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今日の禁断 ソニー


 ニューフィルの定期演奏会が終わりました。今回の私のパートはいつもより負担が少なかったので、演奏に関してはほぼ何のストレスもありませんでした。ただ、それ以外の心配事が結構あったものですから、当日までちょっと気が重いところがありましたね。
 まずは、写真撮影。私は、前半も後半もオンステージだったので、自分で写真は撮れませんから、降り番の人2人に頼んでありました。ただ、どちらの人も今回が初めてお願いでした。基本、私も大した写真は撮ってはいなかったので、お願いした時も、すべてその人に全面的にお任せで、私は一切注文は出さないようにしています。ですから、どんなふうに撮ってくれるかが楽しみな一方、わずかな心配もないわけではありませんでした。
 そして、録音です。前回は、結局レコーダーのスタートボタンを押すのを忘れていて、後半は録音できなかったというお粗末な結果に終わっていたので、それだけは避けたいと、その後に出た機種で、ハイレゾで録音しても、途中で一旦ファイルが変わってしまうことのないものを用意していました。つまり、以前の機種は、連続して1時間以上は録音できないので、あとでファイルをつながないといけないのですよ。それが、同じスペックでも2時間まで延長されたものが出ていたので、それを購入、すでに、他のところで試し録りも行っていました。
 それは、ご覧の通り、これまでのミニプラグだけではなく、XLR端子、いわゆるキャノンコネクターが使えるようにもなっていました。まあ、入力はラインでもらっているのでそんなに違いはないかもしれませんが、こちらの方がより「プロ」っぽいので、それを試したいと思っていました。
 ただ、ホールのスタッフさんはすでにミニプラグを用意してくれていたので、キャノンを使いたいと言ったら、あからさまにいやな顔をされてしまいましたね。一応用意はしてくれましたが、LとRの違いが分からなかったので聞いてみたら、「シールが貼ってあるのがLでしょう!」と、取り付く島もありません。まあ、公共ホールの市民への貢献、なんてことを言ってますが、実態はこんなものです。
 ですから、LRのチェックは入念に行いましたよ。元の端子を見てみても番号しか書いてありませんでしたからね。そして、GPの時にしっかりレベルも設定し、録音も本番15分前にはスタートさせておきましたね。その結果、とても満足のいくものが録音されたのではないか、と思っています。ケーブルのせいではないでしょうが、一皮むけたサウンドのように感じられました。それは、もう昨日のうちに団員向けにアップしてあります。
 そして、カメラマンの方は、しっかりパートごとの集合写真なども撮り始めているようでした。前半が終わって後半担当の人に渡すときにバッテリーをチェックしたら、ほぼ半分使い切っていたので、スペアのバッテリーに交換です。後半の人は、本番中はホール内の様々な場所に移動して、まめに撮っていたのがステージからもよく分かりました。ステージのそばからのアングルなんかもあったようですから、これまでにないような写真も期待です。
 演奏の方は、もう、喜古さんのなすがままに、とても気持ちよく進んでいきました。最後のラフマニノフが終わって、ソロを演奏したメンバーが次々に立たされていくのですが、ソロ・フルートの次に、ピッコロを吹いていた私まで指名されたのには驚きました。
 私はフルートの時に立たされたことは何回もありますが、ピッコロではこれが初めて、うれしかったですね。そして、ちゃんとそれを撮っていてくれたカメラマンには、感謝しかありません。
 そのあとは、前回登場したお店で打ち上げです。そこでは、私が写真を撮りまくったのですが、途中でバッテリーがなくなってしまったようなので、さっき交換したのに再度交換、事なきを得ました。今まで、これほど撮ったことはなかった、ということですね。これらの写真も近日中にアップします。
 今日になって、きちんとその録音を聴いてみたら、ラフマニノフなどはものすごい完成度の高さだったのには、驚いてしまいました。全体の響きがクリアなのに加えて、もう自由自在に伸び縮みがあって、オーケストラ全体が一つの生き物のように動いていました。ニューフィルって、こんなすごいオーケストラだったんですね。というか、喜古さんが、ここまで引き出してくれたのでしょう。
 今日になって、新規に「友の会」に入りたいという方から連絡が届きました。そこで、詳しいことをこちらから連絡した時に、その方は「初めてニューフィルの演奏を聴いて感動したので、会員になりました」とおっしゃっていましたよ。ありがたいですね。
 と思っていたら、たった今、ヴァイオリンの入団希望のメールが届きましたよ。すごい。もちろん、大歓迎ですよ。
 ただ、打ち上げ会場はお粗末でしたね。料理自体があまりおいしくなかったですし、何よりサービスがとてもいい加減。料理を運ぶのに、全く無計画にやっていたようで、他のテーブルには、メインのローストビーフがたっぷり並べられていたのに、私が座ったテーブルには、もう終わりごろにこちらから言ったのでやっと持ってきた、という状態でしたからね。まあ、「ITASUKE」時代に最初に来たときの料理があまりに素晴らしかったので、そのイメージがまだ残っていたのでしょう。残念です。「柚子レモンソーダ」というのは、おいしかったですが。
Aventure Number : 3881 date : 2024/4/15


今日の禁断 クレアチニン


 私の腎臓は、機能が悪化しているということで、だいぶ前から治療を続けています。自覚症状は全くないのですが、血液検査で腎機能を表す数値がかなり高いことが分かったのですよね。ただ、尿検査では何の異常もないので、それほど気にすることはないというのが、専門医の見解でした。とりあえず、かかりつけ医のところで、血圧を下げる薬を処方してもらい、3ヶ月ごとに血液検査を行っていました。
 しかし、その数値は徐々に上がり続け、それだけを見るとかなりヤバいというところまで達してしまったので、再度、専門医のところに行かされました。それが、去年の2月末のことでした。そこで「腎臓は、一度機能が下がると、元に戻ることはないので、その期間を延ばすことしかできない」と言われたのは、かなりショックでしたね。ただ、そこで紹介された本の中で、運動をすると腎機能が回復するということが書いてあったので、それを実行してみたら、かなり効果があったのですよね。それで、その状態がしばらく安定していたのですが、やはり徐々に数値が上がってきて、これ以上上がったらまた専門医だよ、ということになってしまいました。それが、去年の夏ごろでしょうか。そこで、専門医からは運動の他に食事も大切だと言われていたことを思い出し、紹介された本の著者の別の本を買ってみて、とりあえず糖分を控えてみることにしました。
 具体的には、砂糖を使っている食品を極力控える、ということでした。まずは、毎朝紅茶を飲むときに入れている砂糖をやめて、レモンだけにしました。特に夏場はアイスティーにしてガムシロップを大量に入れていたので、それもやめました。さらに、毎週買っていた菓子パン系も、ほぼ食べないようにしました。もちろん、あんこ類も全部やめたかったのですが、お正月のお汁粉ぐらいは食べたかったので、少しは口にしましたけどね。
 でも、そこまでしても、次のかかりつけ医での検査では、数値はあまり変わりませんでした。それが、3ヶ月前ですね。でも、それをやっているうちに、体重が見る見る減って行ったのですね。最初に専門医のところに行った時には64キロぐらいあって、それは私史上最高値だったのですが、食事を変えてからは面白いように減って行って、ついに56キロ台まで落ちてきましたよ。これは、たとえ腎臓が回復しなくても、私にとってはとてもありがたいことでした。ウエストがどんどん細くなるのは快感でしたね。実は、通販で買ってみたけどサイズがあまりに小さめだったので、穿くのをあきらめていたジーンズが、簡単に穿けるようになりましたし、昔買って、もう無理をしないと穿けなくなったスーツのズボンも、やはりすんなり穿けるようになっていたのですよ。要は、体形がまるで変わってしまったのですね。
 そして、今日は、最新の血液検査の結果が出る日でした。もし、これで数値が変わらなければ、潔く専門医に行かなければ、という悲壮な決心をしてその結果を見せてもらうと、なんと、数値が0.08ポイントも下がっていました。運動と食事の両面でやっていたことが、やっと結果となって現れたのですね。正直、ホッとしました。まあ、今やっていることを続けていれば、確実に腎臓を長持ちさせることは出来るはずだ、と思いたいものです。
 その結果、砂糖類がこんなに残ってしまいました。
 ニューフィルのサイトの仕事も、これではかどることでしょう。すでに「歴史」のところは更新が終わっていて、音源も聴けるようになっていますよ。あとは、写真集ですね。現時点で457枚収録予定です。
Aventure Number : 3882 date : 2024/4/17


今日の禁断 コンポジション


 今年は、季節の進み方が明らかに早い、というか、早すぎるようですね。もう、ケヤキの若葉がほぼ満開になっているなんて、例年だと5月ごろぐらいのことですからね。職場の桜も、一番遅く咲くこの木が、もう満開を過ぎてしまっていますから。
 おそらく、境内の桜の中では最も素晴らしいと思っていた木なのですが、もはや樹木としての生命が終わりかけているのでしょうか、年を追うごとに花に勢いがなくなってきていました。今年は、左上の枝が、もう完全に枯れてしまっているようですからね。それでも、毎年この木を写真に撮っている人をたくさん見かけます。花は少なくなっても、なにか「品格」のようなものはまだ残っているんですよね。
 ですから、タケノコの生育も、いつになく早めに進行しているようでした。ここ数日で、どんどん新しいタケノコが頭を出し始めているので、おそらく去年のような不作にはならないような気がします。
 これは、おとといの写真ですが、2本見えますね。今日だと、このまわりにもう少し出てきていましたよ。
 これが、きのう掘った今年初めてのタケノコです。右のものなどは、すでにかなり成長していましたね。
 こんなに早くなると、少しずつ始めていた、立ち枯れの竹の整理作業も、急いでやらなくてはいけません。新しいタケノコが伸びてくると、切った竹を運ぶ時に大変になってしまいますからね。
 ということで、このところは、集中的に枯れた竹を切って枝を払い、短くして積む、という一連の作業に没頭していました。どうやら、50本ぐらい片付けたみたいですね。
 それを、去年までに整理したものの上に積み上げました。色が濃くなっているのが、今年になってから切ったものです。崩れてこないように、支柱も新しく立てましたよ。
 というのも、おそらく、この感じだと連休初めごろには「掘りたいかい?」をやれそうにな気がしているので、その時に、小さなお子さんたちが危ない目に遭うのを未然に防ぎたいからです。
 具体的に開催の見通しが立ったら、またご連絡します。奮ってご参加ください。
 話は変わりますが、けさ、ラジオをかけて運転していたら、仙台フィルのMさんが出演されていて、今度の室内楽のコンサートの宣伝をされていましたね。その中で、当日の演奏曲の作曲家のお名前を「まみやよしお」とおっしゃっていました。まさかと思ってRadikoでも聴き直してみたのですが、やっぱり「よしお」でした。信じられません。DATE FMの今朝9時からの「Morning Brush」の21:28あたりです。
 1929年生まれの間宮芳生さんは、まだご存命のようですね。
Aventure Number : 3883 date : 2024/4/19


今日の禁断 ゴマ


 先週の週末、土曜日は本当に久しぶりに新幹線に乗っていました。最後に乗ったのはいつなのかもすっかり忘れていましたから、果たして無事に乗れるのか、ちょっと心配でしたね。でも、とりあえず入手した乗車券と指定席券は昔と全く同じだったので一安心です。
 改札も、2枚まとめて入れたら、きちんと戻ってきましたね。出発してしばらくしたら、車内販売のカートが通っていました。別の新幹線だと廃止になったように聞いていましたが、ここにはまだいたんですね。しかも、販売している人は男性。この職業は桃井かおり以来女性がなるものだときまっていたものが(「黄色いハンカチ」ね)、今では男性も「進出」していたんですね。しかも、往路だけではなく、復路でもやはり男性が押すカートが通ったのだそうです。私は爆睡していたので全く気が付きませんでした。
 旅先で最もインパクトがあったのが、この座布団です。欲しいなあ。
 日曜日は、一転自宅で過ごしました。前の週のニューフィルの定期演奏会の最後の仕事、写真の整理です。指揮練から打ち上げまでの間に私が撮ったり、別の人にお願いして撮ってもらった写真457枚を、8つのファイルに分けてサムネイルからリンクできるようにする、という仕事です。
 それに取り掛かる前に、明日行われるブルックナーの初見大会にそなえての、おさらいです。前々回のカリンニコフの時にはその時点でまだ完全には吹けないところがかなりあって、スラスラ演奏できるようになるまでにはかなり時間が必要でしたが、今回はとりあえず面倒くさそうなところはほぼ完全に吹けるようになっているはずですから、実際に全員で合わせてみるのが楽しみです。特に、第1楽章の急に三連符に変わってしまうところは徹底的にさらいましたから、何の不安もありません。
 という状態が、明日どうなるか、それは、やってみないことには分かりません。もう全然吹けてなかったりするかもしれませんね。
 そして、写真の仕事にかかります。これはもう、テンプレートが出来ているので、それに合わせてサムネイルの画像を作って、あとはサーバーの決められたフォルダーに写真のデータを送るだけのことです。ですから、もう2時間もあれば完成できるはずだったのですが、やはり半年のブランクがあると細かいところで忘れているもので、なにかと不具合が出てしまいました。それでも、夕方の5時ごろにはすべてのリンクがつながりましたから、もう、パスワードさえ入れれば全部の写真を見ることも、ダウンロードすることもできるようになっています。
 もし、なにか不具合があれば、ご連絡ください。
Aventure Number : 3884 date : 2024/4/22


今日の禁断 パノラマ


 さあて、昨日は久しぶりのニューフィルの練習です。メインのブルックナーの6番を全曲通した後には、演奏会の反省会(「懇談会」といってます)というメニューです。
 まず、練習指揮者が、この曲の、特に第1楽章の難しさについて、わざわざ説明を始めました。確かに、ここでのポリリズムはかなり複雑ですから、それを一介の練習指揮者が指揮をするのは、並大抵のことではありません。彼なりにYouTubeなどを見まくって、出した結論が、「2つ振り、4つ振り、6つ振りを混在させる」というものでした。まあ、それぞれのパートのことを考えれば、それがベストなのでしょうね。きっと、上手にリードしてくれることでしょう。この前の喜古さんなどは、2つ振りと4つ振りを巧みに振り分けて、見事にリードしてくれていましたからね。
 確かに、そのやり方はうまくいきそうでした。かなりの休みの間に初めて出てくるフルートのパートも、なんなく入ることが出来ました。ところが、それからしばらく休みが続く間に、振り方が変わりました。そうしたら、そういうことに慣れていない私のような未熟者には、とたんに小節の頭が分からなくなってしまいましたよ。ですから、いったい何小節進んだのかが分からないので、次に出てくるところも分かりません。何とか、他のパートに合わせて入りましたけどね。まあ、家で練習している時には休みのことは全く考えていなかった私が悪いんです。
 そこでつまずいたあとは、ソロはまずまずクリアしたものの、それと同じ音価であるはずのその後のフレーズを何を間違ったのか倍の音価で吹いてしまいましたよ。その時の練習指揮者は、全く信じられない物を見た、という顔をしてましたね。その瞬間、私のオケマンとしてのキャリアは終わりました。
 なんて、まあ初めての合奏ですから、やっぱり緊張しますよね。実際、体重は前の日から0.8キロ減ってました。
 その後は、楽器を片付けてそのままの配置で、団長を囲んでの「懇談会」です。それぞれのパートリーダーが、演奏会の感想などを述べ合う、という会ですね。例外はありますが、弦楽器のパートは、きっちりパート内の意見を聞いて、それをしっかりメモにして話す、という、きっちりしたものですが、なぜか管打楽器はその場の思い付きでしゃべるというフリートークだったのが面白いですね。オーケストラの中のそれぞれのパートの役目のようなものが、こんなところにも反映されているのでしょうか。
 そこではいろいろな感想が語られましたが、一つ、私の録音が素晴らしかった、というのがありましたね。まあ、録音と言っても、入力はホールでの三点吊りのマイクからの入力をホールのミキサーからライン出力したものを使っているので、公式に販売しているCDと全く同じものなのですが、私の場合はCDよりもハイスペックなハイレゾ(24bit/96kHz)録音ですから、そのように感じられたのでしょう。あとは、今回はキャノンケーブルが使えましたし、レベルの設定もかなり精密にやったつもりなので、その成果が表れたのでしょうか。素直にうれしいですね。
 ところで、もうFacebookと、木管のグループLINEではお知らせしたのですが、今年の「タケノコ掘りたいかい?」の日時が、28日(日曜日)の午後3時からに決定しました。ですから、きのうの練習でも、いろんな方から「参加します」という声をかけられました。中には、「前の日にならないと予定が分からないんですけど、予約できますか?」などという慎重な方もいましたよ。別に予約制ではないので、全然大丈夫ですから。何も持ってくる必要もありませんし。
 今日も雨が降ったので、タケノコの生育はいいはずです。でも、万が一、思ったほどに出てこなくて、来た時にはもう掘るものがなくなっていた、ということがあるかもしれませんから、その際はご容赦願います。なんせ、相手は生き物ですからね。
Aventure Number : 3885 date : 2024/4/24


今日の禁断 エプソン


 最近は、公私ともに予定が立て込んでいて、そのための仕事を並行してやっているのですが、なかなかはかどりません。まずは、職場で来月末に開催されるイベントの案内ハガキの印刷です。なんせ、1200枚作らなければいけないので、インクジェットのプリンターだとかなり時間がかかります。コピー機だと、トナーを定着させるために熱を加えるので、ハガキが反ってしまうんですよね。料金も高いですし。その上、半分印刷したところでインクがなくなってしまいました。買い置きがあったはずなのに、それは別の色で、必要なブラックはありませんでした。それで、そのインクを買おうと思って近所のホームセンターに行ったのですが、その品番はありませんでした。仕方がないので、南吉成のケーズデンキまで一走り、そこには、売るほど置いてありました。それにしても、インクの品番の多さには驚きます。どんどん改良されているのでしょうが、私が使っているような古いものもきちんと残してくれているのはありがたいですね。最近は番号ではなく、「サツマイモ」とか「クマノミ」なんてのもあるんですね。全部でいったい何種類あるのでしょう。
 それで、昨日のうちに全部印刷できるはずだったものが、今日まで持ち越しになってしまいましたよ。そして、その後は宛名シールの貼り付けです。シール自体は、こちらはコピー機で一瞬で1200枚が印刷できますが、貼り付けるのは手作業ですから、これも午前中には終わらず、結局午後に持ち越しです。
 その作業をやっている時に、同じインクジェットのハガキなのに、色が全然違っているのがありました。今回まとめて買ったものの中に、去年の8月ごろ買って余っていたのを混ぜて印刷していたのですが、その古いハガキが、かなり変色していたのですよ。
 右側が去年のハガキ、この上に白いシールを貼ったら、ものすごく目立ってましたね。普通のハガキだとこれほど変色することはないような気がしますが、インクジェットだからでしょうかね。でも、残っていた昔の年賀状を見てみたら、別に変色はしていませんでしたけどね。製造工程に何か問題があったのかも。カビ、とか。
 その他に、急いでやらなければいけないのが、この間のニューフィルの懇談会の議事録起こしです。今年は、なんか発言の量がいつもより多かったようで、まだ半分も起こしていないうちに、もう面倒くさくなって中断していました。これは、後回しですね。
 つまり、それ以上に急がれるのが、竹藪の整備なのでした。気が付いたら、枯れた竹を切って積み上げる作業が出来るのは、今日を含めて2日しかなくなっていましたからね。そこで、残っているのはほんの10本程度の枯竹ですから、それを一気に片づけました。これが、完成形です。

 これは、1週間前の状態、この上にどんだけ積み上げたのかが分かりますね。2年前には、それまであったものを全部運んでもらったので全くの更地だったのに。
Aventure Number : 3886 date : 2024/4/25


今日の禁断 ペットボトル


 世の中のネット環境が、いつの間にかSSL対応に進んでいたようですね。かつては、それを実行するにはかなり面倒くさい手続きが必要だった、という印象があったのですが、今では、いつの間にかSSL、つまり、ウェブサイトのURLが「http」ではなく「https」から始まるようになっているのですね。というか、非SSL、つまり「http」の場合には、ブラウザに「保護されていない通信」なんていう表示が出てしまいますから、まるで悪いことをしているような気持ちになってしまいますよ。
 つまり、私が運営しているサイトでは、たとえばニューフィルの公式サイトなどはlolipopというサーバーを使っているのですが、何もしていないのにいつの間にか自動的に「htpps」に変わっていましたね。最初のうちは手動で「http」に切り替えることも出来たのですが、今はそれも出来なくなっています。
 しかし、私自身のサイト用に昔から使っているAsahi-netでは、そんなことはやってくれてはいないようでした。ところが、同じサーバーに入っているメールフォームのページなどでは、しっかり「https」に変わっているのですよ。どうして、同じサーバーなのに、そんな違いが出ているのか不思議だったのですが、それは、そもそも私のサイトを作った時に、そのサーバーの別のフォルダーに入れてあったことを思い出しました。つまり、当時は、普通にhttpで始まるURLではなく、自分でカスタマイズできるフリーアドレスが使えるようになっていたので、ちょっと気取って「www」から始まるURLを使っていたのですね。ですから、そこには「http」というテキストは入っていいないので、SSLとは識別されないのではないでしょうか。
 そこで、試しに、その「http」から始まるようになるフォルダーに、私のサイトのトップページのファイルを送って、それを表示させたら、それは見事に「https」になっていたのです。ですから、サイト内のすべてのファイルをそのフォルダーに入れてしまえば、もう「保護されていない通信」などという不名誉な表示は出なくなるはずなので、一気にそれをやってみようと思いました。全部のファイルと言っても、今のネット環境だったら15分で送ることができますからね。
 ただ、それをやってしまうと、これまで私のサイトを見てくれていた人には、ちょっと迷惑が掛かってしまうかもしれませんが、それは、トップページには自動的に新しいURLに繋いでくれるタグを入れればいいかな、と思っていました。ただ、それだと、トップページを経由しないで、直接もっと下層のページにアクセスしていた人は、迷子になってしまいますね。
 ですから結局、それはやらないで、そのままにしておくことにしました。きっと、そのうちにAsani-netさんは対応してくれることでしょう。
 そんな葛藤は午前中のことでした。午後からは、久しぶりのフルスペックの「タケノコ掘りたいかい?」が始まります。それに備えて、きのうはチャック付きのポリ袋に米ぬかを入れる作業を行っていました。そして、少し早めに竹藪に到着して、点検してみたら、もう、去年とは全然異なる情景が広がっていましたね。


 見渡す限り、タケノコが顔を出していましたよ。
 まだ開始時間にはだいぶ間があるのに、一番乗りでやってきたのは、今回初めて参加されるTさんで、ご家族4人で参戦です。お子さん2人がもう竹藪中を走り回っていましたね。そのうちに人も増えてきて、タケノコもどんどん掘り取られていきます。やはり、予想通り今年は豊作でした。
 好きなだけ持って行ってもらいましたが、それでもだいぶ残ってしまいましたね。なんにせよ、ニューフィルの準公式行事が以前と同じ形で執り行われたのは、ありがたいことでした。今回は初参加が3組、お子さんたちの顔ぶれも、だいぶ変わっていましたね。Wさんなどは、熱中症防止にと、麦茶とコップまで用意してくれていましたね。ありがたいことです。
 これで、今度の「かいほうげん」のページも、きっちり埋まるはずです。300号記念の寄稿は、まだどこからも届いていませんから。
Aventure Number : 3887 date : 2024/4/28


今日の禁断 ペペロンチーノ


 連休の谷間、私は海外旅行の予定もなく、普通に出社です。まずは、先日ほぼ丸刈り状態となった竹藪のチェックです。
 そうしたら、もう、すぐにこんな感じで頭を出しているタケノコがそこここに見つかりましたよ。たった3日でこれだけ出てくるなんて、すごい生命力ですね。というか、もう1回「掘りたいかい?」が出来そうなほどの勢いですよ。やりませんけど。
 ですから、掘ってはみたけど、引き取り手がなかったタケノコがこんなに残っていました。これは、竹藪を守るための措置なので、このまま家庭ごみとして廃棄させていただきましょう。
 職場での仕事は、月末に控えているコンサートの準備です。出演者からのデータなどもそろそろ揃いそうなので、具体的な進行とかプログラムの準備を始めてみました。
 そこで、これまで作ってきたプログラムを見直してプランを立てようと思って、そのファイルを出してきました。
 それを広げてみたら、
 そこには、このファイルを作った時に、目印で挟んでおいた辞書が入っていたではありませんか。これは、大学の時に買ってずっと使っていた「木村・相良」の独和辞典です。それが、いつの間にか机の上からなくなっていたので、部屋中を捜索したのですが、出てきません。捜すのをやめた時には見つかるのはよくあることですから、それを期待したのですが、いつまで経っても出てきません。でも、さすがに辞書はないと困りますから、新しいのを買ってしまいましたよ。
 一見まっさらですが、中古で半額になっていたのを買いました。実際、せっかく見つかったものの、「木村・相良」は語釈がいかにも古いんですよね。結果的には、これを買って正解でした。
 そんなことがあって、自宅に帰ろうと坂道を降りていくと、目の前の仙山線に列車が止まっていました。
 ここは駅を出てすぐの単線の部分ですから、普通は止まっていることなどありえません。事故でもあったのでしょうかね。この数秒後には走り出しましたけどね。
 それで、ふと思ったことがあります。最近あったような、信号や遮断機のない踏切事故を防ぐための対策が色々取沙汰されている中で、誰も絶対に口にしないのが「電車を踏切の前で停止、または徐行させる」という方法です。車同士だったら、信号のない交差点での徐行は常識ですよね。それなのに、同じく地上を走る乗り物であっても、電車にはそれが適応されないのは不思議です。しかも、それをやれば踏切に遮断機を付ける費用もいらなくなるのに。
Aventure Number : 3888 date : 2024/5/1


今日の禁断 ヨドバシ


 先日、私のウェブサイトがSSL対応になっていないということを書きましたが、あれは単なる勘違いだったことが分かりました。あれから、ブラウザに表示されるURLをきちんと読み込んでみたら、頭にはしっかり「htpp」が付いていたのですよ。ですから、そこに「s」を入れて読み込んだら、見事にブラウザでSSLとして表示されるようになりました。なんか「誘い水」みたいなものなのでしょうかね。ネットの世界にも、そんな、プリミティブなところがあるのかもしれません。もし、私のサイトにリンクを張っていたりされている方がいらっしゃったら、URLを「https」で始まるように直しておいていただければさいわいです。
 ということで、余計なことをやって時間を無駄にすることは避けられました。なにしろ、この連休中にはやらなければいけないことが山積みですからね。
 その一つが、自宅のリビングにあるエアコンの交換でした。もう10年以上使ってはいるものの、特に不具合はなかったものが、先シーズンの前にクリーニングをやってもらってから、なんか調子が悪くなっていたのですよね。タイマーのランプが点滅していて、電源を抜いてみてもそれが変わらないのですね。そのクリーニングをやった時には、いちおうプロに頼んだのですが、我が家のエアコンの機種は特殊なものだったようで、中の配線を外す時にかなり苦労していたようなのですね。ですから、もしかしたら組み立てる時にどこか接続を間違えていたのかもしれません。一応冷房はきいていたのでとりあえず今シーズンは何事もありませんでしたが、もの凄い暑さが予想されているこれから迎える夏のことを考えると、もし何かあったらその時にはどうしようもありませんから、早めに対処しようと思っていたのですよ。
 それで、連休の前に駅前の大きな家電店に行ってみたら、案の定、連休中はもう工事の予約でいっぱいになっているということでした。ただ、日によっては1件ぐらいは「ぶっこめる」かもしれない、と店員さんが言ったのでそれでお願いしたのが、先月の30日でした。その日は、休みではなかったのですが、仕方がないので休みを取りましたよ。
 ただ、実際に工事に来る時間は、その日にならないと分からないというので、朝から電話を待ってました。そうしたら、「2時半から4時半の間にお邪魔します」という連絡がありました。微妙な時間帯ですね。やっぱり「ぶっこむ」とこんなことになるのでしょうか。
 でも、2時半を過ぎても業者はやってきません。まあ、2時間も幅がありますから、後半の方かもしれませんね。結局、3時過ぎには来ましたけどね。でも、その時には、2人の業者のほかに、マンションの管理人までくっついてきてました。休みではなかったのですね。そこに業者が来たのですが、まえもって何の連絡もしていなかったので、私に文句を言うためにくっついてきたのでしょう。その管理人は最近変わったばかりの奴で、なんか愛想が悪く感じの悪い男だったのですが、そいつが言うには、「工事で迷惑をかけるので、お隣と上下の住人にきちんと挨拶をしてくれ」ですって。いや、別に引越しをするわけでもなく、ただエアコンを取り付けるだけなので、そこまでは必要ないでしょう、と思ったのですが、一応両隣にはあいさつに行きましたよ。一人の方は、昼寝をしていたのに起こされたと、不機嫌でしたね。そもそも、そんな騒音も出ないと業者には言われたので、下なんかにはいきませんけどね。上は、もちろん自宅の2階ですから、全く必要ありませんし。あの新米管理人は、ここがメゾネットだという認識すらなかったのですね。ありえません。
 工事中はしっかり監視していましたが、そんな、迷惑になるようなことは全く起きませんでしたよ。当たり前ですよ。工事自体は、1時間もかからないで終わりましたね。
 これは、今まで使っていたエアコンの室内機。
 そして、新しい室内機です。機能はほとんど変わらないのに、外見が劇的に変わっていますね。

 室外機は前(上)のも今度(下)のも、外見は全然変わってませんけどね。
Aventure Number : 3889 date : 2024/5/3


今日の禁断 バーベキュー


 5月5日ですね。かつては「ころもの日」ということで、櫻家のとんかつなどを食べていたものですが、そのお店はなくなってしまいましたし、とんかつは腎臓に悪いと言われているので、そんな習慣はもうなくなっています。というか、連休だからと言って特別なことをする、という習慣そのものが、あまりなくなってしまっていますからね。本当に、連日観光地での人込みを飽きもせず報道している放送局のニュースには、ほとほとうんざりさせられます。なにか新しい出来事が起こったから、「ニュース」というはずなのに、連休の混雑などはもう新しさなど何にもないのですから、報道する価値など全くありませんよ。
 私などは、連休中のノルマを自らに課すというストイックな生活に徹しています。そのノルマの一つ、あたらしい「かいほうげん」の編集も、だいぶ進んでいます。以前、「300号記念原稿」を募集したところ、予想通り何の反応もなかったので、その代わりに、今回で四半世紀を迎えた「タケノコ掘りたいかい?」を振り返る、という企画をでっち上げることにしました。
 そこで、改めてそのデータを集めてみました。それぞれに、開催された時にはこのサイトにレポートを書いていましたからね。それを見直してみると、意外と中止になっていた年が多かったことに気づきました。実際には、
1999年:開催
2000年:不作のため中止
2001年:開催
2002年、2003年:不作のため中止
2004年:開催
2005年:不作のため中止
2006年:開催
2007年:雨の中、開催
2008年:開催
2009年:開催
2010年:開催
2011年、2012年:震災のため、竹藪の放射能被爆が懸念されて中止
2013年:不作のため中止
2014年:開催
2015年:開催
2016年:開催
2017年:開催
2018年:開催
2019年:不作のため中止
2020年、2021年:コロナのため、ソーシャルディスタンスを取って開催
2022年:スケジュールが合わず、練習場に持ち込み
2023年:不作のため中止
という感じで、25年の間に10回も中止になっていたのですね。というか、こんな行事にも、当時の世相、というか、「歴史」がしっかり反映されている、というのが、感慨深いですね。
これで3ページになったので、今回も20ページになる予定です。当初、来週の発行を予定していましたが、それまでには来年春の指揮者が正式には決定していないはずなので、もう1週間遅らせることにしました。
Aventure Number : 3890 date : 2024/5/5


今日の禁断 ゴミステーション


 今日の帰り道、自宅のマンションの前にある住宅地の中の道路を走っていたら、女の人が大きな犬を散歩させていました。でも、その人は、後ろから車が近づいてくるのに気が付かないようで(まだライトは点けていませんでした)、堂々と道路の真ん中を歩いているのですね。こういう時には、かつてはクラクションを鳴らしていたものですが、最近はそういうことをすると「違反」になるので、それはしないでひたすらゆっくり走っていました。そうしたら、彼女が連れていた犬が、自らリードを引っ張って、道路の左側に来させようとしたのですね。そこで、やっと彼女は気が付いて、左に寄ってくれましたね。やはり、犬の方が危険物に対する感覚は発達しているでしょうから、車が来たことをすぐに察知して、そのような行動をとったのですね。その様子を見ていて、なんだか人間が動物に諭されているようで、面白かったですね。
 動物は、本能的に車は危険なものだと分かるのでしょうね。それに比べると、人間の場合はヘタに知恵がついているだけ、やっかいです。特に、自転車に乗っている人は、車は危険なものだという意識が全くないようで、歩道のない道路では、何の迷いもなく右側走行をしていて、車からすれば完全な逆行運転になっていても、平気な顔で走ってますからね。違法走行であることに全く気付いていないのですから、厄介です。奴らの道路運行のルールに関する知能は、犬以下なんですよね。それをやっているのが、3人乗りのママチャリだったりすると、このお母さんは子供に対する愛情が全く欠如しているのではないかと本気で思ってしまいますよ。
 この間、こんなに残ってしまったタケノコも、しっかりルールに則って廃棄することにしました。一応、この市では緑色の指定ポリ袋に入れれば、どんなものでも持って行ってもらえることになっています。ですから、このタケノコを、そのままでは長すぎて「大」の袋にも入らないので、スコップで短く切って、袋に入れてみました。そうすると、かなりの量でもしっかり口を結ぶことが出来ました。ところが、それを持ち上げようとすると、もの凄く重いんですね。水分をたっぷり吸っているので、かなりの重さなのでしょう。
 そんな重たいものを4つ作っても、まだこの半分しか入っていません。もの凄い量だったのですね。とりあえず、それだけでも、指定の場所に一輪車で運んで、鳥よけの金網の付いた入れ物に入れます。それは、上に扉が付いていて、そこから中に入れるのですが、そこまで持ち上げるのも大変でした。ですから、逆に取り出すときには、もっと大変なことになるのでしょうね。ご苦労様です。
 でも、次の日に見てみたら、それも含めて全部持って行ってくれていましたよ。ですから、それに味を占めて、残りの半分も次の収集日に同じように袋に入れて持って行ってもらいました。
 もちろん、それもきちんとなくなっていたのですが、その頃になると、竹藪ではまだまだ新しいタケノコが出続けていて、マジでもう1回「掘りたいかい?」が出来るぐらいになってしまっていましたよ。今年は、まれにみる豊作だったのですね。でも、ある程度は残しておいて、ちゃんとした竹にしてやりたいですから、本当に邪魔になりそうなところだけ掘って、あとは残しておくことにしました。それを、あと1回、収集の時に持って行ってもらえば、今年のプロジェクトは終わりを迎えられます。
Aventure Number : 3891 date : 2024/5/7


今日の禁断 リフノス


 最近は、気温の変化が激しいですね。今日あたりは、もう「夏」という感じだったのに、その2日前のおとといなんかは、ほとんど「冬」でしたからね。その日は、ちょっとイレギュラーでしたが水曜日のニューフィルの練習日でした。いつもは火曜日、変わることがあっても木曜日ですからね。
 それよりも、その日がそれまでのように夏のような気温だったら、大変なことになっていたな、という気がします。なんせ、練習に使っている会場は7月にならないと冷房は入れてくれない、という、不思議なルールがあるのですからね。ですから、いつもの年は、6月に入ると練習に行くのが苦痛になってくるのでした。何しろ、窓を開けたら音が漏れるので近隣住民からのカスハラは必至ですから、密閉された中での高温という地獄の中で演奏しなければいけませんからね。そんなことが、今年はもうすでに起ころうとしていた矢先の、突然の低温でしたから、本当に助かりました。
 不思議な会場のルールと言えば、10月に予定されている指揮者練習のための会場が、市内のどこも空いていなくて途方に暮れていたら、ちょっと郊外のR町に最近できた小さなホールが空いているという情報がありました。
 遠いと言っても、まあ通勤圏内ですから、担当者はそこを取る方向で交渉を始めていたのですが、まず、申し込むための必要書類として、団員全員の名簿の提出を求められたそうです。まあ、そこは基本的にその町の人たちが利用するという原則があるようで、その名簿に団員の名前を記載する時もその住所を「町内」と「町外」とをはっきり区別しなければいけません。でも、空きがある場合は、使うことは可能だということははっきりしていたようですね。ただ、先月申し込んだ時点ではそこはまだ誰も借りていなかったようですが、町外の団体の場合は、正式に申し込むめるのは5月1日からになるのだそうです。私も、その申し込み用のサイトを見て、前日もまだ空いているので大丈夫だな、と思っていました。
 ところが、その日の朝一番で申し込みに行ってみたところ、なんと、そこはすでに別の団体に押さえられていたというではありませんか。それはもちろん「町内」の団体だったのでしょうね。まあ、本当はどういうことが起こっていたのかは知る由もありませんが、これからこのホールを借りようとしても、同じような目に遭うのは分ったので、もうここをあてにすることはないでしょうね。と、担当者は悔しそうに語っていました。
 まあ、公共施設なのですから、その地域の住民の利益を第一に考えるというのは至極まっとうなことなのでしょうが、それが過ぎて地域エゴになってしまうのは困ります。真の「文化活動」というのは、ある意味地域を超えたところから始まるものなのでしょうからね。そのような視野を持ちえない人たちが管理している施設というのは、結局はその地域の人たちの利益すらも本当のところは考えてはいないのだ、とは言えないでしょうか。
 仙台市で作ろうとしている音楽ホールは、そんなゆがんだ「地域エゴ」とは無縁なものになって欲しいですね。
Aventure Number : 3892 date : 2024/5/10


今日の禁断 ニッサン


 世の中はもう真夏になっているというのに、私の車は、おとといまで冬タイヤを装着したままでした。別に、この異常気象なら、まだまだ雪が降ってもおかしくないので、それに備えていた、というわけではなく、単にディーラーの不手際からそうなっただけなんですけどね。
 私は、ずっとタイヤ交換は自分でやっていました。かつては、車を買うと、付属品としてジャッキが付いてきましたから、それを使ってタイヤ交換をするのは当たり前のことだったのですね。ただ、今の車に買い替えた時には、デフォルトではジャッキは付いてはいなかったのですよ。その頃には、タイヤ交換は自分でやるものではない、という風潮が出来上がっていたのでしょうね。ただ、私は無理を言ってジャッキを付けさせましたけどね。
 ところが、その新しい車が納車されたのは11月だったので、車検とか1年、そして6ヶ月の点検は、その11月から半年ごとに行うことになっていて、ちょうどタイヤの交換時期にあたっているものですから、担当の人はその時に一緒にタイヤも交換することを勧めてくれました。ですから、それ以来、もはや私がジャッキを使うことはありませんでした。
 今回の点検の時も、同じようにタイヤ交換も一緒にやることになっていたので、4月半ばに夏タイヤを車に積んで持って行ってもらいました。そして、それはその日のうちに点検とタイヤ交換が終わって戻ってくるはずだったのですが、そこで問題が発生しました。持って行った夏タイヤが、もうかなり減ってきているので、交換した方がいい、というのですよね。それは、もうだいぶ前から言われていたので、だったら交換しようということになったのですが、その時には新しいタイヤの在庫がなかったので、取り寄せになるというのですね。さらに、タイヤを交換するのも、スケジュールがいっぱいになっているので、5月になってから、ということでした。ただ、作業自体は、30分ぐらいで終わるので、時間を指定して、その時に来てほしい、ということでしたね。それが、おとといの4時半だったのです。ですから、職場を少し早く出て、ディーラーまで行ってきましたよ。
 まあ、実際には、タイヤ交換だけではなく、ライトが点灯するのを少し早めにしてほしかったので、その調整もあって、結局1時間ほどかかってしまいましたが、やっと夏タイヤで走れるようになりました。スタッドレスに比べると燃費がずっといいので、これでまたガソリン代をあまり気にせずにドライブを堪能できるようになりました。

 といったような、別になんということのない日々の出来事を毎回ここに書いていたのですが、その、同じ日に書いた「禁断」を、いつものようにブログに転載して、それをそのままFacebookにシェアさせた途端、瞬時に「あなたのシェアは不適切な記述があるので、削除されました」という連絡が来たのですよ。確かに、それはシェアはされていませんでした。その連絡の中には、「他人の誹謗中傷によって『いいね』を得ようとする行為は許されません」、とか、「こういう行為が続けば、アカウントの制限もあり得ます」といった「脅し」までありましたね。この前の「禁断」を読んでいただければ、それが「誹謗中傷」などではないことは明らかですから、この警告自体が「誹謗中傷」なのでは、と思いましたよ。
 すごいのは、シェアした瞬間にその警告が届いた、というあたりです。AIで瞬時に内容を把握して、そのような判断を下したのでしょうね。だとしたら、なんて馬鹿なAIなのでしょうね。というか、その時はあまりのことで、つい、そのアホな警告文をコピーし忘れたので、もう1回来ないかな、と思って、こんなことを書いているのですけどね。
Aventure Number : 3893 date : 2024/5/12


今日の禁断 オーボエ


 私が今の携帯に買い替えてから3年半が経ったのですね。その間、特に何の問題もなく使えていたのですが、最近になってさるお弁当屋さんのアプリをインストールしたところ、それから数カ月したら「スマホのOSのバージョンが更新されていないので、アプリが使えません」という連絡が届きました。確かに、アプリを開こうとしても開けないようになっていましたね。これがないと、現金でお弁当を買ったときにポイントが付けられないのですよね。そこでは「iOSは1.5以降が必須」とありましたが、携帯を見てみたら1.4台でしたから、確かにもう使えないんですね。
 前の機種の時には、頻繁にOSのアップデートを勧められていたのですが、今の機種では、そういう案内は全く来なかったので気にしていなかったら、こんなところで問題が起こっていたのです。
 仕方がないので、アップデートをすることにしました。以前は何かと面倒くさい操作が待っていたので、いやだったのですが、ダウンロードとインストールは全く途中で止まらずに最後までノータッチで終われました。ところが、待ち受け画面が表示されると、こんな風になっていましたよ。
 これまでは、こうでした。
 時計の文字がものすごく太くなっていました。これはちょっと、いやですね。
 こんな乱暴なことをやられては、黙っていられません。この2つの画像を並べてFacebookにアップしましたよ。
 そうしたら、お友達の某大指揮者さんから、すぐにコメントが寄せられました。「簡単にカスタマイズできますよ」ですって。教えられたとおりに操作したら、
 見慣れたいつものフォントに戻りました。I先生、ありがとうございました。
 もちろん、さっきのアプリはしっかり使えるようになりましたが、ほかのものでも、微妙に変わっていたりしますから、困りますね。だから、本当はアップデートなんかはしたくなかったんですけどね。
 ところで、先週発行するつもりだった「かいほうげん」ですが、そのあと、保留にしていた情報が明らかになったのでそれを入れたものを今週木曜日には発行できるようになりました。ただ、その後ももしかしたら何か新しい情報が入るかもしれないと、印刷は今日まで待っていました。そうしたら、やはり、おとといになってちょっとした情報が伝えられたので、それを入れてアップデートできたものを出すことができるようになりましたよ。
 アップデートがらみでもう1件。先日、「ネプリーグ」を見ていたら、こんな画面が登場していました。
 最近では、レコードプレーヤーが復権して、しかも、ヒップホップなどでは以前とは全く違う使い方もされるようになって、すっかりアップデートを遂げた感がありますね。というか、あのDJたちが素手で盤面に触っているのを見ると、悲しくなってしまいますけどね。
 ところが、そんな風に、人目に付く機会が多くなっているというのに、この画像は何なのでしょう。見たことはあっても、実際に使う人はまだまだ少ないので、平気でこんな絵を作ることが出来てしまうのですよね。そもそも、レコードプレーヤーではどうやってレコードから音を拾っているのか、全く理解できてないのでしょう。アームがこんなに曲がっていたら、とんでもないトラッキングエラーが生じていて、溝からの信号を拾うことなど不可能です。いや、その前に針が壊れてしまうでしょうね。
 つまり、レコード針は、このように常にレコードの溝と同じ方向を向いていなければいけないのですよ。
Aventure Number : 3894 date : 2024/5/15


今日の禁断 シチズン


 昨日は木曜日ですが、いつもの火曜日が取れなかったので振替での練習でした。そして、ついに「かいほうげん」の第300号が発行されたのです。タイトルだけ、お見せしますね。
 ナンバーだけ赤くなってますが、もちろんこれは今回だけの「出血サービス」です。それと、うっかりしていて忘れていたのですが、ニューフィルのサイトのURLも今回から「https」に変えました。これまでのURLだと「危険なサイトです」と言われてしまいますからね。いっそ、デザインも全部モデルチェンジしようとも思ったのですが、まあ、それは「500号」の時のために取っておきましょうか。
 モデルチェンジと言えば、この間、車のタイヤ交換をしたときに一緒にライトの点灯のタイミングの調整をやってもらったのですが、その時に、単に暗さに対応するだけではなく、ワイパーに連動させるかどうかも聞かれました。そんなことは初めて聞いたので、まあお勧めであれば、と、お願いしておきました。
 それから数日して、朝から雨の日がありました。そこでワイパーを動かすと、確かにライトが点灯しているんですよね。それで走っていると、確かに対向車のかなりの分で点灯しているのですよ。どうやら、これが最近のスタンダードになっているようですね。というか、そもそも今の車だとライトを「切る」ということができないそうですね。出来るのは「オート」と「常時点灯」だけなのだとか。雨が降っていない時でも、あまり暗くない薄暮の時点で点灯するようになるのがデフォルトなんですって。なんか、そのように法規が改正されたようなのですね。雨の日などは、車からの視界ではなく、歩行者や別な車が認識するための点灯のようですね。
 そして、もう一つのモデルチェンジ。腕時計です。
 1ヶ月ちょっと前に、それまでずっと使っていた時計がついにダメになったので、新しく買おうと思ったときには、もう電池の心配のいらないものにしようと思ってました。それで、ネットで調べて、スマホのように受電できるものがあったのでそれを買ってみたのですよ。でも、それは確かにUSBで充電は出来るのですが、普段は時間が表示されないという、そもそも「時計」ではない代物だったことに、現物を見た時に初めてわかりました。それでも、使い方を慣れさえすれば十分に役に立つのではないか、という思いで、色々なシーンで実際に使って、その使い勝手を試してみました。そしてたどり着いた結論が、「時計は、常に時間が表示されていなければだめ」という、当たり前のことでした。そりゃそうですよね。時計というものは、パッと見た時にすぐ時間が分からなければ何の意味もありませんからね。この時計のようなものでは、両手を使って操作しないことには、今の時間が分からないのですから、どうしようもありません。
 ということで、その時計を名乗っている物体には見切りをつけ、まっとうな時計を探してみました。そうしたら、「ソーラー電波機能付」というのが見つかりました。腕時計でも電波時計があったんですね。その上に、ソーラー電源ですからもちろん電池は必要ありません。ただ、デザインがイマイチだったので、もう少しましなものはないかと調べたのですが、それ以上のものは見つからなかったので、それを購入することにしました。
 翌日には届いたのですが、まず心配だったのが、充電はどうなっているか、ということでしたね。「お使いになる前に、まず直射日光に数時間当ててください」などという指示があったりしたら、いやですね。でも、箱から出してみると、普通に動いていました。マニュアルも、ちゃんとした日本語でとても親切に細かいことまで書いてあります。どうやら、フル充電すると数年は使えるようなのですね。ですから、あとは部屋の中の照明だけでも十分なようでした。
 ただ、時刻は1分以上遅れていました。そこで、マニュアルを見て手動で電波を受信させてみると、1回目は何の変化もありませんでしたが、もう1回やってみると、見事に正確な時刻になっていました。まずは、「ソーラー」も「電波」も、しっかり機能しているようですね。
 こんな風に、これまでの3つの時計を並べてみました。今度の時計には、ディスプレイ用のスタンドも付いていましたよ。
 一応国産品でしたが、「組み立て」は中国でやっていたようですね。これはiPhoneのズームで撮影したのですが、それをPCにコピーした時に、写真フォルダーがきちんと月別に変わって使いやすくなっていました。これも、OSのモデルチェンジの成果でしょうね。
Aventure Number : 3895 date : 2024/5/17