今日の禁断 |
鳩 |
77万のキリ番がもうすぐ出ます。この次は777,777でしょうか。景品はこの間の定期演奏会のDVDかも。今度のはどうやらケースがロングサイズ、つまり売っているDVDみたいになるようですから、いよいよ立派なものになるはずですよ。
熱心なリピーターの方はお気づきでしょうが、おとといはこのサイトの更新がありませんでした。実は、さきおとといから3日間、京都などに旅行に行っていたのです。行く日と帰ってきた日は更新できましたが、パソコンを持っていかなかったので真ん中の日はネットにアクセスできませんでした。パソコンを貸してくれるホテルもあるので、ブログだったら更新できるのですが、サイトはなかなか難しいでしょうね。FTPとかもインストールしなければいけませんし。
と言うわけで、京都です。
この駅ビルは出来てから10年経つのだそうです。私が最後に京都に行った時には、まだ市電が走ったりしていましたから、もちろんこんな駅ではありませんでした。なんともインパクトのある建物で、ちょっとした感動でした。駅の両サイドに伊勢丹とホテル+劇場という構成、それらが完全に一体化している巨大な作品という感じですね。たまたまネットで取ったホテルがその駅ビルの中のホテルでしたから、内側からもこの建物の子細がつぶさに観察できましたが、もう想像を絶するような景観にはびっくりのし通しでした。このホテルのフロントやスタッフが、「京都弁」で通しているのにも、ちょっと感動しました。そうなんですよ。ホテルだからと言って標準語を喋る必要はなにもないわけで、特に観光目的でしたら、ぜひともご当地の言葉も味わいたいもの、「デスティネーション・キャンペーン」で大騒ぎしている宮城県でも、「方言」で応対するぐらいの勇気はないものでしょうか。
京都まで行ったのは、ただの観光ではなく、ある意味研修旅行的な意味もありました。結果的には、VIPである宗務総長にアポなしでお会いすることが出来ました。さらに、この時期を選んだのは、国宝である東福寺の三門の中が、何年かぶりに一般に公開されるという事情からです。
普段は中に入ることは許されない、この桃山時代に作られたという建造物は、とても急な階段を登って中に入れるようになっています。あいにく、内部を写真を撮ることはもちろんのこと、登り切ったところからまわりの景色を撮ることさえも禁止されています。そこには多くの仏像が展示されており、天井にはかつては極彩色だった天女などが描かれていますが、それらをはっきり見せるための照明すらもありません。曇りがちのお天気の中、薄暗いその空間は、まさに神秘的なたたずまいを見せていました。
このお寺の伽藍は京都では最も広いものです。なんせ境内には川が流れているのですからね。その谷にかかる橋が「通天橋」、紅葉の名所として、非常に有名なところです。あいにくまだまだ紅葉にはほど遠い色合いでしたが、谷中に茂っているこの楓などが色づく様を想像するだけで、圧倒されてしまいます。もちろん、その時期にはこんなにのんびり見学することも出来ないでしょうし。 |
aventure number : 1058 |
date : 2007/11/3 |
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