3121(19/6/19)-3140(19/7/31)

今日の禁断 アラーム


 職場で使っているデスクトップのセキュリティソフトが、もうすぐ更新時期を迎えます。それを見越して、その会社から「支払いの情報の更新が必要です」みたいなメールが届きました。確かに、前回更新した後にクレジットカードが更新されていたので、使用期限が切れているんですよね。
 それで、ついでに新しいソフトに更新しようと、案内に従って進んでいくと、パスワードが無効になっていました。仕方がないので、新たにパスワードを作成して、やっとログインしたのですが、そこで推奨のソフトをインストールしようとすると、なんだか様子が変です。1年の延長のはずなのに、その有効期限が2022年になっているんですよね。
 そこで、このソフトは、複数のPCで同時に適応できることを思い出しました。去年の末に自宅で新しくしたラップトップにも同じ会社のソフトが入っていたのですが、どうやらそれを延長するような形でインストールが進んでいたようなのですね。確かに、家に帰って自宅のセキュリティを調べたら、それと同じ有効期限になっていました。まあ、結果的には間違いではなかったようですね。なんか、このあたりはいつまで経っても馴染めません。
 ただ、そのソフトは、職場で今まで入っていたものとは別の「機種」でした。そのせいで、今まで調子が悪かった職場のメールソフトが、すっかり元の元気を取り戻していましたね。他のところはまだまだ丈夫なのに、メールだけちょっとくたびれていたので、そろそろ買い替えかと思っていましたが、これだったらまだまだ使えそうです。
 昨夜の地震の時は、ニューフィルの会議があって職場の会館にいました。その会議が始まって20分後に、集まった委員たちのスマホが一斉に大声を上げだしたのですね。何事かと思いましたよ。それが地震警報だったのですね。そして数秒後に、揺れが始まりました。天井のシャンデリアは大きく揺れていますからその揺れは確かに激しいものでしたが、そんな、立っていられないほどのものではありませんでした。しかし、外から聴こえてくる「音」が、なんかとてつもなく不気味に感じられます。まるで地を這うような「ゴーーッ」という音、それは、確かに8年前に、この同じ敷地内で聴こえてきた音と同じものでした。あの時の不安感が蘇ってきます。
 となると、私の自宅はマンションの7階ですから、あの時のように今頃は箪笥や本棚がひっくり返っているかもしれません。愚妻なども、腰を抜かしてひっくり返っているかもしれませんよ。そこで、慌てて自宅の家電に電話をしてみました。ひょっとしたら、通じないかもしれませんね。でも、すぐにつながって、愚妻が出てきました。どうやら、家の中は全然被害はなかったようですね。まずは一安心です。
 それでも、家に帰るまでは不安でした。車で走っていると、家々の中では電気がついているようですから、まあ、何事もなかったのでしょうけどね。ただ、一応「震度4」でしたから、まずエレベーターは止まっているだろうと思っていました。でも、階段を7階まで上がる覚悟でエレベーターの前に行ってみると、普通に動いていましたね。助かりました。家の中も、全然変わったところはありませんでした。確かに、箪笥などは全て耐震補強をしてありましたから、何の影響もなかったのでしょう。
 まずは、何事もなくて一安心でした。でも、山形や新潟ではかなりの被害があったそうで、心よりお見舞い申し上げます。
Aventure Number : 3121 date : 2019/6/19


今日の禁断 ノット


 もう6月も後半になってしまいましたね。半年が経つことの、なんと早いことでしょう。いや、今年の場合は「新しい年」が始まったのが5月1日でしたから、まだ2ヶ月近くしか経っていないことになるのですけどね。つまり、新しい年号に変わったのが5月ですから、それから1年後の来年の5月1日から「令和2年」が始まることになるので、少し得をしたような気分になりますね。ん?本当か?
 そういうことを愚妻に言われて、一瞬そうなのかもしれない、と思ってしまいましたが、そんなわけはありません。来年の1月1日には、しっかり「令和2年」に変わるはずです。そうですよね?
 なにしろ、去年の今頃からは、その愚妻が手術をしたり入院をしたり、一時退院したと思ったらまた入院、さらには別の病院に入院と、本当にあわただしい日々を過ごしていたので、もう時間が過ぎるのが異様に早かったような気がします。
 まあ、今はたまに外来に通うぐらいで、落ち着いてはいますが、なかなか体力は戻らないようで、ちょっと一人で遠くまで出かけたりは出来ません。ですから、その分、私が休みの時には車であちこち連れまわされることになります。まあ、そんなことをやっているうちに、徐々に元の体調に戻っていくのでしょうね。去年の今頃は退院したらディズニーランドに行きたいなんて言ってましたが、まあ、そのうち連れていけることを願っています。
 そうしたら、知り合いの女の子が、東京に行ってきたということで、ディズニーランドで買ってきたせんべいなどをお土産に持ってきました。それと、東京駅で買ってきたという、なんかしゃれたお菓子も。
 こんな、化粧品みたいな箱に入っています。
 実物は、
 一見モナカみたいですけど、実はクッキーでバタークリームとキャラメルを挟んだものです。「プレスバターサンド」といいます。ちょっとびっくりするぐらい柔らかでおいしかったですね。なんでも、買った時にはかなりの行列が出来ていたそうです。今のところ、東京近辺と京都にしかショップはないようですね。彼女が買ったのは、東京駅構内の丸の内南口の改札のそばだそうです。
 そういえば、私もしばらく東京に入ってませんね。最後に行ったのは、と思い出してみると、なんとおととしの11月、メシアンの「聖フランチェスコ」を聴きに行った時ですね。こんな、1年以上も行ってなかったなんて、久しぶりの事です。もう、新幹線に乗る方法も忘れてしまっているかもしれませんね。
 実は、来月、本当に久しぶりに東京に行くことにしています。前にも書きましたが、リゲティの「レクイエム」を2つの会場で聴くために、土日と泊りがけで行ってくるのですよ。ちょうど1ヶ月前なので、新幹線のチケットを取ろうとネットで調べたら、どの名前の列車が速かったのか分からなくなっていましたよ。せっかくのお休みなのに、愚妻はお留守番でブーブー言ってますが、まあたまにしかないことなので、何とか許してもらいましょう。だから、さっきのサンドはぜひお土産に買ってこないと。
Aventure Number : 3122 date : 2019/6/21


今日の禁断 レーズンパン


 今週の週末のお出かけは愛子にあるパン屋さんでした。
 そこが創立記念日のイベントを土日に行うというチラシを見つけた愚妻が、それぞれの日の「先着100名」だけがゲットできる目玉商品の格安のセットをぜひ買いたいというので、まずは土曜日の11時ごろに行ってみました。そうしたら、お目当てのものはすでに売り切れでした。8時に開店していたようで、完全に出遅れですね。
 ですから、日曜日には早起きをして、8時前に着くようにしました。そうしたら、今度は拍子抜け。確かに待っている人はいましたが、格安セットは外のテントの中に山積みになっていて、楽々手に入りそうです。たぶん、9時ごろ来てもまだ残っているでしょうね。中身はこんな感じで、陰になってますがジャムも入ってます。
 ですから、並んでいた人はまずお店に入って普通にお買い物をしてから、外に出てそのテントで目玉商品を買えば、それで済むことなんですが、世の中には心配性の人がいると見えて、一人の女性がいったんお店に入ってから、目玉商品の事に気が付いて、慌てて外に飛び出してそのテントの前に並ぼうとしました。私なんかは、先にそれを買おうと並んでいたのに、そんな列なんかまったく無視して私の前に割り込んできましたよ。みっともないですね。
 それだけではすみません。その女性は、目玉商品を買った時に店員さんに向かって、「後ろの人(私のこと)が割り込もうとしてましたよ」なんて言っているので、さすがに何事にも寛容な私も、「割り込んだのはこの人の方ですよ」と言ってやりましたよ。店員さんは、哀れなものを見るような目で、その女性を眺めていましたね。
 結局、その女性は大きな箱に入った目玉商品を抱えながら、今度は店内でトレイにたくさんのパンを入れたら持ちきれないようになってオタオタしてましたね。ざまあみろです。
 でも、これは反面教師。絶対にこんなみっともないことはするものか、と強く思いましたね。いや、この手の目先の事しか見えていない女性というのはどこにでもいますから、できれば関わりたくはないものです。実際、もうこりごりだという感じ。
 そのあとは、近くの花屋さんに行って、目の保養です。
 最近よく見かける「スモークツリー」が、あちこちに置いてありましたね。このフワフワ感には癒されます。
 案外早く家に帰ってこれたので、その時間を使って懸案のサーバーの移動を行ってみました。私のサイトで特に「禁断」のバックナンバーを入れておくためのものとして用意したのですが、後に格安のサーバーを見つけたので、そちらに引っ越しをさせるという作業でした。でも、これはあくまで私の中での変更ですから、見に来てらっしゃる皆さんにとっては、全く何の影響もないはずです。フォルダーごとまとめて移転させたので、そこへのリンクをちょっと変えるだけの作業が必要でしたが、それらは全て完了しているはずですからね。でも、なんせだいぶ前に作ったところですから、おかしなところがないとも限りません。なにかお気づきの点がありましたら、ご一報ください。
Aventure Number : 3123 date : 2019/6/23


今日の禁断 ボールド


 私はニューフィルの公式サイトなどを作っています。以前は、所属していた合唱団とか、それに関するイベントや、さらにはOB会のサイトまで作っていました。そんなうわさが広がったのかどうかは知りませんが、私が出た中学校の同窓会でも、公式サイトを作ってほしいという依頼が寄せられたことがありました。その時には、私の同級生が役員をやっていてかなり熱心だったので、つい引き受けてしまって、こんなサイトを作りました。
 ただ、最初から危惧はしていたのですが、例えば毎年の同窓会総会の時のデータなどが、だんだん、その役員から届かなくなってしまいました。そうなると、もうサイトを更新することができないので、これは平成24年に更新したきり、そのまんまになっていました。やはり、こういうものは実際に運営に携わっている人がやらないと、どうしようもないんですね。
 ですから、私はことあるごとに、だれか別の人で、もっと動ける立場にある人に引き継いでほしいと言い続けてきたのですが、なかなか話は具体化しませんでした。
 そうしたら、たまたま職場の関係者の知り合いで、こういうことに熱心そうな人がいるので、話を聞いてやってほしいという連絡がありました。その人に、今日会って、引継ぎをお願いしたところです。これでやっと肩の荷が下りました。もう、合唱関係のサイトもすべて他の人に任せるようになっていましたから、これでニューフィルのサイトに専念することができることになります。
 そのニューフィルでは、練習日程の公開が、大きな仕事です。毎月の初めに、2か月先の会場が取れたかどうかわかるので、それと一緒に、その時に練習する曲目などを書いたテーブルを更新しています。
 ところが、最近は、いつも会場に使っている旭ヶ丘市民センターの大ホールが、最初の抽選では取れないことがよくあるのですよ。それが、少し経って正式登録の日になるとキャンセルされるものが出てきて、取れることができることもあります。あるいは、日にちを火曜日から木曜日にシフトすると、そこが空いていたりします。
 しかし、5月初めに抽選があった7月分の会場で、やはり最後の週の旭ヶ丘が取れず、リベンジをしてもその日は取れず、木曜日だともう8月になってしまうので、次の月の抽選まで決めることが出来ないという事態になってしまいました。ただ、その時点で取れなかったらどうしようもありませんから、私がたまたま見つけたお隣の交流ホールも、一応仮予約をしておきました。ですから、その間はサイトの日程表でも「日にちも含めて会場未定」みたいな表示になってましたね。
 案の定、今月初めの8月分の抽選でも、その木曜日は落ちてしまったので、正式に交流ホールに決定です。やっと、日程表にも書くことが出来ました。間違えないように、赤い字で表示しておきましょう。
 ところが、きのうになって、団長から「7月末の火曜日、旭ヶ丘が空いてました」という連絡がありました。いつの間にかキャンセルになっていたようですね。それを見つけた団長の執念もすごいですね。ということで、再度、サイトの日程表は更新されることになりました。絶対間違えないように、今度は赤字の上に太い字にしておきましたよ。
 やはり、公式サイトだったらこのぐらいの対応ができるような環境にないことには、作れませんね。
Aventure Number : 3124 date : 2019/6/26


今日の禁断 マーラー


 最近の新聞に、さるコンサートホールでさる歌手が歌うさる曲のソロパートが聴こえないという観客からのヤジがあったという記事がありましたね。正確には、ハンブルクに新しくできたエルプフィルハーモニーで「大地の歌」を歌っていたカウフマンの声が聴こえてこないとお客さんが騒いだのだそうです。おそらく、カウフマンは全曲一人で歌っていたのでしょうね。
 確かに、あのホールのような「ワインヤード」タイプのホールでは、客席の場所で全然聴こえ方が違います。さっきのお客さんはオーケストラの後ろの席で聴いていたそうですね。私も、サントリーホールで席を変えて聴いてみたときに、あまりに聴こえ方が違っていたのでびっくりしたことを憶えています。そこは、「通」にいわせれば最も音がよい場所なのだそうですが、私にはとてもそんな風には思えませんでした。バランスが全く不自然なんですよ。
 そのサントリーホールですが、ホールの中の様子はさんざん見ることが出来ますが、その外観ということになると、なんか、それこそ上のエルプフィルハーモニーのようなインパクトはないのではないでしょうか。あるいは、ウォルト・ディズニー・コンサートホールのようは建物としての外観は、このホールからは伝わってはきません。
 なんたって、普通に見られるこのホールの外観といったら、これですからね。なんだか、ホール本体は地下にあるのではないか、というような、この入り口の感じです。実際、ホワイエからホールに入るときは少し階段を下りますからね。
 ただ、ネットではこのホールの建設工事中の写真を見ることができるのですが、これだと普通にステージに向かって天井が高くなっています。
 断面図も見つかりました。
 確かに、外観は鉄骨の形が同じですね。
 ですから、ホールの建物自体は十分に存在感があるのですが、このホールはその地形を巧みに生かして、その存在感を逆に感じさせないように作られているのではないでしょうか。さっきの正面からの写真を見ると、後ろに一段高い天井部分がわずかに見えていますね。そのように、視覚的に高さを感じさせない錯覚が取り入れられているのでしょう。つまり、普通にホールに入ろうとすると、その建物全体を見渡せる場所に行くことはできないようになっているのですよ。
 そこで、ストリート・ビューで、このホールを「裏側」から見てみました。
 左半分がホールの建物、左の端が正面の入り口になります。右側にある茶色のビルは、さっきの鉄骨の写真にも写っていましたね。もっと近づくと、その大きさには圧倒されます。
 ですから、今度このホールに行った時には、この道を歩いてみて、実際の「大きさ」を体験してみようと思っています。
Aventure Number : 3125 date : 2019/6/28


今日の禁断 パリンカ


 毎年、今頃にやっている、私がかつて所属していた合唱団の定期演奏会に行ってきました。去年はかなり暑い日だったような気がしますが、今日は雨、会場は去年と同じ萩ホールですが(確か、きのうもここでやはり私とは縁のある人たちのコンサートがあったはずですが、私は来れませんでした)こんな日には濡れた傘を持って中に入るのは嫌なので、駐車場のできるだけ入り口に近いところに車を置けるように、早めに行ってみました。そうしたら、まだ駐車場が開いてないんですね。というか、通行止めの柵が置かれていました。でも、その先にはたくさん車がいたので、その柵をどかして私は中に入りました。もう開場1時間前ですから、当然開いてないといけないはずですし、私の後からもどんどん車がやってきましたからね。
 どうやら、これはいつもの「シルバー人材」の方々の怠慢だったようです。雨の中なので、濡れたくなかったのでしょうね。なんせお年寄りですからね。でも、時間通りにやってくるお客さんを迎えるために、この人たちは雇われているのですから、これでは困りますよ。というか、「お年寄りでもまだちゃんと働ける」というのが、こういうシステムの最低条件のはずですよ。開場30分前ぐらいになってやっと仕事を始めましたが、その動きはとても緩慢、というか、いい加減。事故でも起きたらどうするのでしょうね。
 やはり雨のせいでしょうか、お客さんは去年よりも少なめのようでした。なんせ、私は開場した時に出来ていた列の最後に並んでいたのですが、2階席に行ったらそこには3人ぐらいしかいませんでしたからね。
 でも、若いメンバーが増えて、もうすっかり別の合唱団になっていたこの団体は、とても安定感のある演奏で、楽しませてくれました。一人だけ学生服姿のメンバーがいたのですが、これはおそらくトップテナーのWさんの息子さんでしょう。親子で同じ団で歌えるなんて、うらやましいですね。
 今年はゲストも呼ばず、全曲同じメンバーだけで歌っていましたね。そして、今年もこれが初演となる委嘱作品が披露されていました。すっかり、そのような活動が定着してきたようですね。いや、そもそも、こういうことがこの団体の創設時の特色だったはずです。
 ただ、その作品の質は、時代とともに変わってきたようです。去年と同じ人が作った今年の新作は、やはり予想通りのつまらなさでした。曲の冒頭では、何やら「前衛的」なことをやっていて少しは期待したのですが、そのあとはやはりまるで挑戦的ではない、古典的な作風になっていましたからね。音取りがうまくいかなかったので途中で止めて最初からやり直しましたが、これはその前に変なことをさせた作曲家の責任でしょう。
 そのあとにやった、「昭和歌謡」のメドレーの方が、よっぽど音楽的には素敵だと思えましたよ。
 休憩後には、指揮者が重鎮のI先生の客演でした。お得意のタリスでしたが、正直最近寝不足気味だったこともあって、途中で何度も意識が遠のいてしまって、きちんと聴くことが出来ませんでした。この合唱団は、こういう曲は苦手なのかもしれません。
 最後の宮沢賢治がらみのステージでは、すっかり目が覚めました。やはり、決めるところはきちんと決めてくれるのが、この合唱団です。「特別出演」ということで、知り合いのHさんの朗読も聴けました。一緒に同じパートで歌っていた方ですが、考えてみれば彼の「本職」の声を聴いたのは、これが初めてでした。さすがです。
Aventure Number : 3126 date : 2019/6/30


今日の禁断 シグネチャー


 きのうのニューフィルの練習の時に、団長が「掲示板が変わりました」と言ってくれましたね。すでに公式サイトには告知を出していますし、この日にはプリントも作って置いておきましたから、別に私は何も言わなくてもいいな、と思っていたのですが、これでみんなにしっかり周知されたことでしょう。
 ということで、このところ取り組んでいた「サイトの引っ越し」がこれで正式に完了したことになります。つまり、これまでの掲示板を提供してくれていたプロバイダーを、やっと解約することが出来たということです。単にサーバーを変えてサイトを引っ越すだけなら、いつでもできる状態だったのですが、この掲示板だけがネックだったんですよね。でも、なんとか同じ機能が付いているものを探して、それをしばらくの間以前の掲示板からリンクさせ、実際に使ってくれる人が現れるまで待つという手順を経て、やっと掲示板も変えることが出来たので、晴れておととい解約の手続きを行えました。
 ただ、解約しようと思ってそのサイトに行き、ログインしてユーザーの諸手続きを見てみたのですが、どこにも解約する窓口がないのですね。それらしいものがあったので行ってみると、「あなたの場合は、電話での申し込みが必要です」と言われてしまいましたが、肝心のその電話番号は表示されていないんですよ。そんなに解約されるのが嫌なんでしょうかね。結局、「相談窓口」というところに電話したら、いとも簡単に手続きは終わってしまいました。いや、その前に「電話番号を教えてください」と聞かれて、戸惑ってしまいましたけどね。なんでインターネットなのに電話番号が、と思ってしまったのですよ。でも、考えてみたら、ここと契約したのは「ダイヤルアップ接続」だったんですね。確かに電話番号を登録する必要はありました。当時は電話回線を使ってインターネットにアクセスしていたんですよ。今考えると、よくそんなことが出来ていたな、という感じですね。
 つまり、ここはそんな昔から、使っていたということになります。正確には2004年10月に契約をしたのでした。15年ものお付き合いだったんですね。電話で対応してくれた人は、「長い間ありがとうございました」と言ってましたね。ただ、残念なことに、料金は解約した月の末までの分まで払わなければいけないのだそうです。あと1日早ければ。
 だから、旧掲示板は、今月いっぱいはまだ使えることになっているのです。
 2004年と言えば、私が今使っている楽器を買った年ですね。こちらは6月の事でした。このあたりは、正確な年号が知りたくて、その、新しいサーバーに引っ越した「禁断ばっくなんばあ」を読み直して分かったことです。いずれにしても、この楽器ともすでに15年のお付き合いということになっていたのでした。もうそんなに経っていたなんて、びっくりです。その前に使っていたムラマツが20年ですから、それと同じぐらい使い込んでいたんですね。いや、最近の方が楽器を吹いている時間は長くなっているような気がしますから、使っている時間は今のパウエルの方が長いのかもしれません。さっき読み返した「禁断」によると、これを買った時には単にムラマツのオーバーホールの間のスペアのつもりだったのですが、今ではすっかりメインの楽器になっていますからね。
 この楽器は使い込むうちにどんどん音が変わっていきました。もう今では、買った時とは全然別の音になっているはずです。というか、自分で吹いているときに、全くストレスを感じることなく、きっちりした音が出せるようになってきました。今頃になって、やっとフルーティストの出発点に立てたな、という実感がわいてきたような気がします。おそらく、この楽器だったらもっともっと先の景色まで見せてもらえることでしょう。
Aventure Number : 3127 date : 2019/7/3


今日の禁断 コカコーラ


 一月ほど前に、急に右足の足首と甲の境目あたりに触ると、激痛が走ることに気が付きました。普通に歩いていると全然感じないのですが、足を組んで座った時に私の場合は右足が上に来るので、そこを触ると痛いんですよね。いつからなのかは全く覚えていないのですが、かなり前からそうだったのに今気が付いた、みたいな感じでしたね。
 そこで、なんでそうなったのか考えてみました。最近になって右足だけを酷使したことはなかったかと思いを巡らしてみると、一つだけ思い当たることがありました。それは、車を運転するときのペダルの踏み方が変わったことです。今乗っている「ノートe-power」は、それまでの車と、ペダルの踏み方が全然違います。ご存知のように、右足ではアクセルとブレーキを操作しますが、速度を上げるときにはアクセルペダルを「踏み込み」、速度を下げるときはアクセルペダルからブレーキペダルに右足を移動させて、ブレーキペダルを「踏み込み」ます。ところが、e-powerでは、ほとんどの場合アクセルペダルだけでその操作を行うことになるのです。つまり、速度を下げるときには、アクセルを「踏み戻す」という操作を行うのです。それも、速度に応じてかなり微妙な戻し方をするので、単純に踏み込むよりは筋肉にかかる負担が大きくなるのではないでしょうか。
 そこで、そんな「戻して」いるときに一番楽になるように、座席の位置を調整してみました。少し前に出すと、あまりきついという感じがしなくなったような気がしたので、それでずっとやっていたら、今日になって、いつの間にかその痛みが全くなくなっていたことに気づきました。やはり、私の診断は正しかったようですね。
 なんせ、今まで何十年もやってきた運転のスタイルを全く変えてしまったのですから、どこかにひずみが来るのは当たり前です。それに気づいて、適正な修正を加えていくことによって、幸せな人生を送ることができるようになる、といったことなのでしょうかね。
 実は今週、職場に税務調査が入ってます。10年に1回ぐらいやってくるみたいですね。もう初めての事ではないので、必要なことはしっかり準備して、それに臨んでいるようでした。私の関係してくるものとしては、自販機の会計処理ぐらいでしょうが、これに関しても以前の調査の時には今のままで構わないと言われていたので、何の心配もしていませんでした。
 ところが、今回の担当者は、なんというか、糞真面目で仕事一筋という感じの人で、何事もごまかすことは許さない、というタイプのようでした。ですから、自販機に関しても、しっかり収入と支出を出してほしいと言ってきたのですよ。一応レシートなどは残してあるのでそれをかき集めてデータを作って見せたところ、やはり実際は儲けはほとんどなく、電気料などの分を引くと赤字になっていることは分かってもらえました。それは、前から言われてきたことなのですが、そこで、その担当者は「国税では、税金がかかることはないが、地方税では赤字でも税金を納めるようになる」と、今まで聞いたことがなかった新たな事実を教えてくれたのですよ。なぜか、収益が全くなくても、営利事業を行っている時点で一律税金がかかることになっているんですって。
 まあ、今までは儲けはなくても、お客さんに対するサービスの意味でやっていたことなのですが、それをこの担当者が言うようにきちんと申告すれば、そこにさらに税金がかかることになってしまいます。そうなれば、取るべき策は、もはや自販機の運用をやめることしかないじゃないですか。もちろん、社長もそれには同意してくれたので、もう今の在庫がなくなったらそのまま機械を撤去してもらうことに決めました。
 そうしたら、担当者は、「どうか、税務署が言ったからやめるということだけは、避けてくださいね」などと、あきれたことを言い出しましたよ。まさに、税務署がそんなことを言ったから、やめることになったんじゃないですか。あんたがその元凶なのは、間違いないことなんだよ。このアベみたいな二枚舌が。と、心の中で毒づくのでした。はい、これも、状況が変われば、対応も変わってくる、という、運転と同じことなのでした。
 もう、30年以上の付き合いなので、少し寂しい気はしますがね。こればっかりは決心が覆ることはありません。
Aventure Number : 3128 date : 2019/7/5


今日の禁断 シューベルト


きのうは、こんなコンサートに行ってきました。
 仙台の音楽界では知らない人はいないほどの、各方面で大活躍されている方です。その淳一さんが還暦(当日がお誕生日)を迎えるというので、その関係者が集まってお祝いのコンサートを企画しました。この方、ニューフィルともなにかとつながりがあって、最初に「第9」を演奏した時はソリスト、もう一度演奏した時には合唱指揮者をお願いしていましたね。あとは、中新田での演奏会でも、ソリストでした。
 個人的には、愚妻と妹が所属している合唱団の指揮者として、深いつながりがありますし、私自身も仙台フィルとモーツァルトの「レクイエム」と、ベルリオーズの「レリオ」を歌った時には、合唱指揮者としてご指導を受けていました。
 さらに、淳一さんは「仙台オペラ協会」の事実上のリーダーです。ニューフィルとは最も縁の深い指揮者の末廣さんも頻繁にここのオペラの指揮者として登場しています。9月には「メリー・ウィドウ」の指揮もされますし。ですから、このコンサートの会場には、こんな立派なお花が、入ってすぐのところに飾ってありましたよ。
 コンサートの前半は、淳一さんが指揮者になっている5つの県内外の合唱団のステージでした。合唱団の人たちは、客席の真ん中の横通路から前の席に座っていて、そこから次々にステージに上って行って演奏していました。女声、男声、混声と、それぞれにキャラクターが異なる合唱団を相手に、2、3曲ずつ指揮するということになるわけです。これって、考えてみたらものすごいことですよね。全く違う5組のメンバーと続けて演奏するのですから、それぞれの団の注意点や特色を瞬時に切り替えて臨まなければいけないのでしょうからね。
 でも、淳一さんはいとも淡々と、そんな難題をクリアしているように見えました。そして、各々の団体の特徴を、見事に際立たせてくれていたのではないでしょうか。まさに「プロ」の仕事ぶりを見た思いです。ここではピアノ伴奏がすべて別の人だったのですが、同じピアノを弾いているとは思えないほど、音が違って聴こえてきたのも楽しめました。
 後半は、「ファミリーコンサート」というタイトル通り、まずは淳一さんのご家族、奥様とお嬢さんのソロとデュエットを聴いてもらうステージと、最後にはご本人のミニ・リサイタルでした。
 その最後のステージでは、淳一さんご自身がMCとして、それぞれの曲にまつわるご自身の思い出を紹介してくれていました。それは本当に暖かい、心にしみるお話でした。
 会場の冷房があまりに効きすぎていたのと、先の予定があったので、最後まで聴けなかったのが、心残りでした。
 その後行ったのが、駅前のアエルです。今、参議院議員選挙の真っ最中ですが、投票日当日は東京にいて投票所には行けないので、「期日前投票」をやってきました。もうだいぶ前に「不在者投票」というのをやったことがありましたが、その時に比べると格段にオープンな環境で、普通の投票の時と全く同じように投票できるようになっていたのには、驚きました。昔は確か投票用紙を封筒に入れて、その上に名前を書かせられたんですよね。そんなアホなことはもう今はやってませんから、この「期日前投票」はお勧めです。選挙に対して無関心になっている間に、世の中はどんどんひどいことになってきてますからね。政権が「安定」した時には、もうすでに「腐敗」しきっているというのは、今も昔も変わらない世の常です。
Aventure Number : 3129 date : 2019/7/7


今日の禁断 ファンタ


 職場の自販機をしばらくしたら撤去するということは、以前の禁断に書きました。ただ、そうなってくると、これを目当てにやってくるお客さんには、何らかの形でそれをお伝えしなければいけません。そこで、お盆が始まる前に皆さんに送っているDMの中に、そのことを書くことにしました。タイミング的には、お盆が終わるまでには飲み物の在庫がなくなってしまいますが、仕方がありません。
 さらに、自販機そのものにも、それと同じ文面で告知を貼り付けました。
 これは、自販機の「外」ではなく、「中」に貼り付けてあります。もともとは、
 こんな風になっているディスプレイで、普通はここに新製品のポスターを貼ったりするのでしょうね。ただ、この機械にそういうものを貼り付けたことは今までには一切ありませんでした。ですから、せめて最後にでもそんなお役目を果たしてもらおうと思ったのですよ。
 でも、そういうものですから、このロゴが入った板は、簡単に取り外すことができるはずだと思って中を開いてみても、どこから出すのかちょっとわからなかったのですよね。他のところ、カラムの設定とか料金箱の修理などは、これまでにトラブルがあったたびに教えてもらって、完全にマスターしていたのに、こればっかりはやったことがなかったものですから。でも、よくよく見たら小さなツマミを回すだけで、簡単に取り外すことが出来ました。そこに、さっきのプリントした紙を貼り付けたのですよ。これだったら、もしお盆の後半になってもう「綾鷹」がなくなっていても、ご理解いただけることでしょう。
 本当はこんなことはしたくなかったのですが、税務署の指示とあれば、仕方がありません。そのほかにも面倒くさいことを言われて、社長はその対応で悩んでいましたからね。
 まあ、お役所の考えることなんか、とてもすんなりとは受け入れられないものですよ。例えば、最近よく目にするイラスト入りの「ご当地ナンバー」なんで、そんな好例(悪例)ではないでしょうか。例えば、仙台市は、
 こんなデザインですよね。たしかに、サンプルはこんなきれいな色ですが、実際に見るナンバープレートでは、もっとぼんやりした色ですから、なんだか汚れが付いているようにしか見えないのですよ。少なくとも、私は自分の車にはこんなものは絶対に付けたくありません。
 今日、家に帰るときに、前に平泉ナンバーの車が走っていました。それは、私にはこんな風に見えました。
 なんか、泥で汚れたプレートの一部分だけを指でなぞったら、そこだけ泥が取れて白くなった、という感じですね。汚いなあ、と思いましたよ。もしこれがご当地ナンバーだったらいやだなあ、と思って、追い越したときに前についているプレートを見たら、やっぱり同じ場所だけが白くなっていました。信じられないことですが、これは本当にご当地ナンバーだったんですね。
 これも、ネットにあった画像は、こんなデザインでした。本当にこんな金ピカだったら、欲しくなる人はいるでしょうね。でも、実物は上の修正画像よりももっと汚い色でしたから、付けた人は後悔しているでしょうね。
Aventure Number : 3130 date : 2019/7/10


今日の禁断 プラーク


 最近は、愚妻のおかげでいろいろな病院に付き合わされるようになりましたが、私自身はかつては病院などとは全く縁のない生活をしていました。別に持病もありませんでしたし、健康そのものでしたよ。でも、さすがに年相応にいろんな病院にご厄介になるようにはなってきましたね。あと、もう少ししたら大腸の内視鏡検査なんかも受けなければいけませんしね。これは、2年前に行ったときに、「ポリープが大きくなる2年後に来てください」と言われていましたから。
 でも、歯医者だけは、もうずっと行く機会がありませんでした。別に痛くなったりすることはないので、そのまま放っておいたら、もう40年以上も行ってなかったことに気づきましたよ。別に痛くなければ行くこともないと思っていたのですが、どうやらそうではなく、最近は「歯周病」予防のためには定期的に歯科医に行くのはもう常識になっているようなのですね。そんなとき、タイミングよく、市の検診で10年ごとについてくる「無料診断券」が届いたので、せっかくだから行ってみることにしましたよ。
 それは、7月1日から使えるということでしたから、すぐに行けるように6月末にでも予約を取ってみようと思いました。送られてきたリストには山のように歯医者さんが書いてありましたが、その中で職場から近い、結構はやっていそうなところが、ネットで予約できるというので、そこにすることにしました。しかし、いざ、ネットで予約サイトを見てみると、そこは7月の頭からは連日ふさがっていて、最も早くて11日の中の1枠しか空いてませんでしたよ。そんなに混んでるなんて、全く予想していませんでした。
 仕方がないので、その日を予約しました。そして昨日、その40年ぶりとなる歯医者さんに行くことになったのですよ。そんな長い間行ってなかったので、もう歯医者さんの様子は全く変わっていることは、分かっていました。この間まで榮倉奈々のドラマでも登場してましたからね。あれを見ると、とってもおしゃれだったので、あれを見たあたりから行ってみてもいいな、とは思っていましたよ。
 でも、その歯科医さんは、そんなにおしゃれではありませんでした。でも、椅子に座って周りを見渡すと、かつて行ったことのあるところでは常にそびえたっていた、物々しいドリルのようなものは見当たりませんでしたね。もっとそっけない、小さなのがその辺にさりげなく置いてある、という感じです。そして、椅子も自動的に回転して、後ろに倒れるというちょっとSF的なものに変わっていました。さらに、診察の時には顔にガーゼをかけるんですね。まるで美容院のシャンプーみたいです。そのガーゼが、口の部分だけ穴が開いているというのが、おかしいですね。
 結局、検査の結果、立派な歯周病だと判明したので、そこから先は新たに予約を取って普通の診療を受けることになりました。うまい具合に次の日が空いていたので、今日、又行ってきましたよ。そこで、まずレントゲンを撮った時には、その物々しい機械にびっくり。昔は口の中にフィルムを入れて撮っていたような記憶があるのですが、今ではカメラが顔の周りを回ってるんですね。
 そして、1時間近くかけて、歯石を全部取ってもらいました。かなりの量だったようですね。「こんなのが取れました」と見せてくれたので、すぐに写真を撮ります。
 あとは、虫歯の診断などもあり、とりあえず穴が開いていた奥歯だけは、詰めてもらいました。柿ピーなんかを食べると、その穴に詰まったりしていたのですが、これだけでとても楽に噛めるようになりましたね。歯石を取った後は水がしみたりすると言われたのですが、そんなことは全然ありませんでしたね。
 次回は、さらに本格的な治療になるんですって。ですから、2時間分の予約をしてきました。
Aventure Number : 3131 date : 2019/7/12


今日の禁断 リクエスト


 日曜日になると、大体お昼過ぎは車で移動してます。お昼ご飯を食べた後に買い物に行くというのが、ルーティンなものですから。その時にラジオをかけていると、大体2時から始まる達郎の「サンデー・ソングブック」が聴こえてくることになります。でも、その間にはお店に入ったりして車から降りますから、断片的にしか聴けません。ですから、それは後でRadikoのタイムフリーを使って、全尺をまとめて聴くことになるのです。それも、毎週のルーティンです。
 今日も、買い物が終わって車に戻ったのが2時過ぎでした。ラジオからは、いつものオールディーズが聴こえてきますから、そこで達郎の番組だったことが分かります。他の番組では絶対にかからない曲ですからね。ところが、曲が終わってMCになったら、しゃべりだしたのは達郎とは全然違う声の人でした。さては、今回も、と思いましたね。というのも、今達郎は全国ツアー中で忙しく、先週の放送分はとうとう収録が間に合わなくなって、その前に収録していた予備の完パケを放送していましたからね。今週は、それもなくなってしまったのに、やはり時間が取れなくなったので、とうとう別の人にピンチヒッターを頼んだのでしょう。その話を聴いていると、どうやら最近出たオールディーズのコンピレーション・アルバムからの曲を流しているようでしたが、こういうのは達郎はよくやっていたので、おそらく、そのアルバムの制作者あたりに頼んで代わりにやってもらっていたのでしょう。でも、もしかしたら、達郎の身に、何か悪いことが起こったのかもしれませんね。くも膜下出血とか。ちょっと心配です。いずれにしても、その放送が終わる前にまた車から降りてしまいましたから、おそらく最後に何か言ったのでしょうが、その時点ではそれを聴くことが出来ませんでしたから、本当のことは分かりませんでした。
 家に帰ってきてやっと、PCでRadikoを聴いて、なぜそんなことになったのかを知ることが出来ました。なんでも、達郎はツアーの途中で気管支炎にかかってしまってドクター・ストップがかかり、東京のサンプラザでの2日間のコンサート(きのうとおととい)が中止になっていたのですよ。ツアーの最初にはメンバーが入院したので、最初の2本を延期にしていましたが、今度は達郎本人のトラブルだったんですね。その辺の事情は、番組の最初に達郎本人が語っていました。別に、その声はいつもの達郎と変わらない健康的な声だったのですが、やはり中止せざるを得ないほどの重傷だったのでしょうね。ですから、この番組も出ることは出来なくなったのだ、と。本人も言ってましたが、本人が出られなくなって代役を立てたのは、これが初めてのことなのだそうです。まあ、それもすごいことですけどね。
 数日前に録音したそのMCでは、サンプラザのコンサートがどうなるのかは分からないけれど、ON AIR時にはもうわかっているだろうから、公式サイトなどを見てくれ、と言ってたので、そこで確かめてみたら、メンバーや会場のスケジュールが空いていなかったので、結局その2本は中止ということになってましたね。
 そういう情報は、さすがにネット上では大騒ぎになっていましたが、テレビや新聞などのメディアでは全く扱われてはいなかったようですね。まあ、もっと「重大な」ニュースがあったので、みんなそれにかかりきりになっていたからなのでしょう。本当に、たかが芸能プロダクションのトップが亡くなっただけでこんなに連日大騒ぎしているなんて、異常ですね。
Aventure Number : 3132 date : 2019/7/14


今日の禁断 アン


 2ヶ月ほど前に、仙台でスウェーデン放送合唱団のコンサートがあることが伝えられたので、適当な画像を見つけてきてフライヤーをでっち上げ、こちらにアップしたり、ニューフィルの公式サイトからリンクしたりしておきました。それが、今日になって「本物」のフライヤーが届いたので、これに差し替えたところです。
 チケットは7月27日から発売になるそうです。全席指定、満席にならないと赤字になってしまうのだそうですから、皆さん、ぜひ行ってみてくださいね。私も、この合唱団を生で聴いたことはないので、聴いてみたいのはやまやまなのですが、行けるかどうかは微妙です。まあ、こんな感じで、広報活動には協力させてはいただいてますけどね。ツイッターにも、このチラシをアップしましたし(#スウェーデン放送合唱団)。
 まあ、私の場合、SNSではFacebookをやっているだけで、インスタはなんかチャラチャラしていて馴染めませんし、ツイッターもいまいち真剣には取り組めず、ごくたまにこんなことをやるぐらいですから、あまり宣伝にはならないかもしれませんけど。でも、Facebookにアップしたら、指揮者の○田先生から「いいね!」がいただけたので、ちょっと気を良くしているところです。
 もう一つ、最近気を良くしたことがありました。今回の朝ドラで大活躍の広瀬すず(とは言っても、思っていたほどの「うまさ」は感じられません)のお姉さんの広瀬アリスのかつての芸名が、広瀬晶(アキ)だということを知って、なんだかとてもうれしくなってしまいました(本名は大石なんたらだそうです)。そもそも私は、妹よりもこちらの方が好きでしたから、さらに好きになってしまいましたよ。この間までの「ラジエーション・ハウス」も、よかったですよね。
 ただ、朝ドラ女優では私の好みは極端に分かれていて、土屋太鳳や芳根京子は大っ嫌いでした。ところが、たまたまこの二人が主演を演じた「累 かさね」という映画をWOWOWで見たら、とってもいいんですね。そもそも役柄がかなりアブない設定なのですが、そこに果敢に挑んでいるのに惹かれてしまいましたよ。
 これを見ている間中、そのバックの音楽が気になっていました。いや、正確には、ほとんど気にならないことが、気になっていました。そういう、音楽そのものは全く表に出てこないのに、そのシーンの雰囲気が的確に表現されているという、まさに理想的な音楽を作る人を知っていましたから、もしかしたら、と思っていたら、まさにその人の音楽だったんですね。やはりすごい人です。菅野祐悟は。
 今やっているドラマでは「偽装不倫」の音楽を担当してますね。映画とテレビドラマでは全く作風を変えているのも、素敵。
Aventure Number : 3133 date : 2019/7/17


今日の禁断 アーク


 私の職場には、国の天然記念物の「マルミガヤ」という大木があります。
 一説では、これは伊達政宗が仙台に城を築いた時に、鬼門除けとして手植えしたともいわれている、とても由緒のある樹木です。もっとも、これはだいぶ前から樹齢500年と言われているので、政宗が来た時にはもうすでにここにあったはずだ、という人もいるので、それはあくまで俗説にすぎません。
 この間は、この木の前で「かやの木コンサート」というのをやってました。でも、そもそもこのコンサートが始まった時には、この木の根元にシートを敷いて、コンサートをやったんですよね。それは、今はもう実体がなくなっている「仙台フルートの会」という団体でした。その時はフルートだけではなくチェロなども加わっていましたね。チェロの人はとても演奏しづらかったそうです。
 そのかやの木が、最近になってちょっとした危機に陥っています。この木は、1本のように見えますが、実際は2本の木がそのまま伸びて大きくなったものなのです。
 これでよく分かるでしょうが、明らかに2本ですね。その2本の間が、かつては密着していたのですが、
 このように、いつの間にか間に空洞が出来ていたのですよ。
 このままにしておけば、この空洞がさらに広がって、ついには支えきれなくなって木が倒れてしまうかもしれないのですね。そこで、それを防ぐための修復工事が行われることになりました。
 でも、なんせ「天然記念物」ですから、勝手にいじるわけにはいきません。そこで、仙台市を間に入れて、国との交渉が始まります。とは言っても、別に私がやったのではなく、社長がみんなやったんですけどね。その甲斐あって、国からの補助金ももらえるようになって、いよいよ昨日からその工事が始まりました。
 なんせ高さが20メートルもある木ですから、まずは足場を組むことから始まります。これがてっぺんまで伸びているんですよね。その後はどういう「治療」を行うのか、逐一写真を撮っていきましょう。
 写真と言えば、明日は東京に行ってサントリーホールの周辺の写真を撮ってこようと思っています。そこで、ちょっと調べてみたら、こんな地図が見つかりました。
 赤枠の中が、サントリーホールです。上側が入り口。そして、それがこの地図では「屋上庭園」になっているのですよ。真ん中に白くあるのが通路で、その上の部分、ホールのホワイエの屋根にあたるところには、いつでも入れるのですが、下の、ホール本体の屋根の上は、春と秋の一定期間だけしか、入れないんですって。ホールの上をこんな庭園にしてしまうなんて、すごいですね。ここを、明日は実際に歩いてくるつもりです。ホールの中は写真撮影は厳禁ですが、ここはそんなことはないでしょうし。いや、あのサントリーホールですから、油断はできませんけどね。
Aventure Number : 3134 date : 2019/7/19


今日の禁断 ジブリ


 きのうと今日、泊りがけで東京と川崎の2つのコンサートを聴いてきました。両方とも全く同じ演奏家の同じプログラムなのですが、なんせメインがリゲティの「レクイエム」ですから、とても1回聴いただけではすべてを味わうことはできないだろうと、あえて同じものを2回聴いてみることにしたのです。
 それは、まさに私にとっては絶対に必要なことでした。この曲は録音されたものは全部持っていますが、生で聴く機会などこれを逃したらもう一生ないはずですから、それは完璧に体験できる環境を整えることが求められたのです。そして、それは素晴らしい結果をもたらしました。2回聴くことによって、この曲に対するイメージが全く変わってしまいましたからね。
 なにしろ、そんな素晴らしい体験を与えてくれた指揮者、ジョナサン・ノットの指揮ぶりのスマートだったこと。かつて、「現代音楽」を指揮するときには、指揮者はもれなく「指信号」というみっともないものを使っていたものです。でも、ノットは基本的に4拍子できちんと振り続けていました。これは、そういう音楽だったんですね。それはかなりショックでしたが、彼はそういう指揮によって、かつては「前衛」だったものを「古典」として表現できることを明らかにしていたのですよ。
 プログラムは、ヨハン・シュトラウスの「芸術家の生涯」、そしてリゲティの「レクイエム」、休憩後は合唱だけでタリスの「Spem in alium」、オーケストラだけでリヒャルト・シュトラウスの「死と浄化」です。これを、ヨハン・シュトラウスは「美しく青きドナウ」、ア・カペラをリゲティの「ルクス・エテルナ」、リヒャルト・シュトラウスを「ツァラトゥストラ」に変えれば、見事に「2001年」のサントラになるのですが、それは深読みでしょうか。
 きのうは、お昼過ぎに仙台を発って、まずは新宿のムラマツでアンサンブルの楽譜を探しました。店員さんに相談すると、ムラマツのサイトから検索してくれたので、その中から私がメモを作ると、即座にそれを探し出してくれました。結構収穫がありましたよ。
 そして、サントリーホール。屋根の上に木が植えてあるのが分かりますね。この詳細は後日。座席は2回のRCブロックで、全体が見渡せる場所でした。
 その日は初めてのAPAホテル。突っ込みどころ満載のホテルですね。2度と使うことはないでしょう。
 今日は、まず東京駅に行って、頼まれていた「プレスバターサンド」を買ったあと、銀座のヤマハに向かいます。その途中で銀座シックスをのぞいてみました。
 オープンの時のけばけばしいオブジェがなくなっていたので、一安心。
 こんなお店もあるんですね。仙台の「ブランチ」にあるお店とそっくりでした。
 ヤマハでも、スコアを買い込みます。
 そして、新橋駅まであるいて、ミューザ川崎です。
 ここに来たのは確か3回目。初めてこのストリートオルガンの写真が撮れました。
 こっちは安い席にしたら、こんなところでした。いくらなんでもこれはあんまりです。設計ミスですね。ただ、体を乗り出せば、木管あたりはよく見えます。このセクションにはフルートの相沢さんとコールアングレの最上さんという、2人の宮城県民がいるんですね。あと、2番の高野さんが使っていたフルートがやけに長いのが気になりました。下はAまで出そうな長さですし、頭部管もまるで中国の笛のように歌口から先がとても長くなっていました。これはどこの楽器なのでしょう?
 オルガンのわきの壁に、こんな文字がありました。いくらなんでもこんなところに書いてあるわけはないと思って見に行ったら
 やっぱりプロジェクションでした。
 これがプロジェクターでしょう。
 チェンバロも、サントリーホールでは分かりませんでしたが、マイクとスピーカーがはっきり見えました。
 休憩時間に片づけていましたね。
 こんな風に、今ではヒストリカル・チェンバロにPAを付けて演奏することが日常化していますが、リゲティがこの曲を作った時にはモダン・チェンバロだったはずですよね。でも、今ではそんな楽器の方が珍しくなってしまったので、こんな、ちょっと変なことが起こっています。
 終わったら東京駅の美術館で、こんなのを見てきました。「日曜美術館」で見て初めて知ったのですが、そのためにすごい評判になっているそうです。なんでも、図録も入荷が間に合わないという告知がありましたが、さいわい買うことが出来ました。
 この人は、あのエッシャーに大きな影響を与えた人なのだそうです。確かに、これなどは鹿の角が「ペンローズ・トライアングル」になっていますからね。これは、実際に行かなければ分からないところでした。リゲティといい、エッシャーといい、昔から親しんでいたものの新しい面を発見できたという、とてもエキサイティングな週末でした。
Aventure Number : 3135 date : 2019/7/21


今日の禁断 グーグル


 歯科医での歯周病の本格的な治療が始まりました。麻酔をかけて歯周ポケットの中を掃除するというものです。歯茎に麻酔なんてすごく痛かった記憶がありますが、最近はまず麻酔薬を塗ってから、注射をするようですね。ですから、全然痛くありませんでした。
 今日の治療は終わってうがいをさせられましたが、歯茎だけではなく唇あたりも麻酔がきいているので、うがいをするときにしっかり口を閉じることが出来なくて、勢いよく水鉄砲みたいに水が飛び出しました。こんな体験は初めてです。どうやら、唇の自由がきかなくなっても、フルートのためのアンブシャーは無意識のうちに出来ているようで、その穴から水が漏れていたようなのですね。ほんとかなあ?
 おとといサントリーホールに行ってきて、その周りをくまなく散策してきました。なかなかおもしろかったですよ。まずは、以前載せた工事中の鉄骨の写真を思い出してください。
 これとほぼ同じ向きで、航空写真を切り抜いてみました。
 屋根の上が樹木でおおわれているのが分かりますね。以下は、それぞれの番号のところから撮った写真です。
@この階段を上っていくと、屋根の上に行くことが出来ます。この右手には、ビヤガーデンがオープンしてましたね。
Aホールの正面。屋根の上に木が生えているのが下からも分かります。
Bその部分は、公園になっていました。犬の散歩をさせている人とか、アベック(死語!)がいちゃついたりしてましたね。
CさっきのAの写真の正面入り口の上です。右手が入り口ですね。
Dホール部分の屋根を、正面から見たところ。3段になっています。この中は春と秋には無料で開放されるのだそうです。
Eホールの外壁です。ツタに覆われています。
Fホールの裏側。
G同じく、別の方向からのホールの裏側。
Hここからも、やはり屋根の上に行けます。
I右手がホールの屋根。左手がホワイエの屋根、つまりBの公園です。
Aventure Number : 3136 date : 2019/7/22


今日の禁断 リゲティ


 この間の、東京と川崎で聴いてきた同じプログラムのコンサートの様子をここにアップしたのは、川崎から帰ってきたその日の夜でした。本当はもうちょっと遅い新幹線で帰ってくる予定だったのですが、用事を全部済ませたらもう東京にいる必要はなくなったので、少し早い列車に乗車変更して、さっさと帰ってきましたよ。ですから、その日のうちにサイトを更新できたのですね。
 そうしたのには、別の理由もありました。あそこに書いたことですが、コンサートを聴きながらその時の曲目について考えていたら、突然「2001年」との関連性が見えてきたんですよ。そうなると、それについては出来るだけ早く書いてみたくなるじゃないですか。世の中には私と同じように思う人が絶対いるはずで、その人が先にアップしていたら、まるで私がパクったように思われてしまいかねませんからね。それだけは、避けたかったんですよ。
 一応、私が一番マークしていた人は、私が書き上げたときには、まだそのことについてはアップしてはいませんでした。とりあえず、そこには「勝った」ことになりますね。
 そして、きのうになって、予想通りその人のブログで、私と全く同じ感想が披露されていました。こちらです。この人の場合は、おそらく川崎でしか聴いてはいなかったのでしょうね。東京と川崎で一番違っていたのが、合唱の配置。いや、配置自体は同じで、やはり同じようにオルガンの前にいたのですが、川崎は東京よりそこのスペースが狭いので、後ろに1列別の椅子出していました。さらに、川崎では、そこが客席のすぐ隣になっているので、タリスを歌っている時にはそこのお客さんにもスポットが当たっていて、ちょっと見たくないものまで見せられてしまいましたよ。
 ただ、どちらの会場でも、お客さんは満員というわけではありませんでしたね。確かに、こんなマニアックなプログラムでは、定期会員などは二の足を踏んでしまうかもしれませんね。なんとなく、いかにもマニア、という感じの若い人の姿が多かったような気がします。
 それと同時に、ご高齢の方もたくさんいらしてましたね。川崎で開場前にロビーの椅子で座っていたら、もう、歩くのもおぼつかないようなご老人がよろよろと、こちらに近づいてきましたよ。私の横に座っていた若い人がすかさず立ち上がって席を空けたのですが、その人はそこに立っているだけで、なかなか座れません。そう、私も経験がありますが、なにかにつかまらないと座れないようなことがあるんですよね。ですから私は、立ち上がってその人のわきの下を抱えて、ゆっくり座らせてあげましたよ。このあたりは、母の介護の経験が生きてます。ただ、そのあと、ご自分で立ち上がれたのかまでは、確認しませんでした。
 ホールに入ったら、隣の席がやはりお年寄りの男性の二人連れでした。結構クラシックには詳しいようですが、やはりその日のような曲はあまり聴いたことはなさそう、結構大きな声で話されているので自然に耳に入ってくるのですが、なんともいい加減な知識をお互いに披露しているようでしたね。よっぽど、この曲について説明してあげようと思いましたが、さすがにそれは控えました。
 しかし、このお二人は、「レクイエム」が終わるとしきりに感心していました。というか、ほとんど「感動」に近い状態でしたね。「こんな素晴らしい曲をもっと若いうちに聴いておきたかった」と、しみじみと語り合っていたのでした。そう、これを「若いうち」に聴いていた私は、とても実のある音楽体験をしてきたな、と、しみじみ思い返すのでした。
 ところで、1年半ほど前に東京でメシアンの「アッシジの聖フランチェスコ」を聴いた時に、そのオーケストラは場内アナウンスで「拍手は指揮者がタクトを下ろしてから」などというアホなことをお客さんに強要していましたが、今回のオーケストラはこんな、全く当たり前の注意喚起だけでした。これでいいんですよね。というか、こういうことでオーケストラそのものの品位が分かってしまうのは、怖いですね。
 川崎での「レクイエム」が終わった時に、十分に「余韻」を感じたころにも、まだ誰も拍手をしません。というか、拍手はしたいのに、きっかけがなくて困っているような雰囲気でした。そこで、ちょっと怖かったですが、私が最初に拍手をしてみました。一瞬遅れでそれに続くみんなの拍手。気持ちよかったですね。
Aventure Number : 3137 date : 2019/7/24


今日の禁断 ケヤキ


 来週が新しい「かいほうげん」の発行日です。相変わらず、新入団員の写真撮影や、パート練習ではない日に発行するという縛りもあって、もうこれがぎりぎりという日程でした。なにより、今年の「アンサンブル大会」の告知だけは、来週を逃すともう意味がなくなってしまいますからね。
 でも、頼んであった原稿はだいぶ早くにもらえたので、そちらの方はだいぶ前にページは完成していました。ところが、今回は目玉と言えるような記事がほとんどないんですよね。さいわい、新入団員の紹介だけで2ページは埋められたのですが、そのほかはこれといった「事件」も「行事」もありませんでしたからね。
 仕方がないので、この間東京に行ったときに写真を撮ってきて、ここにも書いたサントリーホールのネタを、そのまま使いまわすことにしました。ただ、自分で撮っておきながら、それがどこからのアングルだったのかがいまいちよく分からないものが結構ありましたね。それはもう地図やら航空写真と首っ引きで、それぞれの写真の特定しましたよ。それでも、ここにアップしたものには、見事に別の場所の写真が入っていましたね。ですから、「かいほうげん」用には、もっと精密で正確な案内図が出来上がったはずです。
 そこに行く前に、ストリートビューで「予習」をしていったことは、ご存知でしょう。ですから、実際に行ってみた後で、今度は「復習」の意味でもう一度同じところを見てみようとしたら・・・
 なんと、その写真が新しくなって別のものになっていたではありませんか。
 これが、前にここに載せたものです。
 これが、今では季節も変わって桜が満開のころの写真になっていましたよ。この道は「桜坂」というらしいですね。上の写真の右の方で工事用のクレーンが見えますが、こちらではもうビルが出来上がっていますね。
 この新しい写真は、今年の4月に撮影したもののようでした。でも、私がキャプチャーした時は6月末だったのにまだ上の写真だったんですよね。撮影してからアップするまでには2〜3か月ぐらいかかるのでしょう。
 それと、画質もこちらの方が格段にきれいになっていますね。この調子で、航空写真ももっときれいなものにリニューアルしてほしいですね。今回「かいほうげん」用にキャプチャーしたのは、いまいちでしたからね。
 でも、こんなに頻繁にリニューアルしているのは、大都会だからなのでしょうね。試しに、だいぶ前に角田に行くための地図を作った時に、角田の新しいホールのストリートビューを見たらまだ工事中だったことがあったので、今はどうなっているのか見てみたら、相変わらず工事をやってましたね。撮影されたのは2014年の6月ですって。イナカの場合は、なかなか更新されないんでしょうね。
 今度の定期演奏会の指揮者練習が、会場が取れなくて角田と同じぐらいイナカのホールしか空いてませんでした。ですから、そこに行くための地図もやっぱり作らないといけないだろうと思っていたら、急展開で市内のホールが取れてしまいましたよ。早速、これも「かいほうげん」の余白に入れられますから、なんというタイミングだったのでしょう。みんなも一安心でしょうね。
 ここは、それこそ、昔通っていた中学校のすぐそばですから、今の私の家から歩いてでも行けそうな近いところですよ。
Aventure Number : 3138 date : 2019/7/26


今日の禁断 ニルセン


 ついこの間までの肌寒い日々とはうって変わった、まさに「真夏」にふさわしいお天気になってしまいましたね。その変化があまりにも急だったので、とても対応できずにバテてます。エアコンをきかせた車から降りたときに襲ってくる猛烈な熱気には、耐えられません。
 あまりに暑いので、ついに「アズキバー」を買ってしまいましたよ。なんたって、アイスの定番ですからね。
 一口頬張ったら、口中に冷気が広がって、しばし外の暑さを忘れそうでした。これは、「アイスクリーム」のような軟弱なものではなく、ガッチリと固く凍っていますから、その歯ごたえもたまりません。もちろん、私はアイスでもチョコレートでもいきなりかみ砕くということはしませんから、アズキバーの場合は歯でうっすらとこそぎ取ったものを溶かして食べる、という、味を長持ちさせる食べ方で、食感を楽しんでいます。
 こんなのを食べるのも久しぶりでしたから、こんなパッケージの「ゴールド」バージョンが出ていたのは初めて知りました。そこで、そのパッケージを丁寧に眺めてみると、
 こんなことが書いてありました。いやあ、この「固さ」や、「唇や歯にくっつく感じ」がアイスバーの醍醐味だというのに、それに「ご注意ください」というのですから、こういうことで実際にクレームがあったのでしょうね。つまり、実際にアイスを食べて歯を痛めたり、唇や舌にくっついてそこが壊死したり(それはないでしょうが)した人が本当にいたということなのでしょう。そもそも、そんな人にアイスを食べる資格なんかありません。もちろん、アイスのメーカーもそれが本心なのは、なんとなくこの文面から伝わってきませんか?というか、本当にそんな抗議に「真摯に」対応して、実際に「固くならないアイスバー」なんかを開発したというような話は聞きませんから、その点ではアイス業界は正しい道を進んでいるのだな、という気がします。
 そんな暑い日々が続くようになると、そろそろ秋の定期演奏会のチラシの制作状況などが伝わってきます。今回から印刷会社が変わって何かと大変なのでは、と思ったのですが、まずはそれほど遜色のないものが出来上がりそうなのは一安心です。
 でも、裏面のニューフィルのプロフィールに使われている写真が、なんだかずいぶん昔の、しかも解像度がかなり低いものだったのには、思わずツッコミをいれたくなってしまいました。
 会場も、しばらく使っていないイズミティですし、対向配置でハープ2台というのは、かなり珍しいことですからね。しばらくして、団長がこれは10年以上前の定期演奏会のリハーサルの写真であることを突き止めました。
 それは、確かに公式サイトに使われていた写真でした。これがほぼ原寸ですから、これを印刷したのではちょっとチラシには使えませんね。
 いずれにしても、少なくともそんな昔のものではない方がいいに決まってますから、最近のものを探してみましたよ。そうしたら、これなんかが使えそうでしたね。
 前々回の定期演奏会ですから、大丈夫でしょう。ただ、これは録音用のマイクが邪魔ですね。
 それで、担当者にはこちらの「マイクなしバージョン」を送りました。
Aventure Number : 3139 date : 2019/7/28


今日の禁断 ピーコック


 今度の定期演奏会のチラシが出来上がりました。まだデータの段階ですから、実際に印刷されて現物が出来上がるのはもう少し先になります。そうしたら、また団員の方々にお願いして、津々浦々までチラシとポスターを配っていただくことになります。
 こんな感じです。これが最終デザイン。まだまだ言いたいことはありましたが、あまり言って切れられたりしたら大変ですから、まあこのあたりで手を打ち、校了とさせていただきました。でも、これまでの流れを適切に取り入れていただいて、それほど違和感のないものに仕上がっているのは、さすがに「プロ」の仕事です。
 これは、今度の秋の演奏会ですが、その次の来年春の演奏会も、やっと曲目が決まったようです。一応こちらから提案した候補曲から、先方に選んでいただいたものの中からさらに絞ったものに決定したはずなので、おそらくそれ以上の変更はないはずです。
 今回は選曲には難航しましたね。普通は2回の委員会でほぼ候補曲が決まり、あとは指揮者の意向とすり合わせて決定という形だったのですが、今回はさらに候補曲を募って、もう1回委員会を開かなければいけませんでした。その、最後の段階で私が提案した曲が、最終的にメイン(これはシューマンの「ライン」ですでに決定)の前の曲として決まってしまったのですね。正直、私としてはこんな事態は全く予想していませんでしたから、ちょっと複雑な想いです。
 それはこの曲。メインが決まった段階で、残りの曲には「打楽器を多数使って、ハープは1台以下」という制限が設けられたものですから、私が作った候補曲のテンプレートの中からそれに合致する曲を探したら、これが見つかったのですよ。たしかに、これはフルートのとても長いソロもありますし、わたし的にはとてもやりたい曲だったのですが、他の曲との相性を考えると、必ずしもすんなり受け入れられるものでもありませんでした。でも、意外と賛同者は多くて、指揮者に諮る前の投票でも最高位、そして、きのう、指揮者から最終的に提案された3曲の中で決をとったら、やはりこの曲が、ほぼ全員の賛同を得てしまったのです。
 これはスコアは持っていなかったので、きのうAmazonに注文して、今日届いたものです。本当に薄っぺらなスコアなのに、6000円もしましたね。それで、さっそくCDを聴きながら見てみたら、これはかなりてこずりそうな曲だと分かりました。正直、コダーイだったらバルトークほど難しくはないだろうと思っていたのに、とんでもありません。「オケコン」並みの難しさですよ。フルートのソロも、今まで音だけ聴いていた時には気づきませんでしたが、後半にはピッコロと2番フルートも加わって、なんと「フーガ」(「フゲッタ」?)を展開しているのですね。
 結局、「春は軽い曲目で」という、一番肝心なことをすっかり忘れて選曲していたことに、今気が付きました。これが、ニューフィルなのですから、仕方がありません。
Aventure Number : 3140 date : 2019/7/31

19/8/2-19/9/15