4020(25/2/23)-4040(25/4/2)

今日の禁断 オンワード


 3連休1日目のきのう、愛妻は朝から某アパレルの社販だというので、私が会場まで車で送って行くことになりました。そこは、国際センターの展示棟、それこそ、萩ホールに向かう坂道の下にあるところですね。ですから、もう何回も通っている道なのですが、その途中で、ちょっとしたことに気づきました。
 萩ホールの前には、ご存知のようにたくさんのメタセコイアが林立してますね。
 それと同じように、国際センターに向かう道路の山沿いには、やはりメタセコイアが並んでいます。でも、
 いつの間にか、その枝が伐採されていたようですね。でも、奥の方の枝はまだちゃんと残っています。
 そして、後を向くと、そこにもちゃんとした枝のメタセコイアが残っています。これはいったいどうしたことなのでしょう。これから葉が繁る季節になったら、こんな丸坊主のメタセコイアがずらりと並んでいることになるのですね。それは、かなりみっともないことのように思えるのですが。
 それはともかく、目的地に向かう道は、かなりの渋滞で、車はなかなか進みません。
 これが、その目的地のGoogl Mapです。左側の道路が、今進んでいるメタセコイア並木道。上から下に走っています。そして、A地点が、この駐車場の入り口になっていて、上からも下からも車がやってくるので、そこで2人がかりで交通整理を行っています。それが、見ていると、AからBの間に車はいないのに、待っている車を通していないようなのですね。それは、中に入ったところで分かりました。この駐車場は2つのスペースに分かれていて、それぞれに「P」のところがゲートになっているのですよ。ですから、まず上にある「P」の前でそのスペースに入れているのですね。その後で、もっと広い下の駐車場に行くことになるのですが、こういう場合には、上から右折して入ることは出来なくて、そのまま先に進んでD地点のロータリーを回って、下から並ぶように整理していたのですよ。その時点では、E地点がその最後の車の位置でしたね。
 とりあえず、私の車はB地点の前で待っていて、私が入る番になったので、「駐車場に入らないで、送りに来ました。というと、そこにいた女性の整理スタッフは、無線で「これから、こんな車が通って、駐車場に入らず出ます」みたいなことを連絡したのちに、私に先に行くように指示しました。
 そして、私はD地点で愛妻を降ろした後、今度はEの最後尾まで来たのですが、このままだと、前の10台以上の車が入りきらないうちは前に進めないので、対向車線に出ようと思ったのですが、そこには対向車が来るかもしれませんから、ちょっと躊躇していました。そうしたら、C地点にいた整理スタッフが、私に向かって前の車を追い越して、そのまま進むようなサインを出していました。さっきの連絡で、きっちり、私が出ていくまでの経路が頭に入っていたのでしょうね。とても見事なチームプレーでした。さすがはプロですね。そのまま、すんなりと外に出られましたよ。
 この駐車場は、近いうちにはコンサートホールの建設のためになくなってしまうのですよね。その後、そのホールの設計はどうなっているのか、知る由もありませんが、あんな中途半端な欠陥ホールを作る方針は変わっていないのでしょうね。あのホールを設計したのは、おそらくコンサートホールのプロではなかったのでしょう。コンサートホールの何たるかもわからないシロートに設計を任せた行政は、取り返しのつかない罪を犯しました。
Aventure Number : 4021 date : 2025/2/23


今日の禁断 フェイス


 今日は、やっと春が近づいたな、と思えるような、良いお天気でしたね。この機会を逃さずに、この間途中で止めていた竹藪の枯竹の整理を、再開することにしました。
 この間やった時点で、竹自体は全部倒してあったのですが、まだ枝がついたままだったので、まずはそれを鉈で切り落とします。その処理が終わったものが、このあたりに転がしてあります。
 それを、切断する場所まで運びます。
 この場所で、チェーンソーを使って竹を切り、それを、右側に積み上げます。
 作業終了。竹の山が少し高くなったのが、分かりますか?
 あと2ヶ月もしたら、またたくさんのタケノコが出てくるのでしょうね。
 作業の途中で、なんか靴の中にゴミが入ったみたいで、すごくいずくなってきました。それで、靴を脱いで、靴下もチェックしたのですが、なにも付いていません。確かに、なにかが入っていたはずなのにおかしいなと思って、また作業を始めたのですが、やはりその違和感はなくなりません。そして、ちょっと痛くなってきました。それで、もしや、と、足の裏を見てみたら、小さな棘が刺さっていましたね。
 一旦作業を中断、部屋に戻って、ピンセットで引っ張ったら、すぐに抜けましたよ。「棘抜き」なんてやったのは、何十年ぶりだったのでしょう。
 家に帰ったら、そのぐらい昔に卒業した母校からこんな郵便物が届いていました。しかも2通。住所も宛名も全く同じものなのですが、ラベルのナンバーが違っていますね。私は、学部しか卒業していないのに、一体どういうことなのでしょう。発送は業者に任せているようですが、この代行会社はちょっとヤバいのではないでしょうか。知らないうちに、名簿がばら撒かれていた、とか。そもそも、大学時代のことは合唱の思い出しか残っていませんから、半世紀以上経って何のゆかりも無くなったこの学校自体には、何の興味もありませんし。
Aventure Number : 4022 date : 2025/2/25


今日の禁断 トリオ


 職場では、2台のパソコンを使っています。そのうちの1台は、最新のWIN11のノートパソコンですが、もう1台はもう10年以上使っているWIN7のデスクトップです。それは、一応モバイルルーター経由でネットにもつないでいたのですが、段々調子が悪くなってきて、かなりヤバいことになっていたのですね。それで、後継機として新しいノートパソコンを買ったのですが、その時に、7のルーターを外して、ネット関係のアプリを使うのを止めたら、なんだか、その他のワードやエクセルが、なんの問題もなくサクサク使えるようになりました。そうなってくると、事務作業の時には、こちらは23インチのディスプレイをつないでいるので、仕事がやりやすいということで、ネットレスの状態で使い続けることになりました。ネットが必要なときは、新しい11を使えばいいだけですからね。というか、この間のようにヘタに更新プログラムなどを強制的に入れられてプリンターが使えなくなる、なんてこともありませんからね。
 ところが、そのディスプレイが、きのうの朝、起動したら、うんともすんとも言わなくなってしまったのですね。パソコン本体は、キーボードでシャットダウンできましたから問題はないような感じ、とりあえずこれでは仕事が出来ないので、ひとっ走りヨドバシまで行って買ってこようと思いました。まあ、1時間あれば往復できるでしょうからね。
 そこで、まずはサイズのチェック、今の23インチだと大きさがちょうどいいのですが、今は23.8インチが主流のようなので、そのあたりを検討です。そして、肝心なのが、ケーブルの端子です。今使われている端子は、メインはこんな感じでしょうか。
 これまでのディスプレイには、この3つの端子が付いていました。そして、本体には、DVIとVGAの端子があるみたいなので、そのどちらかは必要ですね。
 お店に行ってみると、大きさに関してはその23.8インチのものは10台ぐらい展示してありましたが、裏を見てみると、殆どがHDMIの端子しか付いていないんですよね。その中で、2台だけVGAも付いているのがあったので、それの高い方を買いました。プリンストンというメーカーです。
 在庫もあったので、すぐにゲット、1時間後には帰ってこれましたね。
 早速、前のディスプレイを撤去して、こちらをセット、パソコンを起動すると、ちゃんと起動の画面が出たので、一安心です。でも、なぜか、マウスが動きません。ポインターは出ているのに、全く動かすことができないのですよね。焦りましたが、一旦再起動をかけたら、無事に動くようになりました。新しい周辺機器をつないだので、本体がびっくりしていたのでしょうね。なんせ、13年も使っていたディスプレイですからね。
 そして、それは以前のものよりも、ずっと見やすくなっていました。前は、「グレアタイプ」というのを買っていたのですが、それだと、見た目はキラキラしてきれいなのですが、表面で反射してしまうので、鏡のように周りのものが写り込んでしまうんですよね。これは、パソコンだけではなく、BDなども見るようにしていたのですが、それだと、暗いシーンなどは、ほとんど何も見えなくなっていました。
 それが、今回は「ノングレアタイプ」になっていたのですよ。というか、どうやら、そこにはもはや「グレア」はなかったような気がします。ですから、画面は格段に見やすくなっていて、最近ちょっと見ずらくなってきたエクセルなども、何の苦労もなく見えるようになりましたよ。
 それと、これは前から考えていたのですが、バックアップで使っていたHDDをさらにバックアップするために、SSDを注文していて、それが今日届きました。ですから、早速バックアップをとろうと思って、7につないであったHDDからデータを移そうとすると、「終了まで5時間半」などという表示が出てしまいました。結構、たまっていたんですね。
 つまり、これがUSB2.0の限界なのでしょうね。これではあまりに遅すぎるので、USB3.0の端子が付いている11を使ったら、作業はあっという間に終わってしまいましたよ。
 ここに書いてあるように、SSDというのはSolid State Driveの略なんですよね。でも、「ソリッド・ステート」というのは、大昔に真空管からトランジスターに変わった時に盛んに使われていた言葉ですよね。当時の「ステレオ」業界では、こんな名前のアンプが売られていましたからね。
 これはネットにあった写真ですが、私が初めて買ったオーディオ製品と全く同じ物だったので、とても懐かしいですね。
Aventure Number : 4023 date : 2025/2/27


今日の禁断 ドナウ


 今度のニューフィルの定期演奏会は、ご存知の通り、全てブラームスの作品というプログラムになっています。「オール・ブラームス・プログラム」ですね。間違っても「ブラームス・ツィクルス」なんて言わないでくださいね。笑われますから。
 ただ、そのコンサートの最後には、一応アンコールとしてもう1曲用意することになっていますから、その選曲を指揮者の方にお願いして、いくつか候補曲を出していただきました。それを、こちらでアンケートをとって、その中からの1曲を選ぶ、という段取りになっていたのですね。
 ですから、この次の指揮者練習までには、その曲も一応練習するつもりでいたようなのですが、その候補曲が届いたのがそのタイミングギリギリのところだったので、技術委員が集まって話し合う時間はなく、メールでのやり取りでどの曲にするかを決めることになりました。
 その締め切りが明日の朝まで、ということだったので、今、この瞬間にも各パートリーダーから推薦曲を書いたメールが一斉に届きつつある状況です。これがなかなかの接戦だったのですが、ほんの数分前に届いたメールによって、最終的にその曲が決定しました。つまり、まだいくらか届いていないパートがあるのですが、それらが全部同じ曲を出したとしても、今の順位は変わらない、という状況になったからです。
 指揮者からの候補曲は、全部で4曲ありました。そのうちの2曲は、本編と同じブラームスの、よくアンコールでは使われるダンスの曲です。ただ、2曲のうちの1曲は、あまりそういう時には演奏されない曲でした。そして、ヨハン・シュトラウスのワルツが1曲、さらに、なんとバッハの「カンタータ」というのがあったのです。
 なぜ、ここでバッハ? となるところですが、良く知られているように、今回のメインの交響曲第4番の終楽章では、「パッサカリア」という、一つのテーマを変奏させる手法が取り入れられています。そのテーマの素材として、ブラームスはバッハのカンタータ150番(BWV150)の終曲のテーマを使っているからです。つまり、演奏会の最後に、交響曲のフィナーレを聴いた後に、お客さんはその「元ネタ」を聴くことができる、というのが、おそらく指揮者の方の目論見だったのでしょうね。
 ところが、その4曲にそれぞれ楽器編成と演奏時間のデータを付けたものがまず届いたのですが、そこでそのバッハの曲では演奏時間が「14分」とあったのですよ。そこでまず、アンコールにそんな長い曲は使えないだろうという意見が挙げられていましたね。私も、それはちょっと変だな、と思ったので、まだ聴いたことのなかったそのカンタータを聴いてみました。
 確かに、カンタータ全曲だと14分ぐらいかかりますが、肝心の「元ネタ」は、その最後の曲だけだったのですよ。タイトルに「シャコンヌ」とあります。これはパッサカリアとほぼ同じものですからね。それだけだと3分ぐらいですから、アンコールとしては問題はありません。
 ただ、それを聴いてみても、いったいどこがブラームスのパッサカリアなのか、よく分かりませんでした。ただ、確かに4小節ごとに同じ低音が演奏されているような気がしますが、ブラームスの場合はそれが8小節ですからね。そこで、IMSLPで楽譜を見てみると、確かにそれは4小節の低音の繰り返しで、まあ、ブラームスのテーマと似てなくもありませんでしたね。ただ、こちらは、最初はロ短調なのですが、それが4回続いた後にはニ長調が3回、嬰ヘ短調が3回、イ長調が1回、ホ長調が2回と転調していって、またロ短調にもどってそれを9回繰り返す、ということをやっていたのですね。果たして、これを初めて聴いたお客さんが、そこまで認識できるかどうかは微妙です。
 結局、このバッハには1票しか入りませんでした。ですから、これをお客さんが聴くことはありません。
Aventure Number : 4024 date : 2025/3/1


今日の禁断 ベニマル


 きのうの「おやぢ」のために、久しぶりにフィジカルのCDを買っていました。発売されてからそれほど経っていないので、注文すればすぐに手に入るだろうと思っていたのですが、実際は、ショップに在庫はなく、メーカーに注文するので、発送は数日後になるということでした。
 そして、しばらく経って現物が届いたのですが、そのブックレットの間には、こんなカードが入っていました。
 このCDを買った人だけが参加できるイベントの「参加券」ですって。もちろん、そのイベントはとっくの昔に終わっていますよね。いちおう「初回生産分に封入」とありますので、まあ、そんなに多くの人が手に入れられるものではないのでしょうが、半年経ってもまだ入っていたということは、初回生産分というのは、結構あったのでしょうね。そして、それは完売できなかったので、こんな間抜けなことになったということなのでしょう。おそらく、ポニーキャニオンではかなりの在庫を抱えることになってしまったのではないでしょうか。
 でも、このアーティストのサイトを見てみると、もはやこのCDの発売に関しては、すぐには情報が見つからないほど地味な扱いになってしまっています。つまり、基本的に、ネット配信の情報しかないのですよ。薄々は感じていたのですが、今ではこの業界ではCDはこれほどの扱いに成り下がっているのですね。実際、このアルバムに先立ってリリースされたシングルも、「デジタル・リリース」しかされていないようですから。
 ただ、この中でもカバーされている竹内まりやになると、その状況は一変します。彼女のサイトでは、最新のフィジカル・アルバム(「カセット」まであります)のリリース情報が、事細かに紹介されていますし、これまでのアルバムの情報もしっかり掲載されています。現実はどうなのかは分かりませんが、これを見た限りでは、まだまだCDによるリリースが最も重要だ、というスタンスを崩してはいないように感じられます。
 とは言っても、この「経済効果がすべて」という時代では、もはやCDに先の展望がないことは明らかです。つまり、「デジタル」、つまり、インターネットを通しての流通では、音源さえあればあとはコンピューターでそれを配信するだけですから、いくらでも買ってもらえます。輸送費も倉庫代もかかりません。CDでは、まずはマスタリングやプレスを行う大規模な設備が必要ですし。さらに、大量生産では必ず発生する「在庫」は、そのまま損益になってしまいますからね。その経済性の優劣は明らかです。国内盤のCDというものは、基本的に値引きをすることは出来ませんし。
 普通の食品などは、スーパーではいつでも安く買えるものがあります。普段は税込み213円の「クックドゥ」が105円で買えるということで、四川式麻婆豆腐を買って来いという命を受けて、いつものスーパーに行ってみたら、確かにそれは安売りをしていました。でも、その隣にあった広東式麻婆豆腐は、安くはしてなかったのですね。実は、きのうのテレビで、この2種類のクックドゥが「出演」していたので、両方とも食べたくなって、片方は高いけど、その2つをカゴに入れました。

 そうしたら、となりで、やはり同じようなものを買っていた若い男性が、「それ、違いますよ。安くないですよ。」なんて強い口調で話しかけてきたのですよ。私は、「いや、いいんです」と言ってみたのですが、ほんとは「大きなお世話だ!」と叫びたかったですね。もしかしたら、私がそんな間違いをするような老人に見られてしまったのかと思うと、腹が立ちますね。というか、赤の他人に指図をする人って、いったいなんなんでしょう。
 いつもは四川式を食べていたのですが、この広東式のクックドゥもおいしかったですね。いつも行っている「とらの子」の麻婆豆腐が、この広東式みたいですね。
Aventure Number : 4025 date : 2025/3/3


今日の禁断 ノヴェル


 昨日は、いつもの練習だったので、職場を出たらまずは晩ご飯のお店に向かいます。このところ「とらの子」が続いていたので、たまには別のものが食べたいと、その上にある「KAYA」に向かいます。お店の中は照明で明るくなっていますから、もう開店しているようですね。ただ、駐車場に行ったらそこには車が1台もありませんでした。今日はお客さんがいないのかな、と入り口に行ってみると、そこには貼り紙がありました。それは、
「しばらくの間、ランチのみの営業とさせていただきます」
 という文面でした。
 ドアに手をかけると、中は明るいのに鍵がかかっています。なんということでしょう。
 そういえば、このレストランのマスターは、結構お年を召していたような気がしました。そして、奥様も、お店の中で注文取りなどをされているのも、結構辛そうでしたね。最近、新しいアルバイトの子も入っていたようなので、後継者が出来てよかったな、とも思っていたのに、やはり、もう無理は出来ないようになってしまったのでしょうかね。
 ということは、もちろん晩ご飯を食べに来ることは出来ませんし、たまに、テイクアウトなどもお願いしていたのですが、それも、夜はダメになってしまったことになりますね。果たして、フルタイムで再開することはあるのでしょうか。
 私にとっては、そのような境遇にあるのは、ここだけではありません。
 これは旭ヶ丘にある「T's(ティーズ)」というイタリアン・レストランです。なんか、ガウディあたりを思わせられる外観がすごいですよね。それが、とてもリーズナブルなお値段でおいしいパスタやカツレツなどが食べられるお店です。ニューフィルの演奏会のチラシなども、置かせてもらっていましたね。さらに、以前はニューフィルで、指揮者を囲む会という、指揮者が最初にリハーサルにいらっしゃったときにその歓迎の意味で開いていたパーティーも、ここで開催されていました。さすがに打ち上げに使うには、ちょっと手狭でしたけどね。
 ここが、やはりマスターの体調が思わしくなくなって、しばらく、同じようにランチしかできないという状況にあった時がありました。それも、いつの間にか復活して、いくらか時間を短くして再開されていたのですが、最近になって、本気でこのお店の売却先を探している、という噂が流れていたのです。
 それは本当のことだったようで、最近では、「今年中」といった具体的な期日までささやかれるようになっています。ですから、最近は毎週のようにここでランチを食べるようにしています。
 このお店は2階ですが、1回は私が通っている美容室なんですよね。ここはチェーン店で、最初は自宅のそばのお店に行っていたのですが、震災で閉店してしまったので、スタッフさんがこちらのお店に移ってきて、私もそのままこちらに来るようになったのですね。ですから、通算すると30年以上このお店に通っていたことになります。このお店になってからも、今の担当さんは4人目ですからね。
 そういえば、そんな、今はもうなくなってしまったお気に入りのお店が、この近くにありましたね。
 南光台にあった「杉本」という、鶏料理のお店です。ここは、もう中に入っただけで「鶏定食ですね」と言われるほどの顔見知りにもなってしまったお店でした。ほんと、その竜田揚げは絶品でしたね。あと、「鳥刺し」と。
 それが、その鳥刺しで食中毒を起こしてしまったことがあって、さらにコロナの影響で閉店してしまったのですね。この写真はストリートビューで見つけたので、もしかして再開? と思ったら、撮影されたのは2016年でした。まあ、ネットの中にも、そして私の心の中にもまだ残っている、ということなのでしょう。
Aventure Number : 4026 date : 2025/3/5


今日の禁断 ジャスコ


 東北新幹線で、また車両の連結が切れてしまうという事故が起こったのだそうですね。新幹線などは、時間通りに運行して当たり前、と考えている人が殆どでしょうが、一皮むけばこんなひどいことが起こっていたのですね。その結果、山形新幹線と秋田新幹線は、福島と盛岡の間での往復運行になるんですって。お気の毒としか言いようがありません。山形や秋田に関係のない人でも、新幹線の車両は減ったのに、そこに乗り換えのお客さんも入りますから、混雑は当然、お客さんは立ったまたでいたとか、お気の毒ですね。それでも、かなり高い運賃を払わされているのでしょうからね。JR東日本は、こんなに迷惑をかけているのですから、いっそのこと、運賃は全て半額にする、ぐらいの謝罪がないことには、お客さんは納得しないのではないでしょうか。
 そんな時に、こんな、その会社の関係のカード会社からのメールが届きました。
 このカード、私は以前持っていましたが、その「大人の休日倶楽部」というのを退会した時に、このカードも解約してましたから、そもそもこんな案内が来ること自体がおかしいのですけどね。ですから、これはすぐに偽メールだと分かりましたよ。もしかしたら、さっきの「運賃半額」みたいな案内も、いずれ来るかもしれませんね。
 解約したのは、愛妻が体調を崩したために、頻繁に新幹線で遠くまで出かけるのが難しくなったからです。まあ、普通に街中に買い物に行ったりする分にはなんということもないのですけどね。
 そのころに入院していた病院の前はよく通りますが、もうだいぶ前に移転して、いずれは解体工事が始まるな、という状況でしたね。そうしたら、今日、こんな風にきっちり足場の外に壁が出来ていて、解体作業が本格的に始まっていましたよ。一番上には、重機のアームが見えますよね。
 以前の姿は、こちらです。
 今では、かつて東北大学の農学部があった広大な敷地のあとに、新しい病院が建っていますね。
 そして、その横には、
 新しい大型スーパーが建設中です。
 もう、目まぐるしく街中が変わって行ってますね。新幹線だって、本当はそれほど速くなくてもいいんですけどね。そんな無理がたたっての事故だったのかもしれませんよ。リニアなんて、もってのほかです。富谷のゴンドラは、また別の話。発想が幼稚ですよね。
Aventure Number : 4027 date : 2025/3/7


今日の禁断 ドロシー


 おとといから、映画版の「ウィキッド」の公開が始まりましたね。ご存知のように、これは、あの「オズの魔法使い」の前の物語、ということでブロードウェイ・ミュージカルが最初に作られて、日本でも劇団四季によって上演されていましたね。この四季版は何度か実際に劇場で見たことがあります。
 それが映画化された、という話は、最近になってテレビでトレーラーが流されるまで、全く知りませんでした。というか、そのトレーラーも劇団四季のものだと、最初は思っていましたからね。
 でも、この映画の上映が近くなってくると、いろんなメディアで登場してきましたから、いやでもその情報は伝わってきました。アカデミー賞の授賞式で、そのキャストがこの中の曲を歌っていれば、そうだったのだな、と思いましたしね。
 昨日は、知り合いの、やはり四季版を何度も見ている女性がこれを見に行ってきたというので、感想を聞いてみたら、「これは全編で、後編もあるみたい」と言ってましたね。これは全くの初耳、今まで目にした案内で、「これは前篇」と言っているものは全くありませんでしたからね。
 上映時間を見てみると、3時間近くかかるようですから、ミュージカルの尺と同じぐらいなので、内容は全て入るはずなのに、その上に、まだ3時間もの映画を作ろうとしているのでしょうかね。あるいは、大幅にプロットが増えたので、1本には収まらなかったとか。でも、正直、こういうものを6時間も見るほどの根気は、ありませんね。
 その上演時間を調べた時にわかったのですが、これにはしっかり「吹き替え版」もあるのですね。というか、いまでは、どんな映画でも、洋画は基本的に吹き替え版が作られているようですね。まあ、普通の映画でしたら我慢できますが、ミュージカルでそれをやるということは、当然、歌も吹き替えてしまうのでしょうね。確かに、劇団四季のサイトでは、団員がその吹替のキャストに選ばれたことが、誇らしげに伝えられていましたね。
 いや、彼女たちがステージで日本語の歌詞で歌うことには、全く何の抵抗もありませんよ。それこそ、英語で歌ったりしたら興ざめもいいところですからね。そして、映画は逆のケース、どこから見ても日本人ではない人が、日本語で歌っているのですから、その違和感はハンパないはずです。もちろん、歌詞もへたくそな訳詞ですから、聴いていて腹が立つようなものばかりですよ。まあ、そういう人は、もちろん字幕版がありますから、そちらを見ればいいだけの話なんですけどね。
 ところが、たとえば宮城県の場合、これが上映されているシネコンは8か所あるのですが、その中で字幕版の方が上映回数が多いのは3ヵ所なのに、吹き替え版が多いのは5か所もあるのですね。字幕の多いのは仙台と石巻と利府、仙台ではIMAX、利府ではDolby Atmosのスクリーンも字幕版ですから、やはり「都会」の方が字幕率は高いのでしょうね。
 ただ、テレビで洋画を放送する時には、ほぼ例外なく吹き替え版になっているようですね。なにより、どんな映画でも途中でCMがはいり、その上に本編がカットまでされていますから、これはもう、映画に対する冒涜でしかありません。
Aventure Number : 4028 date : 2025/3/9


今日の禁断 ノリピー


 今年の冬は、このあたりでは結局大雪が降ることもなく、このまま暖かくなっていくような感じでしょうかね。私もきのうまではダウンコートを着ていましたが、もう今日からはそんなゴワゴワしない軽めのコートに替えました。おそらく、今年はもうダウンを着ることはないでしょうね。
 でも、14年前の今日は、午後から雪が降って来たんでしたね。職場にいて鐘楼が崩壊するという生々しいものを目にして、あわててくるまで自宅に向かおうとすると、ラジオからは「津波に警戒してください」というメッセージがひっきりなしに繰り返されていましたね。その声は、今は参議院議員になっているアナウンサーの方だったと思います。とても冷静な声で、それでも、海岸近くに人に対してはこれからものすごい津波が来るはずだ、ということを、しっかり伝えていたように記憶しています。
 それで、自宅近くに行ったら、そのあたりから煙が出ていたのには驚きました。まさに、私が住んでいるマンションの一部屋から、その煙は上がっていましたからね。さいわい、自宅(赤丸)からはかなり離れたところなので、雪の降る中を他の人たちと一緒にその様子を見ていましたね。
 そして、家に入ったら、もう何もかもがひっくり返っていて、手のつけようがありませんでした。そんなのを、いったいどうやって復元していたのか、よくそんな力と忍耐があったのか、不思議でしょうがありません。その時はもう無我夢中だったのでしょうね。
 今日は、まるで年中行事のように、そんな「思い出」を無理やりほじくり返すような報道が、繰り返される日です。正直、うんざりしますね。本当は、もうそっとしておいてほしいと思っている人は、沢山いるのではないでしょうか。
 最も欺瞞的なのは、あの地震でもうこりごりだと思っていたはずの原子力発電所の事故が、もう「なかったこと」にされている、ということです。日本中の誰しもが、原子力発電所が事故を起こすといかに大変なことになるかを目の当たりにしたにもかかわらず、今では平然と、その新しい施設をさらに作ろうとしているのですから、いったいあの地震の教訓は、どこに行ってしまったのでしょうか。
 おそらく、今日は、そのことこそを思い起こさなければいけない日のはずです。
Aventure Number : 4029 date : 2025/3/11


今日の禁断 タイハックル


 先週も、「いつもの」ティーズに行ってみました。ただ、注文したのはいつものアラビアータではなく、和風トマトスープです。
 2人で行ったのですが、いつも愛妻のパスタを少し分けてもらっているので、取り皿を注文していたことをお店の人に覚えてもらえたと見えて、ちゃんと先に取り皿とトングを置いてくれてましたね。なにより、入った時に「予約していたものです」と言ったら、すかさず「〇〇さん、いつもありがとうございます」と言われたのはうれしいですね。
 以前も書いたように、このお店は近いうちになくなってしまうことが確実なので、これまでレジのそばにおいかせていただいたニューフィルの演奏会のチラシも、今回はちょっと遠慮しようと思っていました。でも、その時は、別のコンサートのチラシも置いてありましたし、せっかくだからと、いつも持っていたチラシを置かせていただきましたよ。
 その日はかなり混んでいたようで、立って待っている人がたくさんいましたね。それで、一番前で待っていた人が、早速そのチラシを見ていましたよ。帰るときには、階段の途中までお客さんが待っていましたね。そういうお店がなくなってしまうのは、本当に悲しいことです。もちろん、このパスタも最高でした。
 そして、火曜日は太白市民センターで分奏だったのですが、そこの掲示板にも、しっかりポスターが貼られていましたよ。
 今度の週末は、本格的な指揮者練習です。そろそろエンジンをかけないと。
 そういえば、やはり前にも書いたCDなどの整理も、軌道に乗ってきました。以前から買い取ってもらっているところに久しぶりに送り付けているのですが、まあ、ほぼ予想通りの査定額なので、この調子で進めようと思っています。でも、もう3回送ったのですが、そのたびに対応が微妙に変わっているのがちょっと不安なところがあるんですけどね。1回目は、まずは、先方に届いた時点でメールが届いたのですが、そこには「あと2週間以上はかかります」ということでしたね。確かにそのぐらいはかかっていたので、2回目もそんな感じかな、と思っていたら、なんと1週間で終わってしまいましたよ。ですから、3回目はその調子でやってくれるのかな、と思っていたら、そもそも受け取ったというメールが一向に届きませんでした。それが1カ月経っても何の連絡もなかったので、しびれを切らして、サービスセンターに電話をしてみましたよ。そうしたら、確かに受け取ったというメールを送っていた、というのですね。いや、それが来ないから電話したんですけどね。それで、調べてもらったら、あと1週間で査定が終わるということでした。そうしたら、次の日にはもう査定が出来てしまっていましたよ。いったい何があったのでしょう。
 まあ、色々あっても、最終的にはきちんと入金できているので、問題はないんですけどね。そして、これまでの買取価格は、ほぼ10万円になっています。それでも、CD棚は少しは隙間が出来てはいるものの、まだまだ、処分できるものはたくさんありますから、最終的にいくらになるのか、結構楽しみになってきました。
 最近は、クラシックでも、もうフィジカルのCDは見限ってデジタル・リリースだけになっているものが見られるようになっていますから、CDのリリースがなくなるのは時間の問題でしょう。サブスクでは、もはや手に入らなくなったような昔のカタログまでも、どんどんアップするようになっていますからね。
Aventure Number : 4030 date : 2025/3/13


今日の禁断 ピボット


 今日は土曜日で、愛妻とのランチなので、この間私が練習に行く前に寄ってみたら、営業はお昼だけとなっていてがっかりした「カヤ」に行ってみようということになりました。ランチなら、やっているはずですからね。
 ところが、確か開店時間は11時だったはずなので、それを少し過ぎたころに行ってみたら、やはり駐車場には車が全然ありませんでした。お店の前に行っても、中は真っ暗です。ただ、確かに入り口には、「ランチのみ営業」という紙は貼ってありました。でも、よく見ると、その隣に、今度はカレンダーが貼ってあって、そこの土日と休日にに赤い丸印が付いているのですね。でも、今日は土曜日ですから、丸がついていてお昼は営業しているはず、だと思ってよく見ると、「丸印の日を除いて、お昼だけ営業」と書いてありましたよ。つまり、平日のお昼しかお店は開いていない、ということなのですね。
 うーん、なんとも理解に苦しむ措置ですね。普通だったら、お客さんの多い休日だけは開けるようにするんじゃないでしょうかね。あの「ティーズ」がそうでしたからね。
 いずれにしても、もうここでランチを食べることは、私たちには出来ない、ということになってしまいました。残念ですね。
 残念と言えば、ちょっと前にスーパーでたまたまこんなお菓子を買ってみました。
 セブンプレミアムのコーナーに、普通のバウムクーヘンと一緒にこういうのがあったので買ってみたら、とてもおいしかったんですよね。これだったらまた食べたいので、買ってみようと思って、同じ場所に行ってみたら、これを売っていたコーナーだけが空っぽになっていたのですよね。だから、欠品しているので、そのうちにまた出てくるだろうと思っていたのですが、お店に行ったたびに覗いてみても、そこはいつも空っぽでした。
 それで、今日は、別のところにある同じスーパーに行ってみたのですが、そこでも同じように欠品でした。それなら、と、系列のコンビニにも行ってみたのですが、どこに行ってもこれだけないんですよ。困りましたね。
 今日は、ニューフィルの指揮者練習の日だったのですが、練習時間は6時から9時半までと短いので私が乗っているコンサートの前半の曲はやらない予定になっていました。ただ、最近決まった、後半の最後に演奏されるアンコールでは、それまでなかったピッコロが必要なので、それを私が吹くことになっていました。ですから、今日の練習では、まずそのアンコールをやってから、後半の曲をやる、というスケジュールになっていたのですよ。
 ですから、団長あたりは私に「ピッコロがなくても大丈夫なので、来なくてもいいですよ」などと、信じられないようなことを言ってくれたので、逆に意地でも行ってやろうという気になりましたよ。私は、まずは指揮者との初めての練習で、しっかり細かい指示を知りたいですからね。
 ということで、実際に演奏したのはほんの15分ぐらいで、あとはこんな写真を撮って帰ってきましたよ。ついでに、途中にあったかなり大きなショッピングセンターにあるスーパーでも、チョコがけバウムを探してみたのですが、やはりありませんでしたね。
 明日は、午前と午後の練習時間になっています。そして、午前の部の最後にアンコールをやって、それから1時間のお昼休憩の後、私の本来の出番をやるというスケジュールです。ですから、お昼前にちょこっと吹いたら、近くでおいしいお弁当を買ってきて食べることにしましょう。
Aventure Number : 4031 date : 2025/3/15


今日の禁断 パークタワー


 私の生活圏には、おそらく市内ではかなり早い時点で建設されていたであろうタワーマンションがあります。たとえば、職場から大きな郵便局に大量のハガキを買いに行く時とか、いつもニューフィルの練習に通う時に走る道からなどからその姿を見ることができます。周りにはそういう建物が全くないので、とても目立つんですよね。
 調べてみると、それは31階建て、完成したのは1995年なのだそうです。ということは、もう作ってから20年も経っているということになりますね。そうなると、こういう大きな建物では大規模修繕ということを行うことになります。私が住んでいる、こちらは8階建てのマンションでも、もうすでに2回、それをやっていますからね。
 ただ、うちの場合は、その工事にあたっては、建物の周りに足場を組んで、そこから外壁などの工事を行っていました。それをタワーマンションでやるとなると、ものすごい高さの足場になるんだろうなあ、と、いつも思っていましたね。
 そのタワマンが、最近、なんだか外観が前と変わっているような気がしていました。遠くから見ると、建物の外側に、なにか太いマフラーみたいなものが巻き付いているんですよね。それで、それがしばらくすると、少し上に移動しているようなのですよ。いつも、その様子を写真に撮りたいと思っているのですが、何しろ運転中なので、なかなかできないでいるうちに、それはもう一番上の階のあたりまで登ってきていましたね。
 そこで、もしやと思って、ストリートビューを見てみたら、去年の9月に撮影されたという、こんな写真が見つかりました。
 やはり、そのマフラーのようなものは、私が思っていた通り、改修工事用の足場だったのですね。こういうアングルで見たことはなかったので、同じ高さで一回りしていると思っていたのですが、このように半分ずつずらしていたんですね。これを、下から始めて、徐々に上に移動させながら工事を進めていたのでしょう。すごいですね。
 それにしても、この足場はどのように固定されているのでしょうね。そして、どのようにして、上に移動させているのでしょう。屋上からケーブルで吊っている、という様子もないようですし。おそらく、ここでは最新の技術が投入されているのでしょうね。もしかしたら、それは、建設している時には全く考えてはいなかったのかもしれませんね。そして、工事のコストも、ものすごいことになっているのではないか、という気がします。ここに入居している人たちは、もちろん、大規模修繕のための積立などは行っていたはずですが、それは予想していたものよりはるかに高額なものになっていたのではないでしょうかね。
 今では、市内には無数のタワマンが建っています。そういうところも、いずれはこんな工事が必要になってくるのでしょうが、その時のことまできちんと考えて購入する人は、あんまりいないような気がします。というか、そもそもそれを作っている人たちが、そこまでちゃんと考えて作っているのかどうか、かなり気になってしまいます。
 もちろん、私はタワマンに住もうなどとは、全く考えてはいませんけどね。
Aventure Number : 4032 date : 2025/3/17


今日の禁断 ジャパンポスト


 わが社の顧客からは、会費とか掃除料といったものを頂いています。基本的に、それらは直接来社して納入していただくべきものなのですが、そうもいかないので、年末にDMを発送した時に、受取人払いの振替用紙を同封して、それを使って納入していただけるように便宜を図っています。
 それは、年間で800枚近くになりますから、結構な量ですね。いつの間にか、送信手数料も上がっていて、それもこちらで負担しなければいけませんから、大変です。そして、顧客が入金の時に記入した「振替受払通知表」のコピーが送られてきます。これがあれば、だれがいついくら送金したのかが分かります。それを納入日ごとに封筒に入れて送ってきます。その送料も、かつては無料だったものが、いつの間にか1通110円払わされるようになっていましたね。
 それが、もう少ししたら、1通165円に値上げされるというのです。それだけでなく、発送の有無にかからわず、毎月550円を払わなければいけないのだそうです。これが、その案内です。
 青いアンダーラインの部分が、その値上げの通知です。なんか、とんでもない金額ですね。というか、1通も受け取っていなくても550円ってなんなんでしょう。なんたって、ここで書いたように、現金で送金した人に110円を課した会社ですからね。もっとも、これはあまりにアホだったので、すぐに撤回されてしまいましたが、今回はそんなことはないでしょうね。つまり、ここにあるように、この「Web照会サービス」というものを利用すれば、そんな料金は払わなくてもいいですよ、というのですからね。こんな、常軌を逸した値上げの真の目的は、ただそのサービスに誘い込みたいからだけなのですよ。やり方が汚いですね。
 結局、わが社も、まあ、郵送で来るものと同じものがPDFでダウンロードで出来るのだったら、これまでと同じことなのだな、と納得して、まんまとこの誘いに乗ってしまいましたよ。
 そこで、この申し込みをする前に、一応その現物を調べてみようと思ったら、こんな注意書きが見つかりました。
 この@(青線)です。この部分を見て、私は何のことかわからなくなってしまいました。まあ、普通に考えれば、1つのPDFファイルの中に画像が30枚、つまり30ページ分入っていると思えますが、これだけ読むと、もしかしたら、「30枚の画像」が、一つのページになっているのかな、とも思えるのですよね。要は、私はそのファイルをダウンロードして、これまで送られてきた通知票と同じものをプリントアウトしたいのですが、こういう書き方だとそれが出来ない可能性も出てくるのではないかという疑問が浮かんだのですよ。
 そこで、まずは、その件を、いつもなにかあった時には電話で問い合わせているところに聞いてみたら、そこでは分からないから、と、別のフリーダイヤルを教えてくれました。でも、そこに聞いても、電話に出たオペレーターさんは全く私の疑問に答えることが出来なかったのですね。彼女はあくまで「30枚ごとに1ファイル」というフレーズをひたすら繰り返すことしかできないのです。「30枚というのは、30ページのことですか?」と聞いても、「30枚です」としか答えられないのですから、そもそもPDFそのものを知らないのかもしれませんね。
 こちらが知りたいことに満足に答えられない会社って、なんなんでしょう。
Aventure Number : 4033 date : 2025/3/19


今日の禁断 ガムテープ


 先週書いていたCDの買い取りですが、私が売るときには、だいたい「買い取り額10%アップ」という時を狙っています。もしかしたら、そんなものはなくて、相手が、さぞサービスしているようなそぶりをしているだけなのかもしれませんが、これまでは「定価」で売ったことはありませんでした。
 それを何年かぶりに再開したら、なんだか、今月は「ボーナス」がつきますよ、というような案内がありました。なんでも、10%アップに加えて、買い取り価格が100円以上のものが50枚あれば、5000円のボーナスがもらえるのだそうです。あいにく、この間送った時には、その期間の前だったようで、そんな恩恵はうけていませんでした。ですから、まだまだ処分するCDはあるので、その期間が終わる前にと、焦ってもう3箱ほど送ることにしました。締め切りはあさってですから。
 この箱は、以前は手元にあった、「かいほうげん」に使うA3のコピー用紙が入っていた箱を使っていましたが、とうとう底を突いてしまったので先方から送ってもらったものです。もちろん、送料も含めて無料ですよ。これだと、CDがきっちり2列に並べてほぼ100枚ぐらい入りますね。ですから、今回は300枚送ることになります。それだけあれば、いくら何でも100円以上のものが50枚ぐらいはあるでしょうからね。
 結局、これで、送ったCD(+DVD)は15箱分、1500枚ぐらいになりましたね。それで、確実にサブスクで聴けるレーベルのものは、ほぼ処分できたようです。それでも、全然減ってはいないので、さらに選別を加えて、次の「ボーナス」時に備えましょうね。段ボール箱はまだ残っていますから。
 考えてみたら、40年以上前にCDが出来た時も、同じようなことをやっていたんですね。その時は、それまでのLPに比べて、全くスクラッチノイズがないCDは本当に素晴らしいと思ってしまいましたから、殆どのLPを売ってしまっていたのですよ。そんなCDがこんなに早く別のものに取って代わられるなんて、思っても見ませんでしたね。LPは、しっかり生き残って、今では生産量はCDを超えていますから、これからも着実にネットと共存していけるでしょうが、CDにはもう未来は全くありません。ネットにしても、この先どのように変わって行くのか、全く予想は出来ませんし。
 そんな中で、私が今使っている財布は、全く劣化もしないでずっと買ったときのままの姿を保っています。
 「カステルバジャック」というブランドで、アマゾンで2019年の7月に購入したものですが、今でも全く新品と変わらない外観です。もう5年以上、毎日使っていますから、普通だったらレザーが擦れてきたり傷がついたりするはずなのに、それが全くないのですから驚いてしまいます。これまで、同じ素材の財布を何個も使ってきましたが、こんなのは初めてですよ。
 ただ、調べたら、これと同じものはもう販売していないようですね。構造も完璧で、本当に使いやすかったのに、今のものは微妙にファスナーの位置などが変わっていて、使い勝手が悪そうなんですよ。まあ、買い替える必要はもうないかもしれませんから、いいんですけど。
Aventure Number : 4034 date : 2025/3/21


今日の禁断 チンジャオロースー


 急に暖かくなってしまって、戸惑ってませんか? 私の場合、昼間は確かに暑いぐらいですが、夜中は寒くなるので、布団はそのままにして寝ていたら、今朝は汗びっしょりになっていましたよ。慌てて、1枚少なくしましたね。
 ですから、近所のスーパーでは、もうタケノコが販売されていました。
 まあ、シーズン初めだからでしょうが、いい値段ですね。小さいのでも税抜き1280円、ちょっと大きいのだと税抜き1980円ですからね。まあ、私の場合は、これよりもっと大きいのがいくらでもタダで手に入るのですから、こんなものを買うことはありません。
 毎年のことですが、それが出てくる職場の竹藪は、そのままにしておくと竹が伸びすぎて「放置竹林」になってしまいますから、それを避けるために、出てきたタケノコはすぐに掘ってしまって、みんなで分けているのですよね。今は全くタケノコが出てくる気配はありませんが、おそらくもうちょっとしたらいつものようにたくさん出てくるでしょうから、また皆さんに手伝っていただいて、タケノコ掘りをやることになるはずです。その時にはここでご案内しますから、ぜひご家族お揃いで堀りに来てくださいね。というか、いつも大量に掘れるので、みんなに持って行ってもらっても大量に余ってしまって、捨ててしまっているんですよ。もったいないですね。
 毎年のことですが、必ず立ち枯れしている竹が結構出てきますから、それの撤去作業もやらなければいけません。毎年やっていることなので、もう手順は決まっています。基本的に、枯れたものでも引っ張っただけでは抜けないようなものは残しておきます。抜けたものは、そのままでは倒れませんから、その根本を持って竹の隙間を走って竹を横にします。長いものだと15メートル以上になりますから、場合によっては隣の竹の間に引っかかってしまうこともあるので、かなりの力で引っ張らなければいけないこともあります。
 大体そんな感じで一本の竹を横にすることができますから、その後は鉈で枝を払ってチェーンソーで短くするだけです。ところが、今年は、かなり狭いところにあったそういう枯竹が、完全に上の枝が挟まってしまって、もう、いくら引っ張っても全く動かないようになってしまいましたよ。それが、お隣の神社との境目にあった竹で、そのままにしておくと、大風が吹いたりすると神社の方に倒れてしまうこともあるかもしれないので、ちょっと困ってしまいました。ですから、ここは助っ人を呼んで、2人がかりで引っ張ってみようと思いました。相棒が怪我をしたりしたら大変ですから、前もって、引っ張った後の状態などをシミュレーションしておいてから、号令をかけて引っ張ってみましたよ。でも、いくらやってみても、ビクともしません。でも、これでだめだったらもうあきらめようか、と思って、渾身の力で一緒に引っ張ったら、やっと先が抜けましたよ。一件落着です。
 そんな肉体作業も、たまにはやってます。
Aventure Number : 4035 date : 2025/3/23


今日の禁断 シンフォニー


 今年は、大規模な山火事が続きますね。今日だって、岡山県とか愛媛県でまだ山が燃え続けている、というのですから、困ったものです。
 テレビを見てると、ヘリコプターから水をかけているというシーンがよく見られますが、あれって、効果があるものなのでしょうかね。地上に水が届くまでには、かなり散乱していますから、ほとんど役に立たないのではないか、と思うのですが、どうなのでしょうか?
 それと、不思議なのが山火事の原因です。たまに、雷が落ちたりしてそこから火が出て広がるようなことはあるでしょうが、ほとんどの山火事の原因は人為的なことだと言われていますよね。焚火なんてのはもってのほかですが、たばこの吸い殻を捨てる、なんてことは、喫煙者だったら誰でもやってるはずですから、一番危ないですよね。何しろ、奴らときたら、ところ構わず吸い殻を捨ててますから、一連の山火事の原因は奴らじゃないか、と思っていますけどね。
 そもそも、最近では、焚火をしただけで罪に問われるようになっています。ちょっと前までは、私の職場では、シーズンだとものすごい量の枯葉が落ちますから、毎日のようにそれを集めて、専用の焼却機(石造り)で燃やしていましたからね。もちろん、そばには水が入ったバケツを置いて、なにかあった時には対応できるようにしてましたよ。それでも、ちょっと多めに燃やしたときには、その飛び火がそばの樹木の先を焦がしたりしてましたから、それは注意していましたよ。
 それが、いつのころからか、そういうことは出来ないという条例かなんかができて、もはや外で物を燃やすことは、どんなところでもダメなのだ、ということになってしまいました。考えてみれば、それが当たり前の話だったのでしょうね。焚火をすれば、それは山火事の原因になりかねない、ということは、最近のニュースを見ていると当然のことのように思えてきます。
 ですから、今では落ち葉などは、全部ポリ袋に詰めて、しかるべき業者によって処理してもらっています。ただ、そこはなかなか来てくれませんから、こんな風になってしまいますけどね。
 話変わって、今日は火曜日なのにニューフィルの練習はお休みでした。最近は会場がとても取りにくくなっていて、抽選では4回に1回ははずれていて、その後にキャンセルが出て、やっと取れる、という感じなのですね。でも、今日ばっかりは、いくら待ってもキャンセルはないし、他の曜日も空いてなかったので、やむなくお休みになりました。まあ、週末には指揮者練習がありますから、それでカバーできるだろうということもありましたし。
 ですから、帰り道も、普通に帰宅するコースで車を走らせていたら、前の方になんだか見覚えのある人の後姿が見えました。このあたりに、もう一人ニューフィルのメンバーがいるのですよね。その人は楽器を持っていましたから、これから地下鉄に乗って練習に行くのでしょうか。よっぽど車を停めて、「今日は、練習はお休みですよ」と声をかけようと思ったのですが、ちょっとタイミングが合いませんでした。果たして、練習場にまで行かれたのでしょうか。
 ニューフィルと言えば、その指揮者練習の時に新しい「かいほうげん」を出す予定なのですが、必要な原稿がまだ集まっていません。本当は、今日には3本全部揃うはずだったのですが、今のところ1本しか届いていないのですよ。明日になればもう1本も届くはずなのですが、残りの1本は不明、さあ、どうなることでしょう。他のページは全部完成しているんですけどね。
Aventure Number : 4036 date : 2025/3/25


今日の禁断 コジ


 「かいほうげん」の原稿は見事に集まって、晴れて予定通り発行できることになりました。とてもユニークな原稿が集まったので、私としてはとてもうれしいのですが、プログラムの担当者は、ちょっと困っている様子、私は全く構わないと思っているのですが、「普通の人に読ませるのはどうも・・・」と言ってましたね。もちろん、私はしっかりそのまま載せますけどね、
 それで全部のページが埋まったので、印刷してチェックしてみると、私が書いたページにちょっと手を入れたいところが出てきてしまいました。今回は、次の定期演奏会の曲目に決まった「コジ・ファン・トゥッテ序曲」についてのトークを書いたのですが、そこでテーマにしたのが、タイトルの由来でした。それは、実際にオペラの中で、「Così fan tutte」という歌詞で歌っているところがあるので、「これがタイトルの由来です」ということで紹介してあったのですね。
 ただ、その序曲を改めて聴いてみると、なんだかその部分のメロディが、その序曲の中に使われているのではないか、と思うようになりました。そこで、楽譜を見てみると、確かにそれは全く同じものでした。
 これが、その歌詞で歌われている部分です。
 それは、第2幕のフィナーレ(31番)の直前、30番のドン・アルフォンゾのアンダンテの最後に、「Repetetel con me; Così fan tutte(ではご一緒に、はい、女は、みんな、浮気をするもの)」と歌うと、その後にグリエルモとフェルランドも加わって、3人で「Così fan tutte」とハモる場面です。ここで、3人のうちの一番高い声で歌われているフェルランドのパートのメロディが、実は序曲の中で使われています。これは、序奏の最後と、コーダの中の2回現われます。
 さらに、主部の中で頻繁に現れるこのフレーズも
 こんなところですでに使われていました。「フィガロの結婚」の第1幕第7場での、3重唱です。
 しかも、そこでドン・バジリオが歌っている言葉は「Così fan tutte」、このオペラのタイトルです。
 本当は、そのタイトルはもっと長くなっていて、その後に「ossia La scuola degli amanti(または、恋人たちの学校)」というサブタイトルが付いています。これは、この台本が、最初は当時のウィーンの宮廷楽長、あの「アマデウス」で有名になったアントニオ・サリエリのために書かれたものだからなのです。サリエリには1778年にヴェネツィアで初演され、ウィーンでも1783年に上演された「La scuola de' gelosi(やきもち焼きの学校)」というオペラがあり、ダ・ポンテはそれを意識して最初は「La scuola degli amanti(恋人たちの学校)」というタイトルを付けました。ところが、サリエリは第1幕冒頭の2曲の三重唱とレシタティーヴォに手を付けただけで、作曲をやめてしまいます。その結果、この台本はモーツァルトに回されることになり、タイトルには、ダ・ポンテとの前々作「フィガロの結婚」のドン・バジリオの歌詞を借用して「Così fan tutte」を加え、「Così fan tutte ossia La scuola degli amanti」というタイトルが完成し、オペラは大成功を収めたのです。
 一説によると、このことによってサリエリのモーツァルトに対する敵意が芽生えたとも考えられています。それが、「アマデウス」の中では誇張されて、重大なテーマになっていたのでしょう。
Aventure Number : 4037 date : 2025/3/27


今日の禁断 モーツァルト


 前回、「コジ・ファン・トゥッテ」のことを書きましたが、その序曲をニューフィルの次の演奏会で演奏することになったのは、選曲の段階で候補に挙がっていたからです。いつも、曲目を決める時は、それぞれのパートからメンバーがやりたい曲を挙げてもらって、それを集計して選曲会議で、演奏の難易度とか、演奏会全体のコンセプトとの相性などを検討して、最後は出席者の投票で候補曲を絞り、それを指揮者に送ってそれらに対する意見を頂いた後、再度検討して曲目を決定する、という手順をとります。
 その際に、指揮者によってはメインの曲にふさわしいカップリングを新たに提示される人もいますね。でも、基本的に、曲目はまず団員が希望した曲の中から選ばれる、ということになっています。そして、今回は、演奏会の最初に演奏される曲が、さっきの「コジ・ファン・トゥッテ序曲」となったのですね。
 これは、おそらく、選曲会議の時に初めて候補曲になった曲のはずです。というか、普通のオーケストラの演奏会の最初に演奏されるモーツァルトの序曲としては、彼の数多くのオペラの中で「フィガロの結婚」か「魔笛」、ちょっと頻度は落ちますが、それに続いて「後宮」と「ドン・ジョヴァンニ」という4曲にほぼ限られているはずです。ですから、普通のクラシック・ファンだったら、これらのメロディなどは簡単に歌うことは出来るでしょうね。
 ところが「コジ」の場合は、オペラとしては最近ではかなり有名になってきていますが、その序曲がどういうものなのか知っている人はあまりいないのではないでしょうか。ですから、私も全く期待しないで、それを希望曲として提案していたのですね。
 そう、この曲は私の推薦によって、晴れてニューフィルの演奏会で使われることになったのですよ。私としては、このオペラは大好きですし、その序曲も、フルートというか、木管楽器が大活躍するので、いつかは演奏したいと思っていましたから、まあ、一応出し続けておけば、いつかは取り上げてもらえるだろうというぐらいの軽い気持ちで提案しただけだったのですよ。
 ところが、今回は序曲の候補曲で適当なものがあんまりなくて、とうとう「コジ」が最終選考まで残ってしまい、結局指揮者も選んでくれて、あれよあれよという間に決まってしまったのですね。会議の時には「どんな曲?」と言っていた人もいたほどの無名の曲が、ですよ。驚きましたね。
 ただ、いくら私が希望したからと言って、私がそれを演奏できるかどうかはまた別の問題となります。私の場合、これまでの流れで、序曲を演奏したという経験はほとんどないのですよ。まあ、パートの中で、何となくそんな雰囲気が出来ていたのでしょうかね。ですから、今日の指揮者練習の休憩時間に次の演奏会のパート決めを行ったときに、私がおずおずと「序曲が吹きたい」と言ったら、他の人はちょっと驚いていたようですが、すんなり任せてもらえることになってしまいました。いや、まさか、実際に自分でこの曲を演奏会で吹けるとは夢にも思っていなかったので、これは本当にうれしかったですね。というか、前回の「禁断」で書いたことを今度の「かいほうげん」に載せたのですが、その時点では自分が吹くことは全く考えていませんでしたからね。
 ところで、今練習している演奏会は、もう20日後に迫ってきました。いつもの通り、ご連絡いただければチケット(もちろん無料)を受付に用意しますので、お申し出ください。私は、今回は「序曲」とは言っても中曲ぐらいの規模の「悲劇的序曲」のトップを吹きます。
Aventure Number : 4038 date : 2025/3/29


今日の禁断 ハラスメント


 おとといの指揮者練習にみんなに渡せるように、その前の金曜日に「かいほうげん」を印刷していました。いつも通り、16ページで1部のものを100部作ります。両面印刷ですから、1枚で4ページ分できるので、1部では4枚必要になります。それを印刷して折ってホチキスで製本という一連の作業を行うと、約1時間ですべての作業が終わります。
 そこから、友の会の会員さんに送るためのものなどを取ると、残りは80部ちょっと、それをもって、土曜日の練習会場に向かいます。私の出番は途中からなのですが、タイミングとしては全員そろっている休憩時間を目指して、始まってから1時間ぐらいの時に着くようにしました。
 そこで、それぞれのパートに配って行ったら、あとは2部しか残りませんでした。エキストラの人もたくさん来ていたので、ほぼ完売です。普通の練習の時に配ると、20部とか余ってしまうんですけどね。
 そこには、もちろん先日の「コジ・ファン・トゥッテ」のネタも書いてありました。それを読んだのでしょう、私のところにきて「もう、『女はみんなこうしたもの』とは言わないんですか?」と聞いてきた人がいました。その方も、かつてそういう風に呼ばれていたことを知っていたのですね。でも、さすがに今では、例えば「女」なんて言い方はちょっとまずいでしょうし、そもそもこんなフレーズはもろセクハラになってしまいますから、ほとんど「死語」と化しているというのが、私の感覚ですけどね。
 それで、いつごろから、その言い方が今の言い方に変わったのか、手元にある資料で確かめてみることにしました。
 一番古いのは、音友の「標準音楽辞典」。1966年に刊行されています。
 これは、見事に「女は・・・」ですね。イタリア語のタイトルは書いてありますが、それはその下の2つと同じ扱いで、あくまで日本でのタイトルは「女はみんなこうしたもの」以外にはありません。ここでは、モーツァルトの項目は海老沢敏さんが執筆されていました。
 その海老沢さんが、これより前の1961年に上梓したのが、これです。
 ただ、手元にあったのは、1977年に出版された20刷で、初版から少しタイトルなどに手を入れているということでした。ここでは、
 見事に、「コシ・ファン・トゥッテ」に変わっていますね。ですから、初版では、さっきの辞典と同じ表記だったのでしょうね。つまり、このあたりから、海老沢さんはこちらの方がいいのでは、と思い始めたのでしょう。
 これは、1986年になって改訂版が出版されます。
 そして、なんと、そこでのタイトルは、
 かっこ付きで「女は・・・」が加えられています。おそらく、いまだに昔の言い方になじみがある人たちへの気遣いなのでしょうね。
 一方、レコードのタイトルなどはどうだったのでしょう。手元にある最も古いカタログです。
 ここでは、
 カタカナ表記一本ですね。もうこの業界では、1969年の時点では「女・・・」を完全に見捨てたのでしょう。
 ところが、
 ごく最近、2005年に出版されたこんな本では、
 かっこ付けではありますが、「女・・・」が復活していますね。
 とは言っても、オペラの現場では、もう間違いなく「女・・・」は絶滅しているはずです。この間ニューフィルにいらっしゃった喜古さんも、「これから『コジ』の稽古が・・」とかおっしゃってましたからね。もしかしたら、あの世代の人たちはもはや「女・・・」というタイトルそのものを知らないようになっているのかもしれませんよ。
Aventure Number : 4039 date : 2025/3/31


今日の禁断 ウエスタン


 先日のニューフィルのフルートパートの中のパート割りで、私が吹くことになったのは、「コジ・ファン・トゥッテ」の序曲と、ファリャの「三角帽子」の、それぞれ1番フルートでした。この「三角帽子」は、バレエ曲でそのままだと1時間近くかかるので、その中のナンバーを選択して2つの組曲が出来ています。その組曲版の方を、全部演奏するはずです。
 この曲は、今回が初めてではなく、2008年の春に演奏していました(↑)。会場は県民会館ですが、この時からその名称が「東京エレクトロンホール宮城」という、なんだかなあ、という名前に変わっていたのですね。そのころは、私は大学時代の合唱団のOBが東京で結成した「コール青葉」という合唱団にも参加していました。その演奏会が毎年春に行われていたので、本番が近くなるとそちらの練習に加わるために東京に行くことも多くなります。そして、下手をすると、それがニューフィルの指揮者練習とぶつかってしまうこともあったのですね。ですから、この頃は、ニューフィルでは極力負担のない2番フルートなどのパートをやるようにしていました。
 ですから、この時も、プログラムはワーグナーの「トリスタンとイゾルデの愛の死」、「三角帽子」、「ドボ8」という曲目だったのですが、トリスタンは3番、その他は2番で全乗りということになっていました。つまり、その時は私は「三角帽子」の1番は吹いていないので、今回は初めてそのパートを吹くことになります。
 その時に1番を吹いていたのは、音大を出たばかりのとても上手な人でした。今ではプロとして活躍していますが、その頃も「さすがプロ」という、ワンランク上の音を聴かせてくれていましたね。
 実は、この間の指揮者練習の時に、お昼休みに外でご飯を食べてホールに帰ってきたら、ロビーでなにやらスマホを見ていた人が、「これ聴いてます!」といって、見せてくれたものが、なんと、その時の「三角帽子」の音声データだったのですよ。何年か前に、私がこれまでのほぼすべての演奏会の音源を、公式サイトからリンクしていたのですが、それを見つけて聴いていてくれたのですね。私も、この曲に決まった時、前にやった時はどんな演奏をしていたのか気になったので、すでに聴いていました。それは、はっきり言ってニューフィルの演奏とはとても思えないほどの素晴らしいものでした。もちろん、フルートのパートは完璧でした。彼も、「これなら、参考音源になりますね」なんて言ってましたね。ですから、私にとってはかなりハードルの高いパートをやることになったのですね。でも、これに負けない演奏ができるように、頑張りますからね。
 その演奏はこちらから聴けますが、パスワードが必要です。聴きたい方は私まで。
 その「コール青葉」はもう活動を停止していますが、そのコンサートのために仙台の作曲家が作ってくれた、最終ステージ用の編曲集が、当時のスタッフによって出版されているということは、だいぶ前にここに書きましね。その第1巻が出版されたののは2023年の3月だったのですが、それから着々と続編の出版が続き、この度最後の第4巻が出版の運びとなったそうです。
 これらに関しては、こちらに曲目など詳しい案内と、音源(Youtube)へのリンクがありますので、ぜひご覧になって下さい。正直、そんなに売れるものではないと思っていたのですが、予想を上回る売れ行きのようです。購入先もありますので、ぜひ手に取ってみてください。
Aventure Number : 4040 date : 2025/4/2

25/4/4-25/5/13