今日の禁断 |
荷物 |
「かいほうげん」発行に合わせて、例によってプリント作業に余念のない私です。実際に印刷を始めたのはきのうから、その日のうちに12ページ分、3枚表裏は何ごともなく仕上がりました。ただ、途中でイエローとシアンのトナーを交換するという事態が発生、今までですとトナーを換えた直後は色が極端にアンバランスになる、という経験をしていましたから恐る恐るだったのですが、幸いほんの少し、許容範囲程度の色の変化でしたから、まず一安心です。その他のトナーもだいぶ前に交換したので、これでスペアが全くなくなってしまいました。もしトナー切れが出たりしたら大変ですから、今日の午前中に、注文しようと、心に決めるのでした。
そして今日、残りの1枚表裏の印刷です。しかし、片面終わって、裏面を始めようとした時、なんと、マゼンタのトナーの交換サインが出ているではありませんか。これには焦ってしまいました。午前中に注文は出してありますから、夕方には届くはずなのですが、それから始めたのでは練習に間に合わなくなってしまいます。その時思い出したのが、サービスの人が言っていた言葉。「トナー容器を振ってやると、少し持ちますよ」。それで、ものは試し、箱状のトナーケースを外して、少し振ってまた装着してみたら、確かにサインは消えました。もちろん、残りの印刷が終わるまでサインが出ることはありませんでしたし、色も変わることはありませんでした。よかった、よかった。
実は、「かいほうげん」のカラー印刷の他に、今回は日程表もカラーで印刷することになっていましたので、それもあって、トナーは気がかりだったのです。初めて使う会場(そう、「かなん」から変更になった「アクセル」です)の地図で、道路が色分けしてあって見やすいものがあったので、それをそのまま日程表の裏側にカラーコピーしてみたのです。これは初めての試みでしたが、下手にスキャンして画像をプリントするより、ずっときれいに出来ました。
練習が始まる前にその日程表を配ります。やはり、みんなの反応はかなりすごいものがありました。最初に「かいほうげん」のカラー版を配った時のような驚きがあったみたいです。正直、ここまで驚かれるとは思ってもみませんでしたよ。「驚き」ということに関しては、私は他の人以上の免疫力があるのかもしれませんね。現に、今日も普通だったら気が動転して何も出来なくなるぐらいのものすごい驚きがあったばかりなのですが、楽器を演奏するのになんの支障もありませんでしたから。
というか、そんな悠長な感傷に浸っていることなど出来ないような事態、1人欠席するという連絡があったので、序曲のピッコロを吹かなければならなかったのですよ。つまり、今日は後半の交響曲と合わせて、降り番なしという最近の私にしては過酷な日程、とても悪意のある中傷についてしみじみ考えているヒマなど、なかったというわけです。いつの間にか、私はすっかりタフになってしまっていました。 |
aventure number : 0621 |
date : 2005/9/13 |
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