2961(18/6/17)-2980(18/8/1)

今日の禁断 イズミティ


 今日は、ニューフィルと同じ仙台の市民オケの定期演奏会に行ってきました。エキストラでニューフィルの人もかなり参加していますし、フルート・パートには知り合いもいますからね。
 このオーケストラ、ニューフィルと同じような規模ですが、そのキャラクターはずいぶん違っているみたいです。まず、定期的な練習日が、うちは平日ですがあちらは土日が基本、そのあたりで生活サイクルの違う人が集まることになります。それと、おそらくあちらの方がメンバーの平均年齢が低いので、なにか大胆な面が見えるような気もします。
 たとえば、コンサートの会場に行ったら、こんな風にガラスに大量のチラシを貼ったりしてありました。うちもこのホールは再三使っていますが、ここまでやったことはありません。
 それと、こちらは毎回「ロビコン」をやっているようですが、それもとても手慣れた感じですね。
 この編成でルロイ・アンダーソンの曲をさらっと演奏してくれました。このホールは、ロビコンには最高の環境ですね。そして、これが終わって席に着くと、指揮者の松井さんがプレトークを行う、ということになっていました。そもそも開場時間が開演の1時間前なので、こういうスケジュールが楽々組めるのですね。これは見習いたいところ。
 普段はあまりこのオーケストラを聴くことはないのですが、今回は、うちがこの間演奏した「禿山」の「原典版」をやってくれるということで、来てみました。なんせ、私が書いたプログラムの曲目紹介の中でも、この演奏会のことを宣伝していましたからね。
 もちろん、「原典版」を生で聴くのは初めてですし、特にこの曲はピッコロが私が吹いたのとは比べ物にならないほど難しくなっていますし、それを、かつてはニューフィルのメンバーで、私と一緒に「火の鳥」のピッコロを吹いたことのあるAさんが吹くというのですから、とても楽しみでした。
 このホールは、何回も使っていて、リハーサルの時にいろんな席に座って聴き比べをしたこともあります。それで、ここは座席によってオケの聴こえ方が全然違うことが分かっていました。前の方だと管楽器が聴こえなくて、後ろの方だと弦楽器が聴こえないという、はっきり言って欠陥だらけのホールなんですね。もちろん、私は管楽器が聴きたいので、通路のすぐ後ろの席に座ります。
 そうすると、やはり管楽器はものすごくよく聴こえました。ですから、弦楽器が、なんだかとても貧弱にしか聴こえないんですね。これはホールのせいですから、仕方がありません。もう、管楽器は一人一人の個性まではっきり聴き分けられるほどです。Aさんは最高音の「D」を軽々とクリアしていましたね。
 ただ、こうして「生」で聴いてみると、この「原典版」はやはり「未熟」という感じはしてしまいますね。後半がいかにもベタで、退屈してしまいます。それを、ムソルグスキーはのちに自分の手で改訂して、エンディングを新たに加えて、さらに完成度の高いものに仕上げ、それを、リムスキー=コルサコフがもっとおしゃれにしたものが現行版なんですよね。
 ですから、この「原典版」には、作曲家が後に加えた「夜明け」のエンディングはまだ入ってはいません。ただ、今日渡されたプログラムの曲目紹介では、ここにも「夜明け」のシーンがあるかのような書き方がされています。これを読んでから聴いた人は、いつまで経ってもその「夜明け」が出てこないので、変だとは思わなかったのでしょうかね。
 次が、ハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」。これは、私も演奏したことがあるので、私の音もこんな風に聴こえていたのかな、というシミュレーションが出来ましたね。
 メインのショスタコーヴィチの「交響曲第10番」は、生で聴いたことはなかったので、大いに楽しめました。もう、管楽器は(もちろん弦楽器も)いやになるほど難しいパッセージを、死に物狂いで練習してくれたのでしょうね。その成果が見事に表れていて、とても素晴らしい演奏が聴けました。ここでも、ピッコロはビンビン響いてきますから、爽快そのもの、私もあのぐらい吹けるようになりたいと、マジで思いましたね。いや、この曲だけはやりたくないですけど。
 夕食を食べていたら、「東北新幹線停止」のニュース。知り合いが青森に行っているはずなので心配して情報を集めましたが、故障した車両のブレーキが解除できないために、運行再開(うんこをさいかい)の見通しが立たないというので焦ってしまいました。でも、どうやら先ほど再開したようで、一安心です。新幹線は呪われてる?
Aventure Number : 2961 date : 2018/6/17


今日の禁断 デュカス


 そもそものきっかけは、買い替えたブルーレイ・レコーダーが今まで使っていたアンプにつなげるための出力を持っていなかったことから、仕方なくHDMI対応のAVアンプを買ったことだったのですが、そこから芋蔓式(とは言わない?)に作ってしまったのが我が家のサラウンド・システムです。これがもはや、私が自宅で映画を見る時には、欠かせないものになってしまいましたね。なによりもすごいのは、そんなサラウンドの音声がそのまま放送で流れていて、それを録画すればその場でサラウンド対応のソフトが出来てしまうということです。
 しかも、映画の場合、音声をサラウンドで作るようになったのはかなり前のことなんですよね。ですから、かなりクラシックな作品でも、きちんとサラウンドになっているので、録画したいと思うものの大半はサラウンドで楽しむことが出来ます。
 ですから、極端な話、もう映画は劇場に行って観る必要がなくなってしまったと思えるぐらいですね。だって、私にとってわざわざ映画館まで行くことの意義は、そういうサラウンドを体験できることだけでしたからね。まず、あの大画面は、正直でか過ぎますよ。私は劇場ではまず最後列に座ることにしていますが、それでも大きすぎますからね。それがアクションシーンだったりすると、もう視界の中で物を見る許容範囲を超えてしまいますから、疲れるのなんのって。そもそも、人間の顔があんなに大きいのって、気持ち悪くないですか?
 あとは、画質、というか、明るさが不足していることがよくありますよね。昔行っていたMOVIXは、かなりそういう感じで、もう我慢が出来ないぐらい暗い時もありましたし、今行っているTOHOシネマだって、少しは良くなってますが、まだ不満を感じることはありますからね。
 あとは、エンドクレジットで、必要な情報を得る前にもう流れてしまって見えなくなってしまう事。自宅だったらポーズにすれば、しっかり細かいところまで見られますからね。
 そして、最大の欠点は、まわりに赤の他人がいっぱい座っていることです。最近では、映画に合わせて一緒に歌を歌ったり、踊ったりすることがあるのだそうですが、そんなところには絶対に行きたくありませんね。
 そんな、映画館の欠点を、すべて解決してくれるのが、自宅でのサラウンドなんですよね。もちろん、これはあくまで私の個人的な感想ですから、無視していただいて結構ですよ。
 サラウンドは、映画だけではなくオーディオの世界でも広がっています。まあ、ピュア・オーディオを信奉している人には、それは外道だと否定されてしまうかもしれませんね。私も、かつてはそうでした。でも、試しに、今まで買っておいたハイブリッドSACDのマルチトラック・レイヤーを聴いてみると、なかなか楽しい発見がありました。そもそも、今から何十年も昔に同じことをやっていた「4チャンネルステレオ」の音源が、そのままサラウンドになって発売されたりしていますから、これはたまりませんね。
 そんなもので、私が聴いてみたいと思うのが、かつてやはり4チャンネルに熱心だったCBSの音源です。たしか、ブーレーズがバルトークの「オケコン」をしっかり4チャンネルのための配置で録音したものがあったはずなので、これをサラウンド付きのハイブリッドSACDで復刻してくれないものでしょうかね。タワーレコードあたりで。
 ただ、その、昔の「4チャンネル」は、スピーカーはこんな風に設置することになっていました。
 しかし、今のサラウンドで推奨されているのは、こういう置き方です。
 私の職場でも、自宅と同じ機材を使ってサラウンドを聴いていますが、そのリア・スピーカーを、場所の関係で最初は上のように置いていました。でも、なんだかそれだといまいちサラウンド感が不足しているので、頑張って下のように置き換えてみたら、俄然リアの定位がくっきりとしてきました。これで聴き直してみたいSACDは、まだまだたくさんあります。
 そういえば、きのうの夜、来春のニューフィルの定期演奏会の前曲の候補曲を絞って、それを団長が今日になって篠崎さんに送ったのですが、その返信も1時間も経たないうちに届いたのだそうです。それこそサラウンドで聴きたいような曲が満載のコンサートになりました。
Aventure Number : 2962 date : 2018/6/20


今日の禁断 ソニー


 久しぶりに青空を見たような気がしますが、気温も結構上がりましたね。職場では、1回出したものの、しばらく使っていなかった扇風機が稼働を迫られていました。外は暑くても、部屋の中だったら窓を開けて扇風機で軽く風を受けるだけで、もう快適そのものです。
 そんな中で今度の「かいほうげん」のページを作っているのに熱中していると、目の端でなんだか虫のようなものが動いた気配がありました。さらに、なんとなく右腕の肘のあたりに軽い触感が。もしや、と思ってそっと首を回すと、いましたよ。あの夏の昆虫が。
 でも、なんだか動きが鈍いですね。おそらく、まだ刺されてはいないような感じ、それをつぶそうとそっと左手を動かしていくと、いつの間にかいなくなってました。でも、あの様子ではそんなに遠くには行けなさそうなので、また近寄ってくるかもしれませんね。
 また作業に戻ってしばらくすると、やはり同じところにノコノコとやって来ましたよ。今度は用心して、慎重につぶしにかかります。軽くたたくと、まだ亡くなってはいないようで、少し足を動かしていますが、もう飛んではいけないようになっていました。
 この後、しっかりつぶして捨てたのですが、別に赤いものは出てこなかったので、刺されてはいなかったようです。でも、また来たらいやなので、窓は閉めておきましょう。さすがに山の中ですから、もう出てきているんですね。今年初めての蚊との遭遇でした。
 その仕事部屋には、私のCDを収納する棚を置いてあるのですが、おととしの3月に新しい棚を導入して、大幅にCDの場所を入れ替えた時がありました。それは、今まで雑然と置いていた合唱関係やオペラのアイテムを、きちんとレーベルごとに並べ替えるという作業でした。その結果、なにかを取り出したいと思ったら、即座にそれが出てくる、となるはずだったのですが、実際にやってみるとそんなにうまくは行かなかったようですね。結局、前と同じように1枚1枚見ていかないと、なかなか目的のものは見つからないという状態のままだったんですね。でも、いいんです。とりあえずパンク寸前の棚が、多少の余裕が持てるようにはなりましたからね。
 ただ、中には、いくら探しても見つからないというものがあるようになりました。それは、バーンスタインがDGに録音した「カルメン」を、PENTATONEというレーベルで新たにSACDにしたものです。この前も書きましたが、これはオリジナルは「4チャンネル」で録音されていたものですが、結局DGからはそのフォーマットで出ることはなく、SACDのマルチトラックでやっとそれが聴けるようになったというものですね。これを買った時にはまだサラウンドは聴けなかったので、普通にステレオで聴いていたものを、ちゃんとしたサラウンドで聴いてみたいと、探してみたのですが、それが何回探しても出てこないんですよ。もう、オペラの棚は徹底的に探しましたし、別のところでこのレーベルが置いてあるところもしっかり探したのですが、どこにもありません。もしかしたら棚に入れないでその辺にあるかもしれないと思って、あちこちの平積みになっているCDの山もくまなく探したんですけどね。
 それが、ひょんなことから見つかりました。なんと、それはワーグナーの棚にあったのですよ。ワーグナーだけは数が多いのでオペラとは別のところに置いてあるのですが、そこに「ラインの黄金」と一緒になっていました。なんでこんなところにしまってあったのか、不思議ですね。
 さっそく聴いてみましたが、最初のシーンの子供の合唱で、しっかりリアの右側から子供たちが歌いながら歩いてくるのが分かりましたね。まあ、それこそ子供だましのようなものですが、ちょっと感動してしまいました。
 前回、ブーレーズの「オケコン」をオリジナルのサラウンドで聴きたいと書きましたが、調べてみるとこれはちゃんとSACDのマルチトラックで発売されていたんですね。さっそく注文したのですが、レビューなどを見るとこれはどうやらオリジナルの4チャンネルではなく、普通の2チャンネルのマスターテープに残響成分を合成した「偽サラウンド」のようでした。ですから、あわてて注文を削除しましたよ。SACDの出初めの頃には、そんな詐欺まがいのことをやっていたんですね。
Aventure Number : 2963 date : 2018/6/22


今日の禁断 エストニア


 毎年今ごろになると、私が以前所属していた男声合唱団の定期演奏会が開かれます。去年はプログラムが盛りだくさんで、結局演奏時間は2時間半にもなっていました。今回も案内を見るとゲストもたくさんいてやはり長くなりそうだ、ということが分かっていたのでしょう、開演時間を去年の2時から15分繰り上げて、1時45分開演、開場は1時ということが分かっていました。ですから、私はいつもの通り、12時には会場の萩ホールの駐車場に着くことを目指します。
 いくらなんでも早すぎるだろうという気はしたのですが、今日はかなり気温が高かったので、できれば日陰のスペースに停めたかったんですよね。いくらエアコンを入れていてもこの炎天下では車で待っているのはきついですからね。
 結局12時ちょっと過ぎに着いた時には、その、目指す日陰ゾーンにはすでに何台もの車が停まっていて、もう日陰とは言えない端っこが1ヵ所空いているだけでしたので、仕方なくそこに入れましたよ。それにしても、みんな考えることは同じなんですね・・・と思ったら、私の隣の車に荷物を取りに来た人が、なんだかコンサートを聴きに来た感じではない服装だったのですよ。これはどう見ても駐車場の整理の人、つまり、シルバー人材かなんかのボランティアの人だったんですね。おそらく、このあたりに停めていたのはそのお仲間たちの車なのでしょう。なんか、腹が立ちませんか?ニューフィルがここを使った時には、出演者の車はお客さんが入れるスペースは遠慮して、別のところにまとめて押し込みましたよね。そんな少ないスペースを整理する立場の人が堂々と占拠しているなんて、マジ許せません。
 この合唱団のメンバーは、去年よりもさらに増えていたようです。去年はたしか3列で歌っていたはずですが、今年は4列になっていましたからね。もう、男声合唱としての重さと、そして繊細さをも兼ね備えた素晴らしいサウンドが実現できるようになっていましたよ。若い人もたくさん加わっているみたいで、はっきり言って私がいたころの合唱団とは別物になったな、という印象です。
 ですから、おそらくこの合唱団は、「難しい」曲を歌った時に、その実力を十分に発揮できるのではないか、という気がします。今日の演奏曲目では、高嶋みどりとか西村朗あたりで、その良さが際立っていましたね。逆に、最初のステージのタダタケでは、音符的には「やさしい」ぶん、ちょっと掘り下げ方が浅いというか、なにか物足りないところがありました。
 前回も初演曲のご披露があって、その時にはあまりに独りよがりな音楽にがっかりさせられてしまったのですが、今回の初演曲では、あまりにも親しみやすすぎる面での失望感を味わってしまうのですから、つくづく私はへそ曲がりなのでしょう。まあ、これだけストレートに「平易さ」を前面に押し出すのは、逆に勇気がいるのでは、という気もするのですが、3曲目は「ゲゲゲの鬼太郎」ですし、5曲目は「新世界」の第2楽章のもろパクリですから、いくらなんでも、という気がしてしまいます。つまり、あまりに音楽が稚拙なために、いくらテキストで訴えかけたいものがあっても、それが全く伝わってこないんですよね。もちろん、それは私の個人的な感想、実際はこれは世界的な流れなのでしょうから、仕方がありません。
 ですから、もう完全にエンターテインメントに特化した、今回のゲストの女声合唱団あたりの存在意義も出てくるわけで。ただ、これも、人を楽しませる上での最低限度のスキルがないことには、単なる自己満足に終わってしまうんでしょうね。
 と、かなりごちゃごちゃしたコンサートでしたが、結局2時間半の間退屈することは全くありませんでした。タック・バンドも、うまい具合に笑いを取っていましたし。
 この間、9月に来日して仙台でもコンサートを開く外国の男声合唱団のチラシをでっち上げていましたが、今日正式のチラシが挟み込まれていたのでご紹介します。
Aventure Number : 2964 date : 2018/6/24


今日の禁断 ユニバーサル


 今ニューフィルで練習しているのは、ニルセン、グリーグ、クーラウといった北欧音楽です。もうあと2週間もすると新田さんとの最初の練習となるのですが、仕上がりはイマイチですね。特にニルセンは本当に大変で、いくらやってもきちんとしたアンサンブルができない、いや、本当にきちんとできる日が来るのかな、と思ってしまうほどです。いずれは何とかなるのでしょうが、そこにたどり着くまでの時間が、とても長く感じられてしまいます。
 でも、そんなこともあと数か月したら、いやでも終わらせなければいけません。本番をやる頃には、さすがにお客さんに聴かせられるだけの音楽を完成させなければ、ニューフィルとしての意味がないですからね。
 しかも、さらにその次のことまで考えていかないと、オーケストラ活動を続けていくことはできません。ということで、来年の春の演奏会の曲目がついに決まった、というお話です。その時の指揮者は篠崎さん。マーラーやブルックナーが大好きで、ニューフィルとも、今まではブラームスとかブルックナーの重厚な曲を演奏してきました。ですから、まず曲目を決める時には団員全員の意見を反映させるために希望曲を集めるのですが、そこでも圧倒的にドイツものが多かったですね。でも、その中に、ベルリオーズの「幻想交響曲」というのがあったので、まあ、時代的にはベートーヴェンと同じころなのだ、ということで、ベートーヴェン、ブラームス、シューマンにこれも加えて、篠崎さんの意向をうかがうことになりました。
 そうしたら、間髪をいれずに、「ぜひ『幻想』を!ニューフィルとフランスものをやりたいです!」という返事が返ってきたのです。正直、意外でしたね。まさか篠崎さんがフランスものとは。
 でも、もちろん『幻想』はみんながやりたがっていましたから、メインはすんなり決定しました。そして、そこで「フランスもの」のカップリングということで再度呼びかけたら、いやあ、たくさん集まりましたね。実際、ニューフィルがフランスものを取り上げることはあんまりないので、この時とばかりに希望が殺到したのでしょう。
 そして、最終的に決まったのが、デュカスの「魔法使いの弟子」とラヴェルの「スペイン狂詩曲」でした。なかなか、粋なプログラムが出来上がりましたね。とても楽しみです。と思いながら、さっそくスコアを買ってパートの確認を始めましたが、ラヴェルはかなりの難曲であることが分かってしまいました。これは持ち替えなしでピッコロ2本とフルート2本が必要ですから、うちのパートは全員が乗ることになるのでしょうが、どのパートもとても一筋縄ではいきそうもありません。これも、ですから、しばらくはわけのわからない音符と格闘する日々が続くのでしょうね。
 でも、そんな苦行を続けていくうちに、確実にオーケストラとしてのスキルは上がっていくのでしょう。マーラーの1番なんて、最初にやった時はとても大変でしたが、最近やった2回目はかなり楽でしたからね。
 そういえば、毎年全国のアマオケのメンバーが集まるJAOのフェスが今年演奏するのがそのマーラーの1番のようですね。ニューフィルからも何人か参加するようで、すでにパート譜などが手元に届いているのだそうです。
 私は、ここに行くことを考えたことすらありませんから、まったく縁もなく一生を送るつもりでした。ところが、今回参加するHさんが、きのう私にその送られてきたパート譜と一緒に入っていたプリントを見せてくれた時には、思わずのけぞってしまいましたね。
 これは、私がこの曲をやった時に、私のサイトにアップしたコンテンツを、バックグラウンドまでそのままコピーしたものではありませんか。現物はこちら
 これは、たしか、出版された楽譜と一緒に入っていた正誤表(もちろんドイツ語)を、私なりに日本語に訳して、ニューフィルのみんなのために作ったものでした。それを、他の人にも役立ててもらおうとサイトにもアップしておいたのですね。同じようなもので、「リュッケルト」の歌詞を翻訳したものもアップしてあって、それはさるアマオケから丁重な掲載依頼を受け取ったので、使っていただきました。ですから、これもそんな風に使われることは想定していましたし、今回こんな形で、JAOという大舞台でたくさんの人たちの目に触れるようにしていただいたのはうれしくないわけはありません。
 でも、もちろん、こんなものが配られていたのはHさんに見せられて初めて知ったことで、私のところにはJAOからは何の連絡も届いてはいないんですよね。私のサイトには連絡用のフォームも設置してありますから、連絡を取るのはいとも簡単なことです。まあ、JAOさんがこういうことに関してどのようなスタンスをとっているのかは全く分かりませんが、私あたりは、これはとてもまっとうな大人の団体がすることではないのだと思ってしまいます。こんないい加減な団体だったなんて、心底がっかりしてしまいました。
 それにしても、テキストだけコピーして普通に文書を作ればまず気が付く人はいないはずなのに、そんな手間すらも省いてこんな雑な仕事をやってしまって世の中に恥を晒したJAOは、アホとしか言いようがないですね。
Aventure Number : 2965 date : 2018/6/27


今日の禁断 ベルリオーズ


 来年春の定期演奏会の曲目が確定したのを受けて、広報係の私は公式サイトと公式Facebookでそのことを公にするという大任を果たすべく、作業を開始したのでした。まずは、公式サイトの「演奏会」というページ。まだ指揮者の篠崎さんの名前だけで曲目は「未定」とあったところに、決まった曲名を書き込み、アップします。
 そして、それと同じものをニューフィルのFacebookページにも、こちらはお気に入りの篠崎さんの写真とともにアップします。考えてみたら、もう1か月半も更新していなかったんですね。おそらく、このネタだったらみんなたくさん読んでくれるのではないでしょうか。
 たしかに、この記事へのリーチは、いつになく多いような気がしました。そのうち、なんと篠崎さん自身がコメントを寄せてくださいましたよ。それが、「待ちきれない。楽しみにしております」というのですから、なんかとてもうれしくなってしまいますよね。いや、逆にそんなに期待されたら、ヘタなことはできないなというプレッシャーになってしまうかもしれませんけどね。
 篠崎さんは、それだけではなくこの記事をそのままご自身のFacebookにシェアして下さいました。その前にも2人ばかり団員でシェアしてくれた人はいたのですが、そこに篠崎さんの分が加わって、リーチは急激に増えることになってしまいましたよ。現在は1200に届こうかという勢いです。それだけの人が、この来年のニューフィルのプログラムに興味を持ってくれた、ということですよね。これは、以前の新田さんのお誕生祝の動画以来のことです。篠崎さんも新田さんも、SNSには積極的に関わっておられますから、こういうことがすぐに拡散出来てとてもありがたいですね。
 この前は、まだ持ってなかった「魔法使いの弟子」と「スペイン狂詩曲」のスコアを買ってパートを確認したのですが、どちらもパート譜がIMSLPで簡単にダウンロードできるので、それをプリントアウトして実際に吹いてみることにしました。やってみると、「スペイン狂詩曲」はスコアを見て感じたほどの難しさではありませんでした。まあ、これならどこのパートもしっかり練習すれば吹けるな、という気がします。ただ、2曲目の最後あたりに高音の「A」をpppで演奏しなければいけないところがあったので、これはちょっとてこずるかもしれませんね。
 「幻想」の方は、スコアは昔買った全音版があるので買わなくてもいいかな、とも思ったのですが、せっかくなのでベーレンライターの原典版と、全音や音友もすっかりリニューアルしたスコアを出しているみたいなので、それも合わせて買ってしまいました。
 左端が旧全音版。最近はサイズも大き目になっていますね。
 そこで、チラッとそれぞれの楽譜を見比べてみたのですが、ちょっと気になったのが練習番号です。そもそも、旧全音版にはそういうものが全く入っていませんでした。昔使ったパート譜には、A,B,C・・・という書き込みがありましたが、それはベーレンライター版で使われているものでした。で、新全音版にはそれと同じものが入っているのですよ。ところが、音友版にはそれではなく、全く別のところに「番号」が入っているのです。おそらく、これは役には立たないでしょうね。ただ、新全音版には、その音友の「番号」も一緒に付いているんですね。なんという思いやり。
 音符そのものにも違っているところはいくつかあります。その一つの例が、第3楽章のこの部分の2番フルートの音の長さです。
 上からベーレンライター、音友、新全音、旧全音です。ベーレンライターのパート譜ではスコアのような小さな音符ではなく、音友と同じようになっていましたね。あと、新全音だけは、その下の1番オーボエにタイが付いています。こういうのは、困りますね。まあ、まだまだ先の話ですが。
Aventure Number : 2966 date : 2018/6/29


今日の禁断 ダイソン


 今日から7月、とうとう今年も半分を過ぎてしまいましたね。この「半分」というのは、私の場合はかなりの意味がありまして、このサイトを作る時の画像ファイルを入れておくフォルダーの切れ目になっているんですよ。つまり、半年単位で新しいフォルダーが出来るということですね。「おやぢ」も「禁断」も、同じように半年経ったら新しいフォルダーに移ることになっているので、なんだか新鮮な感じです。
 それにしても、この暑さはどうなってしまうのでしょう。去年もこんな感じで暑くなるのが早かったのですが、結局8月に入ったらだれも予想していなかった冷夏になってしまいましたからね。ですから、今年も暑いのは今のうちだけ、と、楽観視しているのですけどね。
 ただ、我が家にはエアコンはあるのですが、それはリビングだけで、私の部屋などにまではその恩恵はありません。ですからもっぱら扇風機で暑さをしのいでいます。ところが、なぜか今年になったら、その扇風機がなくなってしまいました。というか、使えるものがなくなってしまっていたことに気が付きました。それでは困るので、仕方なく新しい扇風機を買うことにしましたよ。
 扇風機などというものは、ただモーターでファンを回すだけの単純な機械ですから、別に新しい機能などはないはずなので、適当なものはすぐに見つかると思っていたのですが、きのう「K」に行ってみると、そこには信じられないほどのヴァリエーションがあることに気づかされました。そもそも、ファンなんかついていないのに風が出てくるなどという、不思議なものもありましたしね。ただ、それは値段がバカ高いので、パスです。やっぱり「扇風機」というぐらいですから、「扇」は必要です。
 それと、一応ファンはありますが、それは縦に長くなっていて、全体がとてもスリムな柱みたいなのもありましたね。温暖両用なんてのもありました。これも、間違えて夏に暖房なんてなったらいやなので、パスです。
 そこで、結局は昔ながらのタイプの中から選ぶことになるのですが、仕組みは全く同じなのに、なぜか最近のものはやたらとかっこいい気がするのですよ。なぜかと考えてみたら、それは前面がフラットになっているからでした。昔はこんな感じでしたが、
 今ではこういうのが主流です。
 これはやっぱり、テレビがブラウン管から液晶になったことに影響されたのでしょうかね。
 それと、これには首振り用のノッチが付いていませんよね。これはリモコンで首振りのオン・オフが出来るんですよ。すごいでしょ?でも、出来るのはスタートとストップだけで、首振りの範囲を調節するためには手動で動かさなければいけませんけどね。
 今日は久しぶりにヤマハに行ってみました。だいぶ前にリニューアルしていたようなのですが、それを見るのは初めてです。外観がまず変わっていましたが、まず中に入ったら一面に管楽器が並んでいたのにはびっくりしましたね。今では、楽器店で一番お客さんが多いのは、こういうブラバン系なのでしょうね。ところが、ひとしきり見回してみると、金管楽器やクラリネットなどの棚はあるのに、肝心のフルートが全く見当たりません。と思ったら、フルートとピッコロだけは平らなケースに入っていたので、遠くからは楽器は全然見えなかったんですね。不思議なディスプレイです。
 そこに、こんなピッコロ用のスワブ(上)があったので、買ってきました。。今までこんなのは見たことがなかったので、ヤマハで最近出したものなのでしょう。今まで使っていたのは下のやつですが、最近になってちょっと欠点が見つかったので、別なのを探していたところでした。ちょっと布が固いので、水滴がとりきれないところがあるんですよね。このヤマハのだったら、なんだか隅々まできれいに水滴がとれるような気がしませんか?このジャンルでも、扇風機みたいにどんどん新しい形のものが出てきているんですね。
Aventure Number : 2967 date : 2018/7/1


今日の禁断 タンノイ


 朝ドラの展開は、激しすぎますね。間違いなく結婚するだろうと思わせていたカップルは分かれてしまうし、せっかく連載まで勝ち取るまでになり、そのままマンガ家として順調にヒットを飛ばすと思わせられていた主人公はあっけなく才能のなさを認めて転職してしまうのですからね。もうこれは、意図的にミスリーディングを仕掛けているのだとしか思えません。まあそれはそれで楽しいのですが、こういうのを見せられて腹を立てているいわゆる朝ドラファンは少なからずいるのではないでしょうかね。
 という展開なので、もはや「オフィス・テインカーベル」が画面に登場することはないのでしょうから、ここで懸案だった秋風先生のプライベート・ルームのオーディオの配置について、検証を行ってみましょうか。
 これまでは、こういうアングルの画像しか見たことはありませんでした。
 この写真は、NHKの公式サイトにあるものです。最近偶然見つけることが出来ましたが、それまではなかなかたどり着くことが出来ませんでした。右の柱の前にスピーカーがあって、画面の一番左にアンプ群が見えますね。ドラマの映像で見えるのも、このアングルだけでしたから、もう一つのスピーカーはどこにあるのかが謎だったのですよ。
 ところが、最近、その別のスピーカーがもう一つあったことが分かるカットが、見つかりました。でも、実はこのサイトの同じページに、やはりそれが分かる写真があったのですね。それが、これです。
 分かりますか?ベッドの横の丸いランプの後ろにあるのが、その目指すスピーカーです。そのずっと奥に骨格模型がありますから、上の写真との位置関係も分かりますね。つまり、そのスピーカーはアンプの手前の赤い柱の前にあったのですね。上の写真だと、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、左端に薄〜く見える細い筋が、そのスピーカーなのですよ。
 そこで、スピーカーとアンプの位置関係はこういうことになります。
 この図の下がスピーカーの正面ですから、リスニングポイントは普通はスピーカーの前になるので、おそらくこの図のずっと下のあたり、たぶんベッドの横あたりで聴くことになるのでしょうか。そうなると、レコードをかけたり、アンプでボリュームを調整したりという作業は、はるか遠くで行うことになりますね。というか、スピーカーの後ろでそういう操作を行うというのは、普通のオーディオ・マニアではまずありえないことなのではないでしょうか。ま、どうでもいいことですけどね。
 前回、ピッコロのスワブを買っていましたが、そのあと実際に使ってみたら予想以上の効果がありました。その前に使っていた「ピッコロ・フラッグ」というのも、確かに管の中の水滴が取れていたようなのですが、なにしろ素材が結構固いもので、あまり「吸い取る」という感じがなかったのですね。それと、この前も書きましたが、ヘッドコルクの反射板のまわりの水滴がほとんど残ってしまっていたのですよ。結局それは綿棒を使って取り除くしかありませんでした。それも、普通の短い綿棒ですから、歌口から入れて水分を取るので、手前側の内径に残った水滴は多分取れてなかったんでしょうね。
 それが、このスワブだと、素材が柔らかで吸水性がかなりありますから、一発ですべての水滴が取れてしまいました。これは、おすすめです。なんせ、ヤマハですからどこでも簡単に手に入りますし。
Aventure Number : 2968 date : 2018/7/4


今日の禁断 サラダ


 私の家のそばには「HOTTO MOTTO」があったので、よくお弁当を買っていましたね。東日本大震災の時でも、なぜかその日の晩御飯はここのお弁当でした。いや、どこのお店もまったく商売が出来ないような状態だったのに、ここはがんばって1種類だけでしたが、お弁当を売っていたんですね。それを運よく買うことが出来たので、とりあえずその日の食料だけは確保できていたのでした。まあ、次の日からはもう閉まっていましたけどね。
 そのお店がいつからあったのかは忘れましたが、かなり前からあったような気はします。当然、建物はかなりガタがきていたようで、入り口もなかなか開かなかったりしてましたね。対応もかなり原始的で、お客さんの注文をノートに書いたりしていましたね。
 それが、5月ごろに急に閉店してしまいました。やはり、あまりにも古臭い商売をやっていたので、とうとうダメになったのかと思いましたね。すぐにその建物は壊されてしまいましたが、それはいかにも安普請だったみたいで、1日ぐらいですっかり更地になってしまいましたね。
 その「生前」の姿が、これです。ストリートビューに残ってました。
 いかにも安っぽい建物でしたね。後ろにある建物も、なんだかお蕎麦屋さんみたいな感じですが、実は交番なんですよね。
 でも、しばらくすると、その更地に看板が立って、7月1日に新しいお店がオープンすることが分かりました。よかったですね。この道は毎日通りますから、その工事の様子は逐一見ることが出来ました。プレハブみたいのが出来るのだと思っていたら、ちゃんと基礎工事から始めて、そこに木造の柱を組んでいましたね。でも、その骨組みが出来た後は、もう翌日には全部の外壁が出来てしまうぐらいの早さで工事は進んでいきました。
 ただ、間口が、上の写真よりもかなり狭いのが気になります。その分、奥行きは少し長くなっていたのでしょうか。お客さんがいっぱい来た時に、入りきるのか心配になってしまいます。
 結局、開店は予定の2日後の7月3日でした。ネットを探したら、こことまったく同じ形をしたお店の写真があったので、それを載せてみます。
 これが外観。
 これが中です。前は、入り口を入ったらすぐお店でしたが、ここは自動ドアが二重になっているんですね。待合室も、幅は狭くなりましたが奥行きが広くなったので、前と同じぐらいの人が入れそうです。
 昨日になって、やっとここで晩御飯を買って帰ることになりました。家族のリクエストは「カットステーキコンボ」、私も「Wカットステーキ重」にしてみましょうか。
注文の仕方も、前みたいに奥の人に向かって大声で叫ぶ、というのではなく、普通にレジの前にいる女性に話しかけるというおしゃれなやり方になっていました。そこで、私はメニューを指さして、「カットステーキコンボと・・・」と言いかけると、彼女は私の言葉をさえぎって、「申し訳ございません。本日はステーキ類は全て売り切れになっております」ですって。まわりには、注文し終わったお客さんがたくさんいましたが、きっとみんな私と同じようにステーキを注文して断られたのでしょうね。みんな「ざまあ見ろ!」みたいな顔をしてましたよ。腹立ちますね。今度からは、前もって電話で注文しておこうと、固く心に誓うのでした。
 仕方がないので、他のを頼んで待っていると、次に来たお客さんもステーキを注文して断られていましたよ。うれしかったですね。
Aventure Number : 2969 date : 2018/7/6


今日の禁断 ベートーヴェン


 この前のピッコロ用のスワブですが、一つだけ気になるところがありました。おそらくシャフトの材質は金属なので、ちょっと硬い感じがします。それが、時折ピッコロの先っぽで内径に当たって「カチカチ」という音を立てているのですよ。ピッコロの材料は黒檀ですから、結構固い木材ではありますが、いくらなんでも金属ほどの硬度はありませんから、こんなことを続けていたら、いつかは傷が付いてしまうのではないか、という不安がありました。前任者のピッコロ・フラッグでは、ちゃんとシャフトにゴム状のものがコーティングされていたので、そんな心配はありませんでしたからね。
 そこで、せっかくなので、自分でその「ゴム状のもの」を装着させてみることにしました。実は、全く同じことをかなり昔にやったことがありました。その時は、まだこんな便利なスワブなどどこにもありませんでしたから、仙台フィルのIさん(今はAさん)に教えてもらった方法で、それを作っていたのですよ。その時には、シャフトには竹ひごを使いました。これだったら別に傷もつかないでしょうが、私はさらに用心をして、そこに「シュリンク・パイプ」を付けていたのですよ。これは、その名の通り、電気工事などで使う、熱で収縮するパイプです。
 それは、今でもホームセンターで手に入りました。下の長いパイプを適当な長さに切って、その中にシャフトを通して外からドライヤーで温めれば、そのパイプが収縮して密着するのですね。
 ところが、前にやった時にはドライヤーで温風を当てているとすぐに縮んできたのですが、今回はいつまで経っても、小さくなりません。
 30分ぐらい温め続けて、やっとこんな感じ、これではスカスカで全然使えません。ドライヤーは、前に使っていたものよりも格段に風温も風量も上がっているんですけどね。
 でも、こんなんではどうしようもないので、試しに熱湯を沸かして、そのなかに、パイプを小さく切って突っ込んでみたら、それはもう瞬時に縮んでしまいましたね。ドライヤーでは、温度が低すぎたんですね。ですから、今度はこのシャフトをパイプに通したものを、その熱湯に漬けてやったら、見事にぴったりと周りにゴムがくっついたシャフトが出来上がりました。というか、これは直径と同時に長さも小さくなることを考えていなくて、つんつるてんになってしまったので、端に短いパイプを継ぎ足してあります。
 これで、心置きなくピッコロの水滴をとる作業が出来るようになりました。
 と、道具がそろったので、今日もパフォーマンス広場に練習に行ってきました。ピッコロは毎日吹いてないとせっかく見つけたポイントがどっかに行ってしまいますし、それを家でやるのはちょっと遠慮したいですからね。
 そして、今日はもう一つの「小物」を入手してあったので、それのデビューということにもなりました。
 譜面灯です。LEDで小さいですし、クリップで譜面台や、私の場合は楽譜のバインダーに挟めるのでとても便利です。このパフォーマンス広場は、場所によっては照明がほとんどあたらなくて、楽譜がとても見づらいことがあるので、こういうのが欲しかったんですよね。Amazonで調べたらこのタイプのものがたくさんあったので、一番安い750円ぐらいのを買ってみたのです。
 やはり安物なので、ちょっと光が当たる範囲が狭かったですね。でも、確かに細かい音符もきちんと見えて、ストレスは少なくなっていたようでした。何回か使って「元」がとれたら、もうちょっと高いのを買うことにしましょう。
Aventure Number : 2970 date : 2018/7/8


今日の禁断 クーラウ


 私の職場で、毎年5月末に行っている行事があります。アトラクションとして「かやの木コンサート」という名前のコンサートなどを開いていますから、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、なぜか今年はそれが行われませんでした。いや、最初は普通に出演者なども決まっていたのですが、突然その行事自体の内容と開催時期が変わってしまいました。本社の偉い人がわざわざやってくるというのですから、それは仕方がありません。
 ということで、その行事が例年の1ヶ月後に行われたものですから、例年だとその2か月後に行われる別の行事との間がものすごく短くなって、本当は今ごろは終わっていなければいけない作業のことをすっかり忘れてしまっていました。それに気が付いたのがおとといのこと、まだ「かいほうげん」の印刷と製本をやっている時でした。それは、その、8月初めに行われる行事の案内ハガキの印刷と発送です。なんせ、1200枚の印刷を行わなければいけませんから大変です。ただ、表裏をどちらも印刷すると今までは丸2日はかかっていたものを、去年からはあて名はラベルに印刷することにしたら、大幅に時間が短縮できるようにはなったのですが、それでも丸1日はかかります。ですから、出来れば昨日中には終わらせておきたいものでした。「かいほうげん」の方が終わっていて、本当によかった。
 まずは、きのうの朝にインクジェット用のハガキを1200枚買ってこなければいけません。近所の郵便局だと、大体そのぐらいは置いてあるのですが、なぜかきのうは400枚しかお店になくて、追加注文しても入ってくるのは翌日になってしまうというのですよ。そんなに待てませんから、その足でちょっと行ったところの大きな郵便局で、やっと揃えました。そこでまず時間のロスですね。
 あとは、ひたすらプリンターで印刷ですが、そのプリンターもかなり使い込んでいるので、最近は速度が落ちてきたようなんですよね。ですから、もう練習に行かなければいけない時間になっても、まだあと200枚も残ってしまっていましたね。残念ですが、そこで作業を中断しなければいけませんでした。それは、けさ早く印刷を終わらせて、なんとかタイムリミットギリギリに投函できましたよ。
 そんな、ついうっかりしていてあわてて対応する、という事件は今日もあって、まだまだ先のことだと思っていた今度の定期演奏会のチラシのデザインの初校が、もう届いてしまいましたよ。もちろん、それはいつもと同じスケジュールだったのですが、私としてはもうそんな時期?とびっくりしてしまいましたね。
 そのデザインの全体は、まだ解禁されていないので公開は出来ませんが、今度もとても素敵なものが出来上がりましたよ。その中で、私が「してやったり」と思ったのが、今回の曲目の表示です。これだったら、ごく一部ですから見せても大丈夫でしょう。
 実際は、ニルセンの交響曲のタイトルはこの後に「(不滅)」というのが入るのですが、その文字はこのチラシのデザインのポイントなので、まだお見せできません。そこではなく、私が見てほしいのは最初の序曲のタイトルです。おそらく、このチラシのデザイン担当のOさんは、ニューフィルの公式サイトの演奏会のページを見て、それをここに使ったのでしょうね。「してやったり」というのは、このタイトルは、本当に数日前に直したばかりなんですよ。その前は、ただ「妖精の丘」序曲となっていたはずです。
 どうして、それを直そうとしたかは、このところやっていた「かいほうげん」の今回の目玉のコンテンツと関係してくるのですが、この曲の成り立ちなどを調べている中で、この音楽が使われた劇作品は、もともとは「祝祭劇」と呼ばれていたことが分かってきたのですよ。そうなると、その序曲もきちんとそのように呼ばなければいけないことになりますからね。ですから、それを今回の広報ツールでもきちんと伝えたいと思って、印刷物が出来る前にサイトの表記を直しておいたのです。
 実は、この演奏会を指揮者される新田さんの公式サイトでも、もうニューフィルのこの演奏会の案内が公開されています。ただ、そこでは単に「『妖精の丘』序曲」となっているのに、最近アップされたFacebookへの書き込みでは、きっちり「祝祭劇」が頭に付いていました。これは・・・。
Aventure Number : 2971 date : 2018/7/11


今日の禁断 ハッピーアワー


 この前「ほっともっと」に行った時にステーキ重が売り切れで悲しい思いをしたので、これからは前もって電話で注文しておいた方がいいかな、と思うようになりました。そこで、また買う機会があったので、ネットで電話番号を調べていたら、ネットでも注文できるようなことが書いてあったので、ちょっと試してみようかと思いました。あんな弁当屋がネット注文なんて、本当にできるのかな、なんていう気持ちもあって、冷やかし半分でしたけどね。私にとってのあのお店は、その程度のイメージしかありませんでしたから。
 もちろん、ネットが絡んでくると、アカウントを作成しなければいけません。そのために、メールアドレスとパスワードが要求されました。まあ、メールは当然ですが、パスワードはこんなお店だったら簡単なやつでいいだろうと、分かりやすいのを適当に入れたら、「パスワードは8文字以上必要です」という警告が出て次に進めませんでした。たしかに、私が入れたのは7文字しかありませんでしたね。ですから、今度は13文字の別のパスワードを入れたら、また警告です。今度は「パスワードは英字と数字を組み合わせてください」ですって。たかが弁当屋がしゃれた要求をするものです。ですから、それもクリアできるように、最初のパスワードにアンダーバーを挟んで数字をくっつけてやりましたよ。
 でも、それでもだめでした。「英字と数字」ということは、アンダーバーのような「記号」はだめだってことなんですね。弁当屋の分際でそこまで言うか、と、ほとんど呆れてしまいます。じゃあ、アンダーバーを外せばいいんですねっ。
 ということで、たかが弁当屋のパスワードを決めるだけでひと騒動でしたよ。
 まあ、アカウントも出来たので、さっそく注文です。お昼頃でしたが、6時受け取りということで注文しました。はたして、こんな先のことを、きちんと覚えてくれているのでしょうか。おそらくこんな時間だと、その間に店員が入れ替わったりしますから、その時の申し送りが出来てない、なんてことだってありますからね。実際に受け取るまでは安心できません。
 でも、注文すると、その品目や値段、そして受取時間がちゃんとメールで返信されていました。そこまでできるようになっていたんですね。この弁当屋は。まあ、ここまでやって、実際に行ってみたら出来てなかったなんてことがあったら、逆に笑えますけどね。
 結局、指定時間の10分前に行ってみたら、もう出来上がっていましたね。すばらしい!というか、こんなに早いと逆に冷めてしまいますよね。まあ、ちゃんとあったかかったので、問題はありませんでしたけど。いやあ、あの昔のいい加減なお店がここまで機能的になっていたなんて、びっくりです。
 その2日後に、またネット注文をしてみました。注文すると「注文番号」というのが送られてくるのですが、前のが「0013445587」で、今回のが「0013470999」でした。これがシリアル・ナンバーだったら、2日間で25412件の注文があったということになりますね。ものすごい数だ、と思ってしまいますが、店舗数は3000店だといいますから、1店あたり8件ちょっと、1日では4件、大したことはないですね。いや、まさか3000店全部がネット対応しているわけではなく、いまでもノートに鉛筆で注文を書いているお店だってあるはずですから、実際はもっと多いのでしょうけど。
 リニューアルしたこのお店は、店員さんは前にいた人がそのまま残っているだろうと思っていたら、どうやらほとんどが新しい人に替わったようですね。いや、そんなに頻繁に来ていたわけではありませんから、確実なことは言えませんが、なんか、前はパートのおばちゃん風の人がメインだったものが、今ではいかにもマニュアル慣れしたちょっと気取ったバイト、という感じの人が増えているような気はします。
Aventure Number : 2972 date : 2018/7/13


今日の禁断 グリーグ


 くそ暑い今日この頃ですが、3連休の後半はニューフィルの指揮者練習でした。10月の定期演奏会に向けての、初めての指揮者練習です。ニューフィルの場合、こんな感じで2日間それぞれ6時間フルに使って東京などから指揮者をお呼びして、集中的に練習を行います。だいたい、それを3セット行って本番を迎える、というパターンなのですが、今回お願いした新田さんは、4セット準備してくださいました。プログラムがかなり手強いニルセンの交響曲ですから、それをしっかり納得のいく仕上がりにするためには、そのぐらいの時間が必要だということだったのでしょう。その時点で、新田さんの熱意をしっかり受け止めなければいけないことを自覚したのでした。
 今回の会場は一番町のエルパーク、おそらく冷房完備でしょうから暑さとは無縁の一日が過ごせることでしょう。ただ、こういう施設ではえてして冷房のかけ過ぎが起きているものですから、用心のためにTシャツの上にはおるリネンシャツも持っていくことにしました。
 確かに、会場はかなり涼しくなっていました。暑い中をやってきたので、入ってすぐは快適でしたが、これが続けばやはり寒く感じるはずだと、すぐにシャツを着てしまいましたよ。それは大正解、というか、座り続けているともう足元からしんしんと冷えてくる、という、ものすごい冷風が頭上から吹き付けてくることが分かったのです。これはきつかったですね。吹いている間はけっこう体も熱くなるのでそれほどは気にならないのですが、長い休みの間などは寒さも手伝って眠気まで襲ってきますから大変です。
 でも、新田さんはエネルギッシュにとてもたくさんの指示を出しつつ、リハーサルを進めていました。この前共演してからもう5年も経っていたのですが、そんな的確な指示はすぐに我々に伝わって、どんどんオケの音が変わっていくのは、すごいですね。ただ、やはりニルセンは大変で、それだけ指示をされてもなかなか満足のいくような結果が出ないために、「これは、夏休みの宿題ですね」と言われてしまうのが、ちょっと惜しかったですね。
 新田さんは相変わらずチャーミング。5年の時を重ねて、その美しさに何か自然体のようなものが加わってきたような気がします。ただ、声がちょっと嗄れているようで、少し風邪気味なのでしょうか
 実は、練習が始まる前に、この前発行したばかりの「かいほうげん」を指揮台に置いておきました。一応プログラムの中のクーラウの「妖精の丘」のことをまとめたページがあったので、それを新田さんにも見ていただいて何か助言を頂ければな、と思ったのですね。休憩の後にこの曲を始める前に、新田さんはわざわざその「かいほうげん」を手にして、「とても詳しく紹介してくださいました」とおっしゃってくれましたね。
 終わってからは、近くの国分町で「囲む会」です。お店の人にシャッターを押してもらって、恒例の集合写真を撮りました。偶然にも、私のTシャツの柄が、新田さんのとよく似ていましたね。
 次の日には、こんなお姿でした。
 2日間みっちりやっても、まだやり足りないところがたくさん残ってしまった、という感じでしたね。でも、時々「この部分を最初の練習でこれだけ弾けたのはここだけです」とか、「妖精の丘」では、「デンマークのオケよりもいいかも」みたいなお世辞も加わって、我々もやる気が出るようになるのでした。ほんと、新田さんのおっしゃっていたことをきちんと音にできるようになれば、きっと素晴らしいニルセンやクーラウが出来上がることは間違いないと確信しましたね。
 新田さんの声はけっこうひどいようで、終わりごろには咳が止まらないようになっていましたね。ご自愛ください。
Aventure Number : 2973 date : 2018/7/16


今日の禁断 マルティノン


 前にチラッと一部をご紹介していた今度の定期演奏会のチラシのデザインが、締め切りギリギリになったところで大幅な修正を余儀なくされていました。それは、メインプログラムであるニルセンの「交響曲第4番」のサブタイトルについてでした。
 あ、その前に、「ニルセン」ですね。これは日本では普通は「ニールセン」と呼ばれているデンマークの作曲家の名前です。原語では「Nielsen」ですから、普通に英語読みをすれば確かに「ニールセン」になりますが、デンマーク語の発音はかなり特殊なんですね。前にも書きましたが、この国の有名な童話作家「Andersen」も、「アンデルセン」ではなく「アナスン」と読むのだそうですからね。ですから、新田さんはしっかり母国語の発音に従って「ニルセン」と呼んでいます。もちろん、これはかなり重要なこと、今まで使われていたものを変えるのにはかなり勇気が要りますが、いつかは「正しい」読み方を広めないと、恥を書くことになってしまいますからね。
 実際のところ、かつて「ドヴォルザーク」と呼ばれていた作曲家も、最近ではかなりのところで「ドヴォルジャーク」と、より正しく呼ばれることが多くはなっていますが、それほど浸透しているとは思えません。「ワーグナー」に至っては、正しく「ヴァーグナー」などと呼ぼうものなら、オタク扱いされそうですしね。
 でも、「ニルセン」はまだ間に合います。なんとか、レコード会社あたりもこの呼び方をするようになってほしいものですね。
 そして、新田さんは、この曲のサブタイトルでもこだわりを見せています。ニルセンはこの曲に、自らデンマーク語で「Det Uudslukkelige」というサブタイトルを与えています。ですから、ベートーヴェンの「運命」や、ショスタコーヴィチの「革命」(今ではあまり使われない?)とはまったく事情が異なり、これをタイトルの一部としてしっかり表記する必要があります。この言葉は、英語に直すと「The Inextinguishable」、直訳すれば「消すことのできないもの」という意味ですね。でも、それではタイトルとしてはあまりに長すぎると思ったのでしょうか、最初にこの曲を日本で紹介した人は、「不滅」と訳してしまいました。たしかに、ヒロイックなエンディングなどは、まさにそんな感じもしますから、誰もそれに異を唱えることはなく、「交響曲第4番『不滅』」は、ほとんど定訳として日本の音楽界に定着してしまいました。「生命の不滅をうたった曲」という解説までありますからね。あるいは、日本のレコード会社が作ったこんなLPのジャケットも。
 もっとも、これは、オリジナルのアメリカ盤もこんなガチのジャケットでしたけどね。
 しかし、最近になってそれまであまり知られることのなかったニルセンの私生活などが、次第に公にされてきて(それまでは遺族によってそういう資料が封印されていました)、彼がこの曲を作った頃の状況がはっきりしてくると、どうも「不滅」という訳はこの曲にはあまりそぐわないのではないか、という機運が高まって来たようです。新田さんもそんな考えから、一応よく知られた「不滅」という言葉は残しつつ、直訳のニュアンスを生かした「消し難きもの(不滅)」というサブタイトルを、ご自身のコンサートや著作の中では使われています。
 もちろん、ニューフィルでもこのサブタイトルを採用していて、すでに公式サイトでの演奏会の案内ではそのように表記しています。ですから、コンサートのチラシを作る時も、それをそのまま使ったのですが、デザイン上の配慮で「不滅」という文字が目立つようになっていました。それはそれで、なかなかカッコいい仕上がりだったので、そのゲラをチェックした人たち(私もその一人)は、他の細かい部分での注文は付けたものの、その「不滅」のところはそのままOKを出していました。
 でも、この間の指揮者練習の時に、その原稿をお見せしたら、新田さんはやはり「不滅」よりは「消し難きもの」の方を真ん中に持ってきて目立たせたかったようで、そのような希望を出されたのです。でも、そのデザインでそのように変更したものを見せてもらうと、なんだか「不滅」の文字がとても中途半端に見えてしまうんですね。そこで、新田さんの意向もあって、その「不滅」を削除することにしました。
 デザイン的には、それでとてもインパクトのあるものが出来上がりましたよ。というか、この曲を潔く「交響曲第4番『消し難きもの』」と表記するのは、日本では初めてのことなのではないでしょうか。ある意味、快挙ですね。
 ただ、やはり「不滅」という語感でこの曲に親しんでいる人は多いはずですから(なんたって「オケ老人」にも登場してましたからね)、これが、いわゆる「不滅」なんだよ、という啓蒙が、これから必要になってきます。それは、広報係の腕の見せ所、まずは、これがそのスタートです。
Aventure Number : 2974 date : 2018/7/18


今日の禁断 ファントム


 ということで、晴れて今度の定期演奏会のチラシが完成しました。前回のタイトルの直しの他に、ソリストがコンクールの入賞者なので、コンクールの事務局の計らいで「日立システムズホール仙台」と「仙台銀行ホール」という、2つの仙台市のホール(そんなの、あったっけ?)でもチケットを預かっていただけることになったので、それも校了ギリギリに追加していたはずです。今回は、そんな急な展開にもかかわらず、いつのもデザイナーさんはしっかり対応してくださって、完璧なものが出来上がりました。
 この「消し難きもの」をこの間練習した時には、新田さんはおそらくそれまでには誰も聞いたことのないような解釈を披露して下さっていました。そこに、わざわざチラシでもこのタイトルを大きく扱った意味があるのですが、私は以前新田さんがお書きになったこの本を読んでいたので、すんなりついていけました。
 そこで、もう一度読み返してみたら、実際にこの曲の具体的な部分での細かい説明(それは、すべて客観的な資料に基づいています)が書いてある部分があったことに気づきました。ですから、その部分だけでも次回の「かいほうげん」に転載すれば、少しは曲に対する理解が深まるのではないかと思い、一応その旨をご本人に伺ってみることにしました。
 さいわい、転載についてはお許しが出たので、おそらくそれは実現するはずです。ただ、出来ればこの本そのものを読んでもらうに越したことはないので、この本の現在の流通状況を聞いてみました。実は、これを出した出版社は一度倒産していて、たとえばAmazonあたりでは取り扱いが止まり、中古本にものすごい値段が付いていたことがあったのだそうです。でも、現在は普通に在庫品がAmazonでも買えるようになっています。ただ、その在庫がなくなると、もう入手は出来なくなるというのですね。
 でも、新田さんのご自宅にはいくらか現物が残っていて、それをニューフィルの団員には少しお安く提供することが出来るのだそうですよ。詳細は公式掲示板に書きましたので、この機会にぜひ入手することをお勧めします。おそらく、次の指揮者練習の時にはお渡しできるのではないでしょうか。
 このコンサートの本番は10月21日、萩ホールです。なぜ、いつもの東京エレクトロンホール宮城が使えなかったのかというと、その次の日から劇団四季のミュージカル「オペラ座の怪人」の上演が始まるからです。当然、ステージのセッティングなどは終わっていますから、そんなところでコンサートなんかできません。でも、あのオペラ座のセットで「妖精の丘」を演奏する、なんてのも面白いかもしれませんけどね。
 ということで、10月22日に初演を迎えるにあたって、主催者はそのチケットを抽選で入手させるという方式をとりました。確かに、普通に取ろうと思っても、なかなか取れませんから、抽選の方が恨みっこなしでいいのかもしれませんね。山下達郎なども最近はそのようになっているみたいですからね。
 ですから、私もダメモトでその抽選に申し込んでみました。申し込むと、「7月19日までに結果をお知らせします」というメールが届いていました。「〜まで」というのは、「それ以前に」という意味ですから、だいぶ前からメールは気にしていたのですが、なかなか届きません。もしかしたら、当選したのにメールが来ないのかもしれないな、などと思ったりもしてしまいますね。それで、18日に、なんとなく四季のサイトの「購入済チケット」というところを見てみると、その日のチケットがもうすでに購入したことになっていましたよ。「お買い上げ」は18日でした。ということは、もう抽選は終わってチケットの手配も出来て、そこでメールが来るのだな、と思って待っていたのですが、その日はメールは届きませんでした。やっぱりメールだけ出し忘れ?
 そうしたら、19日になって、待望のメールが届きましたよ。なにも、こんなにじらせなくても、決まったらすぐによこせばいいものを。でも、当たってよかったですね。いったいどのぐらいの倍率だったのでしょうか。
 そのメールによると、普通のチケットはすぐに送ってくるのに、この初演のチケットだけは本番直前、10月にならないと送らないのだそうです。転売防止、でしょうかね。
 ニューフィルのコンサートのチケットも抽選で予約、なんてことになったら、すごいですね。
Aventure Number : 2975 date : 2018/7/20


今日の禁断 ブルー


 なんたって、私のハンドルネームが「ジュラシック」ですから、最新作の「ジュラシックワールド/炎の王国」は見逃すわけにはいきません。いや、別に見逃してもいずれWOWOWで見れるので全然構わないのですが、やはりこれだけは劇場で見ておきたいですからね。
 そこで、このところのお気に入り、TOHOシネマズで上映時間を調べてみると、なんだか字幕版の上映回がずいぶん少なくなっているようでした。吹き替え版の半分もないのですよ。なんか、スクリーンも一番小さいところみたいですし。劇場で吹き替え版なんて絶対に見たくありませんから困ったものだ、と思っていたら、なんと字幕版は「IMAX」がメインで上映されるような体制になっていたのですね。「イマックス」じゃないですよ。「アイマックス」です。最近は普通の映画だったら劇場で見るより自宅で見た方がいいかな、と思うようになっているのですが、「IMAX」に限っては、絶対に自宅では再現できませんから、これはラッキー、でした。というか、仙台にTOHOシネマズが出来た時に、やっと仙台でも「IMAX」が見られるようになったのですが、いまだにその恩恵にあずかれないでいるものですから。なんたって、「ゼロ・グラビティ」を「IMAX」で見たくて、わざわざ浦和まで行ったりしてましたからね。
 ただ、「IMAX」の場合は料金設定が普通のと違っているのが問題です。普通の大人1800円の映画は私は1100円で見られますが、そんな割引がきくのかどうか、まず確かめなければ。それで、いつもは券売機でチケットを買うのですが、わざわざ店員さんが対応してくれる売り場で買ってみました。幸い、しっかり割引もきいて、IMAX+3D+メガネ買い取りで900円余計に払わされて、ちょうど2000円で見られることになりました。
 IMAXのスクリーンは、フロントからさらに上にエスカレーターで登ったところにありました。
 入り口がスクリーンのすぐ前になっているので、そのスクリーンの大きさがよく分かります。IMAXの特徴は、普通のスクリーンより縦方向に長くなっているんですよね。ですから、それをきちんと体験するのには、真ん中辺に座るのが一番いいことが分かっていましたから、そのあたりの席をとりました。まだ公開から1週間しか経っていないのに、客席はスカスカでしたね。
 ただ、本当のIMAXは、カメラも専用のものが使われて、そういう縦にも長い画面になっているのですが、この作品の場合は、普通にワイドで撮ったものをIMAXに変換したもののようでしたね。ですから、スクリーンの上下に隙間が出来ていたのが、ちょっと悲しかったですね。それでも、3Dの画面はなかなか楽しめました。
 そして、サウンドは、ものすごい音でしたね。やっぱり、こんなのを自宅で再生することはとても不可能です。ただ、音楽はちょっと陳腐でしたね。それこそ「ゼロ・グラビティ」あたりで、最新の映画音楽の可能性を見せつけられていたので、これは全然物足りませんでした。
 結局、このシリーズは「生きた」恐竜を見られるのが、最大の魅力なんでしょうね。そのための手法は第1作から変わっていなくて、実体のないCGと、実際に「物」として動いているロボットを上手に組み合わせています。そのどちらとも、作を追うごとにクオリティが上がっているのがよく分かります。おそらく、その違いを実際に見てもらいたくて、わざわざ第1作と同じシーンを作ったりしていましたからね。はいはい、それは十分に分かりましたよ。
 まあ、その分ストーリーは、はっきり言ってどうでもよくなっているのではないでしょうかね。なにやら哲学的なことを、「レジェンド」のジェフ・ゴールドブラムに語らせてたりしますが、なんか底の浅さしか感じられません。人間までクローンだったというのは、いかにもとってつけたような設定ですね。そして、あのエンディング。これは、もう次回はない、と考えていいのでしょうね。
Aventure Number : 2976 date : 2018/7/22


今日の禁断 ヤマハ


 このところの仙台は、急に涼しくなりましたね。東京の方ではまだまだ猛暑が続いているというのに、連日20度台の気温にとどまってくれているのがうれしいところです。もう夕方などは窓を開けると涼しい風が入ってきて、快適そのものです。「熱中症」なんて、まるでよその世界の出来事のようです。
 たしか、去年もこんな感じのお天気だったんじゃないでしょうか。これからも猛暑が続くぞ、と言われたので、自販機の飲み物をかなり多めに注文したら、バッタリ暑い日が途絶えてしまって、大量の売れ残りが出てしまったのでした。ですから、今年は用心して、逆に売り切れが出てもあまり気にしない、ぐらいのスタンスで在庫を調整していますから。去年のようなことはないはずです。「学習」ってやつですね。
 ですから、きのうは木管のパート練習だったニューフィルも、会場のエアコンを少し低めに設定していると寒すぎるぐらいのコンディションでしたね。ただ、私はピッコロを吹いていると、なぜか体温が上がってくるようで、そんな寒い中でも汗をかいていたりします。まだまだピッコロに関しては常に最高のコンディションを保持するところまではいってないので、ちょっとした拍子にポイントが外れて、思い通りの音が出なくなってしまうことがあります。きのうも、合奏だと出番までの前にしっかり準備をしてから吹き始められるのに、パート練習だとそんな余裕をもらえずにいきなり吹き出す、なんてことがありますから、そこで焦ってひどい音になってしまうことが何度かありました。
 でも、それも一つの練習ですから、そういう時でも対応できるだけの技術を身に付けるようにすれば済むことなんですよね。ですから、それ以降は何とかいつも通りのコンディションが維持できるようになってきました。これが、まさに「学習」なんですよね。
 ところが、序曲のエンディングのところになったら、それだけのコンディションで臨んだにもかかわらず、音そのものが全く出なくなっていました。この期に及んで、まだこんなにひどくなるほど、私の技術は未熟だったのかと、がっかりしてしまいましたね。その次の出場所では慎重に唇を整え、楽器に当てる場所も絶対間違いのないところにしたにもかかわらず、やはり全く音が出ませんでした。
 これは重症です。いったい、今まで私は何のためにこの楽器を練習してきたのでしょう。もう目の前が真っ暗になってしまいましたよ。
 と、マウスピースの中を見てみると、穴の中に何か入っているようでした。まさか、と思って楽器の先を見てみると、そこには掃除用のスワブが入ったままになっているではありませんか。ピッコロは木製なので、水分をとるために1度吹くと必ず中をふき取るようにしています。それを、抜かないでそのままにしていた楽器を、吹いていたのですね。
 次のフレーズからは、そのスワブを楽器から抜いて吹いてみました。ピッコロからは、私が頭に描いていたのと同じ音が出てきましたよ。普通の管楽器というのは、管の途中に何も入っていない時にちゃんとした音が出るように作られていたんですね。
 ですから、ピッコロを吹く時には、中にスワブなどの異物が入っていないかを確かめることがぜひ必要なのです。なにか、とても大切なことを「学習」したのだな、と、その時気が付いたのでした。
Aventure Number : 2977 date : 2018/7/25


今日の禁断 ストレッチャー


 早いもので、この間デザインが完成したチラシやポスターの印刷が来週には出来上がってきます。そうなると、いつものように私の広報活動が開始されることになって、いよいよ「臨戦態勢」に突入するわけです。そこで、それに必要な手順を思い出すために、半年前の「禁断」を読み返してみました。そうすると、それの直前にSさんの訃報が届いていたことも分かりました。もう半年、いや、まだ半年しか経ってなかったんですね。
 ただ、彼が亡くなっても、彼のFacebookのアカウントは削除されないでいるようでした。というか、亡くなった直後に書き込みがあったのでびっくりしたのですが、それは娘さんが書き込んでいたのですね。とてもしっとりとした、美しい言葉が並んでいました。そんな形で、本人はいなくなってもそのままにしておこうと思われていたのでしょうね。
 それがその後どうなったのか、せっかく思い出したのでちょっとそのFacebookを覗いてみたら、まず、亡くなったあとのお誕生日メッセージがしっかりありましたね。たしかに、ここだけのつながりではお亡くなりになったことが伝わらない人もいて、メッセージを送られることもあるのでしょうね。ただ、その中には、間違いなくそのことをご存知だと思われる方までいたのが、ちょっと不思議です。自分で出さなくても、勝手に届いたりすることがあるのでしょうか。まあ、おせっかいなFacebookのことですから、それはあり得ますね。
 その後、今度は他の人のタイムラインの記事にSさんがタグ付けされたものもありました。もちろん、それは故人が写っている写真ではない、ごく最近のもののようですから、これも勝手にタグ付けされたのでしょうね。そういうことは私もかなり体験していますから。
 ま、お盆も近いので、そんな「ミス」もなんだか笑って済ませられそうな気がします。Sさんがあの世で、なにか操作をしているんですよ。
 私も、1年で一番忙しいそんなイベントの準備で、なにかと作業が立て込んできました。それに加えて、さっきのチラシが出来上がるのと同時に出来ていなければいけない、メディア向けの企画書も作らなければいけなかったのを、「禁断」のバックナンバーで思い出させられたので、その作業にも手を付けてみました。でも、これを作る時に一番手間がかかる「企画の趣旨」みたいな部分は、いくらでも書くことがあるのですぐに出来上がって、チラシとチケットが手に入ったら、即刻送ることが出来ることでしょう。
 そんな中で、別の用事でほぼ毎日病院に行ってます。そこで、いつもエレベーターを使う時に気になっていた掲示を、写真に撮ってしまいました。
 気になっていたのは、「寝台車」。まあ、「寝台」は「ベッド」ですから、それに「車」が付いているのだったら、この病院の中にはゴロゴロしていますよね。それがエレベーターに乗って来たって、何の不思議もないのでしょうが、私の感覚では、「寝台車」といったらこれですよ。
 「ブルートレイン」ですよね。「はやぶさ」とか「あさかぜ」といったやつ。それがこのエレベーターに乗るんかい?、と突っ込みたくなってしまったものですから。
 でも、気になって調べてみたら、今ではそういう「寝台車」とは別の意味で、この言葉がよく使われているようなんですね。つまり、私は初めて知ったのですが、病院でお亡くなりになった方を葬儀場までお運びする「寝台を乗せる車」のことを、「寝台車」というのだそうですよ。うーん、それだったらエレベーターにも・・・乗りませんっ!
 あの「車のついたベッド」は、本当はなんて言うんでしょうね。
Aventure Number : 2978 date : 2018/7/27


今日の禁断 ジャーマンポテト


 きのうは、髪をカットしてきました。もうずっと通っている同じお店なのですが、いつもお願いしていた店長さんが他のお店に転勤になってしまったので、最後にその店長さんに切ってもらった時には、帰り際に名残惜しそうに、「次からはMさんにお願いしておきました」と言ってくれていました。そのMさんは一緒に並んで「よろしくお願いします」とあいさつしてくれたのですが、それが男性だったのがちょっとショックで、ろくすっぽ顔も覚えていませんでした。まあ、もうここには来ないかもしれない、と思っていましたからね。
 でも、そのあとでそのお店が新装開店して、その記念に割引クーポンが付いたハガキを送ってきました。あと2回ぐらい、2割引と3割引が受けられるみたいなんですね。ですから、まあその間は行ってみようかと思って、前回はその男の人を指名して、カットしてもらいました。まあ、別に不満はないのですが、なんとなく今までとは違った仕上がりにはなっていたようですね。現に、ニューフィルの女子が「美容室、変えたんですか?」と聞いてきたぐらいですからね。
 そして、きのうも同じ人を指名してから行ったのですが、今度は前とは別の男の人が私のカットの担当になっていて、前の人は隣の席で別のおばちゃんを相手に「素敵な髪ですねえ」などと見え透いたお世辞を言いながら仕事をしていました。予約を間違えるなんて、今度こそ、クーポンも使い切ったのでここはやめよう、と思いましたね。
 でも、今度の人は、なんだかずいぶん仕事が丁寧なんですね。なんか、ちょっと芸術家肌で、自分が気に入るまで何度も細かいところを修正する、みたいな感じで髪を切っているのですよ。ですから、ちょっと私もからかって「まるでアーティストですね」なんて言ってみたら、彼は「これが楽しくてしょうがないんですよ」ですって。それを聞いて、なんだかうれしくなってしまいましたよ。この仕事、自分から「楽しい」と思いながらやっている人なんて、あまりいないんじゃないでしょうかね。
 ですから、次からはこの人にやってもらってもいいな、と思いながら名札を見ると、その人が「Mさん」だったことが分かりました。そうか、この前は当然店長だと思って「店長さんでお願いします」と予約したら、隣のお世辞男が出て来たんで、今回の人が本当の「Mさん」だったんですね。だから、ちゃんと名前で指名したら、私に付いた、と。
 でも、いま顔を見ると全然タイプが違うのに、何で間違えたんでしょうね。まあ、男性だったからでしょう。あ、でも、女性でも分からないことがあるかも。この前の「杜の都合奏団」で、メインのトップを私の後ろで吹いていたクラリネットの人を、ずっと前回一緒だったWさんだと思い込んでましたからね。なんか違うな、とは思っていたんですけどね。
 今日のお昼は、そのお店の前を通って、いつも行く南光台の鳥料理店に行ってきました。そうしたら、いつもの鳥定食で、唐揚げの大きさが明らかに小さくなっているんですね。数は同じで。まあ、確かにこの値段(1100円)にしてはお得な内容だな、とは思っていましたから、別に値上げをしてくれても全然構わないのですが、こんなせこいやり方で実質値上げ、というのは残念です。
 だから、晩御飯は、久しぶりにひとりだけになっていたので、しっかりご飯を炊いて、オカズも自分で作ってみましたよ。
 実は、この前の新田さんの歓迎会の時に、料理は行ってから好きなものを注文するというシステムだったので、私はメニューにあった三角油揚げを頼みました。でも、他の人はあまり頼んでいなかったので、本当は一人で一皿食べたかったのに、一切れ食べただけで、あとはみんなに上げてしまったんですよ。
 それがとても残念だったので、この際だから藤崎まで行って(ここで売ってます)それを買ってきて、一人で思う存分食べようと思ったのです。そうしたら、冷凍庫にだいぶ前に買ってきたのが1枚残っていたので、それを解凍して食べました。でも、やっぱりこれは生にはかないませんね。機会があったら、ちゃんと新しいのを買ってきて、リベンジです。
Aventure Number : 2979 date : 2018/7/29


今日の禁断 ベルリン


 最近テレビから「やまねあきら」という名前がしょっちゅう流れてきますね。これは、ほとんど私の本名と同じように聴こえるので、びっくりしてしまいます。私は、そんなテレビで騒がれるような悪いことも、もちろん、良いこともやった覚えはありませんからね。
 いや、そもそもあの写真を見れば、これは私とは全く無縁の世界の人間だということは分かるので、誰もそれが私のことだとは思うわけはないのですがね。
 そんな、「権力者」がらみで、とうとう音楽関係の人までが、マスコミの餌食になってしまいましたね。週刊誌の広告を見た時点で、これは間違いなく、あのアメフトとボクシングと一緒にしての三題話になるだろうな、と思っていたのですが、見事にその予想が当たってしまいました。その結果、「カラヤン」とか「小澤征爾」といった、普通はこういう流れではまず名前が出ることはない人たちまでが、でかでかと顔写真をさらけ出すことになるのですから、困ったものですね。
 でも、ああいう「不祥事」があったからと言って、演奏会を開くことが許されなくなる、なんていうペナルティが課せられるようなことはないのでしょうから、そもそも問題の質が違うのでしょうがね。
 それにしても、アマチュアである学生オケの指揮者の年間のギャラが1000万円というのには驚きましたね。まあ、あそこと比べるのは無理があるのかもしれませんが、一応同じアマチュアである仙台ニューフィルの場合は、年間予算でもその一桁下のレベルだったような気がしますからね(違ってたら、すみません)。
 そんな、慎ましい活動をしているニューフィルの今度の定期演奏会の印刷物が出来上がってきたので、それの袋詰め作業がさっきまで行われていました。私はいつものように、台車持参で参加し、出来上がって山のようになったチラシやポスターを車に積んで持ち帰ってきたところです。半年ごとに同じことをやっているのですが、その間には人が変わったり、職場が変わったりして、担当を入れ替えたりしなければいけません。その結果、段々私の担当が少なくなっていくのはありがたいことです。
 今回は、ソリストで仙台国際音楽コンクールの入賞者の方が出演されるので、この演奏会は、コンクールの事務局との共催になっています。ですから、そちらの方でもチケットを扱っていただけることになったので、それを明日私が持っていかなければいけません。それを、青年文化センターと、イズミティの2か所のプレイガイドで販売していただけるそうなのです。確か、この前にヤシンスキーさんが出演された時も同じような扱いだったのでしょうが、その時にはそこまではやっていただけなくて、単にチケットを何枚か預けただけだったような気がするのですが、どうだったのでしょう。
 いずれにしても、もう今週の土曜日には、その2ヶ所ではチケットが販売されるようになるのだそうです。良いお席はお早めに・・・って、いつも通り全席自由席ですけどね。でも、会場が萩ホールで少し小さめですから、もしかしたら入場できなくなってしまうかもしれませんね。そこまでは行かなくても、あのホールの前の駐車場は確実に満車になるはずですから、車で行こうとする方はお早めに。
 でも、チケットにも書いてありますが、おすすめは地下鉄なのだそうです。適度な運動にもなる石段や坂道がありますから、そちらもご検討下さい。
Aventure Number : 2980 date : 2017/8/1

18/8/3-18/9/17