今日の禁断 |
ヤマハ |
数日前からトップページのマーキーで予告していた通り、本日午後4時頃、ついに1,000,000アクセスが達成されました。まあ、最初の頃とはカウンターも違っていますし一概には言えないのでしょうが、これで一つの区切りを付けることは出来たはずです。いずれにしても、これは、このサイトに訪れて下さった皆さんの足跡の結晶、アクセスしてくれる人がいないことには出来なかったことですから、全ての皆さんに感謝です。本当にありがとうございました。
この近辺のアクセスに当たった方は、どうぞお申し出下さい。この記念のキリ番を、ともに祝おうではありませんか。とか言って、実は私はたまたま「999999」を当ててしまったのですがね。なんと間抜け。
ところで、「キリ番を獲得した」というように、名詞に「する」をつけて一つの動詞として使うことはよくありますね。もしお申し出があれば「プレゼントを発送する」ことになるわけです。
でも、同じ「○○する」でも、例えば「民主党が『勝利して』政権交代がついに実現」というような文を読んで、なんか違うな、と思うのは私だけでしょうか。いや、政権交代は大歓迎、それに関しては別になんの違和感もないのですが、問題は「勝利する」という言い方です。これは、今では誰でもごく普通に使っている言い方でしょうから、「どこが?」と思われるかもしれませんが、私にとってはものすごく「いずい」使われ方なんですよね。「勝利」という名詞は、「勝利をおさめる」とか「勝利に酔う」といったように、続く動詞との間に「を」とか「に」という助詞を挟んで使われたときに、きちんと日本語としての響きが出てくるように思います。そこに、直接動詞をくっつけて「勝利する」というのは、私にとっては非常に不安定な感じしかしないのですが、どうでしょう。
多分、これと非常に良く似た使い方なのでしょうが、最近たびたび耳にするのに「担保する」という言い方があります。これも、本当は「担保を取る」というように、間に助詞を入れないとみっともなくなる名詞、今の段階では、この言い方に嫌悪感を持つ人は多いのではないでしょうか。でも、言葉というのはどんどん変わっていくものですから、この醜い言い方もしばらくすると誰もおかしいとは思わなくなっていくのでしょうね。「勝利する」みたいに。
そういえば、久しぶりに浸かってみた合唱の世界では、同じ音楽用語でもオケとはひと味違う言い方をしていました。「カンニング・ブレス」のことを「カンブレ」と言うんですね。確かに、よくある略語の作り方に忠実に従った略し方なので、言われた瞬間すぐ意味は分かりましたが、なぜか今まで一度も聴いたことのなかった言葉、ちょっと新鮮な気がしましたっけ。
その合唱団、今週の連休に合宿を行います。その「しおり」が配られたので読んでみたら、持ち物の中に「ポーター」というのがありました。これは一体何なのでしょう。ランニングでもするのでしょうか(サポーター)。あるいは、ブログで練習の様子を報告するとか(レポーター)。
そういえば、これ(↓)もキリ番でした。 |
aventure number : 1400 |
date : 2009/9/15 |
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