3741(23/5/26)-3760(23/7/9)

今日の禁断 コーチ


 前回の「高山書店」で、一遍に半世紀前の思い出に浸ってしまいましたが、そういえばこの本屋さんのCMソングもあったなあ、と思いました。かつては、市の中心部のアーケード街では、BGMとして商店街のお店のCMソングを鳴らしていましたから、いやでも耳に入って来たのですよね。「♪白松がモナカ〜」なんてのは、最近まで聴こえていたような気がするのですけど。
 そこで、やはり「♪たっ、たっ、たーかっやま〜」という、高山書店のCMも流れていたんですよね。以前、こちらに書いたように、仙台(宮城も)のCMソングを集めたCDが発売されていましたし、それの続編も出ていたので、どちらも入手してありました。ですから、その中にこの高山書店もあったはずだな、と見直してみたのですが、「金港堂」や「宝文堂」はありましたが、高山書店はありませんでした。あれだけ有名だったのに、音源が見つからなかったのでしょうね。
 ですから、この際、記憶を頼りにその曲を楽譜に復元してみようと思ったのですよ。一通り作って、それを、私の弟に聴かせてみたら、「ちょっと違うな」というので、直してみたら、確かにそっちの方がしっくりしてきたとか、やはり一人だけの記憶では不完全なところもあるのだな、と実感しましたね。これが、その完成品です。
  音もこちらで聴けます。12小節目、「ん」で音を上げていく、というのはユニークですね。ただ、13小節目からの歌詞がちょっと自信が持てません。「先生も生徒も高山書店」だったような気もするんですよね。あるいは、これは1番の歌詞で、2番にその「先生〜」が出てくるのかも。そうすると、9小節目からの歌詞も「一番丁の高山書店」だったような気もしますし。そのあたり、覚えている方がいたら、ぜひご教授ください。
 この楽譜を作るにあたって、どこかに音源がないかと探したのですが、唯一あったのが、こんな動画でした。楽譜のキーも、そこから頂きました。かなり高いのは、絶叫しているからでしょう。最後の「高山書店」だけ歌詞を付けて歌っているのが、シュールですね。というか、私もこの高校の出身者なのですが、もちろん当時はこんな応援歌はありませんでしたよ。
 先日の「宝探し」で、その高校の徽章が入ったノートがあったことも、思い出しました。
 その高山書店、もちろん、今はもうなくなっていますが、そのお店があった場所はここです。
 一番丁通りの広瀬通と青葉通りの間、ロイホの向かい側のCOACHがあったところです。これは、だいぶ前に撮ったと思われるストリートビューなので、今は別のお店になっているはずです。ロイホの下にドコモショップがありましたが、そこも今はなくなってますし、もはや高山書店だけではなく、かつての仙台市全体がなくなってしまっています。
Aventure Number : 3741 date : 2023/5/26


今日の禁断 カリンニコフ


 職場のエアコン工事は、おそらく明日あたりで終了するはずです。金曜日には、最後の工程である室外機の配管工事が始まって、そのあと試運転が行われていたはずですからね。
 室内機はそれぞれにスタッフが業務を行っている部屋に設置されていますから、工事中は邪魔にならないよう日他の場所に移動しなければいけません。私の場合も、仕事に使うパソコンとモバイルルーターをもって、別の胸にある大きな部屋に移っていました。それと、いつも昼休みには練習をやってますから、そのための楽器と譜面台も、そちらに持って行ってありました。
 そこは、母屋からは離れていますから、お客さんがいない時には、大きな音を出してもなんの問題もありません。そこで、いつものように思いっきり吹いていると、なんだかすぐ近くから物音が聴こえてきました。その日は、別にそのあたりの部屋を使う予定はなかったので、別の社員が来たのかな、とも思ったのですが、別に足音ではないような気がしました。
 そのうちに、その音が出ている場所が分かるようになってきました。それは、どうやら天井裏から聴こえてくるようなのですよ。注意して聴いていると、その足跡は足早にあちこちを走り回っているようでした。そして、私が吹いている真上に来たときには、鳴き声のような、歯ぎしりのような音まで出していました。
 ただ、その足音や鳴き声は、私が演奏している時だけしか聴こえてきません。演奏をやめると、その音はぴったり無くなってしまうのですよ。そして演奏を再開すると、またせわしげに動き出します。それは、私のフルートに合わせて、まるでダンスを踊っているようでした。
 その足音の主は、おそらくハクビシンだったはずです。
 というのも、この建物には、だいぶ前からそんな足音が聞こえていたので、業者に頼んで調べてもらったことがあります。そして、それはどうやらハクビシンのようで、その巣のようなものも見つかっていました。でも、その時に、外から入ってこられないように、天井への隙間を全部ふさいでいたので、普通はもう中には入れなくなっているはずなのに、いつの間にか、別の入り口を見つけていたのでしょうかね。
 でも、それは可能性の一つなので、別の生き物、たとえばネズミなんかだったのかもしれませんね。足音だけで想像するのも楽しいものです。また機会があれば、一緒にセッションができるといいですね。
Aventure Number : 3742 date : 2023/5/28


今日の禁断 ケーブル


 きのうは、予定が分刻みで入っているという、とても忙しい日でした。毎年今ごろ、職場での会員総会というのがあったのですが、コロナのためにずっと中止になっていました。それが、とりあえず「コロナはなくなった」という世の中になってしまったので、4年ぶりにそれが再開されることになったのですね。それが、きのう予定されていて、それに向けて私は議案書やアトラクションのプログラムの制作に追われていました。その間に例のエアコンの工事が入って、仕事場が使えなくなることが分かっていたので、それはかなり早めに終わらせていました。
 ですから、まずは朝早く職場に行って、受付の設置や、そのプログラムとともに袋に入れるお菓子や飲み物の準備です。そのうち、アトラクションのために駐車場にテントを設置するための業者が来たので、その立ち合いです。そこでは、PAの機材もレンタルしてくれたので、そのセッティングも必要でした。
 ところが、この予定が決まる前に、私はコロナワクチンの予約をこの日に入れていたのですね。そのセッティングの途中で、そのために一時現場を離れて、近くの病院に行ってワクチンを打ってきました。
 それが終わって帰ってきたら、業者がし残していったPAのセッティングを完成させ、テストをやってみます。
 こんな立派なワイヤレスチューナーとコンソールを置いて行ったので、そこに、私がいつも使っているヘッドフォンを入れて、ゲインの調整です。
 そのうちに、アトラクションの和太鼓のチームがやってきました。そこで、立ち位置やマイクスタンドの場所などを打ち合わせます。
 そして、彼らは楽器のセッティングを始めました。
 まずは、大太鼓のスタンドの組み立てです。
 スタンドが完成しました。
 そこに、大太鼓を乗せます。
 それからは、大急ぎでお昼ご飯を食べた後、受付を始めます。
 そのうちに総会が始まり、その写真を撮ったりした後、アトラクションのためのPA調整です。リハーサルなどは全然やらなかったので、一発で決めなければいけませんね。でも、始まったら太鼓の音圧がものすごく、別にPAなどは必要ありませんでした。
 それでも、1曲だけ笛のソロが入っていたので、そこだけはこのマイクのゲインをいっぱいにして、打楽器の中からでもしっかり聴こえるように調整してみましたよ。
 もう、息音がはっきり聴こえるぐらい、しっかりしたバランスをとることが出来たのではないでしょうか。
 お天気が良かったので、皆さんはもう汗びっしょりでしたね。まさに、「コロナを吹き飛ばした」ような勢いがありました。聴いていた人たちも、圧倒されていましたね。
 その後片付けが終わったら、今度はニューフィルの練習です。きのうは木管分奏だったので、結構、疲れた体にはシビアでしたね。なんか、ワクチンの後も少し筋肉痛がありましたし。
Aventure Number : 3743 date : 2023/5/31


今日の禁断 ゼンハイザー


 自宅の近所にあった七十七銀行の支店が、だいぶ前に閉店になっていました。結構ここを利用する機会があったので、当初は不便だったのですが、なければないで、何とかなるものですね。それよりも、持ち主がいなくなってしまった建物がどうなってしまうのか、というのは気になりますね。なんせ、ほぼ毎日この前を車で走っていますからね。
 しばらくすると、この一階の窓に「テナント募集」という貼り紙が何枚も貼ってあるようになりましたね。たしかに、まだまだ使えそうな建物ですから、そのまま誰かに貸した方がいいのかもしれませんね。でも、「テナント」って、なんか変ですよね。普通のお店だったら内装を少し変えればそのまま使えそうですが、銀行のあの内部は、お役所ぐらいだったらそのまま使えそうですが、まず店舗としてはかなり手を入れないとダメでしょうね。。まあ、せっかくカウンターがあるので、回転寿司とか。
 結局、借り手は見つからなかったようで、最近になって周りを防音シートで覆って解体工事が始まっていました。ですから、その様子は、毎日目につきましたね。
 今日は、たまたまこのあたりで渋滞していたので、現在の工事の様子を写真に撮ることが出来ました。
 こうなると、もう「廃墟」ですね。更地になった後は、何になるのでしょう。
 壊される建物があれば、新しく建物が建つこともあります。駅の東口に工事中だったヨドバシのビルが出来上がって、今日がオープン日だったのだそうで、テレビでは各局で取り上げていましたね。まあ、これまでのお店は道路を挟んで駅の向かい側でしたが、その前の店は今と同じ駅直結でしたから、元に戻ったことになりましたね。というか、今までのお店は最初から「仮店舗」みたいな言い方をしていましたね。
 そこで出来上がった新店舗を見てみると、その大きさは、秋葉原のお店と同じぐらいあるのではないか、と思ってしまいました。最初にその秋葉原の店に行ったときは、その大きさに本当に感動したものですが、それと同じものがここにもできてしまったのですね。何より驚いたのが、ヘッドフォン売り場での試聴機の多さです。もう、壁一面にずらっとヘッドフォンが聴けるようになって並んでいて、それらを自由に聴き比べることができるんですからね。今使っているヘッドフォンは、そこで選んだものです。もっとも、買ったのはヨドバシではなかったんですけどね。
 実際に、調べてみたら、こちらの売り場面積は秋葉原とほぼ同じでした。いったい、どんなお店になっているのか楽しみです。
 ひとつ、気になることがあります。今度のお店は、駐車場が充実している、というのが売り物でした。具体的に書いてあるところがないのですが、一部の資料だと、12階建てのビルの6階から9階までが駐車場になっているというのですよ。まあ、そのぐらいあれば、かなりの台数の車が入るでしょうが、問題は、その6階以上までにどうやって行くか、なんですよ。自走式なんでしょうかね。それとも、リフト? こればっかりは、実際に現場に行かない限り分かりません。早く行ってみたいなぁ。
 でも、確か、このビルの中には音楽ホールが出来る、という話があったような気がしたのですが、それはいったいどうなってしまったのでしょうね。最初から、そんなことは全く期待していませんでしたけどね。
Aventure Number : 3744 date : 2023/6/2


今日の禁断 ザッハトルテ


 毎週土曜日の我が家の恒例行事はパン屋さん巡りでしたね。上杉にある「I」というお店では、駐車場が狭いのですが、熟練の案内の人がいて、テキパキと指示を出してくれたので、すんなり入れられたのですが、最近その人が引退されたようで、まだその人のスキルには到底及ばない若い人に変わっていますね。私あたりは、前の人にさんざん鍛えられたので、難なく駐車できますが、そうでない人はちょっと苦労しているみたいですね。
 もう1軒の、七北田にある「M」というお店でも、いつ行っても駐車場は混んでいて、案内の人は大忙しです。
 最近では、このお店ではお気に入りのパンがもう早い時間に売り切れるということが分かってきたので、前の日にそれを予約するようにしています。そうすれば、確実に手に入りますからね。
 先週も、そんな感じで、チョコのミニコロネを6個予約してから、お店に行きました。その時には、レジで「予約をしていました」というだけで、「○○さんですね。毎度ありがとうございます」と言ってくれる店員さんがいるようになりましたね。ついに「常連さん」と認知されたのだな、と、ちょっと得意になったりします。
 でも、その時に買ったパンを家に帰ってからチェックしてみたら、その、予約したミニコロネが3個しか入っていませんでした。もしかして、レジで間違われてしまったのか、と、確認したのですが、金額や全体のパンの数はきちんと合っています。というか、レジの時に数を数えていた時には、間違いはありませんでした。ただ、他にお店で買ったパンもたくさんあったので、コロネの個数まではチェックは出来なくて、家で改めて数えてみたら、注文したのと違って少なかった、ということなんですけどね。
 ですから、おそらく、電話に出た店員さんがメモを取るときに間違えたのだろうということで、私は納得しました。でも、愚妻は、「お店のためにならないから、今度行ったときにしっかり抗議するわ」と息まいてます。いや、せっかく名前を覚えてもらえるほどになったのに、そんなことで波風を立てたりするのは嫌だなあ、と思ったのですが、愚妻は聞き入れてくれません。
 そして、きのうも、やはり前の週と同じだけのものを前の日に注文した後で、お店に行きました。そして、まず店内のパンをトレイに乗せてレジに行こうとすると、その時点で「○○様ですね」と店員さんが声をかけてきました。その声を聞きつけて、もう一人、こちらはもう顔なじみになっているベテランのHさんもとんできて、「先週は誠に申し訳ありませんでした」と言い始めたではありませんか。こちらは、どうやって切り出そうかハラハラしていたのに、先を越されて謝られてしまいましたよ。ここまで丁寧な対応をしてくれたパン屋さんなんて、今まで行ったことはありませんよ。
 詳しい話を聞くと、あとで注文品を調べてみたら、チョココロネが3個余っていたというのですね。それは3個づつケースに入れてあったので、1つを出し忘れてしまったようです。別に、会計には問題はなかったので、それで解決です。Hさんは、お詫びに、と、マドレーヌを1つサービスしてくれました。ただ、その時に、遠慮されないようにという配慮なのでしょうが、「間違えたお客様にはみんなに差し上げています」なんて言ってました。でも、逆に、それだと、これまでにも間違えたことが結構あったのだな、と思ってしまいますね。
 まあ、そんなことも含めて、とても誠実な対応には、うれしくなりました。でも、もはやこのお店ではみんな私たちのことを知っているとなると、下手なことは出来なくなりますね。
Aventure Number : 3745 date : 2023/6/4


今日の禁断 パナソニック


 6月に入って、急に暑くなりましたね。街中を歩く人たちも、いつの間にか半袖の人が殆どという感じになっています。もうすっかり「夏」ですね。私の職場でも、エアコンがリニューアルされて最新の機種に変わっています。もう実際に使えるようになっていますが、前の機種にはなかったような細かい操作の設定も付いているので、音も静かでとても快適です。
 今度の日曜日には、私は出られないのですが、ニューフィルがいつも練習に使っている場所でミニコンサートをやることになっています。その練習が昨日あったようですが、そこでは、本番の服装が、前に決まっていた「ダークスーツ」から、「上着なしのノーネクタイ」に変わったのだそうです。おそらく、会場はかなり暑くなるだろうという予測の元での変更なのでしょうが、あのホールはエアコンはギンギンききますから、逆に寒すぎるのではないか、という気がするのですが。
 それは、男性のドレスコードですが、女性の場合は「それに準じる」ということなので、ノースリーブのドレス、なんて人もいるかもしれませんね。
 お客さんも、事前に「50人限定」と言っていた通り、希望者が53人になったところで締め切ったそうなので、これだとほとんど演奏するメンバーの人数と変わりませんから、「人いきれ」で暑くなることもないでしょうし。
 ま、私は録音と写真撮影はやってくるので、一応羽織るものぐらいは持って行くつもりです。
 それが終わると、本格的に秋の定期演奏会へ向けての練習も再開されるのですが、そこで取り上げられるラフマニノフのピアノ協奏曲は、ソリストさんは直前にならないと参加できないので、その前の指揮者練習では代わりに弾いてくださる方がいます。その方は、本番のソリストが来る前の指揮者練習では、1日だけ来れないだけで、残りは全部ご一緒してくださるのだそうです。ありがたいですね。
 その方は、学生さんのような人ではなく、すでにピアニストとして活躍されているれっきとしたソリストさんです。その方のお名前が、先日車に乗っていたらラジオから聴こえてきたので、びっくりしてしまいました。どうやら、そのラジオ局のイベントに参加されるようなのですね。そこで、詳しいことを知ろうと、その放送局のサイトから、その案内を探してみました。確かに、こんなのが見つかりました。
 加藤さんというのが、その方です。お子さんたちにピアノに親しんでもらおうというイベントのようですね。ですから、これを公式サイトからリンクしようと思ったのですが、この赤線の部分に引っかかりました。「6月25日」というのは、日曜日なんですよね。逆に土曜日だったら24日になりますね。
 ちょっとこれでは困るので、電話でこのことを教えてあげましたよ。そうしたら、即座に直してくれましたね。
 今は、こちらになっているはずです。今日も、同じ案内がラジオから聴こえてきましたが、そこではしっかり「6月25日、日曜日」と言ってましたね。
Aventure Number : 3746 date : 2023/6/7


今日の禁断 エクリプスクロス


 昨今の「マイナンバー」のトラブルには、本当にあきれてしまいますね。色々言われているようですが、結局は利権が絡んでいるので、多少のトラブルには目をつぶろう、ということなのかもしれませんね。オリンピックだって、あれだけ利権の弊害が表に出てきて、実際に逮捕者までいたにもかかわらず、次のオリンピックが中止になるなんて話は全くありませんからね。
 ナンバーと言えば、今朝、こんなナンバーが付いた車を見かけました。
 「ナンバープレート」というぐらいですから、普通は番号だけがここに書かれるのだ、と思うのですが、すでに「漢字」や「ひらがな」が入っている時点でもはやそれはふさわしくない名前になっているのだ、ということはさておいて、いくらなんでも「Y」はないだろう、とは思いませんか?
 そもそも、この1行目の数字は、大昔は数字が1個入っているだけでしたよね。大型車が「3」で中型車が「5」とか。それが、いつの間にか2桁になっていたかと思っていたら、今では3桁ですからね。
 そして、普通に「ナンバー」と言われているのが2行目の4桁の数字ですよね。ただ、それぞれ0から9までの数字が入りますから、その種類は10の4乗で10000種類、そして、その前にはひらがなが付きますが、普通に使えるひらがなが46種類だとすると、最高で46万種類しかできないということになりますね。ただ、実際は「4444」などという数列は縁起が悪いから使いたくない、なんて人もいるでしょうから、使える組み合わせはもっと少なくなって、すぐに一杯になってしまうので、結局1行目の数字で増やすしかないのでしょう。
 だったら、3桁から4桁にすればいいのでは、と思いますが、それだと10倍にしか増えませんね。これがアルファベットだったら26文字ですから、26倍、さらに、3桁のどこに入れるかというバリエーションもありますから、さらに2倍の52倍になる、と考えたのでしょうかね。それでも足らなくなったら、2桁目と3桁目を数字とアルファベットにすれば、もっともっと増えるでしょうね。
 なんか、この計算がどっか間違っているような気がします。そもそも、使えるアルファベットはもっと少ないのだそうです。ですから、本気にしないでください。
 でも、こんな、アルファベットが入ったナンバープレートはまだ珍しいでしょうから、違反をしたときにはすぐに分かってしまって大変でしょうね。いや、そのうち、マイナンバーがナンバープレートになってしまう、なんてことも起きてしまうかもしれませんね。
Aventure Number : 3747 date : 2023/6/9


今日の禁断 チャイコフスキー


 ショックです。私が愛してやまなかった、「櫻家」というとんかつ屋さんが、無くなってしまいました。
 以前はこんな外観だった、私がこれまで食べてきた中ではベストだと思っていたとんかつ屋さんは、これまでにもたびたび臨時休業していたことはありました。それは、マスターの体調が悪化していたせいでした。でも、それもある程度は克服されたようで、その後は再開することになるのですが、それがコロナの期間には昼食のみの営業になって、夜間はテイクアウトだけ、みたいな体制がずっと続いていたようでした。それが、今年の2月ごろから、公式サイトに「長期休業とさせていただきます」という案内を出すようになっていたのですよ。
 このお店の前は車でよく通るのですが、それ以来、開店を示す旗が駐車場に立つことはありませんでした。そして、つい最近、なんだか大型の車が横付けされて、マスターがこのお店から何かを持ち出しているような光景を目にしたのです。その時点で、「もしかしたら」という、とてもいやな予感がしました。そして、きのうこの前を通ったら、
 なんと、看板が取り換えられていたではありませんか。わずかに、入り口のひさしの部分だけは以前のままですが、これもいずれは無くなってしまうことは確実です。「櫻家」は、別のお店になってしまったのです。あの、殆ど「芸術品」と言っても過言ではないとんかつを食べることは、もう出来なくなってしまいました。とても悲しいです。
 気を取り直して、今日はニューフィルがいつも練習に使っている市民センターで、ミニコンサートを開催しました。私はリハーサルの時間に他の用事があったので出演はしなかったのですが、本番の時はフリーだったので、写真撮影と録音をやってきました。
 ステージから見るとこんな配置。お客さんは50人限定でしたが、椅子は80個並べてありました。
 本番です。間に楽器紹介などあって、和やかな雰囲気でしたね。最後に「グレート」の1楽章だけをやったのですが、ちょっとこれは? でも、アンコールのの「花のワルツ」は楽しんでもらえたのでは。弦楽器が素晴らしかったですね。
 指揮は団長でした。もう録音は掲示板にアップしてあります。
Aventure Number : 3748 date : 2023/6/9


今日の禁断 カリンニコフ


 きのうは、久しぶりのニューフィルでした。いや、実際は1回練習に行かなかっただけなんですけどね。ただ、その1回というのが、先日のコンサートのためだけの練習だったので、私は本番は出られないのでお休みしていた、ということです。
 まあ、そのお休みの間も、私は正規の定期のための曲をひたすらさらっていましたから、きのうの練習では久しぶりにストレスなく吹くことが出来ました。やはり、私の場合はしっかり練習しておかなくて、不安があったりすると、みんなと一緒にやっても取り残されたような気になってしまって楽しめないんですよ。合奏を楽しくするために、ひたすら練習をする、というのが、今の私のスタイルのような気がします。
 そんな、日常的な練習のスケジュールのほかにも、私にはニューフィルでやらなければいけないものがあります。それの締め切りが来週の練習日になったしまったということで、そちらの方もひたすら編集とか集計とかをしなければいけません。そのうちの「集計」というのは、来年の春の演奏会のプログラムの希望のとりまとめです。いつものように、各パートから寄せられた希望曲を取りまとめてエクセルで資料を作るという作業ですが、こちらはまだその元データそのものが殆ど手元には届いていないので、全然取り掛かれないでいます。まあ、データさえそろえば、作業自体は半日で終わりますから、これはとりあえずスルーです。
 もう一つは、「かいほうげん」です。日曜日にスケジュールが立て込んでいる中でコンサートを聴きに行って写真を撮ったり録音したりしたのも、それがないと今回はほとんどネタがないからなんですけどね。おかげさまで、必要なだけの写真も撮れましたから、今回もしっかり16ページを確保することは出来ました。あとは、個々のネタを仕上げるだけですから、間違いなく来週には発行できることでしょう。
 もちろん、コンサートだけでは足りませんから、もう一つのネタもだいぶ前から調べてました。それは、このところ仙台フィルさんが「創立50周年」と大騒ぎしているので、確かだいぶ前にそんなことを扱っていた資料があったことを思い出したからです。もう30年以上前に地方紙の夕刊に「せんだい音楽夜話」という連載記事がありました。
その当時、それを全部切り抜いておいたのですが、そこには仙台フィルのことだけでなく、戦後の仙台の音楽活動のことを詳細に調査されたものが掲載されていたのですね。そして、その中には「仙台ニューフィル」のことも書いてあったので、それをもとにだいぶ前にこんなコンテンツも作っていました。
 今回、それを引っ張り出して読み直してみたのですが、それはオーケストラだけではなく、合唱やブラスまでも幅広く扱っていて、それぞれのジャンルで丁寧な取材がされていたものだと、再認識してしまいました。ですから、まずはそれをPDF化して、こちらにアップしておきました。なぜか15回目の記事だけどこにもなかったので、それは入っていません。いずれにしても、ここには当事者などの名前も入っていて、結構生々しいものですが、もはや歴史の中の事実としてきちんと向かい合えるだけのものはあります。
 ですから、その中から仙台フィルとニューフィルに関係した部分のある記事の現物を、「かいほうげん」に載せてみました。
 実は、この記事をお書きになった記者の方に、少し前にお近づきになっていました。その方から、この記事の続編もあったことを教えていただいたので、ぜひ読んでみたいと言ったら、快くアーカイヴの担当の方を紹介して下さいました。でも、その人に連絡したら頭ごなしに「そんな資料は見せるわけにはいかない」と罵声を浴びてしまいましたよ。とんでもない新聞社ですね。
Aventure Number : 3749 date : 2023/6/14


今日の禁断 ベートーヴェン


 「かいほうげん」の制作は順調に進んでいます。今回のメインの旭ヶ丘でのコンサートも、こんな感じで4ページにまとめました。その他のページもほぼ出来上がっていて、あとは3ページ分を残すだけとなっています。これも、週末には原稿が届くはずなので、それで埋めることができるでしょう。それは、前もって聞いてみたらほぼ2ページ分ぐらいのボリュームのようですから、それがはみ出してもいいように一応3ページを取っておきました。
 さらに、きっちり2ページで埋まってしまったときのことも考えて、念のため残りのページのコンテンツも用意してあります。それは、これから行われるアマオケのコンサートの中で、ニューフィルのメンバーとも縁がある2つのオーケストラの告知です。そのチラシを貼り付けて、ページを埋めようという算段ですね。
 ただ、そのうちの1つの方のチラシの画像は簡単に手に入ったのですが、もう一つのT大学のオーケストラのチラシが、ネットでは見当たらないのですよ。そのオケのサイトに行くと、確かにチラシの画像は載っているのですが、それがずいぶんサイズが小さいんですよね。普通のサイトだと、そこをクリックしたりするともっと大きな画像が出てくるものなのですが、ここではそんなこともありませんでした。
 それで、そのコンサートの名前で画像検索をしてみたのですが、引っ掛かったのはそのサイトの小さな画像だけなんですよ。ただ、もう1件、さる雑貨屋さんのブログの写真で、そのチラシの現物を撮った写真がアップされていました。その写真では、いくら修正しても使えないのですが、チラシがあるのなら、彼らのコンサートが開かれる会場のそばのカフェだったら、絶対に置いてあるはずだと思いました。そこには、ニューフィルのチラシも毎回置かせてもらっていますが、そこをホームグラウンドにしている団体のチラシがないわけがありませんからね。
 そこで、きのう、ちょっと外に出る用事があったので、ついでにそのホールに行ってみようと思いました。久しぶりに大橋のあたりを通ったら、その風景がいつの間にかガラッと変わっていたのには驚きました。新しいビルやマンションがたくさん出来ていましたね。さらに、大橋もなんだかずいぶんきれいになったような気がしました。さらに、その先の追廻のあたりでは、たくさんの警備員が交通整理をしていましたね。新しい公園が出来て、ちょうどイベントが行われていたんですね。
 そんなところを横目にHホールの駐車場に入って、そのカフェに行ってみたら、なんと、めざすチラシがありません。いったい、ここの広報は仕事をしているのでしょうか。ここで手に入らなければ、最悪、「かいほうげん」に穴が開いてしまいますよ。
 帰ってきて、もう一度そのサイトの画像を眺めて、何とかならないかと、右クリックで「新しいタブで画像を開く」という操作をやってみました。どうせ、それは見ている画像と同じものが開くだけなので期待はしていなかったのですが、やってみると、しっかり大きなサイズのチラシの画像が出てきてしまいましたよ。こんなところにあったんですね。わざわざ川内まで行くことはありませんでした。
 アマチュアで武満徹なんかやるんですね。ちょっと前まではすごいなぁとか思ったのでしょうが、最近読んだ本で「武満やクセナキスを聴かないと恥ずかしいと思うような時代は終わった」と書いてあるのを見てしまったので、何か微妙。
Aventure Number : 3750 date : 2023/6/16


今日の禁断 シュトラウス


 この土日は、なんの予定もなかったので、ひたすらニューフィルの仕事をやっていました。先日の「かいほうげん」と「希望曲リスト」の作成作業ですね。
 その「希望曲」の方は、いつものことですが、締切日ギリギリに各パートから続々とデータが集まってきます。今回もそのパターンは踏襲されているようで、もう日付が変わる直前まで、メールが届いていましたね。でも、チェックしてみると、まだ送ってきていないパートもありました。まあ、ニューフィルの場合、そのように約束を守らない人は救済しない、というやり方が徹底されているようで、つい先日も、8月に予定されていた「アンサンブル大会」のスタッフを募集していて、期限までにそのチーフを引き受ける人が現れない時には、その大会を中止する、という高飛車な呼びかけがなされていました。いやしくも、団員総会での年間行事として承認されていたイベントですから、まさかその通りになってしまうことはないだろうし、少なくとも賛否を問う評決ぐらいはあるのでは、と思っていたのですが、結局誰もなり手がいなかったということで、即刻中止が決定してしまったのですね。翌日には、予定されていた会場もキャンセルされてしまうという手際の良さですから、それは本気だったようです。
 まあ、そんな独断が堂々と通用してしまうような団体ですから、この「希望曲リスト」もその時点で受付を閉め切って、それ以降は「そういう約束ですから」と言って一切受け付けない、ということをやってもおかしくはありません。でも、私はそれほどのガキではありませんから、丁寧に、まだ送ってきていないパートに対しては「もう締め切りは過ぎていますが、忘れてませんか?」というようなことを伝えました。そうしたら、即座に「確かに忘れていました」と言いながら、しっかりデータを送ってくれたパートがいましたね。そんな、本当に忘れていた方もいたのですから、このぐらい柔軟な対応をしないと、誰かがかわいそうな目に遭ってしまうところでしたよ。そのようなユルさが、時としては必要なのだと思うんですけどね。
 そのリスト作りは、とても簡単です。私の手元には、普通のオーケストラでは演奏されそうな曲をほぼ網羅したテンプレートがあるのですから、その中から希望があった曲だけを選択して残りは削除してしまえば、即座に演奏時間や楽器編成が網羅されたリストが完成することになるのです。
 これが、そのテンプレートの最後の行です。メイン曲、中曲(オケ曲と協奏曲)、序曲という項目ごとになっていて、タイトルやその切れ目などに7行ほど使っていますから、実際は437曲のデータが、ここにはあることになります。そして、そのデータは、今回のように希望曲を集めた時に、さらに更新されることになります。この最後の行の「風紋」も含めて、今回は3曲新しい曲が加わっています。
 それと並行して、「かいほうげん」も予定通りにすべてのファイルの作成が終わっています。あとは、全ページをつなげた集約ファイルを作れば完成だ、と思ったタイミングで、先日の旭ヶ丘のコンサートの時にお客さんに書いていただいたアンケートを集計したものが届きました。まさか、こんなに早く届くとは思っていなかったので、今さら差し替えは出来ないと思ったら、そのアンケートがちょうど4ページ分になっていました。それだったら、用紙を1枚増やせばきれいに収まりますから、なんの問題もありません。またまた20ページの「かいほうげん」が出来てしまいました。
Aventure Number : 3751 date : 2023/6/18


今日の禁断 リコー


 今日あたりはそんなに暑くはありませんでしたが、きのうまではまるで真夏のような日が続いていましたね。ですから、ニューフィルの練習場の市民センターでも、そろそろ冷房を入れてくれているのかな、と期待をもって練習に行ってみました。4階のエレベーターを降りたら、とたんにヒヤッとした空気だったので一瞬喜んだのですが、ホールに入ってみると普通に暑かったのでがっかりです。
 そんな日にやったのは、カリンニコフの終楽章です。他の楽章はほぼテンポ通りに吹くことができるようになっていた中で、この楽章だけはまだまだ指におぼえこませることが出来なくて、とても本来のテンポで吹くなんてことは出来ません。でも、練習指揮者はまずそのテンポに慣れさせることを優先させていて、敢えて無理なことを要求しているようでした。そうなると、確かに出来るところと出来ないところがはっきりわかってきますから、あとはその「できないところ」を集中的に練習すればいいだけのことになりますね。そんな、これからの課題がより明確になった、というのが、きのうの練習の収穫でした。
 しかし、やっぱり暑かったですね。いつも持ち歩いている、職場のノベルティの「扇子」が大活躍でした。
 職場のエアコンも新しくなって、早速使わせてもらっていますよ。建物自体がそんなに暑くはならないので、別につけなくてもいいのですが、高めの温度設定で軽く動かしていると、音も静かでとても快適に過ごせます。
 結局、天井のエアコン工事に合わせて机のレイアウトなどを変えたのも、かえってそちらの方が便利で、空間も広く取れるということで、すっかりその形に落ち着きました。そうなると、AV機器と机の上に置いたPCとの距離が遠くなってしまうので、その間にケーブルを這わせなければいけなくなってしまいました。ハイレゾドライバーからのUSBはそんなに太くはないのですが、PC→AVアンプとAVアンプ→モニターの2本のUSBがかなり太いので、それを結束バンドで止めると結構邪魔になったんですよね。慌てると、足に引っ掛けそうです。
 そこで、もっとスマートに処理できるものはないかとAMAZONで調べたら、おあつらえ向きのが見つかりました。
 それが、この、蛇みたいなやつです。
 下側に筋が入っているので、そこを切ってケーブルを入れるんですよね。ゴム製ですから結構重みがあって、置いておくだけで安定します。
 そんな環境で、きのうは「かいほうげん」を印刷です。もう、ルーティンになってますから、いつも通りの手順で印刷を始めると、プリンターが起動しません。かなり時間が経って、やっとスタートしました。今回は20ページで画像もたくさん使っているので、すぐには対応できなかったのでしょうね。でも、スタート後は快調に印刷が進みます。
 と、突然、それが止まってしまいました。来たな、と思いましたね。この複合機は、もう更新してから半年以上たっているのですが、前の機種では「かいほうげん」の印刷が始まると、決まってトナーが1〜2本なくなっていました。それが、今の機種では、すでにもう4回その印刷をやっているのに、トナーは全然なくならないんですよ。いや、モニターでは確かに減ってはいるのですが、その減り方が前と全然違っているんです。
 でも、ついに交換時期がやってきたのですね。これがないことには、印刷をやっている、という実感がなかったので、一安心です。そこで、いつものように前の扉を開けて古いトナーを引き出そうとしたら、出てきません。というか、出し方が全然変わってました。前はトナーそのものをちょっと回転させて外したのですが、今のは別のところにロックがあるので、それを解除しないと出てこないということに、しばらくいじっていて気が付きました。まあ、分かってしまえばあとは簡単ですけど、どうやらトナー自体も、大きく、そしてごっつくなっていたようですね。
 今日になったら、何も連絡をしなかったのに、新しいスペアのトナーが届きました。これも、前と同じように交換すると同時に新品が届くというシステムがきちんと働いているようで、一安心です。そういえば、前は頻繁に来ていた橋本じゅん似のサービスの人も、納品後はバッタリ来なくなりましたね。まあ、必要がないのですから、いいのですが。
Aventure Number : 3752 date : 2023/6/21


今日の禁断 ショスタコーヴィチ


 お気づきでしょうが、きのうから「おやぢの部屋2」のジャケット写真が大きくなっています。これまでは150px×150pxでしたが、倍の300×300にしました。別に、小さいままでも何の問題もなかったのですが、これをFacebooに転載する時に、最近のリニューアルで、本来のサイズではなく、かなり大きく広げた横長の状態で表示されるようになってしまったのですよ。その結果、せっかくのジャケットの上と下がカットされるだけではなく、元のサイズより広げられたので、画質がとんでもなく雑になってしまっていました。以前はちゃんと原寸で表示してくれていたというのに。
 ですから、サイズを変えたら、画質はしっかり確保できるようにはなりましたが、相変わらず上下がカットされたままなんですね。困ったものです。というか、このあたりのデザインに全くの自由度がないというのは、腹が立ちますね。そういえば、アップした写真の縦横を回転させる機能って、いつの間にかなくなっていますよね。
 でも、サイズが大きくなったので、CDの情報を入れるスペースが増えたために、きのうあたりではソリストの名前を全部入れられるようになったのは、ありがたいですね。
 私が担当しているニューフィルの公式サイトも、定例の更新が行われています。まずは、最新の「かいほうげん」。それをバックナンバーのページにアップした時には、今回の目玉の旭ヶ丘でのコンサートの写真は、すでにこちらで公開されていましたよね。そのPDFは、そのバックナンバーからのリンクに使うと同時に、演奏会の歴史のページでも使いまわすことになります。そのように、一つ作っておくと、それをいろんな場所でそのまま使える、というのが、団内の情報を私が一手に管理している強みなんでしょうね。
 その、演奏会のページでは、その時の音源も掲示板にアップしたものをそのまま使いまわしてアップしてあります。まあ、アマチュアのオーケストラで、ここまでアーカイヴが充実しているところもないのでは、と思っていますけどね。
 それは、団員にとっても重宝しているのではないか、と思わされたのが、きのうの選曲会議です。来年の春のプログラムを決める会議だったのですが、楽器編成について、私が作ったリストではハープが2台必要になっている曲で、それを前に演奏した時には1台だけでやった、と私は思っていたのですが、いや、2台使っていたはずだなどという人もいたので、それだったら、公式サイトの歴史のページを見れば、写真があるのでは、と言ってくれた人がいたのですよ。早速、みんながスマホで調べ始めましたよ。
 確かに、その時には1台しか使っていませんでしたね。
 これには、私自身が驚いてしまいました。確かにこの写真をアップしたのは私ですが、きのうの時点でこんなものがあったことはすっかり忘れていたのですよ。でも、こんな風に、しっかり使いこなしてくれている人がいたのには、うれしくなりました。
Aventure Number : 3753 date : 2023/6/23


今日の禁断 ミューザサントリー


 仙台に音楽ホールを作ろう、という動きはだいぶ前からありました。なにしろ、この、人口が100万人を超えて政令指定都市でもある県庁所在地には、「音楽ホール」と呼べる施設が全くなかったのですからね。以前から私の中では、「音楽ホール」というものは「キャパが2000人以上」、「適切な音響設計」、「オルガンの設置」という3つの要素をすべて満たす必要がある、と思っています。そして、現在ではこの3要素を満たすホールは全国にたくさん作られているようになりました。東京近郊では、サントリーホールやミューザ川崎など、数多くのホールがありますし、地方都市でも仙台市ぐらいの規模があるところではほとんどできています。
 つまり、こういうホールがあれば、外国から来たオーケストラ、例えばベルリン・フィルやウィーン・フィルだって聴くことができるようになるのですよ。そのようなオーケストラは、当然多額の経費が掛かりますから、会場が2000人以上収容できないことには、それをまかなうことができません。実際、そのようなビッグネームが日本にやって来たときには、例えば札幌や名古屋でのコンサートはありますが、仙台にはそれを受け止められるホールがありませんから、ここまで彼らが来ることは決してないのです。まだ、「音楽ホール」などというものがどこにもなかった時代には、仙台にもカラヤン指揮のベルリン・フィルがやってきたりしましたけどね。ただ、プログラムは東京ではベートーヴェンでしたが、仙台ではワンランク下がってドヴォルジャークでしたけど。
 なにしろ、この街の唯一のプロのオーケストラが定期演奏会を開いている会場が、全く「音楽ホール」の定義にそぐわないものですから、悲しくなります。そのホールの定員は800人しかありませんから、定期演奏会は2日に分けて行われます。これは、NHK交響楽団が同じプログラムで2日間演奏を行うのとは全く別の次元の話です。
 さらに、このホールの響きは、あくまで私の感想ですが、合唱などでは何の問題もありませんが、フル編成のオーケストラでは完全に音が飽和してしまって、聴くに堪えないものになってしまっています。まあ、自分のオーケストラもこの会場を使うことはあって、演奏している分には割と気持ちが良いのですが、観客としてはここではオーケストラは聴きたくはありません。ですから、ここで演奏する仙台フィルは、まず聴きに行くことはありません。
 ですから、そんな本当の意味での「音楽ホール」の建設は、ぜひとも実現して欲しいものだと思っていました。もちろん、作るのは自治体でしょうから、県も市も、折に触れてなんらかの案を出してきてはいたようですね。それが、つい最近、かなり具体的な話が仙台市から伝わってくるようになりました。建設場所とキャパ、そして建設費用が明らかになったのですよ。そこでは、一応「2000人規模」という線は固まってはいるようですが、それ以上のことは分かりません。つまり、先ほどの音楽ホールの定義はあくまでオーケストラのコンサートに関してのものであって、たとえばオペラなどでは全く異なった音響設計が必要になってくるのですね。ですから、世の中には「音楽ホール」とは言っても、ほとんど「多目的ホール」でしかないものが相変わらず作られ続けています。というか、その件に関しての検討はこれからのことのような話なんですね。もちろん「オルガン」のことなどは、何も語られてはいません。ですから、いったいどんなものを作ろうとしているのかが、今の時点では全く分かっていない、というのがつらいところですね。
 そして、建設費も、やはりこのご時世ですからかなりの金額になっているようです。そうしたら、これが発表された次の日に、「仙台市の音楽ホール建設に反対します!」と大声を出して走っている選挙カーに遭遇しました。早速、「そんな金があるのなら、福祉にまわせ」という、お門違いの主張を始めたアホな政党がいたんですね。こんなところには絶対投票するもんですか。
 とは言っても、本当に音楽ホールを必要としているのは、ほんの僅かばかりのクラシック音楽の愛好家だけでしょうから、そもそもそんなものは必要ないと言われれば、何も言えませんけどね。
Aventure Number : 3754 date : 2023/6/25


今日の禁断 ティーズ


 そろそろ、コロナの扱いが「軽く」なってから2ヶ月になろうとしていますね。その間に、世の中は、予想通りというか、予想を上回ってというか、とにかくものすごい勢いで「普段の生活」に戻ってしまっているような気がしませんか? 年中行事も、軒並み「4年ぶりの開催」とか言って、何の制約もなしに大々的に行われているようですから、まるでコロナが完全に終息してしまったような錯覚に陥ってしまいます。
 もちろん、現実はそんな甘いものではなく、沖縄あたりではもはや医療崩壊となっているそうですし、間違いなく「第9波」に突入した、とも言われています。本当ですよ。最近になってテレビでさえそのような報道を始めるようになりましたが、それはもうだいぶ前から言われていたことなんですからね。もしかしたら報道管制が敷かれていたのではないか、と勘繰りたくなるほど、私の回りでは、そんなことは知らなかったという人がたくさんいましたよ。
 そんな中で、今週になったら、愚妻の知り合いで、私もよく知っている方がコロナに感染した、という確かな情報が伝わってきました。確かに、これまでも私の周りの人で感染してしまったという人はいましたが、この方のような影響力の大きい人は初めてのような気がします。正直、かなりのショックを受けているところです。
 私の職場でも、つい先日、やはり「4年ぶり」という催しを開催していました。ただ、やはり参加者の数は予想していたよりはかなり少なかったので、用意していたお土産が大量に余ってしまっていましたからね。ですから、もう少しすると今度はお盆の前にやはり大人数が集まるという行事があるのですが、今回は、一応「4年ぶり」にお客さんを呼ぶことにはしていますが、その行事の時間は半分ほどに短縮するつもりですし、4年前までは行っていた行事の後のおふるまいもやらないことにしています。まだまだ全面的な「4年ぶり」は無理なんですよ。
 実際には、スーパーに行けば消毒用のアルコールはきちんとおいてありますし、ほとんどの人はそれを使っています。もちろん、マスクをしていない人はまず見かけません。ご飯屋さんだって、私が練習前に行っている中華のお店では、まだしっかりパーティションが設置されてますし、この間愚妻と久しぶりに行った旭ヶ丘のイタリアンでも、テーブルの間のカーテンはしっかり残っていましたからね。
 何よりも、まだやっていたのか、というあの下水調査のサイトでも、
下水調査結果をもとに得られた2023年6月26日-7月2日の仙台市内におけるCOVID-19新規感染陽性者数の予測値は9881人です。

この値は、新型コロナウイルス感染症発生届の対象の限定が行われていない時期(2022年8月以前)であれば報告されていたであろう新規感染陽性者数の予測値です。

下水中ウイルス濃度は3週続けて増加しており、昨年11月中旬頃(第8波の入り口)のレベルに達しています。
 という、恐るべき数字を挙げていますからね。3週間前は2413人だったんですよ。確かに、急激に増えていることは間違いありません。このまま増えていくと、いずれは沖縄並みになってしまうんでしょうか。
Aventure Number : 3755 date : 2023/6/28


今日の禁断 ヨドバシ


 前回、職場ではお盆の前のイベントが4年ぶりに開催されると言ってましたが、考えてみたら、それに向けての案内状を、DMで送らなければいけない時期になっていました。このところ、それをやっていなかったのでうっかりしてました。そこで、まずはインクジェットのハガキを1200枚買おうと思って、北郵便局に行ってきました。最近ではその辺の郵便局ではそんなに在庫を持っていないので、ここまで来ないとすぐには手に入らないんですよね。でも、どうやらここでも、そんなに在庫を置かない方針になったのか、かなり遠くの倉庫まで行って取ってきましたよ。あげく、「次回からは、前もってお電話をください」ですって。やはり、相変わらずここはお客さんの都合などはお構いなしなんですね。
 そして、4年前の原稿をそのまま使いまわしして、日付だけ直して印刷しようと、まずは社長と副社長にそれを見せに行きました。二人は「いいんじゃない」と言ってましたが、改めて見てみると、その中に、「万障お繰り合わせの上ご来場ください」みたいな言い方がありましたね。今回は、まだ用心が必要なので、時間も短くしてありますから、本音ではあまり多くの人には来てほしくないんですよね。そこに「万障〜」というのは、いくら何でも矛盾しています。ですから、それは即刻削除して、文面を完成させました。
 それを印刷するのには、インクジェットのプリンターを使います。複合機でもできるし、速いんですが、経費が掛かりますからね。あと、ハガキが熱で反ってしまいますし。ただ、インクを調べるとブラックが少なくなっているので、とても1200枚は持たないと、買ってくることにしました。それで、せっかく行くのなら、新しくなった家電量販店に行ってみようと思いました。この際、他の色のインクも一緒に買えば、駐車料金の割引もできるでしょうし。
 ということで、開店直後にやってきました。これは、前のお店の方から、駐車場へ向かう道です。建物の下にひさしが見えますが、そこが長距離バスの乗り場になっているんですよね。これはちょっと見慣れない光景なので、なんだか「東京みたい」と思ってしまいましたよ。
 そして、駐車場の入り口です。かつて、この土地が全部駐車場だった時代とほぼ同じあたりから、中に入るようになっていました。面白いのは、駐車券の発券機が、左側にも設置されているんですね。左ハンドルのゴージャスな車でも対応できるようにという、リッチな対応なのでしょう。
 そして、二重らせんの通路を登って行くと、6階から上が広〜い駐車場になってました。まだ早かったので、ガラガラでした。奥が、店内につづくエレベーターですね。
 お店の中は、さすがに広大でした。ちょっと見渡しても、向こう側の壁が全然見えません。心なしか通路も広く、ゆったりしてましたね。
 ただ、目指すプリンターインクのコーナーは、前のお店とほぼ同じか、逆にちょっと狭くなっているような気がしました。それで、目指す品番のインクが見つからないんですよね。正規品ではないジェネリックのはあるのですが、それは使いたくありません。仕方がないので、それをもってレジに行って「正規品はないんですか」と言ったら、奥の方から出してくれましたね。あるんだったら、ちゃんと出しておけよ、と言いたくなりますね。
 ついでに、オーディオのコーナーなども見てみようと、そのフロアに行ってみたのですが、なかなか見つかりません。やっと見つけたのは、かなり隅っこ、スピーカーをたくさん並べてあるブースは、明らかに前のお店よりスペースが狭くなってました。ヘッドフォンのコーナーも、前のお店の棚をそのまま持ってきたのでは、と思えるほど、変わり映えのしないレイアウトでした。もちろん、期待していた、秋葉原みたいな広大な視聴コーナーなんて、どこにもありませんでしたよ。
 これだったら、引っ越す必要なんかなかったんじゃない? と思ってしまいました。強烈に失望しています。
Aventure Number : 3756 date : 2023/6/30


今日の禁断 チャイコフスキー


 6月19日からロシアのモスクワで開催されていた音楽コンクールが、29日に終了しました。よくこんな時にコンクールなんかできるなあ、と、まともな感情の持ち主なら思ってしまうはずですが、そもそも、この国がこんなでたらめな戦争を始めたこと自体が、まっとうな人間としてはあり得ないことなのですから、もう、何でもあり、なんでしょうね。つまり、俺たちは間違ったことはしていないのだから、コンクールもその時期が来れば予定通りに開催することに、なんの問題もない、という開き直りの結果なのでしょう。
 その模様は、最近のコンクールの常で、しっかりネットで配信されていたようですね。とても立派なウェブサイトも作られていますから、これだけ見ればこの国はなんと平和な国なのだろう、と思ってしまうかもしれませんね。いや、それこそが、このコンクールを開催した最大の目的なのでしょう。
 ですから、いくら「音楽に国境はない」とか、「音楽は全人類のものだ」と言ってみたところで、こんなコンクールにはこれっぽっちの価値もないことは明らかです。というか、このコンクール自体が、そもそも「国際コンクール」である資格を剥奪されているのですから、たとえこのコンクールで優勝しても、その優勝は世界的に認められることはないのですからね。
 そんなコンクールがどんな結果に終わったか、そのウェブサイトをもとに、各部門ごとのコンテスタントと審査員の国別の一覧表を作ってみました。
■ピアノ部門

■ヴァイオリン部門

■チェロ部門

■声楽部門

■木管楽器部門

■金管楽器部門


 大急ぎで作ったので、ミスがあるかもしれませんがそこは鷹揚に。
 いったい、これのどこが「国際コンクール」なのか、と思えてしまいますね。これは単なる「国内コンクール」。ロシアの醜さをさらに印象付ける結果になっているのではないでしょうか。
(7/2追記)
 チェロ部門の画像が間違っていましたので、訂正させていただきました。
Aventure Number : 3757 date : 2023/7/1


今日の禁断 ブーニン


 きのうのニューフィルの練習は、私は後半だけが出番という予定でした。時間もしっかり決まっていて、前半は7時から8時半まで、後半は8時45分から9時半までと、連絡用の掲示板に明記されていましたね。ですから、私は、8時半の休憩時間には委員会があるということなので、それまでに行っていれば良いことになります。
 とは言っても、私の場合は、少し早めに行って、「かいほうげん」のバックナンバーや、印刷した日程表などを並べておく、という仕事がありますから、6時半ごろには行っておくつもりでした。そして、その仕事が終わったら、お隣のパフォーマンス広場に行って、音出しをしていよう、という予定でした。
 そうしたら、前半のラフマニノフの1番の担当が、仕事で少し遅れるかも、という連絡をよこしました。まあ、これは想定内だったので、とりあえず最初のうちは吹いていて、それが終わったらパフォーマンス広場に行こう、と、予定をシフトです。
 ただ、そのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、1番のパートを吹いたことはあるのですが、それはもう30年も前のことだったのですね。指揮は末廣さん、ピアニストは浅野繁さんでした。ですから、もうそこで演奏したことなどはすっかり忘れてしまってますよ。ただ、本番で第2楽章の頭のフルート・ソロの出だしが吹けなくて、浅野さんが即興的につないでいるうちに何とか出直した、という、ものすごく怖かった経験だけは、覚えていますけどね。
 ですから、とりあえず、合奏が始まる前にその、ほぼ初見状態の楽譜をさらっておきましょう。そんなに遅れるような感じではなかったので、とりあえず第2楽章の終わりぐらいまでをやっておけば。
 ところが、合奏が始まったら、練習指揮者は、「まず、全曲を通してみます」ですって。えっ、て感じですね。第3楽章はもろ初見じゃないですか。焦りましたね。
 結局、最後まで通し終わってもまだ1番の人は来なかったので、全部一通り吹くことになってしまいました。いやあ、スリル満点でしたね。久々に緊張しました。
 でも、指揮者練習の時に1日だけ、このパートの人が来られないということがもう決まっているので、その日には代わりに私が吹かなければいけないことも決まっていたのでした。ですから、こうやって全曲を通して、何とか昔吹いたのを思い出しておけば、その指揮者練習は余裕でクリアできるのではないか、という目途は立ったので、ちょうどよかったんですけどね。
 ただ、その日には、ピアニストも、本番の人ではありませんが、実際に弾いてくださる方が来ます。さっきの第2楽章のソロは、ピアノを聴いていると入れなくなってしまうというトリッキーなところなので、そこで30年前と同じことが起きないとも限りません。それが、2ヶ月も先の話なんですよね。それまでにもう1回ぐらい、代わりに吹けるといいなあ、なんて。
 まあ、世界的なピアニストが、第3楽章のテーマが2回目に出てきた後のmeno mossoで、テレビの生中継をやっているというのに、落ちてしまった、なんてことがありますから、怖いですね。その生放送は見ていたのですが、再放送の時には、
 こういうアングルから、
 急にこんなアングルに変わってしまい、音も翌日の落ちてないテイクに差し替えられていましたね。
 というより、以前はその生映像がネットにあったのですが、いつの間にか、この修正された映像に変わっていましたよ。
Aventure Number : 3758 date : 2023/7/5


今日の禁断 ツイッター


 私は、この「禁断」と、もう一つのコンテンツの「おやぢの部屋」を、私のウェブサイトに書いた後、そのままブログにコピペしています。そのブログは、もちろん、自作ではなく、出来合いの「エキサイトブログ」というのを使っています。こういうサービスはたくさんありますが、この「エキサイト」の利用者数はどうやらランキングでは6番目のようですね。最高位は「アメーバブログ」いわゆる「アメブロ」ですね。ただ、私は、ここのデザインが最悪だったので、ここだけは使いたくなくて、エキサイトにしました。あとで、ピアニストのOさんもここを使っているのを知って、ちょっと意外でしたけど。
 そのエキサイトでは、ジャンル別のランキングというものがあります。前もって、自分のブログのジャンルをいくつか選んで登録しておくと、そのジャンルの中で何位なのかというのが、毎日分かるようになっています。私の場合は「音楽」と「日々の出来事」という2つのジャンルを選んでありました。
 その「音楽」では、大体20位以内には入っていて、まあまあだな、と思っているのですが、たまにそれが一桁になったりすることがあって、驚かされたりします。最初に「7位」になったのが、2014年の4月、その証拠がこちらです。
 ただ、それはその時1回きりで、あとは高い時でも10番台、普通はまず20番台から30番台をうろうろしてますね。
 そうしたら、久しぶりに、先日その最高位のタイ記録に達しました。
 拡大すると、
 これです。画像がずいぶん昔のものになっていますが、これは、このブログにアップした画像しか表示されないからです。画像の容量に上限があって、1Gまでしか使えないので、私の場合、CDのジャケット以外の画像は、全部他のところからリンクしていますから、こんなことになってるんですね。
 何よりうれしかったのは、ここで「10位」になっているブログよりも上になったことです。常日頃、このブログがこんなに上位にあることに疑問を持っていましたからね(単なるひがみですけど)。
 ただ、これは1日だけの話で、次の日になったらいつもの10位台に戻っていましたけどね。次にここまで上がってくるのは、何年先のことでしょう。
 ただ、「ブログ」そのものの人気は、もはやピークを過ぎているのだそうです。すでに、このサービスを停止したところもあるようですし。それはそうでしょうね。いまでは、もっと手軽なSNSがネットを席巻していますからね。でも、そのサービスもこのところ騒がしくなっているようで、のめりこんでしまうと足をすくわれそうで、怖いですね。
Aventure Number : 3759 date : 2023/7/7


今日の禁断 ジャニーズ


 中野駅前のサンプラザが、取り壊されるのだそうですね。
 この建物の中にあるホールには、東京近郊に住んでいる時には何度か足を運んだことがありました。ただ、最初に聴いたのが、オットー・ゲルデス指揮の東京都響というクラシックのオーケストラのコンサートで、ベートーヴェンのピアノ協奏曲などのプログラムだったような気がしますが、とにかくホールの音があまりにひどかったので、コンチェルトが終わったところでホールを出てしまったような記憶があります。今ではたくさんの音楽専用ホールが出来ていますから、ここでクラシックのコンサートをやることはなくなったのでしょうね。
 ですから、もっぱら聴きに行ったのはポップスのコンサートです。「イエス」から独立したリック・ウェイクマンの「地底探検」では、日本のオーケストラと合唱団が演奏してましたね。あとは、レイ・コニフ・シンガーズも、このホールでした。コーラスとリズム隊、それとディキシーナンバー用のクラリネットはあちらから来ましたが、その他は、ピアノも含めて「シャープス&フラッツ」のメンバーだったような。
 日本人では、矢野顕子の、レコードにもなっている、YMOのメンバーがバックだったコンサートに行ってますね(これは仙台に来てから)。
 さらに、なんと、私はこのホールのステージに立ったこともあるのですよ。そのころ所属していた社内バンドが、前の年に職場バンドのコンクールで優勝したものですから(その後、テレビにも出ました)、自動的にこの年はここで出場できたんですよね。控室からステージまでがとても狭い階段だったようで、コンボオルガンを苦労して運んだ記憶があります。その時の審査員が宮川泰で、「アレンジが悪い」とか、けちょんけちょんにけなされたことだけは覚えています。
 先日、その、最後のコンサートというのがあったそうで、そこで出演していたのが、山下達郎でした。なんせ、このホールは40年前からずっと使っているそうなので、まあ納得の人選ですね。
 そんな、今ツアーの真っ最中の達郎ですが、このところネットではかなりネガティブな攻撃を受けているみたいですね。いや、そもそもの発端は、達郎の事務所と業務提携をしていた某プロデューサーが、この事務所との契約を終了させられたことに根をもって投稿したツイッターの中で、達郎の名前を出したからなんですね。その原文を読んでみましたが、確かにそれは達郎にも契約終了の責任があるようにも受け取れる文章でした。というか、なんせ、ツイッターというのは140字しか書けませんから、それだけでこのような微妙な問題の真意を伝えることなんかできませんから、読むものは都合のいいように解釈して、拡散されてしまいます。これはもう、決して正確な情報伝達ツールではありません。それを、さも真実であるかのように広めてしまうのですから、たまったものではありません。
 それに対して達郎は、今日放送の「サンデーソングブック」で、しっかり時間をとって自らの立場を明らかにしていましたね。それはもちろん140字などには収まらない、文字に起こせば3000字ほどになる内容のことを語っていましたよ。それは、とても冷静な、大人の対応でしたね。
 そう、そもそもツイッターなどというのは、ドナルド・トランプみたいなガキのおもちゃに過ぎないんですよ。
Aventure Number : 3760 date : 2023/7/9

23/7/12-23/8/25