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今日の禁断 | エンペラー | ||
新しい年度が始まりましたね。おそらく、この3月から4月にかけての「年度変わり」というものは、社会人が生きていくうえで最も重要なターニングポイントになるのではないでしょうか。なんたって、殆どの人がそこで何かしらの「リセット」を行うことを余儀なくさせられるのですからね。もちろん、それは毎年同じ時期にやってきますから、人々はみなそれに向けての心づもりを整えることができるのでしょうね。 それに比べると、例えば「平成→令和」といったようなターニングポイントは、いかにもとってつけたもののように思えませんか? それは決して前もって分かることではないにもかかわらず、それが変わったことで世の中全体がリセットされたという錯覚をもつのは、とても虚しいことのように思えます。実際は、天皇が別の人に変わるだけのことで、それ以外のものは何一つ変わっていないのですからね。逆に、そんな風に年号を変えられてしまうと、不都合の方が多くなってきますよね。私の場合は、もう平成を西暦に変換することが出来なくなっています。 いや、それは、全く些細なことでした。無視してください。 その年度変わりにあたって、私の職場でも決算とか予算とかの書類を作ることになっています。実際に作るのは社長ですが、私はそれをパソコンできちんとした書類にして印刷する、ということをやっています。そこでは膨大な数字が扱われているのですが、そこで項目ごとに集計したり、前の年度との差異を計算したり、という作業がとても大変です。いや、それは、去年から「大変でした」と言えるようになっています。 そう、それまでは、電卓を使ってその計算を行って、それをさらにキーボードで書類に入力する、ということをやっていたのですが、去年からは、パソコンの中の電卓を使ってその作業を行えることを発見して、もう、信じられないぐらいに簡単に書類の作成ができるようになっていたのですよ。 おそらく、大部分の方は、そんなことはとっくの昔に知っていることだと思います。ですから、「そんなことも知らなかったの?」言われることでしょうが、もしかしてまだ知らない人がいたのなら、こんな便利なものを知らないでいるのはもったいないな、と思って、紹介してみますね。 去年は、途中でこれに気が付いてやり始めたのですが、今年は最初から使っています。社長は、手書きの書類が瞬く間に印刷されて出来上がり、なおかつミスも見つかるので、びっくりしていましたね。 今の時代は、この前私が町内会で会計係をやっていた時のように、エクセルですべてを入力しておけば、即座に書類が仕上がるものなのでしょうが、わが社の場合はまだまだそのような環境には程遠いものですから。 |
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Aventure Number : 3721 | date : 2023/4/7 |
今日の禁断 | リベート | ||
ついに、「レコード芸術」が廃刊になったそうですね。いや、正確には「休刊」なのだそうですが、これまで休刊と言っていて「復刊」したというものはまず聞いたことがありませんからね。 この件は、出版元のサイトで3日の月曜日に告知されたようで、それが翌日の新聞にも掲載されました。ただ、うっかりしていてその新聞記事を見落としてしまっていたので、実際にこのことを知ったのは、このブログでのコメントからでした。お恥ずかしい。 それから、ネットを見てみたら、軒並み「休刊は残念」とか、「この雑誌が果たした役割は計り知れない」といった、廃刊を惜しむ声ばかりでしたね。さらに、廃刊をやめさせるための署名活動を行っている人もいるというのですから、結構大騒ぎになっているようでした。 まあ、この間の「作曲家」と同じことで、無くなる(亡くなる)ものに対しては、たとえそんなにたいしたものではなくても最大限の敬意を払う、というのが、この国の人の美徳なのでしょうから、「レコ芸」でも同じような反応が出た、ということなのでしょうかね。 確かに、この雑誌にしっかり価値があったという事実がないわけではありません。私も、かつては定期購読していたことがありますし、そのバックナンバーの一部は、いまだに物置に積み重なっています。そこで紹介されていたレコードやCDを、それを書いた「音楽評論家」を信じて実際に購入したこともありましたね。そんな風に、音楽ファンに対して、適切な指針を与えてくれる雑誌であった、という役割は確かにありました。 ただ、それはあくまでそのような「指針」が役に立っていたという時代においてのことでした。その頃は、執筆者も編集者も、共にクラシック音楽を広く世に広めようという使命感に燃えていたことでしょう。そこでは、良いものは良い、悪いものは悪いときちんと言えるような環境があったはずです。 しかし、時代は変わり、情報は別に雑誌でなくても簡単に手に入るようになって、リスナーたちはこんな雑誌からは遠ざかっていきます。 そもそも、音楽雑誌のポリシーも変わってしまっています。最も大きな資金源は広告費でしょうから、それを出稿しているレコード会社には頭が上がりません。レコード会社にしても、「レコード」というか「CD」は商品ですから、売れなくては話になりません。そこで、レコード会社は、「レコード芸術」のような雑誌には広告を掲載するだけではなく、本体の記事についても、「評論家」たちを接待漬けにして、自分の会社の製品をほめちぎるように仕向けたりしていたのかもしれません。もちろん、そんなことは大っぴらには出来ませんから、非常に巧妙な言い回しで、決して悪口は書かないような「評論家」が重宝されたのでしょうね。いや、その頃には、「評論家」という立派な肩書すら姿を消して、「音楽ライター」という、とても便利な商売が登場することになります。かくして、「レコード芸術」は、今では丸ごと広告媒体と堕してしまっているのですよ。 この雑誌が毎年選定している「レコードアカデミー賞」も、その仕組みは同じ事です。何しろ、この賞さえ獲得できれば、間違いなくその商品は売れるのですからね。心あるリスナーなら、「なぜこんなものが大賞?」と思えるようなものがゴロゴロしているのには、すぐ気が付くはずです。 そんな雑誌は、まさに廃刊されるべくして廃刊となったのですよ。ここに執筆している「音楽ライター」達にとっては、それはまさに死活問題ですから、署名活動でも何でもして、かつての自らのステイタスを守りたくなるのは、当然のことです。何とも見下げ果てた人たちですね。彼らに「音楽文化」を語る資格はありません。 |
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Aventure Number : 3722 | date : 2023/4/9 |
今日の禁断 | キャンペーン | ||
前回ご紹介した「レコ芸」の存続を求める署名サイトはこちらです。 もちろん、こんなことをやったって、「休刊」が覆ることなどはあり得ません。なんたって、この雑誌そのものが、その使命を自ら終わらせてしまった結果なのですからね。 とは言っても、かつては、私はこんなものも集めていました。 ただ、これには重大な欠陥があって、ここで取り上げるのは「国内盤」だけに限られていたのですよ。つまり、あくまで日本のレコードメーカーが製造した物しか、取り上げられないのですね。もちろん、かつては「レコード」というものは、まずそのような形で作られたものを購入するのが当たり前のことでした。その頃は、外国で作られたレコードは、そのレーベルと提携している日本のレコード会社がマスターテープや、会社によってはメタルマスターを提供してもらって、それを元にプレスをしてレコードを作っていたのですね。その際に、ライナーノーツなどは日本のメーカー側で用意する、というような不文律がありました。あくまで、録音そのものは外国のものでも、作っているのは日本なのだから、日本のお客様のために分かりやすい解説を用意しよう、という「気概」があったのでしょうね。ただ、その内容は、まさに玉石混交、読んでいて恥ずかしくなるものもありましたね。それが、この雑誌の姿勢にもつながっていたのでしょう。 余談ですが、クラシックではなく、ポップスの場合は、曲のタイトルまで日本向けに変えてしまっていましたね。「邦題」というやつですね。ですから、ですから、本来は「ノルウェー製の家具」という意味の「Norwegian Wood」というタイトルを「ノルウェーの森」という、全然無意味なタイトルに変えてしまってもいたのですね。さらに、それを真に受けて自身の作品のタイトルにしてしまったというアホな小説家もいましたし。 そのうちに、普通に輸入盤が出回るようになると、私は国内盤は一切買わなくなりました。まずは、価格が輸入盤の方が安いから。というか、国内盤が高すぎるんですよ。そして、そんなでたらめなライナーノーツなどは読みたくなかったからです。もちろん、そんな時代になっても、「レコ芸」では頑なに国内盤だけで「イヤーブック」を作り続けていましたね。 ただ、しばらくすると、雑誌の方では輸入盤をきっちり扱い始めるようにはなりました。とは言っても、それは単なる主観の勝った稚拙な紹介文で、そのアルバムは決して月評の対象にはならず、「レコードアカデミー大賞」の候補に挙げられることもありませんでした。 でも、おそらく2020年からでしょうか、ついにこんなものを付録にするようになりました。 そうなんですよ。この雑誌は、今では消費者であるレコード愛好家ではなく、資金を提供してくれるメーカーや代理店の利益しか考えられなくなっていたのですよ。おそらく、それはこの雑誌だけの責任ではなく、もしかしたら経済効果にしか目が行かない社会全体のせいなのかもしれませんね。そんな現状が、こんな青臭い署名活動で変わるわけ、ないでしょう? |
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Aventure Number : 3723 | date : 2023/4/12 |
今日の禁断 | フェニーチェ | ||
我が家のベランダから見下ろせる新しい住宅用地では、新しい家の建設が着々と進んでいます。 今日になったら現地にはこんな看板も出来ていました。 この「青葉」というのは、まさに仙台市を象徴する言葉です。伊達政宗がこの地に作ったお城は、正式には「仙台城」と言いますが、「青葉城」とも呼ばれています。そして、そこから市内にまで伸びている道路は「青葉通り」と呼ばれています。ま、これは戦後に作られた道路ですけどね。そして、これも戦後にその道路に植えられたケヤキの木は、今ごろになると見事な新緑を見せてくれていて、まさに街中が「青葉」となっているのですね。 そんな街で学生時代を過ごした人たちが作った合唱団が「コール青葉」です。今は活動は終了していますが、その「遺産」としての楽譜が、ご存知のように最近出版されていました。私も、その楽譜を頂いていたのですが、その時点ではまだ正式には販売ルートは決まっていませんでした。それが、この度正式に販売の運びとなったのです。販売元は、長岡京にある合唱音楽の楽譜の販売を専門に行っている「パナムジカ」というところです。そこが、今日付けのメールマガジンで、この楽譜の販売開始の告知を行ったのです。 こちらが、パナムジカさんのサイトで、こちらから直接購入することができます。同時に、アマゾンでも、取り扱いを開始しました。さらに、パナムジカさんでは、ネットだけではなく、楽譜を購入した人への発送の時に、この楽譜のチラシを同梱してくれるのだそうです。なかなか気合が入っているようですね。 私も、応援の意味で、コール青葉のアーカイヴのサイトで、楽譜の収録曲の音源をアップしていました。それを、発売に合わせて、少しリニューアルしてあります。「音源」というところをクリックすると、コール青葉が実際に演奏した時の音源が聴けるようになっているのですが、以前は音声だけだったものが、そこに、静止画ですがその曲を演奏している時の写真も一緒にアップしてあります。1曲目の「瑠璃色の地球」では私も歌っていたので、捜してみてください。 |
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Aventure Number : 3724 | date : 2023/4/15 |
今日の禁断 | コダーイ | ||
きのうは、ニューフィルの最後の指揮者練習でした。もう来週の日曜は本番なんですよね。私の担当の「くじゃく」のソロは、もう完全にドツボに入ってしまっていて、とても完璧に吹ける気がしません。そこも含めて、この曲ではフルートの超難所が3ヶ所あるのですが、ちゃんと吹けそうなのは最初の部分しかありません。残りの2ヶ所は、いかにわからないようにごまかすか、ですね。 そんな、緊張しっぱなしのリハーサルが終わった時に、つい気が緩んだのか、私の楽器をちょっと変なもち方をした拍子に、危うく床に落としそうになってしまいました。幸い、何事もなかったようで一安心、と思って吹いてみたら、全く音が出ません。いや、音らしいものは出るのですが、もうスカスカで使い物にならない音なんですよ。というか、左手でキーを押さえても、全然音が変わらないんですね。いやあ、焦りましたね。キーではなく、本体に穴でも開いてしまったのでしょうか。そうなったら、このあともう1曲あるのに、吹けなくなってしまうではありませんか。 ここはひとまず落ち着いて、冷静にキーを調べてみました。そうしたら、どうやら最も上にあるトリルキーが動かなくなって開きっぱなしになっていることが分かりました。それを動かすキーは右手で操作するのでが、それが全然戻ってきません。スプリングが外れているのでしょう。 そして今日、先週はもう2本ほどタケノコが生えていた職場の竹藪を見てみたら、それほど新しいのは出てはいなかったようです。やはり、今日みたいに寒いと、なかなか、なのでしょうか。それでも小さいのがさらに2本ほどあったので、それを掘ってきました。 |
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Aventure Number : 3725 | date : 2023/4/17 |
今日の禁断 | ヴェロ | ||
きのうFacebookを見ていたら、仙台フィルの団員さんのページで「7年前の出来事」として、サントリーホールでのベルリオーズの「幻想」と「レリオ」のコンサートが載ってました。もうあれから7年も経ってしまったんですね。ということは、私にとってはあれが最後の合唱のステージだったので、7年間合唱に関しては何の活動もやっていなかった、ということになりますね。最近は、特に大学の合唱団のOBからたびたびお誘いがあるのですが、やはり練習に出る暇が全くとれないので、ずっとご無沙汰しています。 それ以前に、7年も歌っていないと、もう完全に声が出なくなっているのがわかりますね。車の中でラジオに合わせて歌おうとしても、高い音が全然出ませんから、もう合唱に行ったとしても使いものにならないでしょうね。というか、これだけひどい声になってしまうと、もう自分の歌が「音楽」とは程遠いものになってしまっていることが分かってしまうので、そこまでして歌おうという気にはなりませんね。まあ、これからも、合唱に参加することはないでしょう。 でも、オーケストラの方だったら、まだまだ使い物になっているのでは、という実感はありますから、合唱ほどの悲惨な思いはしないで済みます。きのうは、ちょっとイレギュラーだったのですが、本番前のトレーナー分奏という予定になっていました。そのトレーナーの方がちょっとけがをされて、本来のレッスンをキャンセルされたので、こんな日になってしまいました。 会場は青年文化の地下の練習室です。駐車場に車を置いて、まずは職場に置いてあったトレーナー用の譜面台と椅子を運んでいると、マスクでよくわからないのですが、確かによく知った人がやってきました。あちらも同じ思いだったようで、お互いに「久しぶり」というご挨拶です。それは仙台フィルのフルートのAさんでした。ホールでリハーサルがあったのでしょうか。そこでAさんは、「再雇用になりました」なんて言ってました。仙台フィルの定年は60歳なのですが、希望すれば、あと5年までは働けるのだそうです。ということは、Aさんは60歳。とてもそんな年には見えませんが、確かに、もう最初にお会いしてからそのぐらいの年月は経っていましたね。逆に、私の年齢を言うと、とてもびっくりされていましたね。お互い様です。 その仙台フィルは、今年が創立50周年ということで、お祝いモードになっていますね。そんな歴史のあるオーケストラだったんだ、と思われるかもしれませんが、出来た当初は「宮城フィル」という名前で、アマチュアの中にプロが混ざっている、という状態でした。その団員の中には、後に、今私がいるアマオケの「仙台ニューフィル」を作った人もいました。というか、その「宮城フィル」から「仙台ニューフィル」に移った人も何人かいたはずです。 これを見ると、宮城フィルのプロ化に伴って新たに作られたアマオケの名称が、なぜ「仙台ニューフィル」だったのかが分かります。つまり、「仙台フィル」という団体は、それ以前に存在していたのですよね。ですから、それとの混同を避けるために頭に「ニュー」を付けたのです。 ところが、そんな歴史は知らなかった宮城フィルは、とても安直に「仙台フィル」と改称してしまいました。アホですね。 |
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Aventure Number : 3726 | date : 2023/4/19 |
今日の禁断 | カリンニコフ | ||
ニューフィルの定期演奏会は、無事に終わりました。お客さんも、久しぶりにステージから見る分には「ほぼ満員」という感じでしたね。 そして、いつも何かとトラブルの多い録音です。ホールでCDに録ってくれるのとは別に、私のレコーダーを持ち込んで、同じマイクからの入力をラインでもらって、ハイレゾで録音しています。今回は、前日練習も同じホールでしたし、もうマイクのセッティングも終わっていたので、前もってテスト録音をしておけば当日はあまり走り回ることはないので、ホールのスタッフに聞いてみたら、マイクはセットしてあるが、まだ生きてはいないのだそうです。それで、テストをしようと思ってそれを生かすと、その分料金がかかってしまうということだったので、それはやめにしました。 でも、本番の時のリハーサルは逆順なので、前半は手が空いてますから、その間にレベル設定などを行ってみました。そうしたら、そのスタッフさんが、「あとで、レベルが変わるかもしれません」なんて言ってましたよ。リハーサルを聴いてから、レベルを設定し直すことがあるというのですね。それでも、本番が始まる前には、それは固定する、ということでした。確かに、リハーサルの途中で、かなりレベルが上がっていましたね。何も知らないでそのまま本番を録音していたら、ちょっとゲインがオーバーしてたかもしれませんね。でも、実際はそこで少しレベルを下げたので、今回はとてもきれいに録音出来ました。それはもう掲示板からリンクしてあるので、聴いてみてください。 もう一つ、心配なことがあって、前半の曲にはハープが入るので、東京からいつものエキストラさんを呼んであったのですが、その方が怪我をしてしまって、ちょっと演奏できるような状態ではない、ということでした。確かに、車いすで移動していて、チューニングの時も立てないので、別の人に頼んで、糸巻を回してもらったりしていましたね。でも、その演奏はとても見事なものでした。私がソロを吹く「くじゃく」では、もろにハープとの絡みがあるのですが、何の不安もなく吹くことが出来ましたからね。さすが、プロですね。 それでも、本番前まではもう緊張のしっぱなしで、もう演奏会をボイコットしてしまおうかと思うほどひどい出来だったのですが、リハーサルを聴いていた、いつもは決して褒めてはくれなかった練習指揮者のWさんが、「今日のソロ、良かったですよ」なんて言ってくれたので、なんだか気楽になって吹いたら、本番は割とましな出来でした。こんな感じです。まあ、指はちょっともつれていますが、音はしっかりしていたような。 それで気持ちよくなったのか、もうすでに公式サイトやFacebookの更新も終わらせることが出来ました。でも、練習会場の都合で、もうあさってには次の演奏会の曲の練習が始まります。これは、全く演奏したことのない曲なので、たった2日で吹けるようになるはずがありません。 |
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Aventure Number : 3727 | date : 2023/4/23 |
今日の禁断 | ダブルタンギング | ||
演奏会の時のハイレゾの録音は、久しぶりに満足のいく仕上がりでした。つまり、録音面での的確なレベル設定、というのとともに、演奏の方もとても完成度の高いものになっていた、ということがよく分かりました。ほんと、録音だけを聴いていると、これが本当にニューフィルなのか? と思ってしまうほど、素晴らしいんですね。特に、弦楽器の艶やかな音色など、CDで聴く外国のオーケストラのちょっとしょぼい録音などは完全に凌駕しているのではなかったでしょうか。 それと、金管が、これまでのニューフィルの録音だと、本番ではあまり気にならなかったちょっとした傷がかなり目立っていたのですが、今回はそれが殆どありませんでした。そして、全体のバランスも、このホールの客席で聴くのよりすっきりしていましたね。マイクのポイントが、ちょうどいい場所になっているのでしょうね。客席では絶対聴こえないような木管のフレーズがきっちり聴こえてきましたから。 その、ハイレゾのデータは、すでにニューフィルの掲示板からリンクされていますから、ぜひ聴いてみてください。ダウンロードしてハイレゾのソフトで聴くのが理想ですが、そのままPCで聴いても十分です。 そこまでいかなくても、もっと手軽に聴けるのがMP3です。ですから、もうこのハイレゾをアップした次の日には、ハイレゾのデータをMP3に直してアップしてしまいました。それは、ニューフィルの公式サイトの「歴史」から、今回の演奏会の部分の「音源」から聴けますよ。パスワードがないとだめですけどね。 きのうは、普通だと練習はお休みなのですが、会場の確保の都合でもう次の定期演奏会のための練習が始まりました。曲は、私はこの曲に決まるまで録音すら聴いたことがなく、当然演奏したこともなかった曲なので、実は演奏会の前にもすでに、少しづつさらっておきました。ただ、終楽章だけは、参考に聴いた音源のテンポではとても仕上がらなかったので、まあ、練習ではゆっくりやるだろうと高をくくっていました。それで、この「初見大会」に臨んだのですが、3楽章まではまあ何とかついていけましたね。そして問題の終楽章も、かなり遅いテンポでやってくれたので、とりあえずは帳尻を合わせることは出来ました。 しかし、全曲を通してみると少し時間が余ったので、練習指揮者はそこでその終楽章を本来のテンポでやってみる、と言い出したのですね。もう、これは地獄でした。なんせ1番は3オクターブ目の音が殆どですから、指がついていきません。加線が多いので、3度下の音になったり、そもそも音が間に合わなかったりと、大変でしたね。でも、次の練習まで2週間ありますから、その時までにはちゃんと吹けるようになっていることでしょう。 それが終わると、恒例の反省会です。パートリーダーが演奏会の反省点などを話す、というスタイルですが、私はいつもその場で考えて適当なことしか言っていなかったことを反省して、今回は一応しゃべることをメモしておきました。その中には、さっきのハープの話もありました。ところが、会が始まったら、司会の団長がまずそのハーピストさんのことを事細かに報告し始めたではありませんか。そこでは、もちろん右手はあまり使えなかったことも挙げていました。 でも、せっかくのネタなので、私はあえて同じことをしゃべりましたけどね。 |
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Aventure Number : 3728 | date : 2023/4/26 |
今日の禁断 | ゴールデン | ||
明日からは連休が始まり、それが終わるとコロナもインフルエンザと同じ扱いになるということで、世の中はもうすっかり、「普通の生活」がもどっているかのような錯覚に陥っていますね。まあ、3年以上我慢をしてきたのですから無理もありませんが、現実には「第9波」の可能性まで言及されているのですから、手放しで浮かれまわるのは危険です。 とは言っても、せっかくみんなが喜んでいるのですから、それに水を差すのは野暮というものでしょう。ニューフィルでも、この間の演奏会ではマスクはメンバーの自由にするということにしてありました。もちろん、管楽器の人たちは、マスクをしていたら演奏ができませんから最初から外していますが、弦楽器の人たちは、そこでどのような行動をとったかというと、パートごとに見事に判断が分かれてしまっていたのですね。なかなか微妙な状況です。 フルートパートに関しては、息が直接外に出る楽器ということで、コロナが始まってからは練習や本番の時は遮音用のアクリル板を前に置くようにしていました。これは、段ボール箱に梱包してあるのですが、それまでは使うことはなかったので、この棚の一番上にしまってありました。 そういうことも、今回の演奏会までにしよう、と、私は考えていました。その前にも、もうそろそろやめてもいいんじゃないの、みたいな声がありましたが、やはりけじめとして演奏会までは使っていたかったんですよね。 ですから、この間の練習の時には、もうこのアクリル板の姿はホールにはありませんでした。練習が終わって楽器を片付ける時には、以前のように台車から降ろして、前に置いてあった棚の上にしまわれていました。つまり、ニューフィルでも、ここで「普通の生活」に戻っていたのですね。 そもそも、演奏会の後でも、ごく自然に、全体で打ち上げをやらないのなら、セクションごとの打ち上げをやりましょう、みたいな機運がありましたね。もちろん、私は参加しませんでしたが、しっかりその打ち上げは行われたようですね。 それと、最近ではパート練習の時などに会場を確保するのがかなり難しくなっています。ですから、そろそろ、私の職場の会館を以前のように使わせてもらえないか、というような要望が上がってきています。私も、ちょっと前まではもういいのではないか、という気にはなっていたのですが、最近は、あまりあてにならない感染者数でさえ、かすかに増加している傾向がありますから、それこそ連休後にはどうなってしまうのか、いや、そもそも感染者の実数がますます分からなくなってしまうのですから、かなりヤバい状況なのでは、ということで、社長とも相談して、まだしばらくは会場を提供することは出来ないと団には伝えてあります。 それと、コロナとは全く関係はないのですが、どうやら今年のタケノコは不作のようで、結構雨が降ってはいたのに、殆ど生えてくる気配はありません。一応、来週までは様子を見ますが、楽しみにしてらした方には申し訳ありませんが、どうやら今年の「掘りたいかい?」は中止になりそうな気配です。 |
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Aventure Number : 3729 | date : 2023/4/28 |
今日の禁断 | ヤンソンス | ||
ニューフィルには「友の会」という制度があって、会員になるとチケットが定価よりも安く手に入るほか、団内誌の「かいほうげん」も送られてくるようになっています。言ってみればファンクラブみたいなものなのですが、とりあえずその制度が始まった時から、それ以外のことは行ってはいません。しかも、最近は会員の方もご高齢になってきて、チケットをもらってももう演奏会には来られないような健康状態なので、退会される方も多くなってきますね。そんな感じで、決して会員数も多くなく、この先どうなるのかな、と危惧するような状況になっています。 その事務作業をやっているのが、私なんですけどね。まあ、そんな地味な仕事も、粛々とやっています。会員さんの中には、私の知り合いで、チケットを上げたら演奏会に来られて、すっかりニューフィルのことが気に入って友の会にも入会した、というような人もいますからね。 もちろん、今回もその方にはチケットをお送りしてありました。そうしたら、演奏会後にメールが届いて、あいにく他に予定が入っていたので演奏会には来られなかったけれど、チケットはお友達に譲って、その方に行ってもらった、ということでした。そうしたら、その方はニューフィルの演奏を聴いてすっかり感激されて、ぜひ友の会にも入りたいと言っている、ということで、私のところにその方の住所などを伝えてくれていたのでした。 いやあ、うれしいですね。この間のニューフィルでの反省会の時にも、やはり聴きに来られた方からのお褒めの言葉が多数紹介されていましたから、確かに私たちの演奏には、なにか伝わるものがあったのでしょうね。 そんな演奏会の音源は、もう会場のスタッフが録音したものはCDになってみんなに配られていましたし、私の録音ももうネットにアップしてありますが、それと同時に、演奏会や、その前の指揮者練習の時に撮っていた写真も、そろそろ準備が整ったので、一部はこちらにアップしてあります(要パスワード)。残りは、連休の後半に作業を行うつもりです。 最近は、それも少しは緩和されているのか、演奏が終わった後のカーテンコールに関しては写真はOK、みたいなところは増えてきているようですね。でも、動画はNGのようですけどね。 でも、私がまだ東京にコンサートを聴きに行けていた頃は、そんなことはありませんでした。特に、サントリーホールなどは、演奏が終わってからスマホを持ち上げただけで、警備員が来て没収されてしまいましたからね。「拍手は指揮者が手を降ろしてから」なんてバカなことも、堂々とプログラムに書いてありましたが、今ではどうなのでしょう。 |
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Aventure Number : 3730 | date : 2023/4/30 |
今日の禁断 | オープンエーアイ | ||
最近の流行語はなんと言っても「ChatGPT」でしょうか。かつて「SDGs」なんてのがありましたが、今はどうしているのでしょう。こちらは、「チャット」は分りますが、「GPT」て何なんでしょう「ガンマGTP」だったら馴染みがあるんですけどね。本当は「Generative Pre-trained Transformer」なんですって。「前もって訓練してある、生成可能な変換器」とチャットする。ということなんでしょう。 そこで、おしゃべりしたのは、私の専門分野、「バッハのヨハネ受難曲」でした。ご覧ください。 私:バッハのヨハネ受難曲の稿について教えてください。ま、こんなもんですか。下線の部分は明らかな間違いですね。段々突っ込まれて引っ込みがつかなくなっているような気がしませんか? かつては、WIKIPEDIAが間違いだらけだと言われていましたが、これはそれにも及ばないお粗末さですね。そのWIKIも最近はかなりレベルが上がっていますから、到底及ばないレベルですね。なんでも、卒業論文にこれを使うことを禁止している、とか言ってますが、これではとても卒論のレベルではないですよね。逆に、こんなのを使ったりしたら恥をかいてしまいますよ。 これも、言ってみれば「ブーム」ですから、そのうちに誰も見向きもしなくなる時が来ることだけは、断言できます。 なんでも、課金をすると少し高いレベルの答えが出るのだそうですね。でも、サンプルでこの程度だと分かってしまえば、お金を払ってまで使おうという人はいないのではないでしょうか。 |
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Aventure Number : 3731 | date : 2023/5/2 |
今日の禁断 | イメージマップ | ||
お約束通り、ニューフィルのこの間の定期演奏会の写真を、全部アップし終わりました。いつものことですが、もう雛型は出来ているので、そのソースの一部をすべて置換すれば、たちどころに新しいファイルが出来上がってしまいます。今回も、全部で5つのファイルを作る必要があったのですが、最初の1つが出来てしまえば、残りの4個はそれぞれ5分ぐらいで簡単に出来上がってしまいました。これは、ニューフィルの公式サイトの「日程表」のページの一番下にある佐々木さんの写真をクリックするとつながります。ただ、不特定多数のアクセスは避けるために、パスワードは必要ですから。 この間取り上げたChat GPTというのは、もしかしたらそんなウェブ作成の手順などもしっかり「訓練」されているのでしょうね。こちらがどんなことを聞いても、決して「分かりません」などとは答えずに、しっかり答えを返してくれるのには感心します。でも、前にも書いたように、その正確さに関してはどうもあまり賢いとは言えないような気がします。そこで、ちょっとからかってやろうと、こんな質問をしてみました。 私:日本を代表するフルーティスト、○○○さん(私の本名)について教えてください。 私は男ですが、女性でも使える名前なので、女性だと思ったのでしょうね。もちろん、これらの答えは、真っ赤な嘘っぱちです。いったい、どんな「訓練」を受けると、こんな嘘つきになってしまうのでしょうね。ですから、騙された振りをして、もう少し聞いてみました。 私:彼女のCDのタイトルとレーベルを教えていただけますか? もう、すっかり自分のウソに酔いしれている、という感じがしませんか? 普通の人間がこんなことをやったとしたら、間違いなく「変な人」とみなされて、社会的に抹殺されてしまいますよ。もう、こんな人とは付き合うことはやめてしまうでしょうね。ですから、こんなAIに付き合っていると、こちらまで精神に異常をきたすのではないか、とまで思ってしまいますよ。こんなものには、金輪際関わりたくありませんよ。 |
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Aventure Number : 3732 | date : 2023/5/4 |
今日の禁断 | ビッグバンド | ||
長かった連休ももうおしまいですね。奇跡は起こっていないかと思って、職場の竹藪をもう一度見てきたのですが、相変わらずの「不作」状態は変わりませんでした。去年は、まぎれもない「豊作」の年だったのですが、あいにくコロナがまだまだ収まってはおらず、なおかつ、身近の人まで感染してしまったというようなことがあったので、泣く泣く「掘りたいかい?」は中止にして、その代わり、練習の時にたくさん掘って持って行ったんですよね。それが、今年こそは前のように何の気兼ねもなくできそうだと思っていたら、この有様です。本当にままならないものですね。 ということで、今年はあまりにもタケノコの生育が少ないので、とてもたくさんの人に掘っていただくことは出来ないということで、残念ながら中止とさせていただくことになりました。来年こそは、おそらく豊作となることでしょうし、もうコロナもほぼ収まっているでしょうから、その時までのお楽しみ、ということで、ご了承ください。 私の場合は、連休と言っても近場にドライブするぐらいです。今日も、いつものパン屋さんに行く途中で、民放FMが、いつもながらの聴くに堪えない番組を装ったただのCMに嫌気をさして、NHKFMに切り替えたところ、なんとクレージー・キャッツの「ハイそれまでョ」が流れてきたではありませんか。私たちの世代にとってはそらでフルコーラスが歌えてしまうほどの曲ですが、おそらくご存知の方はもう少なくなってしまったのでは、と思いますので、こちらから音源をリンクさせていただきました。改めて聴き直してみると、これはとてつもない名曲だということが分かります。まずは、ヴォーカルの植木等の素晴らしいこと。前半のバラードの部分はもう完璧な歌唱ですね。それが、後半の「ツイスト」に変わったところでのとんでもない落差に驚かされるのは、おそらく世代には関係ないことなのではないでしょうか。 この音源、もちろん私はCDも持っているのでそれをファイルにしてそのままアップすることもできるのですが、敢えてこのように出来合いのYoutubeにリンクしたのには、訳があります。このような著作物をサイトにアップして公開すると、たとえそれがアマチュアの演奏であっても、場合によっては著作権協会から料金を請求されることがあるのだそうです。なんか、せこいですね。それを避けるためには、同じ音源を一旦静止画のBGMとしてYoutubeにアップすれば、YouTubeはJASRACと包括契約を結んでいるサイトなので、著作権料はYoutubeが支払うことになるのだそうです。 いまいちその仕組みは理解できませんが、それは、先日「コール青葉」で楽譜を作った時に、その参考音源をアップするに際しての出版社からのアドバイスだったので、間違いはないはずです。もちろん、私のところに請求などは来ていませんし。 |
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Aventure Number : 3733 | date : 2023/5/6 |
今日の禁断 | スズメ | ||
ついに「5類」になってしまいましたね。テレビでは、早速パーティションやカーテンを撤去しているアホなコンビニや飲食店を取り上げていましたが、いったいあれはどこの国の出来事か? という気がしてしまいます。つまり、連休明けに私が入ったところでは、どこもそんなことはやっていませんでしたからね。スーパーのヨークベニマルでも、中華料理店のとらの子でも、そして、定期的に通っている病院でも、今までと全く変わりなく、アルコール消毒は置いてあるし、レジには塩ビのカーテンがかかっていますし、大きなテーブルの上にはパーティションが乗っかっていましたよ。そんなところを取り上げたのでは「ニュース」にはならないから、ローソンのような「先進的」なお店を取り上げたに過ぎないのですよ。 でも、普通の人は、ああいうものを見せられると、本当にコロナが終息したかのような気になってしまうのでしょうね。ここで、強調しておきたいのは、「5類」というのは、「コロナ終息」の「必要条件」ではあっても、決して「十分条件」ではない、ということです。懐かしい言葉ですが、これは、「A」という概念によって「B」という概念が成立していても、その逆の「B」によって「A」が成立していない時に、BはAの必要条件ではあるが十分条件ではない、とされるのです。もうお分りでしょう? ここでは「A=コロナ終息」、「B=5類」なんですよね。ちゃんと書くと、「コロナが終息すれば5類になるが、5類になったことによってコロナが終息したことにはならない。したがって、5類はコロナ終息の必要条件ではあるが、十分条件ではない」となりますね。これを、さも「必要十分条件」であるかのように煽っているのが、さっきのテレビなんですよ。幼稚なロジックですね。 そんな「デマ」に騙されて、もう今年は年中行事は何でもできると思って、その準備に余念のない人たちもいます。「青葉まつり」などというのも、そのたぐいでしょうね。そもそも、このお祭り自体が、客寄せのためにでっち上げられたイベントなんでしょうが、それを盛り上げるために、ダンスのグループが参加していて、その人たちもその練習に余念がないようです。でも、そのダンスは太鼓や笛でにぎやかに囃し立てますから、かなり広いところでないとまともな練習は出来ません。そこで、ニューフィルがいつも使っている市民センターの大ホールなども使うことになります。今では誰でもネットで抽選に参加して当選すれば使えるようになっていますから、ずっと同じ曜日の同じ時間にこの場所で練習していたニューフィルでも、使えなくなってしまうことがあります。というか、はっきり言って、今週はいつもの火曜日が使えなくて、今日の水曜日に代わってしまいましたし、来週は、とうとうどの曜日も取れなくて、やむなく練習を中止することになってしまったのですよ。困ったもんです。 それと、今日は入団希望者が4人も来ていましたよ。おそらく、全員入団するような気配でしたから、とてもうれしいですね。 |
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Aventure Number : 3734 | date : 2023/5/10 |
今日の禁断 | ロリポップ | ||
最近、ネットで不思議なことが相次いで起こりました。まずは、いつも使っているクラシックのサブスクで、ある交響曲の終楽章だけ、再生できなくなってしまいました。正確には、15秒ぐらいたつと、それっきり再生が止まってしまうという現象が起こるのですよ。さらに、それを何回か繰り返していると、その楽章の頭まで再生できなくなってしまいます。これは、先方のファイルに不具合があるに違いないと、「お問い合わせ」のフォームからそのことを書いて送信してみました。 その返事は、すぐに来ました。それによると、「こちらで確認したら何の異常もなかったので、ブラウザのキャッシュを削除してみたらどうでしょう?」というものでした。そうなんだ。他の環境ではちゃんと再生できるんですね。確かに、私のところも、そのトラブルは自宅のPCだけで、職場では何の異常もありませんでした。ですから、その助言を真に受けてキャッシュを削除したのですが、何の変化もありませんでしたよ。というか、その前にブラウザを変えてみても、やっぱり同じ症状が出ていたんですけどね。そもそも、1つのファイルだけの異常だったら、ブラウザは関係ないと思いますけどね。 そんなことを返信したら、先方はもう策が尽きたのか、「システム担当に調査を依頼しました」ですって。ですから、今はその「調査」待ちです。 このサブスクではもう一つ問題が起きて、さるCDのブックレットを見ようとしたら、それが開かなかったのですよ。ですから、やはり先方に伺ってみたら、今度は素直に非を認めて、「英語版も同様に開かなかったので、海外の担当に確認させていただきます」ですって。たぶん、これは永久に開けるようにはならないでしょう。 そんな、ネガティブなトラブルだけではなく、ちょっとうれしくなるようなケースもありました。私が管理しているサイトで、たとえばニューフィルの公式サイトなどは、格安のレンタルサーバーを使っています。そこには、サイトだけではなく、本体のサイトの画像だけも置いてあって、そこからサイトやブログに持ってくる、ということをやっています。ところが、ちょっと前にそのブログがSSL化したために、その画像が全く表示されなくなってしまったのですよ。ご存知でしょが、SSLというのは、最近ではほとんどのウェブサイトで採用されているセキュリティが強化されたプロトコルのことですね。その時には、私のレンタルサーバーはまだSSL化されてはいなかったので、SSL対応のブログではそこからの写真は表示できなくなっていたのです。 まあ、しばらくすると、そのレンタルサーバーもSSL化されたので、今では問題なく画像が表示できるようになりましたけどね。実際、その画像のURLを見てみると、確かに最初が「https」で始まっていました。つまり、サーバー全体がSSL化されている、ということが分かるのです。 それはそれで結構なことなのですが、ついこの間、ニューフィルの演奏会の写真のサイトを作ってアップした時に、今まで通りにカウンターを設置したら、それが全く作動しなくなってしまいました。それは、そのレンタルサーバーで提供しているカウンターだったのですが、そのマニュアルには「このカウンターはSSLには対応していません」とありました。つまり、この写真のサイトは、いつの間にかSSL対応になっていたのですね。たしかに、そこでも「https」で始まるURLになっていました。 でも、普通は、SSLにするにはそんな簡単に行かないことは、そのレンタルサーバーの案内にも書かれています。何より、まず、しっかり「ドメイン」を取得しなければ、何もできないはずなんですけどね。そこで、もしや、と思って、同じところに入っているニューフィルそのもののサイトを調べてみました。 そこで、まさかとは思ったのですが、このURLの最初を「http」から「https」に直してリロードしてみたら、見事にこんな表示に変わりました。 まあ、さしあたって、団長に「httpsにはしないんですか?」と嫌味を言われた時には、「もうなってますけど、なにか?」と切り返せるようにはなりましたから。 |
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Aventure Number : 3735 | date : 2023/5/12 |
今日の禁断 | ラジオ | ||
やっと「潮騒のメモリー」が出てきました。それは何なのだ? と思う方も、今では増えているかもしれませんね。なんせ10年も前のドラマに登場したナンバーですからね。 そう、今年の4月から、この曲が重要なモティーフとなっている朝ドラ、「あまちゃん」の再放送が、いま行われているのですよ。正確には、これは2回目の再放送ですから、「再々放送」ということになりますね。その再放送の時に、全部BDに焼いていたので、別に今さら放送を見ることもないのですが、そのBDは、結局ダビングしただけで、それを改めて見るということはありませんでした。ですから、今回はしっかりその放送を(もちろん録画したものを)しっかり見てみようと思ったのですよ。 そこで、今週の最後に、その「潮騒のメモリー」が出てきた、ということなんですよ。なんと言っても、このドラマは脚本がとても朝ドラとは思えないような完成度の高いものでした。つまり、いまやっているのも、なんとも突っ込みどころの多い欠陥脚本なもので、出演者に期待して見始めたのですが、そろそろ見限ろうかな、と思い始めているように、しっかり大人が見ても納得できるような脚本には、なかなか出会えていないんですよね。 そんな中で、「あまちゃん」は、もうどこをとっても無駄のない、素晴らしい台本ですから、何回見ても飽きることがありません。いや、飽きるどころか、見直すたびに新しい発見もあったりして、その奥の深さにも驚かされているんですけどね。まだ無名だった有村架純や松岡茉優、さらに仲野太賀まで出てきますからね。 ただ、「あまちゃん」があまりに素晴らしかったので、その後この脚本を書いた人のドラマや映画も見てみたのですが、どれも「あまちゃん」の水準には達していなかった、というのが、ちょっと残念なところですね。 いずれにしても、そんな、ほぼ奇跡的にものすごいものになっていたドラマが、東北地方を舞台にしていた、というのも、とてもうれしいですね。そして、そんなローカルな物語だと思っていたのが、次第にとてつもない展開を繰り広げることになるのですね。そのきっかけが、この「潮騒のメモリー」だったのでした。これによって、物語が根底からひっくり返ってしまうのですから、これはものすごい「仕掛け」だったのだな、と、改めて感心しているところです。 WOWOWでは、「ドラフトキング」と「フィクサー」が面白いですね。 |
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Aventure Number : 3736 | date : 2023/5/14 |
今日の禁断 | ファイザー | ||
これが届きました。 ところで、私の職場では、もう建物を改築してから20年以上経過しているので、そろそろ設備関係のリニューアルが必要になってきました。特に、お客様が入る建物のエアコンは、ほとんど寿命なのだそうで、この際すべてのエアコンを新しくする、という工事が始まっています。 そうなると、私がいつもいる事務室でも、その工事が行われることになります。そのために、工事がしやすいように、少し模様替えをしたところです。 ここは、オーディオ・ルームでもあるのですが、今までは机の向こう側にスピーカーがある、という配置でした。でも、こうなると、直接スピーカーに向かい合って音が聴こえるようになりました。そうしたら、前と全然音が違ってきたのですよ。特に、楽器の定位がくっきりと決まるようになっていました。今までもスピーカーを見える位置ではあったので、そんなに影響はないだろうと思っていたのですが、やはり間に机があったりすると、かなり邪魔になっていたのですね。 そうすると、もうこっちの方が、空間も広がるしいいことだらけなので、ずっとこうしておいてもいいような気になってきました。もちろん、今までそうできなかった原因はあったのですが、それも、最近は棚からCDを出して聴く、ということはほとんどなくなりましたから、机で邪魔になるところにあった楽譜などを上に持ってきて、そこにCDを入れてみました。ついでに、机には後ろに鉄板が付いていたのですが、それも外してみたら、殆どのCDはそこから取れるようになりましたよ。 明日からは、朝早くから工事が始まるそうなので、仕事に必要なパソコンや、楽器類は別の場所に移動してあります。工事が終わったら、さらに快適な生活が待っているのだと思うと、ワクワクしますね。 |
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Aventure Number : 3737 | date : 2023/5/17 |
今日の禁断 | テノール | ||
きのうは、愚妻の合唱団の定期演奏会でした。実を言うと、愚妻は入院してからというもの、体調が戻らなくて、それこそ合唱どころではなかったのですが、ごく最近、そんなブランクを乗り越えてその合唱団に復帰していたのでした。とは言っても、最初は見学だけで、もちろん演奏会などには出る気はない、というスタンスだったようですね。やはり、なかなかそこまでの体力には戻ってはいないというところがあったのでしょうね。 それでも、夜になれば一人で音取りなどを始めるようになって、隣の部屋からは歌声が聴こえるようになってきたのには、一安心です。 演奏会には、最初は全く出るつもりはなかったのでしょうが、次第に、「前半のステージだけにした」と言うようになってきたと思ったら、「結局、全部出ることにした」に変わって行きました。まあそうでしょうね。始めてしまえば、そんな中途半端なことは出来ない人ですからね。とは言っても、なんたって病み上がりですから、無理だけはしてほしくないな、とは思っていました。 そして、本番です。ホールに行ってステージを見ると、山台の上に椅子が3つほど置いてありました。やはり、他にも体力に自信がない人がいたので、その人たちは座って歌うのだな、と思いましたね。でも、演奏が始まっても、誰も座る人はいません。 いつものレコーダーを使って、客席で録音したものを、ボイスレコーダーにダビングしてやったら、録音が素晴らしいと、一気に聴いてしまったのだそうです。きっと、その録音には、最後まで完璧に歌いきった愚妻に対する私の安堵の気持ちが込められていたのでしょう。 |
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Aventure Number : 3738 | date : 2023/5/19 |
今日の禁断 | パナソニック | ||
先週から始まった、職場のエアコンのリニューアル工事ですが、金曜日には私が働いている事務室での工事も始まりました。 先週はそこまででしたが、明日からはその続きの作業が行われる予定です。なんにしても、室外機が家庭用とはけた外れのスケールですから、かなり大掛かりな工事になっていますね。 |
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Aventure Number : 3739 | date : 2023/5/21 |
今日の禁断 | ケミストリー | ||
職場のエアコン工事は、着々と進んでいます。きのうまではこうでした。 そんな風にリニューアルが進んでいるので、私も押し入れの中の私物を点検してみることにしました。ここは私の実家でもあるので、昔のものをまとめて突っ込んであったんですよね。 大きな段ボール箱6個に入っていたのは、中学校から大学までの教科書やノート、さらに、大学時代の合唱団の資料などでした。これはもう取っておいてもしょうがないので、すべて破棄することにしました。大学時代のノートなんて、もう見るのも嫌ですからね。 でも、中にはとんだお宝も残っていました。それだけはとって置いてあります。 その時の放送はたぶん生だったような気がします。でも、それを聴いた全国の親戚からは、「聴いたよ」という連絡があったようですね。さらに、私の叔父さんがNHKの社員だったので、それを録音したものを持ってきてくれたのですよ。それが、このアセテート盤です。 今では、もう78回転盤を再生できるプレーヤーは使えなくなっていますし、そもそも盤面がこんなになってますから、まず再生は出来ないでしょうね。でも、これは捨てられません。 でも、これは、いくらなんでも取っておく価値はないので、捨てました。 というか、これはまるでタイムスリップのための「切符」でした。これを見た瞬間、当時のことがどんどん思い出されてくるのですから、たまりません。でも、東一番丁の高山書店があった場所が今は何になっているのかは、全く思い出すことは出来ません。 |
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Aventure Number : 3740 | date : 2023/5/24 |
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