて、奥の文庫本コーナーのあたりに行くと、作家別のコーナーがありました。諸星大二郎、さいとうたかを、なるほど、これが店主の趣味か、ふむふむ、えっ、か、唐沢?・・・そう、そこには唐沢なをきのコーナー、殆どの作品が揃っていたのです。もう、宝の山に踏み入ったよう、気がついたら、20冊近くを抱えて、レジに並んでいました。
 一番うれしかったのは、「夜話」でも触れられていた「怪奇版画男」が手に入ったこと。全編手彫りの木版画という、気が遠くなるような手間がかけられたものですが、作品としても極めて質が高いものです。基本的に棟方志功のパロディー、とは言っても、中身はおやぢギャグ満載の楽しいもの。なんせ、タイトルからして全て「版画」がらみのおやぢ。「野菊の版画」(野菊の墓)、「版画と黒」(赤と黒)あたりはまともですが、「版画1/2」(8仮1/2)となるとちょっとね。ところで、「フレンチ版画」ってなんだか分かります?

3月20日

 暖かくなりましたねえ。練習が始まる4時半頃は、とてもコートなど着てられないほどの陽気でしたから、セーター1枚で練習場に行ってみました。コンチェルトのソリストとの合わせ、今日は休日ですから、いつもより早く始まるというわけです。休日だから集まりが悪いだろうという予想は見事に外れて、見事な出席状況です。まあ、本番まであと2回しか無いのですから、当然といえば当然ですが。
 最初はヴァイオリンの方。17歳ということですが、なかなか大人びて見えます。音楽も堂々たるもの、きちんとマイペースを保って、オケに色々と仕掛けてくるから、大したものです。手が空いたときに写真でも撮ろうと思っていたのですが、ブルッフはフルートといえどもなかなか気が抜けないので、結局1枚も撮れませんでした。それだけ、こちらも緊張していたということ。
 ピアノの方は、年相応のおとなしい方。先生がつきっきりで注意をしたりしています。もっとも、こちらも演奏が始まれば立派な音楽家です。楽譜にノンブルがついていないようでしたが、「Pから」とか言われてもすかさず対応できる勘のよさも持ち合わせているみたい、本番が楽しみです。
 2曲とも、最初に全曲を通してから、短い休憩をはさんで細かく返していくというやり方で、予定の8時半にはきっちり終わることが出来ました。毛玉だらけのセーターで、相変わらず軽やかな指揮ぶりを見せてくれた大井さんは、前回はあまり細かいことはおっしゃりませんでしたが、今回はかなりシビアなところを突いてきていました。ホルンの音程とか、弦のアンサンブルとか。しかし、言われてはみたものの、今回のコンチェルトの練習はいかにも準備不足、本当はソリストが来る前に解決しておかなければいけない問題が山積なのですね。ソリストたちはどのように感じていたことでしょうかね。耳が痛かったのは、「前に言った事が守られていない」という指摘。こればっかりは、もうどうにもならないことなのでしょうか。
 例によって、メンデルスゾーンの第2楽章だけ最後に低弦だけ絞られるというパターンでしたが、終わってもまだ納得できないヴィオラパートは、みんなが帰っても個人練習を続けてましたっけ。
 私自身は、音程を補正する換え指もまずちゃんと出来て(肝心のところで本来の指を忘れるというミスはありましたが)本番でも使えそうな見通しは立ちました。後は大井さんが言ってたように「楽しい気分で演奏する」ことですか。帰りの駐車場では、おつりの中に前の人が忘れていった250円が混ざっていたりして、幸せな気持ちにもなれたことですし。

3月23日

 オフィシャルページの化粧直しに続いて、ジュラシック・ページも春の装い、だいぶ感じが変わったでしょう?
 きっかけは、オフィシャルページに貼り付けたバナーがちょっとみすぼらしかったこと。このバナーはだいぶ前から作り直したかったのですが、つい面倒くさくてそのままにしてあったものです。このサイトを始めた時からずっと使っていたという愛着心も、なかった言ったらうそになるかも知れませんが。
 衣替え作戦は、19日のバナー造りから始まりました。新しいデザインのコンセプトは2点、「トロピカル」と「インターナショナル」です。ベースとなる画像は、「ロスト・ワールド」のサントラ盤に付いていた(というか、ジャケ全体がジオラマになっていたのですが)、アフリカ沖の孤島のジャングル。T-レックス君もほんの少し登場しています。それが「トロピカル」。「インターナショナル」というのは、例のJAVAでカーソルをのせれば分かります。
 出来上がってみると、このバナー、以前のものに比べてちょっと存在感がありすぎます。今までそれなりにバランスが取れていたトップページが、この新規加入者の出現で、とてもちぐはぐなものになってしまいました。ボタンや壁紙にもこのバナーに見合うだけの力強さがないことには、事態は収拾できません。作戦第2弾です。
 「TopPage」や「Back」といったボタンは、バナーの画像をそのまま使用。2つ並ぶと、きちんと絵柄がつながって見えるはずです。壁紙は、色とフォントを手直し、いぶし銀のような重厚さが表現されていると思い込んでいるのは私だけ?
 模様替えにあたってのポイントは、ファイル名を変えないこと。ボタンの場合は、サイズ(ピクセル)も、前のものと同じにしてあります。こうしておけば、画像ファイルを転送するだけで、全てのファイルがたちどころに更新されてしまうことになるからです。ですから、一見さんでないあなたの場合、HD内に残っている画像がそのまま表示されてしまうことがありますので、もし、「何も変わってないじゃないか」と思われた時には、ブラウザの「更新」ボタンを押して、新しい画像を取り込んでみて下さい。
 最近心なしか日記の更新が早いのは、裕史サンの仕事と無関係ではないはずです。「ET」を借りていった人は、子役時代のドリュー・バリモアが見たかったのでしょう。

3月28日

 一見さんではないあなたには、このサイトがどうして「ジュラシック・ページ」と命名されたかということは、先刻ご承知のことでしょう。詳細はこちらをご覧頂くことにして、とりあえずデータだけを並べると、こんな具合になります。
期間 元ネタ 作品例
1993/8
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1997/6
ジュラシック・パーク ジュラシック・ハープ
ジュラシック・パック
1997/7
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1998/8
ロスト・ワールド ポスト・ワールド
ロスト・ヌードル
1998/9
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2001/6
THE LOST WORLD THE LOSTAR WARS
THE LUTH WORLD
2001/7
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-
 第1作の「ジュラシック・パーク」が公開されたのが1993年、第2作の「ロスト・ワールド」が公開されるまでの4年間に、多分40以上の「ジュラシック〜」ネタが作られたはずです。
 「ロスト・ワールド」に代わってからも、毎月1作というノルマは変わりませんから、時にはそうとう無茶なものも出来てしまいましたが、一応ここまでは「落ちる」こともなく、続いています。しかし、なんと言っても基本は文字の並び替えだけですから、いつかは全くネタが生まれない日がくるというのは自明の理。ですから、最近の関心事といえば、第3作目のタイトルがどういうものになるかということでした。4年に1作のペースで来ていますから、そろそろ新作のうわさが伝わってくる頃ですし。できれば、簡単にパロれるものだったらいいな、とか。
 ところが、ついこの間ネットで見つけた新作のロゴマークはこんなものだったのです。
 今までの黒いシルエットから、一転してメタリックなテクスチャー。しかし、肝心のタイトルは「ジュラシック・パーク」、これでは最初と同じ、と思ってよく見たら、最後に引っかき傷みたいのがあって、どうやらそれが「3」なのでしょう。つまり、「ジュラシック・パーク3」という芸のないタイトルが、7月に公開予定の新作につけられるというのですね。
 さあ、困りました。もうこのネタは使い切ってしまいましたから、これであと4年間もたせるなどという気力は、もはや私には残ってはいません。このロゴが、ただのパイロットであることを祈るだけです。しかし、やっぱり、もうこの時期のデザインの変更はないだろ〜な〜。

3月29日

 びっくりしましたねぇ。今日の大雪。もう4月も間近だというのに、真剣に降ってましたから、油断は出来ません。
 さて、今日は土曜日の協奏曲のコンサートの会場リハーサルです。ご存知かどうか分かりませんが、このコンサートは3つのアマオケが伴奏するというのがウリになっています。だから、今日も我々の前に別の某宮教大オケがやるということで、開始はいつもより30分遅い7時半です。
 7時頃コンサートホールに行ってみたら、まだ前のオケが練習中。掲示板には、音出し専用の部屋が用意されているというので、そこに行くことにします。ロビーではあっチャンたちが食事をしたりしていて、なんかゆったりムード。軽く音出しをして、時間になったので、会場に向かいます。
 練習の予定は9時半まで、1人1時間の持ち時間ですね。本番の会場ということで、ソリストの方たちも伸び伸びと弾いていました。ピアノも、前回は調律もしていない小さなグランドでしたが、今回はちゃんとしたスタインウェイのフルコン。調律の人も客席できちんとチェックしてましたっけ。
 しかし、いつものことながら、この会場でやるとヴァイオリンにしろピアノにしろ、ソリストの音が聴こえてこないのには参りますね。からみの部分でも、頼りにするのは指揮者の棒しかありませんから、とても不安。こんな欠陥ホールでしか定期演奏会が出来ない仙台フィルと、それを聴くしかないお客さんには、同情の言葉もありません。それというのも、私たちが住んでいる街は、まともな音楽堂一つ建てることが出来ないという、文化的には疑いようもない後進地だという情けない現実があるからなのです。
 ホールでの練習だと、お客さんの出入りがよく分かりますから、それは楽しいですね。しできさんは、うまれたばかりの「あいこちゃん」を連れてきていましたし、辞めたはずの和紀クンも、出来上がった名刺を届けにきたついでに、しっかり聴いていったようです。
 実はもう1人、本番には来れないので聴きに来たという人がいて、先ほど「ロシアのオケのような厚い音」という感想をメールで送ってこられましたっけ。
 なにはともあれ、信じられないことですが、この演奏会の入場券(往復はがきで応募)に応募が殺到しているということで、抽選の倍率もかなり高かったとか。しかし、満員間違いなしという担当者の方のお話をそうそう鵜呑みにはできないぞと思うのは、3枚出した葉書が全部当たってしまった人が身近にいるせい。あっ、でも、ニューフィルの女性の網タイツ目当てに来る人はいるかも知れませんけどね。

3月31日

 いよいよ、協奏曲の本番です。3時からゲネプロの予定ですが、車が入れられなくなると困るので、1時過ぎには会場入りしてみました。同じ演奏会にオケが2つ出演するというので、裏方は大変。楽屋も、ホールの備え付けのものは別のオケが使うので、我々は「研修室」というところを使わされることになっていました。行ってみると、机の上におつまみやら飲み物のPETボトルが置いてあります。紙コップなどもあって、これが主催者の精一杯のおもてなしなのでしょう。
 ゲネプロは本番順に、我々が2曲、2時間やったあと、別のオケが1時間。それで6時には開場となるわけです。だから、ゲネプロが終わってから本番まで1時間ちょっとしかありません。その間に食事をしなければなりませんから、これはかなりきついスケジュール。できれば、食事が終わって1時間以上たってから本番になってもらいたいのですが、そういうスケジュールでは仕方ありませんね。
 研修室で、主催者が用意してくれたお弁当を食べ終わってホールの前に行ってみると、もうすでに列ができ始めていました。満席になるかもしれないという噂は、どうやら本当だったみたいですね。
 本番前となって、みんなステージの袖に集まっています。そのうち、最初のヴァイオリンのソリストの方もやってきました。かわいらしいドレスの上に上着を羽織って、手が冷えないように毛糸の手袋をしています。「かわい〜」という声があちこちであがりました。たまたまデジカメを持っていた(本番前にふつうそんなもの持ってくか)ので、しっかり撮らせてもらいましたし。「俺もあの手袋になりて〜」と言っていたのは、いったいどこのおぢさんでしょう。
 本番で印象的だったのは、大井さんの指揮振り。ブルッフのオケだけの部分、「ここが一番好きなんですよ」とおっしゃっていたところを、とても表情豊かに、思いを込めて振っていました。オケをその気にさせるのが上手な方だということは前から感じていましたが、本番であれをやられるといっそう盛り上げられます。いつか、ちゃんとした演奏会を指揮していただきたいものですね。
 お客さんは、やはりほぼ満員の盛況。指揮者やコンマスと握手するのもぎこちない若い演奏家たちに、惜しみない暖かい拍手を送ってくれていました。ただ、この演奏会に来てた人の話では、「仙台フィル」が演奏するのだと思っていた人がそばにいたとか。確かに、この演奏会の位置付けというのは、当事者ですらよく分からないものでしたから、一般の人が誤解しても無理はないでしょう。そのせいで満員になったとは思いたくはありませんが。
 ゲネプロの時に、本当に網タイツをはいている人がいました。もっとすごいのは、下着まで黒で決めてきたという男性。掲示板のいたずらに付き合ってくれて、ありがとう!

4月1日

 「オーケストラの饗宴」2日目に行ってきました。観客の入りはきのうよりやや少なめ、3曲目に至っては、半分ほどしか居ないという状態でした。まさか、きのうの日記を見て、間違いに気付いた人がキャンセルしたわけではないのでしょうがね。
 自分たちが演奏したのと同じ曲を、次の日に別のオケの演奏で聴くという、稀有な体験の機会を与えてくださった関係各位には、お礼の言葉もありません。お陰様で、とても貴重な勉強をさせていただきました。同じ曲でも指揮者、オケ、ソリストが変われば、これだけ変わったものに聴こえるのですから、2日連続通いつめて同じ曲を3回も聴かされてしまったお客さんでも、きっと不満などを持つことはなかったことでしょう。
 冗談はさておき(4月1日ですから)、アマオケを2つ並べてみると、いろいろなことが分かったりして面白いものですね。さらに、ニューフィルの団員が掛け持ちで出ていたりしますから、一緒にいたのでは分からないようなことに気がついたり。
 しかし、これほどでたらめな企画にもかかわらず、演奏に全力を尽くした若いソリストの皆さんと、貴重な時間を割いて参加したアマオケの皆さんに対しては、心からの賞賛を送ります。
 話変わって、掲示板で留守禄をお願いしたFMの番組ですが、かろうじて最後の所だけ車の中で聴くことが出来ました。完パケは、いずれどなたかから提供していただけることでしょう。実は、この番組には、一見さんではないあなたには先刻おなじみの、某サウンド&ヴィジュアル・ライターの「モ」氏が(4月1日ですから)出演していたのですよ。彼にとっては、2度目となるラジオ出演、今回は、さっきチラッと聴いた限りでは、かなりの饒舌さで、お得意の映画音楽について述べてらっしゃったようです。クラシックDJとしてブレイクする日は遠くはないことでしょう(4月1日ですから)。
 さらに話変わって、新年度にあわせて、トップページをさらに手直ししました。ご覧になってお分かりのように、団内の行事や演奏会の案内を、全て公式サイトに移したという形を取っています。もちろん、これは単に形式上のことだけで、実際の更新作業は今までと何ら変わるところはないのですが、こうすることによって、JPのコンセプトというか、内容を、「ニューフィルの」という範囲を超えたものにしたいという意気込みのあらわれと受け取ってください。そう、世界に向けた情報発信サイト、そういったものを目指した私の挑戦は、たった今始まったばかりなのです(4月1日ですから)。

4月3日

 新年度最初の練習、なかなかあわただしいものがありました。まず、新しい方が練習に参加されることになって、見知らぬ顔がちらりほらり。Vnの方は、協奏曲の前に見学にいらしてたのですが、本番が終わってからということで、初めて楽器を持って来られました。すでに、完璧にヴァイオリンセクションに同化していましたから、もはや団員と言っても差し支えないでしょう。
 弦ではもう1人、ヴィオラの見学者がみえてました。最初ちょっと所在なさげだったので声をかけてみたら、以前からメールを下さっていた方、さっそく、ヴィオラのメンバーに「来てるよ」と教えてあげたのですが、普段ネット上では大胆な行動を見せるヤスユキさんたちは、なんかモジモジしています。しばらくヒソヒソ話をしてから、おもむろに3人うち揃って会いに行ってましたっけ。鎌サンあたりが人見知りするなんて。
 そして、実はフルートにも、新しい人が。たまたま団員の奥さんがフルートを吹くというので、エキストラをお願いしたのですが、私は先週初めてチラッとお会いしただけで、全く知らない方。こんな時に限って、あっチャンは遅れてくるというので、それこそ人見知りの激しい私としては、緊張たるやハンパではありません。みんなに紹介する時も、お名前を聞くのを忘れていて、「○○さんの奥さんです」といったら、あとで徹サンから「あれ、まずいんじゃないすか」とか言われてしまいましたし。
 前半のサン・サーンスは、ほんとに久しぶり。1ヶ月以上やっていませんでしたから、もうみんな完全に忘れてしまっていましたね。最初のうちは、最低限のアンサンブルも確保できないバラバラ状態。他の曲は弾いていたのですから、基本的な合わせはやっていたはずなのに、不思議なものです。
 後半は「ローマの謝肉祭」の初めての合奏。あと1回やったら指揮者が来てしまうのですから、大変です。まあ、最初はこんなものですか。新しく入られた方や、見学されていた方は、どのように感じられたでしょうかねぇ。
 そんなわけで、曲は全く仕上がってないというのに、チラシとチケットは早々と配られました。もうそんな時期なのですね。実はこのチラシ、おとといの協奏曲の時にもう配られていたのですが、はっきり言ってつまらないデザイン。今回はトヨタ任せですから、仕方がないのでしょうが前はもっと素敵なのを作ってきましたよね。写真も何もないので、見るからにインパクトがありません。おまけに、ちょっと面白いミスプリントもありますし。 

4月7日

 4月になって、テレビ番組も改編、新しいドラマが始まりました。といっても、私の場合、国産のドラマはちょっと苦手、もっぱら舶来の吹き替え物がお気に入り。期待していたのは、「ロスト・ワールド」。え〜、といっても「ジュラシック・パーク」とは何の関係もない、例のコナン・ドイル原作のSF古典のドラマ化ですけどね。昔々、それこそストップモーションで人形を動かしていた映画を見てびっくりしたことがあるくらい、何回も映像化されている作品です。予告を見ていたら、最近のCGを使って、かなりリアルな恐竜が出てきていたので、興味が沸いていました。しかし本編を見てみたら、なんと、そのCGは「ジュラシック・パーク」に出てきたものとそっくり、というよりJPそのもの。形から動き方まで、あのおなじみのT-レックスやヴェロキラプトルなのです。この画像データを作り上げたデニス・ミューレンも、まわりまわってこんな製作予算の少ないテレビドラマに再利用されようとは、想像だにしなかったことでしょう。これを見て思い出したのは、スクリーントーンだけで話を一つ作ってしまった、唐沢なをきの、「カスミ伝」(笑)。
 あとは、シャナン・ドハーティーが出るという「チャームド」。「ビバヒル」の中では一番好きなコでしたが、早々にあの無茶苦茶なドラマに愛想をつかしていなくなってしまいましたから、再会の喜びもひとしお。期待通り、すっかり大人になって、なかなか楽しめます(なにが?)。でも、プロデューサーが「ビバヒル」のエーロン・スペリングというのが笑えますが。
 そして、これは本当に待っていた「ERVI」。鳴り物入りで始まったBSデジタル放送の目玉として、ハイビジョンでは去年の12月から放送されていたものですから、このまま取り残されてしまうのかとちょっと不安になっていたところだったのです。レベッカ・デモーニーみたいな人が出ていましたが、あれが本人だったらいよいよ楽しみ。
 じつは、今、火曜日発行の「かいほうげん」の追い込み中。崇さんの投稿は予想通り間に合わなかったので、差し替え用に作ったのがメールアドレスの名簿です。前回載せたのが8ヶ月ほど前なのですが、その間に新しくアドレスを獲得した方は13人、取り残されまいという思いの現われなのでしょうか。この調子だと、事務局とか姫とか、絶対にパソコンなんか使いそうもない人が導入に傾くのは、予想外に早いことなのかも知れません。
 なんと言っても、今度の演奏会のゲストの最新情報なんかも簡単にゲットできるのですから、これは貴重なものです。例のミスプリントまでがそのままアップされているという、「正確さ」もそなえていることですし。

4月10日

 仙台では、早くも桜の開花が宣言されたそうです。今日あたりは初夏のような陽気でしたから、それも納得。みちのくの春も本番に向けてカウントダウンです。
 練習の方も、本番に向けてカウントダウン(こんなざ〜とらしい前振り、自分でも恥ずかしくなります)。なにしろ、次々回からはもう指揮者が来てしまうのですから、大変です。
 最初は「アランフェス」でしたが、やはり思い切り久しぶり、最後にやったのはいつのことかというぐらいですから、かなり悲惨。というか、管楽器にはあっチャンも含めて全曲やるのは初めての人もいたみたいですから、なかなかうまくはいかないようでした。結局、当初は来週はやらない予定だったものが、やらざるを得なくなりました。日程表書き換えなきゃ。
 さて、月に一度のお楽しみ、「かいほうげん」の発行日です。先月調子が悪かったホッチキスも、針(玉とも言う)を新しい箱に変えたとたん、ばったりトラブルがなくなってしまうという不思議なことがあって、無事作業が完了。出来た物を持って少し早めに着いたら、やはり早く来ていたしげちゃんが袋を目ざとく見つけて、「見せてくださいよ」ですって。楽しみにして頂いて、本当にうれしくなります。「なんで石巻からあおば通が4分なんですか?」などと真顔できくしげちゃんが、好きです(これも、当事者しか分からないネタ)。帰りがけに、姫が思わせぶりな視線を投げかけてきましたが、あれはもしかしたら写真のコメントに対する無言の抵抗だったのかも知れません。だから、ちゃんとこちらを向いてくれればよかったのに。
 終わって駐車場に行ってみると、車のガラスが曇っていました。昼間とはうって変わった肌寒さ。やはり、春本番までにはもう少し時間が必要なのでしょう。

4月13日

 大幅な模様替えを敢行してから半月近くたちましたが、もう慣れていただけましたでしょうか。しばらくぶりに見にきたというしのぶは、「ジュラシック・ページが改造されていて、びっくりしましたわ、おほほ。」と、感想をお寄せになってくださいました。「改造」だって。フランケンシュタインじゃないっつ〜の!
 実は、このリニューアルをきっかけに、細かいところで色々手直しをやっているところなのです。その一つの成果として、新譜紹介の目次を新しくしてみましたので、それにちなんでひとこと。
 おととしの9月から始まったこのCD新譜紹介、最初は山の手のキャリアウーマン「まだむ」さんの担当。去年の5月まで、いかにもタカビーな文体で、マニアックなアイテムを紹介してくれました。そのあとを受け継いだのが、現在の渋谷塔一さん、通称「おやぢ」さんです。その名のとおり、「毎回必ずおやぢギャグを盛り込む」という公約をかかげて、日々健筆を揮われています。あまりにも強烈な、というか、はっきり言ってくだらないギャグに、時として本来の紹介のコメントがかすんでしまうことも。
 どこでこれだけの新譜を見つけてくるのかは謎ですが、これまでに紹介したCDは優に300枚を超えています。それを検索しやすいように、「作曲家別」と「レーベル別」の2つの目次を用意して、原稿をアップするたびに書き込むようにしていたのですが(これが結構大変な作業)、最近とみにサイズが大きくなってきてしまい、色々と不都合が出てきました。なんせ、300枚分を一つのファイルに収めていますから、目的の作曲家なりレーベルなりにたどり着くまでには、かなりのスクロールをしなければなりません。転送の時間もバカになりませんし。
 そこで思い当たったのが、公式サイトでおなじみのフレームです。自分で作ってみるまではあまり役に立つとは思っていなかったのですが、実際にやってみると、これはなかなか便利、こんな目次などの用途には最適のツールだと思えるようになってきました。
 というわけで、出来上がってしまえば、こんな使いやすいものはないと誰しもが感じられることでしょうが、例によってここに来るまでの作業はとっても面倒くさいもの。まず、「まだむ」と「おやぢ」の2つのファイルを一緒にするのが大変。HTMLファイルを2つ並べて移し変える根気の要る作業で、すごく疲れました。もっと疲れたのは、前にも書いた「target」。これを付けておかないと、フレームの中が入れ子になってしまいますから、面倒くさくても手は抜けません。しかし、300x2600個のタグの書き換え、こんな手間がかかることを嬉々としてやっている原動力というのは、いったいなんなのでしょう。

4月15日

 「仙台リビング」という、毎週郵便受けに配達される情報紙があります。それの最新号の特集が、「あなたの仙台人度をチェック!」というもの。50の質問があって、「イエス」と答えた項目が多いほど仙台人度が高いという他愛のないものです。その設問がなかなか面白いので、ちょっと紹介してみましょうね。もちろん、仙台に縁もゆかりもない人にとっては何の面白みもないものでしょうが、そこは鷹揚に。

●光のページェントやジャズフェスは見に行っても、七夕はわざわざ見に行かない。
これは基本。仙台に住んでいて七夕を見に行く人などいません。
●七夕祭りで流れる島倉千代子の歌を一緒に口ずさむことがある。
「♪晴〜れてうれしい、星空見れ〜ば」という名曲を知らなければ、仙台人とは言えません。もっとも、七夕を見に行かないのに歌だけ口ずさむというあたりが矛盾していますが。
●イービーンズをどうしてもエンドーチェーンと言ってしまう。
これこそ仙台人にしか分からない究極のネタ。ちなみに、ここの9階には喜久屋書店という、唐沢なをきに関しては東京よりも品揃えが充実しているまんが専門店があります。
●ごみを「捨てる」ではなく「投げる」と言う。
仙台弁の代表格ですね。同様な言い方はエアコンを「くべる」。
●「ジャス」は標準語だと思っていた。
「ジャス」は、今では全国どこでも通用する標準語です。「ジャージ」こそ、ごく一部の地方でしか通用しない方言なのです。
 こんな感じで50問、さて私の得点はというと、41個以上イエスの「おどげでねえ仙台人」には及ばなかったものの、35個のイエスで「いぎなり仙台人」にめでたく認定されたのでした。
 ところで、この間花の苗を買いに行ったとき、ホームセンターのおやじが「パンジーは、ねっぱして植えた方が見栄えがいいよ」と言っていました。「ねっぱす」とは「くっつける」という意味。今までは物を接着するという意味でしか使ったことがなかったのですが、こんな用法もあったのですね。真の仙台人とは、奥が深いものです。

4月17日

 来週はもう指揮者が来てしまいますね。いわば瀬戸際とも言うべき団内練習です。出席状況は相変わらず、低弦は最初からかなりの人数が集まっているのにヴァイオリンは始めは少なめ、しかし、じわじわと集まってきて終わる頃には殆どに人が揃っているというパターンです。そんな中で、ヴィオラは常にマイペースというのが、パートの雰囲気をよくあらわしていますね。
 それだけではなく、今日は、うしろに椅子を出して座っている人が異常に多かったのに気付かれたでしょうか?以前から、ジュラッシク・ページのトップに大々的な募集広告を出していたことは、ご存知でしょう。その成果がここに来て現れてきたようで、異動のシーズンと相まって、最近メールとか掲示板とかにちょこちょこと入団希望、あるいは見学希望が寄せられていたのです。それが、たまたま今日はそんな方々が集まってしまい、後ろにずらりと並ぶことになったのです。内訳はヴァイオリン2人とヴィオラ1人、この人たちが全員入団してくれれば、ニューフィルにとってうれしいことは言うまでもありませんが、宣伝効果を発揮できたウェブマスターとしても、こんなにうれしいことはありません。感触はなかなか良かったみたいなので、きっと仲間になってくれることでしょう。ねっ。
 さて、練習です。指揮者が来る前に全部の曲を一通り仕上げてみようという初期の目標はあったのでしょうが、もちろん、そんなことが出来るわけがありません。各所、つまみながらの練習。責任は誰にあるのかは分かりませんが、ここまで来てそれはないだろうというレベルに終始したのは残念です。ただ、サンサーンスの例のキザミは、崇さんの根気のある指導で、何とか形が出来てきたのは光明と言えるのかもしれません。
 練習後は、久しぶりに場所を変えての技術委員会。確か、昨年の11月以来の東昌寺のはずです。今まで何とか、終わりの時間にその場で対応してきましたが、ついにまとまった時間を取った話が必要になってきたというわけです。まあ、2時間かかってそれなりの成果はあがったでしょうが、12時過ぎに帰宅というのは、ちょっと辛いものがありますね。
 さて、帰ってきてメールを開けてみたら、素晴らしいニュースが飛び込んでいました。ブラ4を振ってくださった篠崎さんが本拠地をロンドンに移して活躍中というのは確か前にお伝えしましたが、その篠崎さんが、7月からロスアンジェルス・フィルのアシスタント・コンダクターに就任することが決定したというお知らせだったのです。フィンランドのオケとのコンサートも大成功だったとか、今後の益々のご活躍を期待しようではありませんか。 

4月20日

 4月1日のところで書いたNHKFMの放送ですが、この度、奇特な方からダビングしたMDを貸していただくことが出来て、晴れて完パケを聞くことが出来ました。
 出演するのは有名な磯田健一郎氏と、おなじみ、一面識もないサウンド&ヴィジュアルライター「モ」氏の二人だけということは前もって聞いていたので、さぞや濃い内容の番組を予想していましたが、それは全く裏切られることはなく、極めて刺激的な2時間半でした。「モ」氏の映画音楽に対する愛情がひしひしと伝わってきて、圧倒される思いです。正直言って、私は映画音楽に関する知識など殆ど持っていませんでしたから、この番組で得られた知識ときたら、ハンパな量ではありません。
 ところで、こんな彼が選曲と監修に携わったコンピレーションCD、「クラシック@シネマフリーク.comという、5枚からなるシリーズが近々発売になります。リンク先の紹介を見てみましたが、「こんな映画にもクラシックが使われているの?」という驚きの連続。何でも、レンタルビデオを棚の端からくまなく見まくって、逐一曲をチェックしたという力仕事の成果だとか。それだけの熱意に見合うだけのものは、確かに結実していると思わせられる内容ではないでしょうか。
 これだけ博学な彼のこと、番組の中でも、うっかりするとまんまと乗せられてしまいそうになる巧妙な罠を仕掛けていました。有名な映画音楽の作曲家エンニオ・モリコーネの経歴を紹介する部分で、同人的な存在としてフレデリック・ジェフスキという、それほど一般に知られているとは思えない作曲家の名前を挙げて、その作品として「流浪の民変奏曲」というのを紹介していたのです。私は、その方の知識は少しはありますから、これが「不屈の民変奏曲」の引っ掛けだとすぐ気付きましたが、おそらく未熟なリスナーだったら、そんなシューマンのテーマかなにかの曲が実際にあると信じてしまったことでしょう。このような、いわば聞き手に対する挑戦とも言える高度な仕掛けを、即興的に盛り込むことが出来るのですから、彼のユーモアのセンスはとてつもないものだと、心底感服してしまいました。
 話変わって、先日の篠崎さんのメールにあったロスアンジェルス・フィルのサイトに行ってみたら、音楽監督のサロネンと一緒に、今のアシスタント・コンダクターもしっかり写真入で紹介されていました。もう少しすると、あそこに篠崎さんの写真が掲載されるのだと思うと、改めて、今回の起用の重大さに気付かされます。考えてみれば、篠崎さんが入賞したシベリウス国際指揮者コンクールの審査委員長がサロネンだったわけですから、そこからチャンスの芽が広がったのでしょうね。
 実は、お祝いのメールを送ったら、「jurassicさんのブラームスのフルート・ソロ、素晴らしかったこと、よく覚えております。」などという気配りの返事を頂いて、有頂天になっているところなのですけどね。

4月24日

 指揮者練習だというのに、私のテンションは今ひとつ高まりません。なぜかと言うと、パートナーのあっチャンがやんごとない用事で練習を欠席したため。練習を休むほどの用事とはいったい何かと気になるところですが、それはおいおい明らかになることでしょう。
 ご存知のように人一倍人見知りな私、最近参加したばかりのちほさんの他に、もう1人、あっチャンの代わりに来ることになっている全く面識のない方とおしゃべりをしなければいけないということで、もう、完璧な赤面状態になっていたのです。初対面の女性と平気で話が出来る徹サンあたりがうらやましくてしょうがありません。もって生まれた内気な性格を、これほど恨んだことはありませんでした。
 しかし、この代吹きの方、実はジュニアオケの卒業生で、ニューフィルの中に知り合いがいっぱいいるようなのです。結局、その辺のつながりでどうにか口をきくことは出来ました。ひとまず、よかった、よかった。
 さて、6年ぶりの共演となる榊原さんです。来ていただくまでの準備不足はじゅうじゅう承知していましたが、テンポを落としてのアンサンブルの練習とか、およそ指揮者練習にはふさわしくないリハーサルに終始したのは、とても残念なことでした。榊原さんは、「こんな練習になってしまって申し訳ありません」とかおっしゃっていましたが、申し訳ないと思わなければならないのは私たちの方なのは明らかなこと。この優しさに付けこんで、甘えたりするようなことは厳に慎みたいものです。したがって、榊原さんの音楽が以前と比べてどうなのかというような高度な感想は、今の段階ではとても述べることはできないということ。できるのは、ベートーヴェンの顔をプリントしたTシャツに対するコメントぐらいでしょうか。
 さて、フルートに新しい顔が見られたように、他のパートでも続々新入団員や新入団員予備軍が目白押し。先週さっちゃんに「喰われた」こうへいくんもしっかり仲間になってくれたようで、心強い限りです。チェロとヴィオラ、それから打楽器にも、あと1人ずつ入る予定だとか、うれしいですね。そう言えば、辞めたはずのコントラバスの和紀クンも「見学」してましたね。再入団希望でしょうか。名刺のミスプリントの件もあったので話をしたかったのですが、いつの間にかいなくなっていました。
 練習の最後に、敬一郎クンが「代吹きの方を紹介してください」と言うので、つい、「お見合いに行ったあっチャンの代わりに来てくださった方です」と、本当のことをばらしてしまいました。こんな夜遅くまでやっているなんて、いったいどんなお見合いかと興味がわくところですね。そのあたりは、来週さらに明らかになることでしょう(知らんぞ〜、こんなこと書いて)

4月27日

 いよいよ明日からは大型連休がスタート、この時期の恒例行事、東昌寺の筍掘りの予定が気になるところですが、こればかりは生き物相手、予想は不可能です。実は去年もこれとおんなじことを書いた覚えがありますが、歴史は繰り返すということでしょうか。
 今の時点での竹やぶの状況を報告させていただきますと、確かに日が良くあたる南側の斜面では筍が出始めていて、もうすでに何本か掘ってしまいました。なかなか柔らかくて、おいしかったですよ。
 ところが、それ以外の場所では、とんと生えてくる気配がありません。なにしろ、最近はまとまった雨が全然降っていませんから、ちょっと生育が遅れているのでしょう。確か、去年もこんな感じで、諦めていたら、連休明けぐらいにどっと出始めて、あわててあっチャンやりっちゃんに来てもらって掘っていただいたということがありましたね。ですから、おそらく来週の後半ぐらいには、ちゃんと掘れるようになるのではないでしょうか。その時は掲示板などで呼びかけをしますので、都合がつく方は、ぜひ掘りに来てみて下さい。
 ところで、筍とは全く関係なく、秋の演奏会の「第九」の話です。前から噂があった楽譜の版の件ですが、やはり、予想通りベーレンライター版を使うことになったのだそうです。末廣さんは「幻想」をやったときもコルネット入りで演奏してましたし、「巨人」だって、もし知っていればコントラバスのトゥッティでやったかもしれませんからね(あの時は、改訂版の存在を知らなかったそうで)。だから、ベートーヴェンでもこれだけ広く知られるようになってきたベーレンライター版を使うというのは、当然といえば当然の話なのでしょう。
 ちなみに、これが今まで使っていたものとどの程度違ったものであるかということは、ここあたりを丹念に読んでいただければお分かりになるとは思うのですが、なんせ大昔に書いたもので、自分でもちょっと訳がわからないところがあります。それで、この際、もっと分かりやすいものを作ろうということで、新作を計画中です。連休中にでも仕上がればいいなとか皮算用だけはしっかりですが、多分実現はしないでしょう。ネックになっているのは、「おやぢの部屋」の原稿。執筆者が最近はもっとメジャーなメディアの仕事にかかりきりなので、私がその代筆をこなさなければならず、とてもそんなところまでは手が回らないのです。このサイトで育った才能がよそで活躍するのは大いに歓迎したいのですが、痛し痒しというところですね。

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