今日の禁断 |
フーミン |
梅雨の真っただ中、雨の多い日が続いています。まあ、雨が降るのは仕方がないことなのですが、火曜日の夕方だけは晴れてくれればいいな、と思っています。というのも、ニューフィルの現在の練習場では楽器倉庫から大型楽器を運び出す時には、一旦外に出なければならないので、雨が降ってるとちょっと困るのですよね。さいわい、今まではずっと火曜日には雨が降らないで来ていました。先々週あたりは日中は降っていたのに、夕方は晴れてしまっていましたから、「雨が降ったら休む」と言っていた打楽器の○○さんは残念がっていましたっけ。
今週も、天気予報ではずっと雨ということだったので、ちょっと心配していました。実際、断続的に雨が降ったりやんだり(変な言い方)していたので、これはいよいよシートの出番かな、と思っていたのですが、これも奇跡的に夕方には晴れてしまいました。きっとこのまま、楽器を運ぶ時には雨が降らない、という「ツキ」が、ずっと続くんですよ。
市の練習会場などもかなり使えるところが増えてきて、青年文化センターでは昨日まとめて、施設の使用申し込みをネットで行いました。先着順で空いているところから申し込む、というやり方なので、そこに一斉に殺到したらどうなるのかと思っていましたが、ニューフィルの場合は結構「大漁」だったみたいです。指揮者練習用の会場が、いっぺんに取れてしまって、最悪、「東昌寺で指揮者練習」という事態まで考えていたものがすっかり解決してしまいました。
そんな「釣果」も踏まえて練習計画が発表されたのですが、依然として通常の練習に使っている旭ヶ丘の市民センターの見通しが立っていないものですから、11月の「第9」のための平日の指揮者練習の会場が、その「東昌寺」になっていましたね。まさか、そんなに先まで旭ヶ丘が開かないなんてことにはならないとは思うのですが。
もう一つ、きのうは演奏会に向けての進展がありました。メインの曲だけは決まっていたのですが、その前に演奏する曲でちょっと指揮者との間で合意にまで至っていなかったものが、やっと双方が納得できる点が見出せた、といったところでしょうか。それは、グリーグの「ペール・ギュント」です。これは、私にとってもありがたいものでした。もちろん「かいほうげん」がらみです。というのも、実は今から16年前にやはりニューフィルでこの曲を演奏していたのですが、その時にはゲストをスポンサーが呼んでくれるという「冠コンサート」だったので、この曲に当時売れっ子だったアイドルのナレーションを入れられたのですよ。こんな人です。
その時に彼女が朗読した台本というものを入手して、その頃の「かいほうげん」に載せていました。それを、今度も載せてみようというのです。その頃いた人なんかもうあまりいませんから、これは格好のコンテンツですよ。
しかし、なんせ16年前ですから、まだパソコンは使ってませんでした。OASYSというワープロでテキストを打って、生写真を貼りつけたものをコピー機でコピーする、というやり方でした。もちろんモノクロ、上の写真も、それからとったものです。ですから、その「台本」も、もはやデータでパソコンに取り込むことは出来なくなっています(前にはパソコン版OASYSというのがあったのですがね)。仕方がないので、プリントアウトしたものをOCRで読み取ることにしました。「お茶ペン」などではかなり高精度で読み取れていましたからね。しかし、新たに、ワープロを引っ張り出してきちんとプリントしたのに、その読み取り結果は無残なものでした。その原因は、ワープロのフォントが「丸ゴシック」になっていたため。かなり癖のあるフォントなので、明朝にしか対応できないOCRでは、ことごとくエラーになってしまうのですね。「か」などはかなり角ばっているので、例外なく「カ」か「ガ」になってましたし、頻繁に出てくる「ソルヴェイグ」は「リルガコイゲ」みたいに、全く原形をとどめていません。こんなことなら、普通にタイプした方がよっぽど楽だったかも。でも、10,000字はつらいか。
確かに「ソ」と「リ」は区別が付きにくいですね。でも、前回のイギリス人さんは間違ってません。 |
aventure number : 1733 |
date : 2011/6/29 |
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