今日の禁断 |
山家さん |
ちょっと変則的なキリ番、456,789が、多分6時頃に出ました。予告のマーキーが出たのがきのうでしたから、あまり気づかなかったかもしれませんが(実は、私も殆ど忘れていました)その近辺を踏んだ方はご連絡下さい。
と、ひとまず連絡事項は置いておいて。いつも、私が車で移動する時には、殆どラジオを聞いています。もちろん、車にはCDプレーヤーも付いていますから、CDを聴くことだって出来るのですが、最近はまずCDをかけることはありません。というのも、クラシックのCDを車で聴くことはそもそも考えられない、という、ちょっと偏屈なポリシーが私にはあるから。私にとって、クラシックを聴く時の命は何と言ってもSN比、つまり、ノイズが少ないことが決定的な条件になってきます。CDが出来た時に一番嬉しかったのが、その、ノイズが少ないという点でした。今まで聴いてきたLPでは、どんなにきちんとクリーニングをしても、スクラッチ・ノイズが全く聞こえないものなど皆無だったので、それがないだけでも画期的に感じられたものです。ですから、そんなノイズの少ないCDを、エンジン音やら他の車の音といったノイズだらけの環境で聴くことなど、私には耐えられないことだったのです。そう、私のリスニングルームでは、時計でも秒針の音がしないものを使っています。
ですから、CDを聴くにしてもそれはポップスに限られることになります。しかし、これも3枚連続でかけられる私の車のプレーヤーですら、何回か聴いていると最初の曲に戻ってしまいますから、それを繰り返しているとすぐに飽きてしまいます。それを避けるためにはマメにCDを交換していればいいのでしょうが、それほどの熱意もないことから、いつしかCDを聴くことはなくなっていきました。
という訳で、落ち着いたのがラジオ、しかし、NHK・FMはクラシックも放送していますからパス、もっぱら聴くのはDATE・FMということになります。これはいいですよ。何よりも、バラエティに富んでいるのが嬉しいところ。つまり、普通の番組だけではなく、コマーシャルが間に入りますから(正確には、コマーシャルの間に番組が入っている、と言うべきでしょうが)それが楽しみです。中でも、パチンコ屋のコマーシャルは、殆ど不必要と思われるほどの制作者の熱意が込められていて、聴く度になんか鼓舞されるものを感じることが出来ます。「タイガー」に使われているのが、「新世界」の第2楽章、ファンキーな女声ヴォーカルが、最初のフレーズの前半を低音で、後半をオクターブ上でちょっとしたフィル・インを付けて歌うのが、すごくかっこよい仕上がりになっています。「パーラーJU」もちょっと前までは、日本人離れしたノリの良いやはりファンキーなコーラスがキマっていて、楽しめました。最近では、そのモトネタが浸透したと見たのか、軽い脱力感を伴うバージョンに変わったのも面白いところ。「限界まで、限界まで、限界マンデー」とかね。あとは「マルタマ」だったかな。「楽しみが一つ、あればいい」という男声アカペラ、これも、しっかりハモっていて、コーラス好きにはたまりません。そういえば、だいぶ前には、ヴィドールの「トッカータ」を使っているお店もありましたね。これは、そういう台があるというのをあとで知ったのですが、最初はその違和感にすっかりハマったものです。
もっと面白いのは、「交通情報」なのですが、それはまた別の機会に。 |
aventure number : 0587 |
date : 2005/7/14 |
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