3361(20/12/27)-3380(21/2/10)

今日の禁断 シェイプアップ


 新しいiPhoneには、ちょっとヤバい欠点があることが分かってきました。電話を受信した時のバイブレーションが、以前のものよりかなり弱いようなのです。最近は、実際に電話がかかってくることはほとんどなくなったので気がつかなかったのですが、あるとき愚妻からの着信があったので出てみると「何回もかけてたのに、なにやってたのよ!」と、いきなり罵倒されてしまったので、着信時のバイブが小さいことが分かりました。前の機種の時には、ポケットに入れておけば必ず気がついたのに、これは胸ポケットに入れていたのに気がつかなかったのですからね。
 ネットでも、やはり最近のiPhoneのバイブが弱いことが指摘されていましたね。そこで、その改善策なども紹介されていたので、それもやってみたのですが、それほどの効果はありませんでした。いままでは、着信は音を切ってバイブだけにしていたのですが、それではだめのようですね。なんか、新しいOSになるとどんどん欠点が増えてくるというのが、この世界では常識のようですね。
 11月に導入した別の新しいアイテムは、しっかりと我が家に根付いています。愚妻が欲しがっていたので買ったのですが、今では私の方が熱心に使っているような状態、ほぼ毎日乗ってます。それで、果たして効果は出ているのか、というと、なんせまだ2ヶ月も経っていませんからそれほど劇的な変化はありませんが、たまに体重を測ると、ちょっとびっくりするほど低い値が出たりするので、少なくとも体重が増加することは阻止できているようです。根気強く、継続することが大切なのでしょう。
 しかし、何もしないで10分も漕ぐ、というのは、かなりつらいことです。ですから、常に何かを読みながらやることにしているのですが、そのおかげで、Yちゃんに買ってもらった「鬼滅」の全巻を制覇することが出来ました。
 大体、1巻10分前後で読めましたね。早いときには7分ぐらいで読み終えて、残りの3分が辛くなったりしました。なんせ、1人の鬼と戦い始めると、もうそのシーンばっかりで瞬時にページをめくるようになりますから、早いですよ。読む前に知らされていたあらすじとはだいぶ違っていて、かなり複雑なお話、そもそも鬼はもともとは人間だった、という身の上話あたりから始まるので、正確なプロットはいまだに頭に残ってはいません。なんせ、最後には炭次郎まで鬼になってしまうんですからね。
 それにしても、これが小さな子供にも人気がある、というのがとても不思議です。本当に意味が分かって読んでいるのか、ひたすら戦闘シーンに圧倒されているだけなのか、よく分かりません。途中で、かなりエロい鬼も出てきましたしね。
 ただ、私の場合、嫌悪感をスルーさせる回路をオンにしていたので、最後まで読み続けることが出来ました。もしかしたら、それ自体が修行だったのかもしれません。
Aventure Number : 3361 date : 2020/12/27


今日の禁断 スイカ


 今週は、月曜日からお休みですが、その日はまだ市役所などはやっているので、区役所に行ってきました。要件は2つあって、まずは「マイナンバーカード」の更新です。こんなもの、いずれ廃止になるのではないかと思っているのですが、当面は無いといろいろ不都合が生じそうなので、平成28年に取得していました。それが、来年の1月には5年経つので、それまでに更新の手続きが必要なのだそうです。一瞬、平成28年って何年前なのか、考えてしまいましたね。確か、今はその後の元号に変わっていたはずですが、それが一体平成何年のことだったのか、そして今はその新しい元号の何年なのか、というのが、すぐには換算できませんでした。せめて、カッコつきで西暦を表記してくれていれば分かりやすいのに、お役所は絶対にそういうことはしないのですね。困ったものです。
 いずれにしても、来年の誕生日までにはそれをやらないといけないのですが、その通知書を見ると、「更新」には2通りあるということで、今回はカードの更新ではなく、「電子証明書」の更新なのだそうです。そして、もう5年経つと、カード本体も新しくするための更新があるのだそうです。確かに、交付の時のそんなことを言われたような気もしますが、そもそもこの制度が5年や10年も続くはずはないと思っていたので、あまり気に停めてはいませんでした。
 その通知には、その更新をどこでやってくれるのかという案内もありませんでした。普通は、区役所の何階の何番窓口、というのが一緒に書いてあるものなのですが、不親切ですね。とりあえず区役所に行って、総合案内で聞いてみると、1階の6番だと教えられました。そうしたら、「待ち時間40分」などという表記があって、番号札をもらって待っていなければいけません。そんなにたくさんの人が来ているのですね。まあ、この日が年内最後の業務日だということもあるのでしょう。
 ですから、その間に、もう一つの案件を片付けてしまいましょう。それは、こういうものをもらうことです。
 これは、案内にきちんと窓口番号が書いてあったので、すぐに行けました。待っている人も誰もいなかったので、すぐにもらえましたよ。これがあると、地下鉄やバスの運賃が「9割引き」になるという、とってもお得なカードです。というか、前もってチャージしておけば、改札を通るときに正規の運賃の1割しか払わなくてもいいのですよ。ということは、ニューフィルの練習に行くときには地下鉄の北仙台と旭ヶ丘の往復に42円しかかからないということになります。今は青年文化センターの駐車場が使えないので、民間の駐車場を使っていますが、そこに停めて普通に練習すると、800円もかかってしまいますから758円もお得、3回も停めればCDが1枚買えてしまいますよ。ただ、これでお食事や買い物は出来ません。
 ま、そのためには職場から地下鉄駅まで5分ぐらい歩かなければいけませんし、まだちょっとコロナが怖いので、そうするかどうかは分かりませんけどね。
 それが終わってまたさっきの窓口に戻っても、しばらくは待たされました。そして、番号が呼ばれたので行ってみたら、そこでは2種類のパスワードをタブレットに入力するだけでした。それだけのことのために1時間近く待っていなければいけないというのは、なんだか不思議な気がします。最初からタブレットに入力させれば、それで済むはずなのに。何のためのマイナンバーなのでしょうね。
Aventure Number : 3362 date : 2020/12/30


今日の禁断 サザンクロス


 車でラジオを聴いていたら、「今年はいろんなことがあった、というか、いろんなことがなかった年だった」と言っている人がいましたね。それは確かにそうだったな、と、激しく同意してしまいましたよ。
 まず、私の場合、ニューフィル関係、つまりフルート吹きとしてやったことから。
■2月5日:介護老人保健施設 コスモス訪問コンサート
 毎年の「アンサンブル大会」で一緒に演奏しているフルート四重奏(Fl,Vn,Va,Vc)のメンバーが、縁があってこのような施設でのボランティアのコンサートに招かれました。きっちりとしたクラシックの曲(モーツァルトのカルテット)を演奏しただけでなく、ジブリの曲集では弦楽四重奏の楽譜を探したり、先方からのリクエストで「高校三年生」の編曲を手掛けたりと、普段はやらないようなことが出来たので、楽しかったですね。実は、私はかつてロックバンドを組んでいた時にはキーボードとアレンジ担当でした。この路線で活躍しようとしていたところにコロナで、それどころではなくなりましたけど。
■2月23日:杜の都合奏団
 主宰者だった指揮者が大阪に転勤になったことで、活動は終わったと思われていたこのオーケストラが、指揮者が大阪から週末に通ってくるという執念で復活しました。そんな無茶な体制のため、多少のひずみが生じていたのが嫌だったので、私はこれ1回限りで辞めるつもりだったのでしたが、結果的にはこの後には世の中からすべてのコンサートが姿を消すことになるので、そんな決意は意味がなくなってしまいました。いずれにしても、この時期にオーケストラでの演奏が出来たのは幸いでした。

 そして、長い休眠期間を経て、ニューフィルの活動も再開され、秋にはコンサートも開かれました。
■11月3日:仙台ニューフィル オータムコンサート
 感染拡大防止の対策を最大限にとっての開催でした。どうやら、市内のアマオケとしては最初のコンサート再開だったようです。それが偉いことなのか、愚かなことなのかは、私には分かりません。

 そして、ウェブマスターとしてやったこと。
■コール青葉アーカイヴの構築
 緊急事態宣言のために練習が出来なかった時期に、たまたま以前私が入っていた合唱団の代表から、その合唱団の全ての演奏会のハイレゾ音源を送っていただきました。その合唱団はもう存続していないので、せっかくだからその音源を元にきちんとしたアーカイヴのサイトを作りたいと申し出たら快諾してもらえたので、数週間でこんなサイトを作ってしまいました。最近になっても、照会のメールが届いたりして、結構存在が知られるようになっているようです。
■仙台ニューフィルの音源アーカイヴ
 こちらも、活動休止中にニューフィルのほぼ全てのコンサートの音源をmp3にしたものが入手できたので、コール青葉と同じ手法で、こちらはニューフィルの公式サイトからのリンクという形でアーカイヴを完成させました。

 ということで、私にとってはかなり実のある1年で、「やらなかったこと」はほとんどありませんでした。あ、「ののちゃん」の切り抜きの整理が、まだ途中でしたっけ。
 来年はニューフィルでは以前のような春と夏の定期演奏会が予定されていますが、「第3波」とか「変異種」の成り行き次第では、また活動休止の可能性も十分に考えられます。出来れば、外的な要請に応えるのではなく、それ以前に自ら安全な道を選べるようになっていれば、と願っています。
 皆様、どうか健康でよいお年をお迎えください。
Aventure Number : 3363 date : 2020/12/31


今日の禁断 トンボ


 1日遅れですが、あけましておめでとうございます。いつものように、今年の年賀状に使ったイラストです。まさか気がつく人はいないと思いますが、真ん中で破魔矢をくわえている牛さんは、12年前の年賀状に使ったものです。
 しかし、餅というものは恐ろしいですね。元日にお汁粉とお雑煮に入れて食べたら、きっちりと体重が増えていましたね。フィットネスバイクをいくら漕いだとしても追っつかないほどの増加です。あれは悪魔の食べ物ですね。
 年末から年始にかけてやっていたのが、朝日新聞に連載されている4コママンガの「ののちゃん」の切り抜きの整理でした。これは、天才いしいひさいちの作品で、途中で今のタイトルに変わっていますが、キャストやシチュエーションは全く同じだった「となりのやまだくん」からの通算でついに10000回を超えて、もちろんこの新聞の連載漫画では最長記録を打ち立てています。それこそ「サザエさん」の時代からずっとこの新聞をとってましたが、以前からずっといしいひさいちのファンだった私は、これがこの新聞で連載されると知った時には狂喜しましたよ。ですから、そのスタートから、全て切り抜いて保存しています。これはただ長く続いているだけではなく、高いクオリティを維持し続けているのも驚異的です。
 実際、この新聞はこのマンガ以外にはそれほど魅力はありませんし、新聞そのものにももはや価値はないような気がしていますから、この連載が終わればもう定期購読はやめようかとも思っているぐらいです。
 そんな大切な切り抜き作業ですが、最近はある程度まとまった時に切り抜いたものを、いずれヒマが出来たらスクラップブックに貼り付けようと思って、ずっとそのままにしてありました。気がついたら、その「ヒマ」ができるまで4年も経っていました。回数だと、1500回分ぐらいでしょうか。
 これが、だいたい150枚ぐらいです。ですから、作業を始めた時には、これの10倍の量がうずたかく積まれていたのですね。これを、B5のスクラップブックに1ページ5枚ずつ貼っていきます。
 ページ数を数えてみると、スクラップブック1冊で280日分貼れることになります。ですから、年末には手元にもう在庫がなかったので、まずは必要な分のスクラップブックを買いに行きました。ところが、いつでもたくさん置いてあるはずの南吉成の「オフィスベンダー」の棚には、これが4冊しかありませんでした。大体の目安で6冊は必要だと思っていたので、これは誤算でした。
 もう一つの誤算は、「糊」でした。スティック糊を使っているのですが、その減り方が思いのほか早いのですよ。ですから、年末にはもう糊もスクラップブックもなくなってしまって、作業を中断せざるを得ませんでした。
 年が明けても、「オフィスベンダー」に補充されているわけはないので、ダメモトで雨宮の「赤井沢」に行ってみました。そうしたら、スクラップブックは売るほど置いてあったので一安心、スティック糊も数本買ってきました。そうしたら、一応これが「初売り」だったようで、福引を2回引くことが出来て、カレーとかタオルがもらえましたよ。
 去年は、同じ日に車をぶつけられたんですよね。そのせいで、世界中がひどいことになってしまいました。今年は、幸先がよかったので、きっと明るい未来が待っているのでは、と思いましょう。
Aventure Number : 3364 date : 2021/1/2


今日の禁断 ブリザード


 今週から普通通りの生活が始まっています。職場では、毎年恒例となった、年末に送られてきた振替用紙の整理に明け暮れる毎日です。今のIT時代にしてはなんとも原始的なやり方をやっているのですが、なんせITにはなじまないお年寄りが多いものですから、無理なく送金できるようなやり方にこだわっています。
 ですから、いつものことですが、振替用紙に住所だけ書いて名前を抜かしてしまう人などは後を絶ちません。まあ、これは私の方はITを駆使して、住所の一部でも分かれば即座に名前が分かるようになっていますから、何の問題もありません。さらに、たとえ全く何も書いていない状態でも、しかるべき部署に連絡すれば、しかるべき方策を講じて、調べてもらえます。これで、これまでは100%解決することが出来ていました。
 これらのトラブルは、おそらくATMを使った時に起こっているのだとは推測できます。その時に最後に電話番号を入力させられるので、そこに職員の人が電話をして住所や名前を教えてもらっているのだろう、と、今までは思っていました。でも、それにしてはあまりにもそれが分かるのが速いのが、ちょっと気になっていました。どんなに遅くてもその日のうちには必ず教えてもらえていましたからね。たまには、電話をかけてもつながらなくて次の日になってしまった、なんてこともあっていいのではないかと思っているのですが、そんなケースは全くありませんでした。
 昨日も、そんなのが1枚あったので、いつもの部署に連絡しました。そうしたら、1時間もしないうちにもう返事が来てしまいましたよ。私のイメージでは、「問い合わせがあった部署から、その振替を送った先の郵便局に連絡する→その郵便局の職員が、送金した人に電話をして住所と名前を聞きだす→それを、最初の部署に連絡する→私に電話が来る」という手順になっていましたから、なんか、あまりにも速すぎて驚いてしまいました。
 ただ、その時の職員さんの言い方だと、「名前は分からないけど住所だけは分かる」というのと、「字がはっきりしていないので、細かい番号が分からない」という事なのだそうです。てことは、電話をかけたわけではないのですね。その点をちょっと聞いてみると、「横についている小さな欄の文字を読んでいる」ということなのだそうです。つまり、ATMでスキャンしたデータを、ここでは見れるようになっていて、それをもとに調べていたのですね。これは意外。
 どういうことかと言うと、最初に送るときの用紙が、これです。
 確かに、払込人が住所と名前を書く欄が右と左に2か所ありますね。
 それが、こちらに来る時には、その右側が別のものに変わっています。
 ということは、ATMでは、左側に記入しなくても、右側にさえ記入されていれば、それでOKということになっているのでしょうかね。確かに、送るときにはこの右の部分のコピーが出てきますよね。だから、その部分はその郵便局でデータとして保存しているのでしょう。ただ、そこに名前が書いてあるかどうかというチェックまでは働かないのでしょうね。だから、今回みたいなことが起きるのでしょう。自宅に電話なんかかけてはいなかったのでした。
 だったら、左の欄のチェックもしっかりしてくれればいいのに、と思いますよね。ただ、この用紙は、こういうレイアウトではないタイプもあるので、それは難しいのかもしれませんね。まあ、いずれも私の憶測にすぎませんが。
 昨日は、そんなことをやった後に、大雪の中を若林まで車で走って、ニューフィルの木管分奏でした。行くときは道路はほとんど雪はなかったのに、帰る時にはもう真っ白になっていて、車線表示が見えなくなっていたのには焦りましたね。
 会場は、若林区文化センターの展示ホールです。前に合唱の練習で来たことがありましたが、こんなに広かったんですね。その時は50人以上いたのですが、そこに木管だけのメンバーが、大幅なディスタンスで座っての分奏でした。休んだり早びけしたりした人がいたので、最後は6人しかいませんでしたね。
 他に使っている部屋もなかったようで、地下の駐車場もガラガラ、久しぶりに使ったので、帰りは逆走してしまい、料金所に入れなくなってしまいましたが、なんせ他には車がなかったので、難なく対向車線に入れて、無事に出ることが出来ました。
Aventure Number : 3365 date : 2021/1/6


今日の禁断 ブラタモリ


 私は、ニューフィルでは「友の会」という部門の事務局も担当しています。いや、別に大した仕事ではなく、ほんの10人足らずの「友の会会員」さんに毎回演奏会の案内とチケットを送っているというだけなんですけどね。もちろん、年会費というのがあって、その金額に応じて送るチケットの枚数が変わってきます。かつては私の母親もその会員だったので、しっかりそのチケットをみんなく配ったりして、もちろん本人も欠かさず演奏会には来てくれていました。でも、ある時からもうそういうところに長い間座って音楽を聴くということが無理な体になってしまったので、その時点で退会してしまいましたね。それでも、BDだけはあげていたので、それを見てはいたようですね。
 そんな風に、会員さんが年を重ねるにしたがってなかなか演奏会には来れなくなり、退会するようなときには、私が窓口になって応対することになります。直接私のところに電話がかかってくることも何回かありましたし、はがきや手紙でその旨を伝えてくることもありました。
 今回は、団長からそんな連絡がありました。私の連絡先はチケットを送るときに伝えてあるのですが、それが分からなくて、ニューフィルの代表である団長に電話をかけたようで、その留守電を聴いた団長からその方の名前と電話番号が教えられました。その名前は電話で聞いたままカタカナで書いてあったのですが、一瞬そんな人いたかな?と思ってしまいました。何かの間違いじゃないかな、と。でも、名簿を見てみたら、確かにそのように読める漢字が見つかりました。でも、私はそれまでそれを全く別の読み方でインプットしていたのですね。
 何はともあれ、その番号に電話をしてみたら、本人の奥さんのような方が出て、ご主人は今入院中なのだが、見舞いにも行けない状態なので、自分の独断でしばらく休ませてもらいたい、ということでした。今までは、そのまま退会してしまうというケースしかなかったので、これは初めてのことなのですが、まあ当然そんな時には会費を頂くわけにもいきませんから、また来れるようになったら連絡してくださいと言っておきました。
 そこで気になったのは、家族も面会に行けないほどの病気で入院している、ということでした。そのあたりは詳しくは聴きませんでしたが、もしかして「コロナ」だったのでしょうか。でも、家に帰ってそのあたりの情報には詳しい愚妻に聞いてみると、今ではどんな病気でも、入院時の面会は認められないようになっているのだそうですね。もちろん、それは「コロナ」の予防のための対策なのでしょう。愚妻が入院していた時には毎日のように面会に行って、こまごました世話を焼いていましたが、今もし入院することになると、そんなことは出来なくなるのですね。私はいいですが、愚妻は我慢できないでしょうね。
 その「コロナ」も、また新しい段階に入ったようですね。2度目の緊急事態宣言が出て、該当の地域ではコンサート会場なども以前のように半分のお客さんしか入場できないようになってしまうのだそうです。これには、焦っている関係者は多いのではないでしょうか。なんせ、ほんの2ヶ月前には、ウィーン・フィルが来日したということで、満員のホールでコンサートを行っていましたからね。今にして思えば、あのイベントだって今の感染者の激増の一因だったと考えることだって出来てしまいますね。そこまで行かなくても、実はまだあんなことができるような状況ではなかったのですよ。まさに、「Go To」と同じような愚かなことを、サントリーホールはやってしまったのでは、という気がします。
 ですから、そのウィーン・フィルは、観客を一人も入れないで「ニューイヤー・コンサート」を行っていましたね。まあ、いろんな思いはあるのでしょうが、私はあれを見て、なんとも虚しい気分に襲われてしまいました。いくら全世界に生中継されているとは言っても、実際にその場に聴いている人が誰もいないというのは、こんなに寂しいものなんだ、という思いですね。
 それを放送していたNHKでは、林田アナウンサーがMCを努めていましたね。やはりこれが彼女が目指していたものなのでしょう。以前のレギュラーの時には、いかにもやる気がなくて、見ていてこちらが辛くなるほどでしたからね。
Aventure Number : 3366 date : 2021/1/8


今日の禁断 サイレン


 ベートーヴェンの記念年が終わったということで、今年はもうベートーヴェンの曲を聴かなくても済みそうです。もっとも、去年は演奏会の数が極端に少なかったので、生で聴くということはあまりなかったのでしょうが、その分CDではわんさか新しい録音や珍しい曲の録音が出ていましたね。
 それにも増して、音楽雑誌などはまさにベートーヴェン一色という感じだったのではないでしょうか。とは言っても、内容的にはいつもながらのどうでもいいようなランキングがメインだったような気がしますが。
 来年も、もちろんそんなキリ番を迎える作曲家はたくさんいるのでしょう。でも、そんな一覧表を見ていても、「大物」だと思えるのは、アストル・ピアソラの生誕100周年と、フランツ・ドップラーの生誕200年ぐらいのものでしょうか。まあ、ピアソラはタンゴとクラシックを融合させた作曲家のように言われていますが、基本的にはタンゴの範疇で生きた人ですから、そもそもあまり関心はありません。正直、どの曲を聴いても同じような感じしかしないので、積極的に聴こうという気は起りません。
 しかし、ドップラーはそうはいきません。この前の「おやぢ」にも書いたように、その作品は多岐に渡っていますが、現在聴かれるのはほぼ100&%フルートのために作られた曲ですからね。おそらく、CAPRICCIOからリリースされた12枚の全集は、それに向けて準備されたものなのでしょうね。その他にも、おととしにはパユとアドリアンとの共演盤も出てましたしね。
 とは言っても、今年そのドップラーにちなんだ大きなイベントがあるということは、今のところ私の耳には入っていません。まあ、私の場合、そういう仲間内の情報には疎いものですから、なにかご存知の方は教えてください。いや、そもそも「コロナ」で、そんな企画すら立てられないのかもしれませんね。
 かつて、1983年には、そのフランツ・ドップラーの没後100年ということで、大きなコンサートやコンクールが世界中で行われていたような気がします。翌年にミュンヘンで行われたフェスティバルの様子は、しっかりCDになって残っています。
 アドリアン、ベネット、ニコレなどの大御所が参加していますね。
 もちろん日本でもコンクールが行われていたようで、たしかそのゲストにドップラーのお孫さんが招かれていたような記憶があります。その時に、「私はドップラー効果を研究しているわけではありません」みたいな寒いギャグをとばしていたというつまらないことだけは覚えています。
 その「ドップラー効果」を発見(というのでしょうか)したのはクリスティアン・ドップラーという人で、フランツよりも前の1803年に生まれたのだそうです。今から20年近く前に、その方の生誕200年が祝われていたかどうかは、私には分かりません。
Aventure Number : 3367 date : 2021/1/10


今日の禁断 ウィルバー


 去年の年末に、ユニクロでこんな「どん兵衛」を配っていました。
 しっかり「ユニクロ」が表現されているパッケージでしたね。ですから、もしかしたら外観だけを似せて作った、ただの「置物」なのではないか、という疑惑は晴れませんでした。その疑惑を晴らすためには、実際にこれを食べてみるしかありません。そこで、ちょっともったいなかったのですが、それを実行してみました。
 まず、ふたを開いてみると、中にはちゃんとかき揚げとスープと七味の袋が入っていました。
 カップの中に粉末スープを入れ、お湯を注いで3分、そこに七味を入れ、かき揚げを乗せて完成です。普通のどん兵衛と全く同じ味でした。スープがなかなか冷めないのは、「ヒートテック」のおかげでしょうか。
 こんな風に、私のブログには写真をたくさん入れていますが、カメラやスマホで撮ったものをそのまま使うわけにはいきません。それらは、例えば横幅のサイズが4000ピクセルぐらいありますから、この700ピクセルの幅しかないスペースからははみ出してしまいます。そこで、その写真の横幅を500ピクセルまでに縮めているのですね。つまり、そういうことができるソフト(アプリ)をつかって、サイズを変更しているのです。このソフトでは、それだけではなくあらゆる事が出来るので、いろんなところで使っています。もちろん、「かいほうげん」を作るときも大活躍です。
 そんな、毎日のように使っているソフトが、最近調子が悪くなっていました。それは「P」という有名なソフトで、プロでも使っているものなのですが、私が使っているのはもう20年以上も前にリリースされたバージョンです。そんな時代ですから、OSは「95」対応でした。それから、OSはどんどんアップデートして、今は「10」になっています。これに替えた当初は、何の問題もなく動いていたのですが、最近になって、たびたびフリーズを起こすようになっていました。「10」が最近強制的に大幅にアップデートされてしまったのが、おそらく原因だったような気がします。「ついに」マッチング出来なくなった、ということなのでしょう。
 ですから、とりあえず画像のサイズ変更などはちゃんとできるのですが、もっと複雑な、例えば「おやぢの部屋」のバナーの中のレイヤーの入れ替えのようなちょっと複雑なことをやろうとすると、きまってフリーズしてしまいますから、途方に暮れてしまいました。今では、これはネット版しか買えなくて、もはや近づきがたいものになっています。
 そこで、なにかフリーソフトがないか、調べてみました。ポイントは、よく使う「ドロップシャドー」というツールが使えるかどうか、です。そこで見つけたのが「GIMP」というソフトです。
 ただ、今までの「P」とは、使い方が全然違っていたので、それに慣れるまでが大変でした。マニュアルのサイトがあったので、それで実際にやってみて、3日かかってやっと前とほぼ同じ作業が出来るようになりました。もちろん、ここで使った画像もこれで作りました。なによりも、さっきの「ドロップシャドー」がワンタッチで出来てしまうのには感激ものでしたね。たまたま「かいほうげん」でたくさんの画像にシャドー付けをしていたので、これを使ってみたら、前のに比べたら半分ぐらいの時間で終わってしまいましたね。
 こんな機能も簡単に使えるようです。オリジナルはこれ。
 この「みかん」にだけ色を付けてみました。
 ま、スマホのアプリなんかでもできるみたいですけどね。
Aventure Number : 3368 date : 2021/1/13


今日の禁断 カレンダー


 きのうは「どんと祭」でしたね。私は、毎年職場の隣の青葉神社に飾り物などをもって焼いていましたが、今年はいったいどうなるのか、分かりませんでした。なんせ「成人式」なども中止になったりするご時世ですから、これだって今年はやるのかどうか分かりません。実際、中止を発表していた神社もありましたからね。
 ただ、この神社のサイトを見ると、例年通りきちんと執り行うようでした。ただし、やはりそれなりの注意事項はしっかり付け加えられていましたね。これで、火にあたりに行くことはできることが分かりましたが、私にとってはもう一つの懸案事項がありました。それは、「だるま」です。
 この仙台の名産品「松川だるま」は、縁起物として毎年この神社で出される屋台で買っていました。最初のころは、一番小さいサイズから始めて、次の年にはそれをここで燃やし、帰りにその屋台で、ワンサイズ上のだるまを買って帰っていました。でも、いくらなんでも早々大きなだるまは邪魔なので、この「5寸」のサイズの後は、もう大きくしないことにしていました。
 たぶん、今年はそんな屋台はないだろうと思って、このだるまは家に置いてきました。夕方の5時ごろに神社に行ってみると、例年ほどではないものの、けっこうたくさんの人がやってきていましたね。でも、みんな適度な距離は置いているようで、火のそばにもあまり集まってはいませんでした。一応お参りをしておこうと社殿の前に行っても、いつもの混雑はありません。もちろん、鈴を鳴らす綱もありませんから、みんな静かに手を合わせていましたね。
 ん?手を合わせる?それって「合掌」ですよね。お墓の前などで仏様に向かって行う儀式ですから、これは仏教の作法なのでは、神道では、合掌ではなく拍手を2回行うのが正しい礼儀なのでは、と、いつも思っていました。私は昔弓道をやっていましたから、そこでは毎日それをやらされていたのですよね。確かに、弓道場には神棚がありますから、それはもう必ずやらなければいけないものでした。ですから、神社で合掌している人を見ると、なにか違和感があるのですよ。まあ、人それぞれの流儀があるのでしょうから、どうでもいいのでしょうがね。
 やっぱり、だるまだけでなく、何の屋台も出てませんでした。今のだるまさんには、もう1年頑張ってもらいましょう。
 その後は、ニューフィルの練習です。今週は火曜日に練習場がお休みだったので、木曜日にシフトしていました。これが今年最初の全体練習だったので、定期総会も一緒にやることになっていました。そのために、私は資料を作って送ってあったのですが、それは、去年のうちに作ってあったものを、今年になってから改訂したものでした。私のところに来たさる団員の年賀状に「苗字が変わりました」という連絡があったので、それを反映させたのですね。まあ、さりげなくそのようにしておいて、もし誰かが気がついたら面白いな、といういたずら心もありました。そうしたら、送った先の団長にはそのことを教えてあったのですが、みんなが気がつく前に団長はそれをばらしてしまいました。そうしたら、なんと、同じパートの人でも誰もそのことを知らなかったのですね。逆に私の方が驚いてしまいましたよ。結構痛快な気持ちでした。
 その総会では、その前に「慶弔金などは廃止してしまえ」などという主張が通ってしまったりして、ニューフィルはそんな心の狭い団体に成り下がってしまったのか、とがっかりしていたのですが、この「苗字」ネタで、「この人はお祝い金をもらえないね」とか、「いや、まだ決まる前だからもらえるはずだ」とか言って盛り上がっていたのは愉快でした。何事も、建前だけで突っ走ろうとすると、誰も幸せにはなりません。
Aventure Number : 3369 date : 2021/1/15


今日の禁断 ミドリ


 安野光雅さんがお亡くなりになりましたね。きのう、お昼過ぎに車を停めてラジオを聴いていたら、突然そんなニュースが入ってきたようです。なんでも、すでに去年の暮れにすでにお亡くなりになっていたのだそうです。謹んで、ご冥福をお祈りいたします。
 安野さんは、私の「アイドル」でした。私は、絵本マニアでしたから、かなり昔から彼の絵本には出会っていました。なんと言っても、初期のエッシャーの技法を取り入れた作品は圧巻でしたね。同じことをエッシャーがやるとなんとも不気味なものになってしまうのが、安野さんではとても和やかで馴染みましたね。その絵の持つ温かさ、柔らかさには、とてもすんなり心に入ってくるものがありました。それは、「あいうえおの本」で、1つの完成形を見せていました。
 そして、それは「もりのえほん」と、あの「旅の絵本」のシリーズによって、新たなフェーズへと移っていきました。最初に「旅の絵本」を見た時には、もう感動で胸が震えたものです。ページをめくるごとに現れるさりげないだまし絵や不思議な引用、それが、ヨーロッパの田園風景や街並みに見事に溶け込んでいます。文字が一切ありませんから、そこからは読者は全く自由に物語を作り出していくこともできました。もうこの頃は「おっかけ」になっていて、新刊はほとんど買っていましたね。
 そんな私が、安野さんと直接お目にかかるというものすごい機会がありました。私は、2006年から4年間、大学時代の合唱団のOBが作った「コール青葉」という東京の合唱団に所属していました。その最初の年に、なんと安野さんが作詞をしたという合唱曲を歌うことになったのです。それは「津和野の風」という曲ですが、こんな歌詞です。
 ひらがなだと分かりずらいかもしれません。漢字を入れると。
夢に津和野を 思ほえば
見よ城跡へ 薄煙
泣く子眠るや 鷺舞う日
遠雷それて 風立ちぬ
 となります。安野さんが、故郷の津和野を歌ったものなのですが、この歌はなんと、いろはの48文字(最後は「ん」)を、全て一度だけ使って作られているのですよ。安野さんは、これを飛行機に乗っている間に作ってしまったと言いますから、まさに神業ですね。
 そして、翌年には、これに加えて、安野さんの絵本の中の歌詞を使った合唱組曲が出来上がり、それの日本(いや、世界)初演を東京オペラシティティコンサートホールでやってしまったのですよ。それだけではありません。その翌週には、山口県の津和野まで行って、そこにある「安野光雅美術館」で、この合唱曲のお披露目のコンサートもやっていたのです。80人の合唱団員(それでも、全団員の半分)が、揃って津和野までのツアーでした。私にとっては「聖地巡礼」です。
 そこで、リハーサルの前の美術館に行ってみたら、そこに安野さんご本人がいらしたのですよ。思わず駆け寄り、握手をして「昔からのファンでした」と叫ぶ私、この時にご一緒に写真を撮らなかったことが、今でも悔やまれます。コンサートは大成功でした。先ほどの歌詞の色紙は、本番の時の更衣室になっていた館長室に飾ってあったものを撮りました。そして、その夜は津和野の旅館の大広間で、安野さんを交えての打ち上げでした。
 コール青葉では、その年から演奏会のパンフレットに安野さんの絵を掲載するようになっています。きちんと出版社から許諾をとって、オリジナルの画像を頂いていたようですが、ある年などは出版社にも原画がないということで、私が持っていた本からスキャンした画像を使ったことがありましたね。
 後で聞いた話では、その津和野の時には、安野さんは肺ガンに罹っていたそうなのですね。でも、それも克服され、その後も精力的に絵本を作り続けていて、ついには津和野を舞台にした「旅の絵本」も作られましたね。それが8巻目でしたが、おそらくそれでこのシリーズは完結したのでしょう、その8巻を納めたボックスセットも発売されました。
 ところが、それからかなり経ってから、突然「第9巻」がリリースされました。まだ新しい「旅の絵本」が見られるのだととても喜んだのですが、それは正直失望を余儀なくされるものでした。なんとも弱々しい筆致、素材も昔からたびたび使っているもので新鮮味が全くありませんし、何より、このシリーズで楽しみだった「遊び」が全く込められていなかったのです。とても悲しくなりました。
 今にして思えば、これは、安野さんならではの、ファンに対するメッセージだったのではないか、という気がします。人間、長く生きていればだれしも、もはや創造的な仕事はいつかは出来なくなってしまうんだよ。私だって、こんな有様じゃないか。だからもう、私にこれ以上の期待をしないでくれないかい。もしかしたら、そんなことを言いたくてこれを作ったのでは、と思いたいのです。
 ですから、私には「安野ロス」などは全くありません。ほんとうにありがとう、安野さん。
Aventure Number : 3370 date : 2021/1/17


今日の禁断 ヴォーン・ウィリアムズ


 私の職場では、お墓を管理するための図面が用意されています。というか、実はそもそも私が作ったものがありました。いや、それ以前に、出入りの石屋さんがつくっていた簡単なものはあったので、それをきちんとまとめただけなんですけどね。何しろ数が多いですから、そういうものがないと大変なことになってしまいます。その、私の図面は、もちろん手書きでしたが、それを、きちんとした図面にしたいということで、本格的に業者に測量をしてもらって、CADの図面を作ってもらいました。でも、それは私が作ったものとほとんど変わりませんでしたね。
 それも結構前のことで、その後新しいものが加わったりしていたので、同じ業者にその改訂版を作ってもらいました。そして、以前は、そのプリントだけをもらっていたのですが、今回は元のデータもそのままもらえるようにお願いしてありました。それが昨日出来上がってきました。まあ、プリントの図面はそのまま使いますが、私としては、データでもらったものを、職場のサイトからリンクできるようにしたかったので、早速その作業を行います。データは、もとのCADと一緒に、ちゃんとPDFもあったので、それをそのままアップしてみました。そして、そのURLからQRコードを作って、プリント図面に貼り付けておきました。
 こうしておけば、お墓参りに来た人に案内するのに、これをスマホで読み込んでもらえば、自分たちでたどり着けるようになりますからね。興味がある方は、公式サイトの下の方にリンクがありますから、見てみてください。
 さらに、プリント図面はかなり大きなサイズではあるのですが、なんせ、最近新しくした部分などは小さなところにたくさんの人の分が詰まっていたりしますから、その図面では名前があまりに小さすぎてほとんど読めないこともあるんですね。それが、スマホだったら拡大してしっかり読むことができるようになります。まあ、これからどのように活用していくのか、楽しみです。
 もうひとつ、こちらは私のサイトでの新しい試みです。ご存知のように、あのジェームズ・ゴールウェイがオーケストラの中で演奏している音源をKさんという方が集めた詳細なリストを、20年以上前からこちらにアップしてあるのですが、今でも、Kさんからは新しい情報が寄せられて、そのリストはどんどん進化を続けています。その最新の情報に、ゴールウェイがBBC交響楽団にいた時の音源、というのがあったのですが、そこでは彼はピッコロを吹いていたのでした。珍しいのでKさんに聞いてみたら、このオーケストラにはピッコロの団員として採用された、というのですね。早速、彼の自伝(2種類あります)を読み直してみたら、確かにそんなことが書いてありました。Kさんに比べれば、私はまだまだ修行が足りません。
 というより、そんな自伝を読んでみても、ベルリン・フィルに入る前に彼はどんなオーケストラにどのぐらいの期間在籍していたかという正確なデータは、いまだにわかっていませんでした。もちろん、そんなことを教えてくれるようなサイトはネットにはありません。ですから、この際、Kさんにきちんと教えてもらおうとメールをしたら、即座に詳細な年表を送ってくれましたよ。
 Kさんは、そのために、実際にゴールウェイがそのオーケストラにいた頃のプログラムなども参照していたというのですから、もうマニア度がハンパないですね。ということで、おそらく世界で初めて明らかにされた、ゴールウェイのオーケストラ遍歴の実態が、さっきのリストのページで見られることになりました。もちろん、私はKさんのデータをそのままアップしただけで、他には何もやっていません。
Aventure Number : 3371 date : 2021/1/20


今日の禁断 ブリテン


 きのうの「おやぢ」に「ピーター・グライムズ」のことを書いたので、さっそくその映像を探してみました。一応私の部屋には、撮りためたDVDやBDを収納しておくケースがあって、きちんとジャンル別に分類して保存してあるはずだったのですが、最近はもう撮りっぱなしで新しく録画したものはただ山積みにしてある、という状態でした。
 でも、一応オペラに関しては、「見終わったもの」と「まだ見てないもの」に分けて置いてあったので、確かに見たことだけはあったという記憶を頼りに、「見終わった」ケースを探してみました。でも、そこにはありませんでした。そうなると、「見てないもの」の中にあるのですが、そのようにタイトルに書いてあるケースを調べてもありません。そんなはずはないと、他のケースを見てみたら、全然関係のないタイトルの中に、ごっそりオペラが混ざっていたので、そこでめでたく「ピーター・グライムズ」を発見できました。
 それは、2012年のスカラ座の映像で、指揮はティチアーティ、こんなのは見たことがありません。これだったら期待できそうだったのですが、聴き始めてみると、確かに指揮者はとてもキレの良い指揮ぶりなのに、オケが全然それに反応できてない、とても生ぬるい演奏でした。まあ、でも、実際のストーリーをきちんと知るには、それでも十分でした。嵐では家が丸ごと傾いたりと、結構斬新な演出でしたね。
 そんなことがあったので、この際だから、せめてオペラだけでもきちんと整理しておこうと思いました。実は、少し前にそういうことをやるために同じケースを買い足してありました。ただ、なかなか手つかずで、それは空っぽのままだったんですよね。
 最近は、BDは全部不織布の袋に入れて保存しているので、まず、「見終わったもの」の中には、まだプラケースのものもあったので袋に入れ替え、そのタイトルに赤丸の印をつけて、空のケースに作曲家の名前でA to Z(Zで始まる作曲家はいませんが)に並び替えてみました。
 こんな感じ、全部で80曲ぐらいありましたね。
 そこに、これまで山積みになっていたものと、きのう探し当てた見てないオペラの一群を加えていきます。それには何の印も付けませんから、これから見る時には見てしまったものをもう一度見てがっかりする、ということはないはずです。
 そうなると、当然ケース1個には入りきらないので、プッチーニとラヴェルの間で分けたら、ほぼ同じぐらいが2つのケースに収まりました。全部で200曲ぐらいでしょうか。その過程で、もう1種類「ピーター・グライムズ」が見つかってしまいましたよ。たぶん、こちらを前に見ていたのでしょうね。作曲家ではモーツァルトとワーグナーが圧倒的に多かったですね。あとはリヒャルト・シュトラウスとプッチーニでしょうか。
 これをラックに戻したときに、まだ、さっきの「見終わったもの」のケースからはこちらに移していなかったことに気づきました。それは、また別の機会に整理です。なにも、急ぐことはありませんからね。こんだけのものを見る時間なんて、いつになったらできるのか分かりませんから。もしかしたら、一生見ることがないものも出てくるかもしれませんよ。
Aventure Number : 3372 date : 2021/1/22


今日の禁断 コダーイ


 ご存知のように、去年の春に行う予定だったニューフィルの定期演奏会は中止になりましたが、その内容をそのまま1年間延期して、今年の春にその演奏会が開かれることになっています。それを決めた時点では、まあ1年も経てば「コロナ」もおさまるだろうと高をくくっていたのですが、どうもそんなに甘くはなかったようですね。オリンピックと同じことで、そんな1年やそこら伸ばしたって、情勢が変わるわけではなかったのですよ。
 とは言っても、何もしないでいるわけにはいかないというアマチュアオーケストラの性が、とにかくやれるところまではやってみようじゃないか、という気持ちを奮い立たせ、スケジュール通りに、演奏会へ向けての練習を敢行しているニューフィルです。
 去年は、最初の指揮者練習まではやれたのですが、その後は会場も使えなくなってそれ以上のことはできませんでした。その指揮者練習が行われたのが1月の25日と26日でした。それから丸1年経って本日、仕切り直しの指揮者練習が行われました。
 秋の演奏会の時の末廣さん同様、佐々木さんもマスク着用で指揮に臨みます。さらに、こちらに来る前にPCR検査も受けていて陰性だったということで、まずは最大の対策が施されての練習となっています。
 佐々木さんの練習は、1年前と変わらない、とても緻密なものでした。ただ、実質的にこれが2回目になるので、しっかり前に言われたことのいくらかは我々も実行していたようで、そのあたりの再確認、という感じだったでしょうか。そこに、前回よりももっと踏み込んだ指示も出されていましたね。「くじゃく」でのそれぞれの変奏のキャラを、おとぎ話の登場人物に例えて説明されていたのは、とても分かりやすかったですね。
 とは言っても、まだまだ完成形には程遠い感じです。その「くじゃく」のフルートやピッコロのソロが絡むところなどは、「こういうものにしたい」というのがきっちり示されていましたが、そこにたどり着くまでの道のりはまだまだ、という気がしましたね。そんな高い次元での完成形となったものを、ぜひとも演奏してみたいですし、それをお客さんに聴いてもらいたい、という気持ちは強烈にあるのですが、果たしてそのようなことが実現できるのか、そうなるまでには、我々と佐々木さんが一生懸命努力をしても、どうにもならないものもある、というのが、辛いところです。
 もう、チラシのゲラも出来上がりましたし、そのチラシを何枚用意すればよいか、というような議論まで始まっています。何事もなく、無事に演奏会が開けるように望むばかりです。
 佐々木さんのスケジュールが立て込んでいたために、いつもは2日連続で行われる指揮者練習が、今回は1日だけで長めに、ということで、時間は休憩を含めて8時間取ってありました。実際は30分早く終わったのですが、私の場合は代奏もあったので全部乗り番でしたから、もう最後のあたりは集中力がなくなっていましたね。やはり、1回に8時間というのは無理があることがよく分かりました。
Aventure Number : 3373 date : 2021/1/24


今日の禁断 コルグ


 しばらく髪をカットしてなかったような気がしたので、この前行ってからどのぐらい経ったのか確認してみたら、もう4ヶ月にもなっていました。どうりで、あちこち邪魔になってきたはずです。そこで、今度の休みの日に予約を入れようと思って電話をしてみたら、希望の店長さんが空いていたので、それで決まりです。ただ、その時に、電話に出た人が、「念のため、お聞きしますが」といって、最近首都圏とか関西方面に行ったことはなかったかと聞いてきました。もちろん、私はもう長いこと仙台を離れたことはありませんでしたからそのように答えましたけど、もしそんな風に旅行などをしていたら、どういうことになっていたのでしょうね。まさか、「来ないでください」とは言われないでしょうが、もう少し時間をおいて、感染していないことがはっきりした時点で来てほしいぐらいのことをやんわり言われたのかもしれませんね。4ヶ月前は「マスクを用意してください」としか言われなかったので、この間にそれだけ危機感が増した、ということなのでしょう。おそらくこれはこの美容業界だけではなく、すべての職種で持っている危機感なのでしょうね。
 ですから、4月から予定されていた竹内まりやの全国ツアーも、中止が決定されましたね。最初にこのツアーの話を聞いた時には、なんて無謀なことを、と思いましたよ。なんせ、宮城県でも利府のアリーナで2日間のコンサートですからね。あそこは最大7000人収容できるそうですから、2日間で1万4千人ですか。もしかしたら、座席の間隔を広くするためにもっと少なく入れて、それで2回やろう、ということだったのかもしれませんが、いずれにしてもものすごい群衆が集まることに変わりはありません。達郎が、その前に小規模なアコースティック・ライブを仙台のライブハウスでやろうとしたときにはきちんと中止を決めていたのに、同じような状況下でなぜ?と思いましたよ。
 結局、まりやも最終的には賢明な道を選んだことになります。いろんな意味でほっとしましたね。
 ニューフィルだって、本当はそこまできちんと考えて活動をしなければいけないはずでしょうね。確かに、マスク、手指の消毒、間隔を空けての座席、といった「努力」はしていますが、それで絶対に感染のリスクはないかなんて、誰にもわかりません。現に、そういうことをきちんとやっていたはずの少なからぬ数の教育機関でクラスターが発生していますからね。
 まあ、4月になれば市民センターはワクチン接種の会場となってもう使えなくなりますから、とても練習などできなくなってしまうのでしょう。それまでの辛抱、でしょうか。私はもっと「前向き」(いや、人によっては「後ろ向き」)の対応を期待しているのですが、それはまず無理でしょうからね。
 それに備えて、というわけでもないのですが、練習そのものは一人でもできますから、チューナーを新しくしてみました。ずっと使っていたのは、こんな、アプリのチューナーでした。
 確かに手軽ですが、やはりちょっとアバウトなところもあったので、「本物」のチューナーを買ってみました。ただ、それは、確かに精度は上がっていましたが、液晶のディスプレイがちょっと横から見ようとすると全然見えなくなってしまうのですよ。楽譜の左のページにチューナーを置いて右のページの楽譜を吹いてみる、というときに、チューナーが見えないのですから、これは役には立ちません。
 それで、ネットで探したら、そんなデジタル表示ではない、ちゃんとした「針」がついているチューナーが見つかったので、それを買ってしまいました。
 左が今までの、右が新しいのです。左は、写真に撮った時点で「針」が見えませんよね。写真でしか見ていないので、大きさが想像できなかったのですが、こうして並べてみるとほぼ同じサイズですね。
 ところが、「厚み」が全然違いました。倍近くありますね。まさに「計器」という感じです。いろいろ試してみると、針のふれ方とか感度などは、どちらも同じでしたね。でも、ピアノで高い音を出すと、最後のオクターブのあたりはどちらも反応しませんでした。ピッコロだと、最高音まできちんと拾ってくれるのに。
 ですから、薄いのは持ち運び用、厚いのは自宅用、という使い分けでしょうか。できれば、もう「持ち運び」はしたくないのですが。
Aventure Number : 3374 date : 2021/1/27


今日の禁断 レトワール


 今年の初売りに雨宮町(北七番丁)にある「赤井沢」という文具店で必要に迫られて買い物をしたら、思いがけなく福引ができたのでちょっとうれしくなったのですが、その時に、そのお店が3月いっぱいで閉店になるという貼り紙がありました。やはり、コロナのせいなのでしょうか。このお店はほかにもあちこちにあるのですが、富沢のお店も同時に閉店するのだそうです。なんでも、一番町の「鐘崎」(ささかまの顔出しパネルのあるお店)も、あさって閉店するんですってね。身近なお店が、だんだん被害に遭うようになっています。
 なにしろ、この赤井沢は職場から近いので、コピー紙とか封筒などの消耗品をここで買っていました。特に、郵便番号枠が入っていない封筒はここにしか売っていないので、とても重宝していたのですが、残念です。
 それで、この間、そういうものをまとめて買い占めてきましたよ。おかげで事務室の棚は満杯になってしまいました。
 その日は、ちょうど私の誕生日でした。ですから、赤井沢に行ったついでに、お隣のケーキ屋さんで何か自分のために買ってこようと思っていました。本当に隣合わぜ、この赤い部分がそのお店です。
 アップにしてみると、お店の名前が読めますね。
 ケーキ屋さんとレストランが一緒になった、こんな素敵なお店なのに、「お弁当始めました」などという貼り紙があるのがちょっとダサいですね。これもコロナのせいなのでしょう。ですから、なんだか、ケーキ売り場もやっているのかどうか心配になってしまいます。
 入ってみると、確かにケーキは売っていましたが、ケースの中はガラガラで、全部で5種類のケーキしかありませんでした。仕方がないので、全種目、1個ずつ買ってみましたよ。緑のは抹茶かな、と思ったのですが、ビスタチオだというので、セーフです。あまり、うまく撮れなくて済みません。
 これは、ほかの人に食べられました。
 これが私の分。濃厚な味で、おいしかったですね。
 そういえば、だいぶ前にフルートのアンサンブルの練習の時に、メンバーの誕生日だというので、Aちゃんが買ってきたのが、同じお店のケーキでした。
 でも、同じものはないようですね。
 これは、ニューフィルの「アンサンブル大会」のための練習でした。去年は中止になってしまいましたが、今年はどうなるのでしょうね。一応、会場だけは押さえておこうということになっていたようですが、この畳敷きの部屋で練習するのは、ちょっと難しいでしょうね。今でも、会食などは一切やってませんからね。まあ、8月までに市内の感染者が0にでもなれば大丈夫でしょうが。
Aventure Number : 3375 date : 2021/1/29


今日の禁断 トゥナイト


 今朝は、カットの予約が9時だったので、早めに家事を済ませて美容院へ向かいます。いつもの香取慎吾似の店長さんのハサミで、邪魔だった髪をすっきりしてもらえました。カットが終わってすぐは、それでとても満足しているのですが、次の日になるとあまりに短くなっていてがっかり、というパターンを、今回も繰り返すことになるのでしょうね。
 お店の中には、予約の時に電話で言われた、「東京などへ行ってきた人は、2週間間を空けていらしてください」というお願いが貼ってありましたね。ですから、会計の時に店長さんに「これで断ったお客さんはいましたか?」と聞いてみたら、ちょっと言いにくそうにしていましたが、どうも月に3〜4人はいたような感じでしたね。あとは、マスクも布製ではなく不織布製にして下さい、とも言ってましたっけ。そうですよね。布製だとなんかの拍子にずれ落ちてきて鼻の穴が隠れなくなるということがたびたびあるようですからね。
 そのお店は旭ヶ丘にあるので、帰りはいつもの練習の帰りと同じ、東勝山の中の広い道路を通ってきます。あそこには、ユリノキが街路樹として植えられていますから、秋の紅葉などは素敵ですね。でも、今の時期はすっかり葉っぱが落ちてしまって、枝だけになっています。
 でも、なんだか上の方の枝には、白い花のようなものが見えませんか?
 アップにすると、iPhoneではこれが限界ですね。やっぱり、望遠ではちゃんとしたミラーレスでないと。確かにこれは花のようですが、調べてみると花ではなく「種」なのだそうです。本当の花が咲くのは初夏の頃なんですって。
 午後からは、この間の録画したオペラの整理です。あれからきちんと並び変えて、結局4つのボックスに増えていました。全部で300アイテムぐらいでしょうか。アダムズからワイルまで、まず普通に上演されるオペラはほぼ全部そろっていましたね。一番多かったのはモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」で8種類でした。
 「ピーター・グライムズ」」は、コレクションにあった2つとも、全部丸ごと見てしまいました。やはり、いくらブックレットがあったとしても、実際の演技がないことには本当の面白さはわからないことがよくわかりました。これで、このオペラも、私の「音だけ聴いても物語の内容がわかる」オペラのレパートリーに加わりました。モーツァルト、ワーグナーではほぼ全曲、シュトラウスやプッチーニではほぼ半数がそんなレパートリーになっています。でも、なんたってすべての歌詞とセリフが頭に入っているのは「ウェストサイド・ストーリー」でしょうね。今回、バーンスタインは「ピーター・グライムズ」も参考にしていたのかな、と思えるような瞬間がたくさん発見できたのは、大収穫です。ワーグナーからの引用は、すでに見つけていましたね。
Aventure Number : 3376 date : 2021/1/31


今日の禁断 ドラキュラ


 この間、生まれて初めて「粗大ゴミ」というのを出してみました。長いこと生きていると、何かしらいらないものが出てくるもので、それが普通のごみ収集の規格を超えてしまう場合には、そういう専門の部門で出すことになっているのは知っていましたが、いまだに、そんなに大きなものをごみで出す、という機会には恵まれなかったんですよね。まあ、実際はそのようにして出さなければいけないような大きなものでも、分解したりすれば結構小さくなって、普通のごみのサイズになるじゃないですか。これまでの最大のごみはグランドピアノだったんですが、それなんかはびっくりするほどの値段で買い取ってもらえましたからね。
 でも、さすがに、もはや収納能力を超えるほどのいらないものが増えてきましたし、これからはおそらく頻繁に使うことになるかもしれないということで、実際にその「粗大ゴミ」を、マニュアルに沿って出してみることにしたのですよ。
 まずは、いらないもののリストアップ。粗大ごみのリストと、それを出すときの代金のリストがあったので、それに従って集めてみると、布団などは3枚一組にして400円ということも分かったので、丸めてひもで結わえておきます。そして、それを電話かネットで連絡して、収集の日取りを決めることになるのですが、電話だと平日しか対応していないようなのでネットで申し込むことにしました。そうしたら、さっきのリストにある「衣装ケース」というのが、そのネットのリストにはないのですよね。しかも、出すものの数も制限があるようなのですよ。かなりたくさん出す予定だったので、これでは受け付けてもらえませんから、電話にしました。
 こういう電話だと、たいがいまずはAIっぽい声で部門別に番号を押させられて、オペレーターにつないでもらうとそれがなかなか出なくて、ものすごく待たされる、というパターンなのですが、これはもうかけてすぐオペレーターが出てきたので、逆に焦ってしまいました。そこでてきぱきと出すものを聞かれ、そのあとは収集の日と、その時につける番号を教えられてそれで終わりです。簡単ですね。あとは、コンビニで必要な金額のシールを買ってきて、指定された日に、決められた場所にそのシールを貼って出しておけばOKです。
 朝の8時半までに出しておいてほしいということで、前の日の夜に出そうと思ったのですが、愚妻が、それだと誰かに持っていかれるかもしれないというので、朝の7時ごろに台車に載せてこの駐車場の脇まで持ってきましたよ。3往復しましたね。愚妻の話だと、9時半に見たときには、もうなくなっていたそうです。
 昨日は、ニューフィルの練習に行く前に「櫻家」で上ロース定食を食べていきました。その時、なんか、最近看板が変わっているような気がしたので、写真を撮ってきて、前のと比べてみました。前のは、
 こういうのでしたね。それが、夕べ撮った写真だと、
 こうです。確かに、右の看板と、その下のひさしが変わってましたね。
 その看板ですが、前は右下にこんな落款がありました。
 これが、「美味」はわかるのですが、ひらがなの部分が読めなかったので、マスターに直接聞いたことがありましたね。その時には「どうきう(道求)だ」と言われて納得したのですが、だったらなぜ「どうきゅう」ではないのか、と、気になってました。
 そうしたら、新しい落款では、ちゃんと「ゅ」が入っているではありませんか。マスターも私と同じことを考えて、直したのかもしれませんね。
Aventure Number : 3377 date : 2021/2/3


今日の禁断 スノーラッセル


 また仙台でも雪が降りました。今年は去年に比べれば雪の量が全然違います。職場は、市から町内会に配布される融雪剤を一括して預かっているのですが、それが毎年預かっているうちに、もう倉庫の棚がいっぱいになってしまうほど溜まってしまいました。ですから、今年の冬の分として運ばれてきたときには、断ってしまおうとさえ考えていましたね。結局それを預かったら、もう完全に棚はパンクしてしまったのですが、今ではそこがほとんど空っぽになっています。断らないでよかったですね。
 でも、同じ東北地方でもほかの県ではかなり大変なようですが、この辺りはひところに比べると、雪かきもずいぶん楽になりました。今日あたりは夕べ積もった雪が、軽く雪かきしただけでお昼ごろにはすっかり溶けてしまいましたからね。積雪も終息に向かってきた、ということなのでしょう。
 コロナの方も、最近は宮城県では1桁と2桁の間を行き来しているという、やはりひところに比べたらかなり少ない感染者数になっていますから、このまんま終息してくれるといいのですがね。まあ、そんなにうまくいくわけはありませんが。それに、たとえコロナが終息したとしても、4月以降は市民センターがワクチン接種に使われるために使えなくなりますから、練習なんかはできなくなりますけどね。それでも頑張って練習を続けようとしている人もいるようですが、そんな無理をしないで、こちらは先が見えているのですからお休みにした方がいいと思うのですがね。人間、突っ走るだけだと壊れてしまいますよ。
 ということで、このところは極力手抜きの雪かき三昧です。要は、人が歩くだけで車が通らないところは、凍ったりはしないので構わない、というやり方です。ですから、この辺りはまだ雪が残っています。
 この先で車道になると、きちんとかいてます。
 下から上がってくるあたりでは、お隣のお寺に向かう道は、まだこんなに雪が残っています。
 でも、最近、空き地を道路に直したところは、こんなにきれいになってます。ここは、ほんの少し近道になるので車が通り、雪が踏み固められて凍ってしまうので、早めに除雪しといたほうがいいんですよね。
 こういう時、シロートだと道路の真ん中に雪をばらまいて、通る車で自動的に溶かしてもらう、という姑息な手段をとるものですが、私の場合はドライバーの迷惑にならないように、しっかり道の端まで持っていきましたよ。
 これが、全国共通の雪かきのマナーです。歩行者には優しくないですがわざわざこっち側を通る人はまずいませんから、大丈夫でしょう。。
Aventure Number : 3378 date : 2021/2/5


今日の禁断 ライン


 ニューフィルでは、4月に定期演奏会が予定されています。去年の秋にやったコンサートは、今の状況ではいつもと同じことはできないということで、「定期」という名前が付かないイレギュラーな演奏会でしたが、今度はしっかり「定期」という名前を付けて、フルサイズの演奏会が行われることになっています。国内全般を見ると、今の方が緊急度が高くなっているのに、なぜ?と普通は思うのでしょうが、そんな自信はどこからきているのでしょう。私も不思議に思っています。
 ですから、秋にはチラシも団員に配布するだけで外部に配るようなことは一切しなかったのですが、今回はしっかり何千枚かのチラシを印刷することになっています。そのデザインは、去年の春のものをそのまま転用すればいいので、かなり早い段階で出来上がっていました。これが、去年のチラシです。
 そして、これが、今回の初校です。
 開催日時と会場を変えただけで、その他は全く前と同じです。
 ただ、今回は会場が変わったために、そのホールでもチケットを扱ってもらえるので、そこを加えなければいけません。さらに、楽譜の入手先も必要になったので、演奏曲の下にそんな注釈も必要なので、そこを直してもらった2校が、これです。
 ふつうはこれで校了となるはずだったのですが、よく見ると、一番下に小さく入っているニューフィルの公式サイトのURLが、昔のサイトのままでした。新しいサイトに変わったときに、ほかのところでは全部直したのですが、チラシだけは気が付かなかったのですね。そうなると、このQRコードも別のものに差し替えなければいけません。
 それと、ここでは、もう1か所、楽譜の入手先を加えたために、その下のコメントのバックが写真の白地の部分に入ってしまったので、そこのバックに余計な色が入っていて、変に目立つようになっています。
 そのあたりを直してもらって出来上がったのが、この最終校です。コメントはテキストに色を付けて川の中に入れてもらいましたし、QRコードも直っています(分からないでしょうが)。
 ということで、これから印刷が始まって、本番の2か月前にはしっかりチラシが出来上がってくるはずです。ですから、一応市民センターなどにも配布するようになるのでしょう。もっとも、そもそもこんな状況の中で積極的に集客を行うのははばかられるので、企画書を作って、フリーペーパーなどにチケットプレゼントをお願いするようなことはしないつもりです。
 まあ、そんな中途半端なスタンスでも、演奏自体は持てる力をフルに発揮してよいものを聴いていただきたいとは思っているのですが、ここにきて気がかりなニュースが伝わってきました。それは、同じ仙台市内のアマチュアオーケストラが、今月に予定されていた演奏会の開催を延期する、というお知らせです。その理由は、こちらをご覧になってみてください。
 これは、この間の指揮者練習の時に来ていたエキストラの方が、このオーケストラにも参加されていて、本来ならその日に練習があったのに、何らかの理由でそれがなくなったので、こっちに来れた、みたいなことを言っていたので、もしや、と思っていたのですが、それが現実のものになってしまったのですね。リンク先のコメントを見れば、いまはとても演奏会などを開けるような状況ではない、と、彼らは考えていたことがわかります。ま、それぞれに「温度差」がある、ということなのでしょう。一応、チラシの裏面には「演奏会の中止を余儀なくされる場合もございます。」とは書いてあるようですが。
Aventure Number : 3379 date : 2021/2/7


今日の禁断 ナンバリング


 先日のニューフィルの今度の定期演奏会のチラシなどは、日曜日に最終チェックをして校了となりました。ですから、それから訂正を加えて印刷を行えばまあ来週初めぐらいには出来てくるかな、と思っていたら、なんだか、明後日の木曜日にはもう出来上がってくるような話が聞こえてきましたよ。別にそんなに急がせることもなかったのに、とも思うのですが、そんな短期間にできるものなんですね。
 ですから、その日はニューフィルの練習もあるので(火曜日が取れなかったので、木曜日にシフトしてました)、うまくすればもうその日には団員の分は渡されてしまうかもしれませんね。ということは、一応私が腹案として提案した市民センターにだけはチラシを配る、という作業も始めることになるかもしれないということになりますよ。ですから、今日は慌ててそのための担当者のリストを作っていました。
 基本的には、これまでずっとやっていただいた方々にそのまま、担当のセンターにもっていってもらう、ということになるのですが、前回までやっていただいたメンバーが退団したり、あるいは職場の事情などで練習には参加できず、したがって演奏会に出ることもない人たちもいるので、その分の担当のところはとりあえず私の担当、ということで、ひとまずリストをまとめてみました。そうしたら、私の分が18ヵ所になっていましたね。結構多いな、とは思うのですが、以前はこれぐらいあったものを、だんだんほかの人に分け与えてきて今はずいぶん少なくなっていたので、元に戻ったと思えばどうということはありません。最近は、休みの日には結構時間が取れるようになったので、このぐらいは楽々回れるはずです。
 ただ、やはりこういうご時世なので、極力多くの人が1ヵ所に集まらない方がいいという風潮はありますし、実際にそれを恐れている人たちは、我々を含めているのだ、という意識は持っていなければいけませんから、とりあえず宣伝はするけどあまりがむしゃらにはならない、というスタンスをとることが適切なのではないか、という気はします。ですから、具体的にはチラシの枚数はいつもより減らしますし、ポスターは配らないようにしようと思っています。もちろん、前にも書いたように、企画書を作ってフリーペーパーにプレゼント用のチケットを送り付ける、といったような「積極的」な宣伝活動は全くやる気はありません。
 それと、今回の会場はチケットを預かってくれるので、そこにお願いに行くのは私の役目なのですが、枚数はいつもより少なくするつもりです。そして、万が一演奏会が中止になることも考えて、その時にもしっかり対応できるような体制を作っておくことも必要でしょうね。
 これは、チケットの「完成予想図」ですが、団員が知り合いに手渡しで売りさばく分には必要はないでしょうが、プレイガイドで扱ってもらう分のチケットには、この中にシリアル・ナンバーなどを入れておくことを提案しています。とりあえず、私が持っていく分には、きちんとナンバーを入れて、もし払い戻しが必要になった時にはきちんと対応できるようにしておきたいですね。
Aventure Number : 3380 date : 2021/2/10

21/2/12-21/3/26