3841(24/1/12)-3860(24/2/25)

今日の禁断 ビンダー


 この間買ったDYSONのコードレス掃除機は、これまで使っていたアイリスオーヤマとは比べものにならないぐらいの高性能でしたね。ただ、パワーが3段階になっていて、ハイパワーになるほど、バッテリーの時間が短くなります。真ん中の「ふつう」だと、20分ぐらいもつのですが、一番強いのだと、10分ぐらいしか持ちません。出来れば、丁寧にやりたいので、私が掃除する時には大体20分はかかりますから、「ふつう」を使うしかありません。でも、出来ればもっと強いので掃除した方が、なんかよりきれいになるような気がしますから、それを実現させるためにバッテリーがもう一つあればいいなあ、と思っていました。
 ただ、買ったときにお店の人に聞いたら、「1個6000円ぐらいするから,、買わない方がいいですよ」とか言っていたので、ちょっと迷っていたんですね。そうしたら、買ったときに保証が付くというので、会員登録をして置いたら、最近「付属品半額」のクーポンがメールで送られてきました。そこから、そのまま品物を選んで購入できるようになっていたので、この際だからと、予備のバッテリーを購入することにしました。
 ただ、そのバッテリ―を検索すると、それは充電器とセットになっているのですね。思っていたより割高ですが、それの半額ですから、買うことにしましたよ。
 それをカートに入れると、その先で、アマゾンのアカウントがそのまま使えるというので、それを選択すると、それでもう購入が出来てしまいました。さらに、配送のスケジュールとか、現在の品物の状況などが、刻一メールで連絡してくれるのですね。そして、きょう、現物が届きました。
 こんな箱に入っています。
 開けてみると、掃除機本体もそうでしたが、段ボールできれいに梱包してありました。
 これが、バッテリーと充電器です。本体にピッタリ装着出来ましたよ。
 充電器は本体で充電できるので要らないかな、と思っていたのですが、これがあれば常時2つのバッテリーが充電できることになりますから(以前は、交換するのを忘れていて、結局1個しか使えないことがありました)、やっぱり付いてきたのが正解でしたね。これで、お掃除も楽になりました。
 そして、今日は3週間ぶりのニューフィルの合奏でした。年末にもう1回あったのですが、それは分奏でしたから、久しぶりにみんなが揃いました。私は、次の「かいほうげん」のための写真なども撮らなければいけないし、今日の合奏の後にある定期総会の録音もしなければいけないと、かなりテンパってましたね。結局、欠席の人がいたので必要な写真は1人分だけ来週に延期です。他のコンテンツもほぼ揃いましたから、予定通り、指揮練の時に発行できるでしょう。
 それにしても、今回の曲目はとても大変ですね。私はラフマニノフの3番担当ですが、今日の合奏で初めてきちんと自分のパートを吹くことが出来ましたよ。休みが多いので、いつも落ちてたんですよね。ある意味、1番の方が楽でした。他のドリーブなども、もう次は指揮練ですから、どうなることやら。とりあえず、「天国と地獄」は何とかなりそうですが。
Aventure Number : 3841 date : 2024/1/12


今日の禁断 ユーミン


 来週の土日に行われる指揮練の時は、2カ月ぶりとなる「かいほうげん」の発行の予定。それに向けて、鋭意準備中ですが、まだ、何ページ分かの空白が残っています。そんな時に、この間のニューフィルの練習の後で、トランペットのHさんが私のところに来て、「この間の『格付け』見ました? 喜古さんが出てましたよ」などと教えてくれたので、早速その画像などがないか調べてみました。そうしたら、この番組が、TVerで全て見ることができることが分かりました。早速、必要なところをキャプチャーです。まずは、その番組のタイトル。
 喜古さんが出てくるのは、プロとアマチュアのオーケストラ(+プロのソプラノとアマのソプラノ)が同じ曲を演奏して、どちらがプロか当てる、というコーナーでした。そこで、喜古さんが両方のオーケストラの指揮をしていたのです。


 チラッと横顔も見えましたね。喜古さんの「X」でも「格付けチェック、実は出てました」というコメントを書き込んでいたというのも、Hさんからの情報です。DAIGOは間違えたんですよね。
 こんな画像が手に入ったので、ページはほぼ埋まりました。
 今日は「どんと祭」でしたね。でも、なんの予定もなかったので、出かけるつもりはありませんでした。ただ、確か、明日以降には新しいメガネが受け取れるようになっていたはずなので、もしかしたらもう出来上がっているかもしれないと思って、メガネ屋さんに電話してみました。そうしたら、もう出来ているというので、急遽、取りに行くことにしましたよ。車で大学病院の前を通っていると、裸参りの一行が通っていましたね。
 メガネ屋さんに着くまでに、あと2組を見かけましたね。
 上の方が、新しく作ったメガネです。色や形はともかく、度数が大幅に上がっているので、もう、全てのものがはっきり見えるようになりましたよ。
 そして、メガネ屋さんの帰りに青葉神社に寄ってきました。
 まだ火は入ってなかったので、お参りだけ。今年こそは、と思っていただるま屋さんも、ありませんでした。
 本殿の前では、まだ鈴のところにあるはずの大綱が、取り外されたままでした。これが元通りになるまでは、まだまだ警戒が必要だ、ということでしょうね。
Aventure Number : 3842 date : 2024/1/14


今日の禁断 マエストロ


 やっと雪が積もりましたね。おとといの夕方には雪がちらついてはいましたが、天気予報では大したことはないようなことを言っていたので、安心していたら、夕方にはもう道路が白くなっていましたね。そして、次の朝にマンションの駐車場に行ったら、もうしっかり積もっているではありませんか。その雪も、サラサラしたものではなく、下の方はもう凍っていましたから、車を出すまでは結構大変でしたね。
 そして、職場に向かいますが、そこに向かう急な坂道も、一部は除雪してあったのですが、ちょっと滑りそうになるようなところもありましたね。タイヤは去年の11月に新品のスタッドレスタイヤにしてあったので、大丈夫でしたが、もし交換前の古いタイヤだったらヤバかったかもしれません。
 そして、職場の駐車場の、今季初めての除雪作業が始まります。去年はもうすでに何回かやっていたはずですが、今年は、もしかしたらもうこんなことは必要ないのでは、なんて思い始めた頃だったので、やはり、冬にはちゃんと雪が積もってくれて、変な安心感がありました。
 きのうはニューフィルの練習でした。このところ変則的な曜日が続いたので、久しぶりの火曜日です。やっぱり、決まった曜日にやってもらわないと、1週間のサイクルが狂ってしまいますからね。
 それで、いつものように、まずは晩御飯を食べるために「とらの子」に向かったのですが、その前の道がものすごく渋滞しています。もしかしたら、この先の急な坂道で、道路が凍っているためにスリップ事故が起こっているのかもしれません。いつまで待っても進まないし、もしかして通行止めなどがあったのなら、これ以上待つわけにはいかないと、「とらの子」はあきらめて、すぐそばにあった「幸楽苑」に入ります。味はともかく、安いですからね。
 そこを出て、旭ヶ丘に向かおうと反対の方向に進もうとしたら、こちらも大渋滞。やはり、雪の日は混むんですね。結局、練習場に着いた時には、もうすでに椅子が全部並んだ状態という、私にとってはあり得ない光景が広がっていましたよ。私は、常に、その椅子を並べるのをやってましたからね。
 他の人も、同じパートでかなり遠くから車で通っている人は、早めに自宅を出たにもかかわらず、渋滞がひどくて、結局1つの楽章をやり終えるまで、着けませんでしたね。弦楽器も、なんだか少なめだったような。
 私としては、先週撮り損ねた新入団員の写真を撮ろうと思っていたのですが、その人も来てませんでした。もうタイムリミットなので、今回は「準備中」というダミーを載せましょう。こんなんです。
 その「かいほうげん」も、現時点ではまだ3ページ半が出来ていません。まあ、データはすべてそろっているので、間違いなくあさってには出来上がって印刷しているはずです。
 あ、喜古さんに写真の掲載を断られたら、どうしよう。
Aventure Number : 3843 date : 2024/1/17


今日の禁断 グレートデーン


 このところ、テレビのニュースでは各局で秋保にビール工場が出来ると大々的に伝えていますね。だいぶ前にそのことをラジオで扱っていて、そこの責任者みたいな人がインタビューを受けていた、というのは聞いたことがありました。その時は、アメリカに本社がある会社が、日本進出にあたって秋保に目を付けた、みたいなことを言ってましたね。
 それが、今日開業するというので、なんだかものすごい騒ぎになっているみたいなんですよね。ニュースでは仙台市長までがやってきた、というのですから、よっぽどのことなのでしょう。そして、ここには工場だけではなく、レストランも併設されているというので、その料理の紹介などもやっていましたね。
 私はお酒は飲めないので、そういう話を聞いても何の関心もわきませんから、全然自分のこととして考えることはありませんが、ビールが好きな人だったら、これだけ煽られれば行ってみたくなるでしょうね。
 ただ、秋保と言ってもかなり広いので、実際はどのあたりなのか、調べてみました。どうやら、仙台から向かうと、よく行っていた秋保ビレッジを過ぎて、ほとんど温泉郷の始まるあたりにあるようですね。そこをストリートビューで見てみると、遠くに秋保グランドホテルが見えますね。右手にあるのが、目指すビール工場です。
 ところが、それを1フレーム手前にすると、
 こんな風に、空き地になっていました。ここで、撮影時期が変わっていたのですね。なかなか見られない光景です。
 よく見ると、この工場のすぐ前にはバス停があるのですね。当然のことですが、仙台の人がここで食事をしようと思ったら、当然ビールも飲むことになるのですから、自分の車を使うわけにはいきませんよね。となると、交通手段はバスになるのでしょう。でも、まあ、車に比べたら、時間が限定されていますから、かなり不便でしょうね。そんな状況で、果たしてお客さんなんかはやってくるのでしょうか。
 そうしたら、今日のラジオで、そのことについて話をしている人がいましたよ。やはり、ちゃんと飲みたいのなら、秋保の温泉に泊まるべきだ、というのですね。なんでも、旅館からシャトルバスが出ているのだそうですね。相乗効果で温泉も潤う、ということなのでしょう。
 でも、たかがビールのために、わざわざ旅館に泊まる人などいるのかな、と思うのは、私が下戸だからなのでしょうね。
 というわけで、ニューフィルでは明日からついに指揮者練習が始まります。そういう時にはほとんどのメンバーが揃いますから、そういうタイミングを逃さずに新しい「かいほうげん」を発行する、というのが私のやり方です。もう、きのうまでBDから画像をキャプチャーして、より見やすいものに仕上げるという作業を行っていたので、そのまま今日は印刷をしなければいけなくなりました。悪いことに、今日に限って愚妻は午前と午後にそれぞれ用事が有って出かけなければいけなくて、その送り迎えをしなければ行けなくなっていました。ですから、その間を縫っての印刷と製本の作業、ということになるのですね。
 午前中は、結構時間がかかる用事だったようなので、とりあえず半分だけを印刷しようと、最終チェックをした後でプリンターを始動させました。そうしたら、途中で「迎えに来てよ」という電話です。仕方がないので、プリンターを回したままで向かいます。前のコピー機だと、いつトラブルが起きるか分からなかったので、そんなことは出来なかったのですが、今の機械は、まず何も起こらないはずなので、心配はありません。帰ってきたら、セットした分は全部印刷が終わっていましたよ。
 そんな感じで、残りは午後に印刷、最後にまとめて製本を行って、完成です。今回は、最初と最後のページに大きな写真を使ったので、かなりインパクトがあるはずです。

Aventure Number : 3844 date : 2024/1/19


今日の禁断 シルヴィア


 昨日と今日は、4月の定期演奏会に向けての、最初の指揮者練習でした。ただ、いつもより早い時期にしか設定できなかったので、普段の練習が決定的に不足していて、まだまだ指揮者練習のレベルに達していない仕上がりだったという危惧がありました。今回の指揮者は、2年前に始めて来ていただいた喜古さん。それ以来、ずっと再演を希望していたのですが、やっとスケジュールが合って、再会が実現しました。何しろ、お忙しい方のようですからね。
 きのうは、開口一番「ご無沙汰してました」というご挨拶でした。なんか、とってもフランクな感じですね。そして、もう不安でたまらなかったメインのラフマニノフを一通り通す、ということになりました。でも、第1楽章が始まった時には、なんか、みんながとても集中力を持って臨んでいるような、とても立派な演奏のように感じられてしまいました。これまでの練習で、これほどまとまりがあったことはなかったような、ハイレベルの演奏でした。これには、驚きましたね。そのような、潜在能力を引き出して、伸び伸びと演奏させる、というのも、指揮者のスキルなのでは、と思いました。喜古さんは、そのようなスキルをしっかり持っている方だったのですね。
 それと、前回いらっしゃったときにはまだコロナが蔓延してましたから、喜古さんもマスクをかけて指揮をされていたのですが、今回はマスクを外されていたので、言葉がはっきり聴こえてきます。マスクの時にはいまいち話が伝わってこなかったようでしたが、今回はもう全開でマシンガントークの炸裂です。オペラ歌手とバレリーナの違い、なんてのも面白かったですね。
 きのうは、練習が終わった後に歓迎会のようなものがありました。結局、前回は打ち上げもなく、そのような機会がなかったので、ぜひ参加したかったのですが、開始時間が9時だというので、断念しました。もちろん、写真は参加した人に頼んでおきましたよ。その模様は、ニューフィルのFacebookでご覧ください。
 今日になったら、お天気は雨でした。それも大雨、普通だったら大雪となる天候でした。車で走っていて、スピードを上げると、窓にあたる雨の量が増えるような気がします。信号で停まった時には、少し小降りになったようにも思えます。昔、高校の物理の先生が、「雨の中を歩くのと走るのとでは、濡れ方は一緒」と言っていたことを思い出しましたよ。早く走れば、時間は短いけれど、濡れる量は多くなりますからね。
 そして、2日目の喜古さんも、元気いっぱいでした。前の日に新しい「かいほうげん」も差し上げていたので、それを読んで、オーボエの人に「ご結婚なさったんですね」なんて聞いてましたからね。団員でも、「天国と地獄」の記事を読んで、「あんな話だったんですね」なんて、感心していた人もいましたから。ラフマニノフの短縮版に反応してくれた人もいましたし。
 今日は、私の誕生日だったので、Eacebookでもお祝いのメッセージが送られてきましたが、団員で友達になっている人からも、直接お祝いを言われてしまいましたよ。もしかしたら、練習の日と誕生日が同じだったのは今日が初めてだったのかもしれません。新鮮な体験でした。
 家に帰ったら、すき焼きが待ってました。
Aventure Number : 3845 date : 2024/1/21


今日の禁断 デカ


 新しいメガネも出来たことですし、「かいほうげん」の発行も終わったということで、きのうは少し空いた時間に免許の更新に行ってきました。なんせ、今回の更新にあたっては、もう半年前から講習を受けたりしていましたから、やっと最後の手続きができることになりました。
 その講習の時に、講習を受けた人の専用の窓口が午後2時から開くので、そこに行けば早く終わるのだ、と言われていました。それと同じことが、案内のハガキにも書いてありました。ですから、せっかくそんな制度があるのなら、と、その時間に行ってみようと思ったのですが、なんせお役所のことですから、真に受けるわけにはいきません。まずは、前もって電話でそのあたりを確認してみましたよ。
 そうしたら、電話に出た初老の人(顔は見えませんが)は、「そういう制度もありますが、受付に番号札を取るところもあるので、来れば分かります。」なんて言ってました。
 どうも、胡散臭いので、とりあえず午後の部が始まる1時ごろに間に合うようにと、お昼ご飯を食べたらすぐ、職場を出ました。最近よく使っている近道を通ったら、15分ぐらいで着いてしまいましたよ。駐車場も空いてましたね。そして、建物の中に入ると、めざす「番号札」を出す機械など、どこにもありません。職員さんが、「こちらに並んでください」と案内している先には、テーマパークによくある列を作る柵があり、そこに、すでに4〜50人の人が並んでいましたね。そこに並ぶしかないので、並びましたね。どうやら、12時50分に、受付が始まるみたいですね。
 しばらくすると、私の後ろにもどんどん人が並んできて、私は列のほぼ真ん中ぐらいの位置になってしまいましたね。そこに、案内のアナウンスが聴こえてきました。「専用の窓口は2時に開きますので、そこに来られた方は列を離れて待っていてください。ただ、今並んでいる方は、2時前には手続きが終わりますので、そのまま並ばれていても結構です」などという、色々突っ込みたくなる内容のアナウンスでしたね。もちろん、私はそのまま並んでいましたよ。というか、そこで「列を離れた」人は誰もいませんでしたね。
 その頃になって気が付いたのですが、前回、つまり5年前にもここに来ていたのですが、その時とは風景が一変していましたね。つまり、今立っている列を作る柵はあるのに、以前はたくさんあった、待っているための椅子のようなものが、全く見当たらないのですよ。つまり、そんな、座って待っている暇もないほど、順調に手続きが終わるようになったのでしょうか。
 その謎は、受付が始まると解けました。更新に来た人が最初にすることが、窓口の前にズラリと並んでいる公衆電話みたいな機械に付いているスロットに、自分の免許証を入れることだったのです。そうすると、それを読み取った画面がタッチパネルに現れるので、必要なボタンを押せば、それで申込用紙がプリントアウトされるのですね。それをもって窓口で手数料などを払えば、それで受付は終わり、その後は、視力検査、そしてもう1回別の窓口に行って、あとは写真撮影だけです。
 そして、その後一般の人は講習を受けるために2階に移動して、その講習が終わるころに出来上がっている新しい免許証を持って帰るのでしょうが、私の場合はすでに半年前に講習を受けていますから、そのまま座って待っていると、10分ぐらいでもう免許証が出来上がってきました。受付が始まってから30分も経っていなかったような気がします。
 一応「ゴールド免許」なんですが、有効期限は3年でした。そして、なんと、年号に西暦が使われているではありませんか。画期的ですね。なんせ、この前の免許証には「平成36年」とだけしか書いてありませんでしたから、いったいいつまで使えるのか分かりませんでしたよ。なぜ、この国では元号などという不便極まりないものを後生大事に使い続けているのでしょうか。
 まあ、システム的には、5年前とは大幅に進歩していたようですが、それを扱う職員たちの横柄さは、全く以前と変わっていませんでしたね。「お顔を確認させていただきたいので、マスクを外してください」と言えばいいものを、「顔認証をするので、マスクを取れ」ですからね。どこにカメラがあるのかウロウロしてたら、「俺が見るんだよ」ですって。その人は、ここに来る前は刑事だったのでしょう。
Aventure Number : 3846 date : 2024/1/24


今日の禁断 ヒタチ


 きのうの雪には、ちょっと驚きましたね。最近は、降っても数センチしかいかないような感じでしたから、「12センチ」と聞いた時には、嘘だろうと思いましたね。市内は広いですから、もっと山沿いのイナカの話だろうと。
 でも、駐車場に行って、車の上を見たら、
 確かに12センチぐらいは積もっていたんですね。
 でも、もちろん、こんなことで驚いていてはいけないことぐらい、分かります。被災地の方々などは、これ以上に雪が積もっているのに、住むところもないのですからね。一刻も早い復旧を、心から願わずにはいられません。
 そういう流れで、最近、「私たちは、あの震災も乗り越えてここまで来れたのだから、何かできることがあるはずだ」みたいな主張が聴こえてきます。こういうのを聴いて釈然としないのは、私だけでしょうか。というか、私たちの中にも、まだまだ本当には「乗り越え」られていない人たちはたくさんいるのではないでしょうか。
 まあ、こんなに雪が降るぐらいですから、被災地の方々には本当に申し訳ないのですが、家ではもう暖房を目いっぱいきかせています。私の部屋には、エアコンはありますが、それは冷房専用なので、電気ストーブを使っています。もちろん、使わない時には、電源コードは毎回抜いています。それこそ大震災の時には、電気ストーブが原因で、うちのマンションでも1戸まるまる焼けてしまっていましたからね。
 ある時、その、ソケットからコードを抜く時に、結構温度が高くなっていることに気づきました。まあ、なんせ寒いですから、最高の1000ワットで使っているからだろう、と思っていたのですが、よくよく見ると、コードが断線しているようでした。つまり、家電の電源コードは細い銅線を束ねてあるのですが、そのうちの何本かが切れてしまったので、残りの銅線に負荷がかかり過ぎて、発熱していたのです。
 拡大すると
 明らかに断線してますね。こうなることは分っていたので、極力この部分は曲げないようにして使っていたのですが、いつの間にかここまでになっていたのですね。
 最近の家電では、電源プラグはこのように最初から成型で一体化されているので、ここが壊れてしまったら新しいのを買わなければいけないのでしょうね。でも、私は、いくら何でもそれはあまりにも無駄なので、部品だけ買ってきて、切ったコードをつなぎ直しましたよ。
 かつては、みんな下のようなプラグだったので、しょちゅう直していたものでした。その技術はまだ衰えてはいませんでしたね。今では、いくら長くストーブを使っていても、ここが熱を持つことは全くなくなってます。
 そのうち、こういう部品もなかなか手に入らなくなってくるのでしょうか。
Aventure Number : 3847 date : 2024/1/26


今日の禁断 ダイニチ


 寒い日が続きますね。私の部屋の暖房ツールは、先日の電源プラグの修理のおかげで、コードが過熱することも無くなり快適に部屋を暖めてくれています。まあ、今のマンションでは床暖房が主流でしょうから、常にどの部屋も暖かくなっているのは当たり前なんでしょうけどね。なんせ、我が家は、もう2回も大規模修繕をやってきたという、由緒ある建物ですから、暖房はエアコンやストーブに頼らざるを得ません。リビングではFFの石油ストーブを使っていますが、タンク内蔵の機種なので、定期的に灯油を買いに、お向かいのガソリンスタンドに行かなければいけません。18リットル缶を2つ台車に乗せて車に運び、セルフスタンドで給油して、また車に積んで、やはり台車の乗せてエレベーターに乗り、部屋の前までは、もって来れます。ただ、そのタンクを置いてあるのがベランダですから、玄関からベランダまでの結構長い距離を、両手にその18キロぐらいあるタンクを持って運ぶのは、かなりの重労働ですね。
 でも、それはまだいい方です。職場でも、一応主だった部屋にはすべてエアコンが付いていますが、一番広くて天井の高いホールでは、やはりエアコンだけでは暖めきれず、こんな大型の石油ストーブを2台使っています。
 これは、とても火力が強いので、その分灯油もたくさん使いますから、1週間で2缶ぐらいはすぐなくなります。こちらは配達してもらっています。でも、配達してくれるのは駐車場の前にある入り口までですから、そこからそのホールまで、途中にはちょっとした段差もあるところをはるばる、やはり両手に重たいポリタンクをもって歩いていかなければいけません。幸いなことに、ひところひどい腰痛に悩まされたこともありますが、最近はかなり落ち着いていて、そんな作業も苦も無くこなせるようになっています。というか、ニューフィルの練習の時の椅子並べなども、私は率先して、スタッキング・チェアを2台重ねて持ってきたりしてますからね。
 それで、今日も、自宅の石油がなくなったので買いに行ったのですが、駐車場に行って車のトランクを開けてポリタンクを入れようと思ったら、その下のアスファルトに氷が張っていました。
 車体が反射しているのでお分りでしょうが、白線で囲まれた四角形の部分の内側に雪が積もっていたものが、溶けて水になって、今朝の寒さで凍ってしまったのですね。もうこの上はつるつるなので、周りの白線の上に立って、やっと仕事が出来ました。
 ちょっとわかりずらいかもしれませんが、そのように凍っているのは、この部分だけなのですよ。そもそも、こんな変な白線になったのは、1回引いたらちょっと後ろ過ぎたので、その前に改めてもう1本線が引いてあったのですね。その頃は別に問題はなかったのですが、去年の大規模修繕で、この白線を塗り直したときに、ご丁寧に、必要のなかったもう1本の白線も、かなり厚く塗料を塗ってくれたのですよ。おかげで、この四角形の部分は、ほとんど「池」になってしまいました。
 ですから、ここが凍りそうなときには箒で水を外に出していたのですが、今回はまさか凍るとは思っていなかったので、油断をしていました。まあ、ほんの少し塗料を剥がして水が流れるようにすればいいのですが、ちょっとドライバーで引っ掻いてみてももの凄く硬くて手に負えませんでした。まあ、折を見て管理組合に掛け合ってみるつもりですけどね。
Aventure Number : 3848 date : 2024/1/28


今日の禁断 スタッキングチェア


 10年前に、私はこんなことを書いていました。それが、最近になって、遅まきながら具体的な動きが出てきたようで、きのうあたりはコンサートホールとしてどんなものが作られるのか、という案が提案されていましたね。それは、新聞や、地方局のニュースによって広く報道されたので、ご存知の方もいらっしゃることでしょう。
 まずは、それを伝える新聞記事、河北新報です。
 そして、朝日新聞。
 いずれも、画像をクリックすると、もっと大きなPDFが読めるようになっています。
 どちらの記事も、ステージのまわりを囲むように座席が配置される、というようなことと一緒に、その配置を変化させて、舞台芸術用にプロセニアムを設置したステージに変えることもできるのだ、ということが書かれていますね。なんか、すごいものが出来そう、という気がしてしまうのですが、ただ読んだだけではいまいちそのイメージがわかないのではないでしょうか。
 そこで、河北の記事にある、「さいき城山桜ホール」というところが実際にどんな風になっているのか、確かめてみました。
 実は、この写真はミヤギテレビのニュースでも使われていたんですね。でも、一瞬でしたから気が付かなかった人もいるはずです。これが、プロセニアムが付いたモードです。
 そして、これが、記事には「サラウンド」とか「360°」とかありますが、要するに「シューボックス・タイプ」のモードです。
 それを、ステージの上から見たアングルです。
 つまり、このホールでは、これまで一般的だったいわゆる「多目的ホール」で採用されているプロセニアムと、コンサートホールで使われていたシューボックスのどちらのモードにもなってしまう、という構造を持っているのですね。確かに、私は今までさんざん国内、国外のホールに実際に行ったり、写真を見てきましたが、こんなことができるホールなんて見たことがありませんでしたよ。
 どのようにして、それを可能にしたかというと、ステージの上は、普通の多目的ホールのように上に広がる空間(「フライズ」と言います)があるのですが、そこにプロセニアムの壁もぶら下がっているのですね。一番下の写真では、それは見えませんが、それは、ステージの上の天井も実は上からぶら下がっていて、プロセニアムが必要なときは、それが2枚に分かれて垂直になります。そして、開いた天井の部分から、この写真だとピアノと客席の間あたりにプロセニアムが降りてくるのですよ。同時に、ステージの上手と下手の壁が後ろに折りたたまれて袖が開き、前の部分の一部は内側に向けて折られます。そして、その上にプロセニアムが乗っかり、一番上の写真のようになるのですね。
 いやあ、すごいものが出来ていたのですね。ホールのオタクとしては、とても興味深いものです。すごいですね。これよりももっと規模の大きいものが、それこそ「日本で初めて」仙台市に出来るんですよ。興奮しますね。
 と、あくまで建築的にはすごいなあ、とは思うのですが、でも、なぜそこまでしなければいけないのか、という疑問は残ります。「音楽ホール」としては、そんなことなどしなくても、このシューボックスのままでいいじゃないか、という疑問ですね。というか、私にとっては、音楽ホールというのは、サントリーホールやミューザ川崎といった、ワインヤードと、東京オペラシティのようなシューボックスのどちらかを指し示すイメージしかありませんでした。プロセニアムというのは、あくまで「オペラ」に特化したホールなんですよね。
 ですから、本当にそれが分かっている人たちは、コンサートホールとオペラハウスを別々に作ります。さっきのオペラシティが、まさにそのような実例ですよね。札幌にだって、KITARAというコンサートホールとHITARUというオペラハウスがあるじゃないですか。なぜそうしたか、というと、同じ音楽ホールでもその2つは、もちろん、ステージの構造が全く違いますし、さらに音響設計でも全く別のことが要求されるからです。残響時間とか。
 私も、かつて、ニューフィルの団長の代理で、県だか市だかでコンサートホールに関する意見を述べる、という機会があったのですが、そこでは、われわれオーケストラの人間と、オペラの関係者では、求めるホールの像が全く異なっていたことを痛感しましたからね。ですから、本当は、仙台市はコンサートホールとオペラハウスの両方を作るべきだったのですよ。それが無理なら、県民会館だって建て替えのスケジュールがもう決まっているのですから、それぞれにコンサートホールとオペラハウスを担当させる、という方法だって取れないことはなかったはずです。まあ、首長同士が仲が悪いので、そんな交渉は出来ないのだとしたら、そんな垣根を越えて進言できるような大人物がいればよかったのでしょうが、あいにくそんな人はいなかったようですし。
 ですから、仙台市は、コンサートホールにもオペラハウスにもなるようなホールしか作れなかったのですよ。これは、オーケストラ関係者にとっても、オペラ関係者にとっても不幸なことでした。
 そもそも、「日本で初めて」というか、外国にはそんなものがあるとは思えませんが、このプロセニアムを上げたり降ろしたりするという技術は、大丈夫なんでしょうかね。以前、東京のさる大ホールで、オルガンを表と裏で別の楽器にして、曲目によって回転させる、というやはり「日本で初めて」のことをやっていましたが、それは見事に失敗しましたからね。
 あ、今回の仙台市のホールは、冒頭のリンクの「パイプオルガンを備えていること」という要件を満たしていませんから、そもそもコンサートホールではありませんでした。いや、朝日の記事には「備品購入」というのがありますから、きっとその中にはオルガンも入っているのでしょう。
 あ、ご参考までにこちらも。
Aventure Number : 3849 date : 2024/1/31


今日の禁断 オルガン


 前回は、最後にこんなリンクを紹介していました。
 それは、こんな表紙のPDFファイルで、仙台市のサイトの中にありました。ただ、ここにはタイトルと、「資料4-2」という番号が付いているだけで、制作された時期がどこにも掲載されていません。サイトでも、関係した部署のものを調べても、この文書のリンク元が全く分からないのですよ。公文書である限り、それぞれの文書には必ず作られた日にちが明記されているはずなのに、なぜこれにはないのでしょうか。
 中を読んでみると、先日の仙台市の発表の内容と一致しているようなので、いずれにしてもごく最近に作られたものなのでは、という推測は出来ますが、これでは「資料」としての体をなしていませんね。
 でも、せっかく、21ページもの詳細な資料が提示されているので、それをきちんと読ませていただきました。もちろん、メインは新しいコンサートホールに関する記述です。
 それは、14ページにありました。以下、その部分を引用させていただきます。

(3)主要施設の方向性

@−1 ホールエリア 大ホール
大ホール
クラシックのコンサートやオペラ・バレエの上演などをはじめとする生の音源に対する音響を重視した2,000席規模のホール

概 要
  • 「ホールが楽器」と言われるような、生の音源の響きに対する優れた音響性能を有するとともに、演奏者と聴衆が一体感を感じられるよう、舞台と客席が融和した音楽空間として魅力的なホールとする。
  • 舞台の音響反射に係る設備は可変とし、視認性に優れ、オペラ・バレエなどの多彩な舞台芸術公演が可能な「プロセニアム形式」に転換できるホールとする。
  • 客席は2,000席規模(固定席)とする。
  • 生の音源の響きに対する音響性能の実現という視点を最重視し、この視点において望ましいホールの空間容積を確保するとともに、舞台形状、舞台設備、客席構造等の検討にも最先端の技術、最高度の知見を結集し、これからの時代を牽引し、国内外から高い評価を獲得できるホールを目指す。
  • 十分な広さと優れた設備・機能を有する舞台を、プロ・市民がともに使えるよう、入場料や使用する客席規模に応じた段階的な使用料設定を想定する。
舞台関係
  • 音響反射設備を設置した形式をホールの常態とするが、できる限り短時間、軽作業でプロセニアム形式への転換が行われるよう、設備上の配慮を行う。
  • 客席の前部は昇降できるものとし、音響反射設備設置形式においてはこの部分を舞台の高さまで上げてステージの一部とする。プロセニアム形式においては、オーケストラピットとして活用できるようにする。
  • 音響反射設備設置形式においては、大型の合唱付の大編成オーケストラの公演にも対応できる広さを確保する。
  • プロセニアム形式においては、基本として間口10間※、奥行10間程度の演技空間を確保する。プロセニアム・アーチ(舞台を額縁のように切り取る構造物)を可変のものとするなどにより、8間間口程度の演技空間としても適切に利用できるものとする。舞台の上手、下手に、演技空間と同等の広さの空間(側舞台)を確保する。
   ※1間=約1.82メートル
  • 搬出入口、ピアノ庫などは、可能な限り舞台と同一平面に配置する。不可能な場合は専用エレベーター等を付置し、適切な運用ができるようにする。
  • 搬出入口については、11トントラック2台が同時に積み下ろしでき、荷解き場、舞台等との連続性が確保されたものとする。

楽屋関係
  • 様々な広さ・設備を備えた楽屋を、できる限り舞台と同じ平面に設ける。
  • できる限り音出し調音ができるよう防音性に配慮し、一部の楽屋は大きな音の出る楽器でも対応できるよう高い防音レベルとする。

客席関係
  • 客席の配置については、音楽や舞台芸術に求められる性能要件を踏まえつつ、多階層化、バルコニー席の設置など最善の工夫を図る。
  • 車椅子席など障害のある方のための座席は、席数を適切に確保するだけではなく、利用者が席を選択できるような工夫を図る。
  • ホワイエはホールの利用が無いときには開放され、一般来館者が利用できるようにする。

 はい、確かに、2つの形態に変更できるようなホールにする、と明記されていますね。その2つの形態というのは、ここでは「音響反射設備設置形式」と、「プロセニアム形式」の2つだ、となっています。おそらく前者はシューボックスタイプのホールのことを言っているのでしょうね。ワインヤードタイプでは、どんなことをしても「短時間、軽作業でプロセニアム形式へ転換」することなど、不可能ですからね。
 つまり、これを書いたお役人は、「音響反射設備」というものは、簡単に移動できるものなのだ、と思っているのでしょうね。前回のホールの場合だと、ステージの上手と下手をふさいでいた壁のことを想定しているのでしょう。確かに、ここを移動させて、上からプロセニアムをかぶせれば、外見上は「プロセニアム形式」のホールにはなります。しかし、コンサートホールで音響に関わる部分は、そんな簡単に移動できるようなものではないことに、このお役人は気が付いていないようですね。
 以前、この道のオーソリティで、世界中のコンサートホールの音響設計に携わってきた豊田泰久さんを紹介したテレビ番組を見たことがありますが、彼は壁の素材や、座席の素材にまでにこだわって、仕事をされていましたね。そんな、ホール全体、ステージだけでなく、客席の床や壁、天井までが「音響反射設備」となっているのが、コンサートホールなんですよ。そして、オペラに求められる音響は、コンサートホールとは全然違います。ステージの上に張りぼてのようなプロセニアムを乗っけたところで、そこがオペラハウスになることは決してないのですよ。これが、「概要」にあるような「最先端の技術、最高度の知見を結集し」た結果であるとは、到底思えません。
 つまり、このような「転換」を行うことを前提として建設されるホールというのは、ただの「公会堂」でしかなかったものに、ステージを「反響版」という名の薄っぺらなベニヤ板で囲んでコンサートホールにでっち上げてきた、これまでの「多目的ホール」とは何も変わっていない、「最先端」とは正反対の「旧態依然」としたホールなのですよ。仙台市の心ある音楽愛好家が望んだのは、そんなものではなかったはずです。
Aventure Number : 3850 date : 2024/2/1


今日の禁断 ウィンクル


 我が家の洗濯機は、以前は脱水の途中で水が入ってきて、またすすぎが始まるという、深刻なトラブルを抱えていました。でも、それは、排水部分での逆流現象によって起きていることが分かったので、それを避けるような配管を施すことによって完璧に防止することが出来ました。
 ところが、今朝になって、いきなりその現象が再発したのですよ。しかも、それは、脱水の途中になるとまたすすぎのために注水される、ということが、もう永遠に続くのですよ。手動で脱水だけをやってみても同じことです。もう途方に暮れてしまいましたね。
 ただ、今日は洗濯物がかなり多量でした。薄い布団のようなものもあって、押し込まないと蓋が閉まらないほどでした。それでも、ふつうは「0.7」になっているものが「0.8」になった程度ですから、まだ余裕はあるのだな、と思っていたんですけどね。でも、もしや、と思って、その布団を外して脱水してみたら、今度は何事もなく脱水が進んで、洗濯は終わりました。やはり、入れすぎだったのですね。まだ買い替えるには早すぎますから、もう少しちゃんと動いてくれないと、困りますね。本当に、最近の家電は面倒くさいです。
 家電でないものでは、私はもうかなり長いこと使っているものがあります。それは、職場で履いているスリッパです。
 母親がまだ元気なころ、私の誕生日に買ってくれたんですよね。もう何年使っているか分からないほど、ずっと使っていますが、何しろ素材は本革ですし、おそらく手縫いなのでしょう、とにかく丈夫なんですよね。もうこんなに色は剥げていますし、ブランドなどもすっかり消えているのですが、スリッパとしての機能には何の衰えもありません。なんせ、職場は広いですから、かなりヘビーな使い方をしているはずなのに。
 それに引き換え、自宅で使っていたスリッパは、もう何のポリシーもなく安いのを買ってきていましたから、すぐに糸が切れたりしてダメになってしまいましたね。そこで、自宅でも、これと同じものを買って、長持ちさせてやろうじゃないか、と考えました。ネットで調べたら、全く同じものが見つかったので、早速色違いを購入しましたよ。高かったですね。
 とても安定感があるので、気に行ってます。これも、職場のみたいに剥げてしまっても、まだまだ使い続けていることでしょう。
 それと、まだ3年しか使っていないショルダーバッグが、壊れてしまいました。その前に色違いのを使っていたのですが、そちらも簡単にダメになっていたんですよね。
 最近はこんな感じで、ファスナーの先にある合皮製のとってが2ヵ所も切れてしまったので、代わりにひもを付けていますし、おとといは、ついに金具が壊れてしまいました。
 この穴の中に、右下のピンが入っていたのですが、その頭が擦り切れて穴より小さくなったので、突然抜けてしまったのですよ。とんでもない粗悪品ですね。
 まあ、バッグ自体はたくさんのものが入るので重宝してましたから、同じようなのをネットで探して、それが今日届きました。
 ポケットの数もほぼ同じで、全てのものがきっちり収まりました。まあ、スリッパほどでなくてもいいですから、長く使えるといいですね。
Aventure Number : 3851 date : 2024/2/5


今日の禁断 パリ


 2月に入って、もう今度の定期演奏会の本番まで2ヶ月という時期になってしまいました。それなのに、演奏の仕上がりにはまだまだ程遠いという状況なので、なんだか練習もギスギスしていて、あまり居心地がよくないですね。そういう時の練習指揮者の役割は、あまり細かいところを指摘しないで、出来るだけ伸び伸びと演奏させるものなのではないか、と思うのですが、どうでしょう。アマチュアなのですから、出来ないところがあるのは当たり前なので、そこを温かく受け止めて、おだててでも気持ちを楽にしてあげることが大切なのでしょう。ちょっとできないところを見つけると、見下すような視線でニヤニヤあざ笑う、などということは、絶対にしてはいけません。そんなことをしたら心が折れるだけで、一緒になって音楽を作ろうという気にもならなくなってしまいますからね。
 そんなことをやっているうちに、チラシやポスターの制作も始まっていました。ところが、最初のゲラを見たら、なんかあまりにも演奏会の趣旨から離れているようだったので、ウソだろうと思ってしまいました。一応、担当者は、最近はロシアものが続いていたので、前半の曲目のフランス音楽を中心に、ということで方向転換を図ったようですが、2種類のゲラのうちの一つはノートルダム、もう一つはエッフェル塔ですから、いくらなんでもメインのラフマニノフにはかわいそう、という気になってしまいましたよ。
 でも、この印刷所では、基本的に大幅なデザインの変更はやらないようで、その後に出てきたものでは、もっと訳の分からないものになってしまっていましたね。結局、最初のノートルダムに落ち着いて、こんなものになりました。
 ま、ノートルダムのガーゴイルがかわいいので、我慢してください。
 そして、裏側にはプロフィールなどが載っているのですが、それに使う喜古さんのポートレートが、今まで使われていたものではなく、新しいのに代わっていました。
 素敵な写真ですね。ほどよくフェミニンで。
 ついでに、AIでカラー化してみました。
 来週になるとチラシもチケットも印刷が出来上がってきますから、早速広報係としては、活動を開始することになります。もう、それぞれの担当者も、すっかりこの活動を楽しみにしているようで、この間の練習の時には、早々とその担当エリアについてのサジェスチョンなども出してくれた方がいたぐらいですからね。
 チケットも、再来週には団員の手に渡りますから、お知り合いの方がいたら、早めにゲットしておいてください。今度の会場はたった800人しか入らないホールですので、間際になると争奪戦になるかもしれませんよ。
Aventure Number : 3852 date : 2024/2/8


今日の禁断 ヨーコ



 この間、西公園の脇の道路を走っていたら、こんなお店が目に入りました。
 コーヒー専門店のようですが、そのわきに書いてある文字に、一瞬戸惑ってしまいました。それが、「マスタ・ごンド」と読めてしまったのですね。いったい何のことだろうと考えてみたら、「マスターブレンド」と書いてあったのですね。おそらく、これを書いた時に、「マスタ」まで勢いよく筆を運んでみたものの、このままの勢いで続けていったら、その後の文字が入りきらないことがわかり、次の「ーブレンド」を、思い切り縦を縮めて隙間なく書いたために、こんな誤読を招く結果になってしまったのでしょう。「ブ」の字なんて、これだけ見たら絶対に「ぶ」とは読めないでしょうね。
 そして、ドアの上には、こんな文字も見られます。
 「マツリカ」、ですね。これは、いったい何なのでしょう。その下に「茉莉花」という漢字がありますが、もしかしたら、これは「まつりか」と読むのでしょうか? 確かに、調べてみたら、これはそのように読むものなのだそうで、「ジャスミン」のことなのだそうです。私は、てっきり「マリファナ」だと思っていましたよ。「ジャスミン」と「マリファナ」では、だいぶ違いますね。このお店の店長さんが松本さんというのだそうで、きっとそれにちなんだ店名だったのでしょうね。一つ、賢くなりました。
 そう言えば、朝ドラに出てくる「ブギウギ」というのも、なんだか実体がよく分からない言葉なのではないでしょうか。まあ、音楽の一つのジャンルを指し示す言葉には違いありませんが、それを説明されても、どうもピンとこないのですよ。一応、それを名前にした昔のバンドに「ダウンタウン・ブギウギ・バンド」というのがありましたから、彼らが演奏していた「「スモーキン' ブギ」という1975年(半世紀前!)にリリースされた曲を聴いてみると、確かに独特の付点音符による4ビートに乗って音楽が進んでいくのが分かります。そして、そのコード進行は、まさに「ブルース・コード」そのものですね。それは、文字通り「ブルース」に使われているコード進行ですが、ロックンロールの大半は、やはりこのコード進行によっているとも言われています。どういうものかというと、12小節で一つの単位になっていて、それは4小節ごとに3つの部分に分けられます。

  T(トニカ)/T/T/T
  S(サブドミナント)/S/T/T
  D(ドミナント)/S/T/T

 このパターンが、延々と繰り返されるのですね。
 そこで、「スモーキン' ブギ」のコードを見てみると、

  はじめて試した タバコがショート・ ピース
  |T       |T         |T   |T

  親爺のマネして 気取って ちょっと ポーズ
  |S       |S         |T   |T

  たちまち目まいでクラクラ メシも  喰えず
  |D       |S         |T   |T

 と、まさにブルース・コードのお手本のようなコード進行です。
 でも、朝ドラで話題になっている「東京ブギウギ」という1947年に作られた曲では、

 東京 ブギウギ リズム ウキウキ 心ズキズキ ワクワク
    |T        |T     |T        |T

 海を渡り 響くは 東京ブギウギ
 |T    |S   |DD   |D   ※DD=ドッペルドミナント

 と、5小節目以降は全くブルース・コードとは違っていますね。
 「ブギの女王」と呼ばれたこのアーティストが歌ったもう一つ有名な曲に「買い物ブギ」というのがありますが、これはマイナー・コードで出来ていますからね。本家のブギからは、ずいぶん離れた音楽になっているようにも思えますが、逆に、ブギにはそれだけの多様性があるのだ、ということなのかもしれませんね。
 このドラマでは、淡谷のり子を演じている菊地凛子から、目が離せません。私は淡谷さんがまだ現役の頃にテレビで拝見したことがありますから、なんか、懐かしくて。
Aventure Number : 3853 date : 2024/2/10


今日の禁断 コンセール


 先週はちょっと職場の仕事ががタイトだったので、この三連休は基本的に休養モード、すっかり疲れも取れました。1日目は普通にパン屋巡りなどの後は、軽く外食、と思ったら、「とらの子」が思いのほか混んでいたので、駐車場がいっぱいでしたね。家に帰ってからは、ネットで買っておいたこんなもののセッティングです。
 ストリーミングは、職場ではHDMIでアンプにつないでスピーカーで聴いていますが、自宅では、それがうまくいかないので、直接PCからヘッドフォンで聴いていました。でも、やはり、クオリティが低いので、長く聴いているとストレスになってしまいました。低音が変にブーストされていて、低音ノイズがもろに聴こえてきますし、高音がとても雑なんですよね。
 それで、少しでも良い音で聴きたいと、買ってみたのがこのDACです。HDMIとミニプラグの端子が付いているので、たぶん、現状よりはいい音になるはずだと思って、そんなに高いものでもないので、適当に選んで買ってみました。
 それは大正解、もう、音がまるで違います。合唱なんかは、とてもリアルに聴こえます。低音があまり伸びていないという気はしますが、まあ、これはそれほど気にしなくても、これだけのクオリティだったら大丈夫です。
 そして、2日目の昨日は、こんなところに行ってみました。
 東北学院大学の土樋キャンパスにある礼拝堂です。ここに来たのは、学生時代にここで「ヨハネ」を歌って以来です。そんな「歴史的」な建物で聴いたのは、
 こんな美しいフレンチ・チャンバロ(というか、クラブサン)が置かれた祭壇で演奏された、フランスのバロック音楽です。もちろん、ピリオド楽器によるアンサンブルです。そこにトラヴェルソも加わっていたので、ニューフィルの、この大学の職員の方から、フルートパートに招待券を頂いていたのですよね。
 トラヴェルソやバロック・ヴァイオリンを生で聴くのなんて、久しぶり。というか、最後に聴いたのは、ムジカ・アンティカ・ケルンの仙台公演を、確か電力ホールで聴いて以来ですから、もう半世紀近く前ですね。その時のヴァイオリンはもちろんゲーベル、トラヴェルソはハーツェルツェットでしたね。
 今回のメンバーは前田りり子(トラヴェルソ)、寺神戸亮(ヴァイオリン)、上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、曽根麻矢子(クラブサン)という、まさに世界的なプレーヤーたちでしたから、もう、ラモー、クープラン、ルクレール、モンテクレールという音楽を、心ゆくまで堪能しました。特に、寺神戸さんのヴァイオリンは、柔らかい音色で素敵でしたね。
 もう一人、メゾソプラノの方も、オペラのアリアを歌っていました。この方は、もう、登場した時から役になり切って、とてつもない存在感を演出していました。歌わない間奏のときも、思い切り「お芝居」をしているので、もう引き込まれてしまいました。というシビアなビジュアルとは裏腹に、ピッチがかなりアバウトだったのが、和みます。
 このコンサートはレクチャー付き。前田さんが、ディスプレイを操作しながら、フルートの歴史や、フランス・バロックの流れなどを分かりやすく説明されていました。PCがフリーズして慌てたりして、ちょっとお茶目なところも、楽しめました。
 今日はどこへも出かけずに、「かいほうげん」の原稿を書いていました。この間中の「コンサートホール」のネタに、画像をいっぱい入れて作ったら、7ページになったので、これでもう必要なページ数は埋まってしまいました。あとは、秋の定期の曲目が決まれば、発行できます。
Aventure Number : 3854 date : 2024/2/12


今日の禁断 チェーンソー


 もう、2月とは思えない暖かさですね。まるで春が来てしまったよう、いったい、この異常気象はどうなっているんだ、と憂慮している人もいることでしょう。でも、別にこんなに暖かいのは今年に限ったことではありませんよ。今からちょうど20年前、今はもうなくなってしまった「コール青葉」の第1回目のコンサート(厳密には、この時には「コール青葉」とは言ってませんでした)が開かれた2004年2月22日には、「ほとんど初夏」という陽気だったんですよ。その日は、私はまだこの合唱団には参加しておらず、愚妻だけが参加するために前の日から東京に行っていたのですが、私は当日に行ってました。その時の暑さには、本当に驚いたことは、今でもはっきり覚えていますからね。
 つまり、この暑さは、単に20年前と同じことが繰り返されただけのことなので、何も大騒ぎすることではないのですよ。
 そこで、せっかく暖かくなったので、少し早いですが、竹の手入れでも始めようかと思って、竹藪に行ってみたら、その近くでなんだか工事が行われていました。連休中に始まったようで、社長に聞いてみると、13年前の震災の時に壊れてそのままになっていた、代々の社長の墓石を、場所を変えて整備する工事が始まったのだそうです。
 それは、こういうところでした。
 13年間、手つかずになっていたのですね。
 これを、まずクレーンを使って撤去します。
 それを、竹藪の中を通って、中庭まで運ぶんですね。
 その通路は、すっかり踏み固められていました。
 その上を、こんな重機に墓石を乗せて運ぶんですね。
 途中の池には、橋も渡してありました。
 もう、すでにこんなに運び込まれていましたよ。
 しっかり、新しいセメントで固定されていますね。
 このあと、新しい石碑にこの全員の名前を掘ったものが、新しく作られるのだそうです。そのリストは、ちょっと前に私が作っていました。
 まあ、写真ではわかりませんが、今年も大量の枯れた竹が倒れていましたから、それらを整理しなければいけません。でも、それに手を付けるのは、この工事が終わってからになるでしょうね。去年は不作だったので、今年に期待です。
Aventure Number : 3855 date : 2024/2/14


今日の禁断 ワッパー


 きのうは、ハッピーマンデーの影響で、ニューフィルの練習がシフトしていました。今回は木管分奏なのですが、トレーナーのMさんが来る日なので、気合を入れなければいけません。とは言っても、私の今回のシーティングはオッフェンバックの2番+ピッコロと、ラフマニノフの3番ですから、それほどの緊張を強いられるようなパートではありません。というより、休みの長さが、いつもよりはるかに長いので、それを数えるのにちょっと苦労しています。いまだに、途中で数えるのに落ちてしまって、入れなくなるようなことがありますからね。
 いずれにしても、練習の前にはどこかで晩御飯を食べるというのが、いつもの習慣ですから、まずはそのためのお店に行くことになるのですが、ほぼ毎回行っている「とらの子」は、この間行ったばっかりで、その時にちょっと腹が立ったようなことがあり、行く気にはなれませんでした。そこで、新しいお店を開拓してみることにしました。
 ちょうど、今週初めに、よく行く本屋さんがある「ブランチ」というショッピングセンターのなかに「バーガーキング」がオープンしたということなので、そこに行ってみることにしました。このお店、ちょっと前は仙台にはなくて、もうだいぶ前ですけど、東京に行ったときに食べたことがありました。なんか、マックのような軽さのない、ちょっとこだわったお店、という印象でしたね。バーガーもとてもおいしかった記憶がありました。
 仙台では、最近は駅前のパルコ2の隣にいつの間にかお店が出来ていましたね。それともう1ヶ所、泉にもある、という噂でした。その泉のお店が入っているヨーカドーがなくなって、そのテナントも追い出されたので、こちらの、長命ヶ丘にある「ブランチ」に引っ越してきた、という噂でしたね。その場所は、最初はパン屋さんがあったのですが、すぐになくなってしまって、ずっとイベント会場みたいなことになっていた場所ですね。
 ここには、他にも飲食店はいくつかあるのですが、なんか、私が行くときにはどこもお客さんが少なくて閑散としているな、という印象でしたね。実際に、パスタ屋さんに入って食べたこともあるのですが、味もいまいち、2度と行きたくなくなるようなお店でしたね。ですから、バーガーキングが出来たとしても、果たしてやって行けるのか、ちょっとした不安もありましたね。
 昨日行った時には、お店の前には入場者を並ばせるようなベルトが設置してありましたね。開店した時には、おそらくたくさんのお客さんがここに列を作っていたのでしょう。
 でも、私が入った時には、お店の中はこんな感じ、ガラガラでしたね。まあ、まだ6時前でしたから、夕食には早すぎる時間だったからなのでしょうか。
 メニューは、東京で食べた時とは全然変わっていたようでした。とりあえずベーコンチーズバーガーを食べてみたのですが、大したことはありませんでしたね。それよりも、サイドで頼んだフライドポテトの塩味が濃すぎるのには参りました。あとでメニューを見たら「塩抜き」というのもあったんですね。でも、来週もここに来るかどうかは、微妙ですね。
 それよりも、以前行っていたモスやフレッシュネスでは、注文したものを店員さんが席まで運んでくれていたものが、ここは、モニターにレシートの番号が出たのを見て、自分でカウンターまで取りに行かなければいけないんですね。なんだか、大病院の会計待ちみたいなシステムで、好きになれませんね。他のお店も、こんな風になってしまっているのでしょうか。
Aventure Number : 3856 date : 2024/2/16


今日の禁断 エリカ


 ニューフィルの今度の定期演奏会の印刷物、チラシ、ポスター、チケットなどが出来上がったので、おとといそれらの袋詰めのお手伝いに行ってきました。団員にはチケットとチラシのセット、それ以外に、市民センターなどに持って行くためにチラシを30枚ずつ袋詰めにしたものを100セットぐらい作る、という仕事です。あ、それと、チラシと一緒に持って行くポスターを丸めて帯で留める、という仕事もありました。私も含めて参加者は6人でしたが、1時間ちょっとですべての仕事が終わってしまいましたよ。
 もちろん、チラシ配りについては、私の担当もあります。それが、最初のうちは20ヶ所ぐらいあったものが、段々他の人が引き受けてくれるようになったので、一時は3ヶ所までに減ってましたね。ただ、最近4ヶ所引き受けてくれていた人が退団されてしまったので、それが再度私の担当になってしまいました。そのうちの1件は、確実に引き受けてくれる人がいるのでその方に任せることにして、結局、私の今回の担当は6ヶ所ということになっていました。
 それを、今日までに全部回ってしまいました。まあ、全部私の守備範囲でしたからね。他の担当者には、あさっての練習日にならないとチラシもポスターも渡せないので、この6ヶ所はどこよりも早くニューフィルのチラシをゲットできたことになりますね。
 ただ、一応、昔行ったことがあったのに、どうやって行ったのかすっかり忘れていたところがありました。
 それが、この「三本松市民センター」です。地図で調べてみると、この赤い道が一番近そうなので、そこを通って行ってみたのですが、その道というのが、絶対に車がすれ違えない、とても細い道だったのですよ。もう、祈るような気持ちで、対向車がいないことを願ってこわごわ走っていました。とりあえず行きも帰りも対向車は来なかったので、事なきを得ましたが、もう二度と通りたくない道でしたね。
 それで、他に通り道がないか調べてみたら、この緑の道が見つかりましたよ。そこをストリートビューで走ってみたら、なんだか見覚えがある景色が広がっていました。確かに、ここは昔何度か通ったことがあります。記憶をたどってみると、この市民センターの体育館に、家族を送って行ったことがあったことを思い出しました。20年以上前のことでした。この道だったら悠々とすれ違えられますから、何の心配もなかったんですね。次回からはここを通ることにしましょう。まあ、他に行ってくれる人が出てくるかもしれませんし。
 そのチラシ、ゲラではいろいろミスプリントがあったのでしっかり直したつもりでしたが、もう一つ、かなり大きなミスがあったことを、さっきの仕事の時に知らされました。たまたま、他の人がネットに上げてあったPDFを見て気が付いたのだそうですが、印刷スタッフは誰も気が付かなかったんですよね。私も、他のミスに気を取られていて、気づきませんでした。これがそのまま印刷されていたら、かなりヤバいことになったので、本当に、気が付いた方に感謝です。
 もちろん、そのPDFは、直したものに差し替えてありますよ。
Aventure Number : 3857 date : 2024/2/18


今日の禁断 マジック


 ニューフィルの春の演奏会のチケットは、きのうの練習の時に団員には渡されましたので、お知り合いの方は是非お求めください。同時に、プレイガイドでも発売になります。
 ところが、きのうになって、この中の仙台三越が、3月いっぱいでプレイガイドを終了する、という情報が入ったものですから、あわてて公式サイトにその旨のお断りを出したりしましたよ。やはり、最近はチケットをプレイガイドで買う、という人は減っているのでしょうね。今では、東京のコンサートだってネットで買うことができますからね。
 ただ、それで、念のためと思ってチラシを見直してみたら、そこ以外にも今回はチケットを置かないところがあることに気づきました。つまり、この前の演奏会の時だけ、チケットをお願いしたところがあって、それをそのまま今回も印刷してしまっていたのですよね。もちろん、それは校正の時に我々が気づくべきでした。ただ、何しろ、今回のデザインはあまりにも志の低いものだったので、それに惑わされて、ここまでは目が届かなかったのですよ。なんせ、しょっぱなから曲目が間違ってましたからね(序曲が「ルスランとリュドミラ」になってました)。プレイガイドは字も小さかったですし。
 その事後処理で、関係者はちょっとあたふたしているところです。チラシに黒塗りもねえ。
 それは、春の演奏会のこと、きのうは、その次の秋の演奏会についても、動きがありました。指揮者は橘さんに決まっていて、メイン・プログラムもブルックナー(生誕200年!)の「交響曲第6番」が決まっていたのですが、そのカップリングの曲が決まりました。何しろ、全団員のリクエストに指揮者のリクエストが加わって、膨大な候補曲のリストが作られていたのですが、その中から、ほぼ消去法で消していって、最終的にチャイコフスキーの「くるみ割り人形」に決まりました。
 この曲を候補に挙げたのは、フルートパートだけ、いや、実は私自身が希望したものなのですが、多くの候補曲を差し置いて、まさかそれに決まるとは全く思っていませんでしたよ。というか、いつも希望を出し続けていれば、いつかはやれるだろう、ぐらいに思っていましたからね。
 こんな有名曲を、ニューフィルはまだやっていなかった、というのも、ちょっと不思議なところですね。いずれにしても、フルートパートはとてもやりがいがあるので楽しみなのですが、おそらく、私は、自分で選んでおいても、この曲を演奏できるかどうかは分かりません。他のメンバーが絶対やりたがるでしょうからね。
 ま、私は、それに備えて、ブルックナーを一生懸命さらっていますけど。
Aventure Number : 3858 date : 2024/2/21


今日の禁断 マジック


 三連休になったので、その間に自宅で「かいほうげん」を仕上げるために、職場で使っているPCごと、ファイルを家に持ってきました。普通は、一旦クラウドに上げて、それをやり取りする、ということをやっているのですが、今回はそれだけでなく、ちょっと確かめたいこともあったもので。
 それは、この間購入したDACのことです。それを使うことによって自宅のPCのヘッドフォンの音が格段に良くなったと喜んでいたのですが、しばらくそれで聴いていたら、ある時突然、聴こえなくなってしまったのです。接続などを確認しても、何の異常もないのですが、そのDACを職場のPCに繋ぐと、なんの問題もなく聴こえるのですよ。まあ、自宅のはもう5年以上使っているWIN10ですから、そろそろガタが来たのかもしれませんね。ですから、最終的にそれを確認するために、自宅の環境で職場のPCに繋ぐ、ということをやってみたのですね。もちろん、それできちんと聴くことができましたから、やはり問題は自宅のPCにあったことが確定したということです。ちょっと前ですが、Bluetoothのマウスを使っていたら、やはり突然作動しなくなったということがありましたから、その頃からおかしかったのでしょうね。
 まあ、いずれ「10」のサポートも終わるようですから、そろそろ買い替えのタイミングなのでしょう。最近は、知り合いでPCがダウンした、という人が何人かいたりしましたし。
 ということで、「かいほうげん」の仕上げをやっているところですが、この間のプレイガイドの問題もきちんと載せようと思って、それの画像も職場で準備しておきました。ですから、それをそのまま公式掲示板にアップすることが出来ました。こういうのです。
 このように、間違って印刷された文字の上を、油性ペンで塗りつぶしてください、ということですね。
 まあ、掲示板には「無理のない範囲で」と書いておきましたから、本当に無理をしてまでやることはありませんので、そんなことがあった、ぐらいに思っていてくださって結構です。
 とは言っても、この中の「日立システムズホール仙台」というのは、このコンサートが行われる会場ですから、もしかしたらチケットを預かってくれるかもしれない、と思いましたね。現に、前回は、まあコンクールの入賞者が出演するということで、コンクール関係との共催になっていましたから、同じ組織のこのホールがチケットを販売するのは自然のことでしたからね。
 それに、たとえば名取のホールなども、コロナの時に県民会館が使えなくなって急遽貸してもらえたのですが、あちらからチケットを引き受けますよ、というオファーがありましたからね。まあ、結局、そこも使えなくなって、コンサートも中止になったんでしたね。そんな風に、公共のホールであれば、普通はそういうことはやっているはずだと思って、きのうの朝、電話をしてみました。こちらとしては、実際の手続きとか、必要な書類などを聞くつもりだったのですが、電話に出た職員さんは、こちらが「ホールを使うのですが、チケットを扱っていただけますか?」と聞くや否や、「そういうことはやってないんですよ」という、つれない返事でした。うーん、これにはがっかりですね。
 このホールの正式名称は「青年文化センター」と言うんでしたよね。つまり、青年の文化活動の手助けをすることを目的とした施設、という意味合いが、そこにはあるんじゃないでしょうか。だったら、チケットぐらい預かってくれてもいいんじゃない? とは思いませんか。
 いずれにしても、断られたので、「塗りつぶし」の全容が確定しましたから、さっきのような告知を出すことにしたのですね。チラシやポスターが手元にある人は、本当に「できる範囲」で構いませんから。そもそも、私の担当のチラシは、もうすでに全部先方に届け終わってますからね。
 そう言えば、さっきの名取に変わった時は、会場変更のシールを、チラシとチケットに貼り付けていましたね。それに比べれば、楽っちゃ楽ですが。
Aventure Number : 3859 date : 2024/2/29


今日の禁断 チャイコフスキー


 前回のチラシの修正のお願いというのは、掲示板に載せた後、今度の「かいほうげん」にも載せることにしました。もうすでにきちんとデザインが出来上がっていたのですが、一つ、どうでもいいアイテムがあったので、それを削除してその場所に前回の「黒塗り」の画像を挿入しました。
 それで、最終的に完成されたかに見えたのですが、そのあとにさらなる訂正箇所が現れるとは、全く予想していませんでしたよ。
 今はちょうど秋の演奏会の曲目を決める時期になっているので、何回かの委員会を開いてその結果を指揮者に伝えて協議した結果、最終的に以前もお知らせした2曲のプログラムを組むことになっていました。ただ、その前半の曲が、「くるみ割り人形」だったので、それを、普通に演奏されている組曲版ではないものを指揮者の先生はやりたがっていたということで、もちろん全曲をやる時間はありませんから、何曲か抜粋したリストを送ってくれました。ただ、それを全部演奏すると50分を超えるぐらいのボリュームで、後半のブルックナーが1時間ですから、その間に休憩を入れるとコンサート時間が2時間を超えてしまいます。ですから、そのリストの中の何曲かはカットせざるを得ないのですね。
 でも、組曲に入っている曲は有名ですが、それ以外の曲は、普通はまず聴いたことがある人はほとんどいないはずです。ですから、曲を選ぶにしても、まずは現物をきちんと聴く必要がありますから、その音源を私の独断で用意することにしました。
 まあ、全曲版の録音でしたら、何種類かは手元にありますから、それを参考にしたのですが、そのタイトルを見ると、先生が指定したものとは微妙に変わっています。というか、そのリストには「情景」というタイトルの曲がやたら多いので、区別が出来ないんですよね。ただ、それには全集版のスコアの番号が付いていましたから、IMSLPで探して、それをブックレットのタイトルと照合させて、実際にスコアを見てその音源を聴いてみたら、全てどのトラックなのかは分かりました。ですから、詳しいことは省きますが、その一覧表をサイト内に作って、そこから音源を聴けるようにしてあります。URLは掲示板に掲載しましたので、ぜひ聴いてみてください。期間限定です。
 そこまでやったのなら、やはり「かいほうげん」でもきちんとそのことを伝えなければいけませんから、表紙のページもガラリとレイアウトを変えることになってしまいました。ただ、今まで使っていた作曲家の画像は、同じものを使います。この曲の作曲者の場合は、こちらですね。
 リストの中には、組曲版に入っている曲はもちろん、それ以外の曲も入っているのですが、有名な「金平糖の踊り」が入っていませんでした。全曲版では、それは「アラビアの踊り」とか「中国の踊り」などが入っている第12曲「Divertissement(登場人物の踊り)」の中には入っておらず、もっと後の第14曲「パ・ド・ドゥ」の中の変奏として演奏されているのですね。確かに、先生はこの「パ・ド・ドゥ」も入れたかったようでした。
Aventure Number : 3860 date : 2024/2/25

24/3/28-24/4/12