今日の禁断 |
ガチャピン |
週末は久しぶりに映画とコンサートに行ってきました。まず、きのうの土曜日は、あの大雪の中、愚妻はなんと富沢の市民センターで練習だというので、車で送っていきます。たっぷり1時間以上かかってしまいましたね。練習は3時間なので、それから家まで往復しても無駄に時間を使うだけ、そこで、通り道のMALLで晩ご飯を食べたりして時間をつぶそうと思いました。いや、うまくいけば、映画の1本も見てみようかとも思っていました。今やっている中では3本ぐらい見たいのがありますから、どれか1本ぐらいはうまく時間内に収まっているかもしれません。
カウンターに着いたのが、5時45分、上映時間の案内を見てみると、「さよならドビュッシー」が5時40分に始まったばかりでした。あとで考えたら、この時間はまだ予告編をやっているので本番には間にあったのですが、6時半から「テッド」というのがあったので、迷わずそれにします。これだったらご飯を食べる時間もありますし。いや、これはWOWOWの映画番組で予告編を流しまくっていましたから、ぜひ見たいと思っていたのですよ。最近見てきて人たちの評判も上々でしたし。
これはもう、予想していた通りの面白さでした。かわいいはずのテディベアの人形が、「発禁(死語)用語」を連発して、いけないことばかりをするという、とんでもないギャップに無条件に笑えるのですね。また、CGのテディベアがかわいいんですよね。そして、殆どアメリカ人にしか通用しないきわどいセリフを、見事に日本でも通用させてしまった字幕にも拍手です。ネットで調べると、この件に関しては詳しく知ることが出来ます。なんせ、「七五三」や「星一徹」がアメリカ映画(の字幕)に登場するのですからね。こういう字幕が作られてしまえば、もう戸田奈津子の出番はないでしょう。
そして、今日行ったのは、新しく出来たホールです。宮城野区文化センターの中にある「パトナホール」という、コンサート専用ホールです。ほんとに小さなホールですが、天井の高いシューボックスタイプ、壁面の反響板も木製で、見るからに音のよさそうなホールです。
そこで聴いたのが、知り合いが入っている小編成の混声合唱団。以前、教会でのコンサートを聴いたことがあるのですが、とてもピュアな響きを持つ素晴らしい合唱団だという印象がありました。彼らの声は、この新しいホールではとても柔らかく、暖かい響きとなって聴こえてきました。東京のオペラシティのような感じの音ですね。あそこも天井が高い、というか、ピラミッド状に抜けていますが、このホールもそれをそのまま小さくしたような形なので、似たような音になっているのでしょう。客席数も少なく、そんなに無理をしなくても満席に出来るでしょうから、こんなちょっとしたアンサンブルには格好のホールが出来たのではないでしょうか。ただ、山台や指揮台が木製ではなくスチール(アルミ?)製というのが、ちょっと気になりますが。
来月になると、今度はニューフィルの金管セクションのメンバーによるコンサートがあります。このホールだったら、金管合奏もとても楽しめるのではないでしょうか。楽しみです。 |
aventure number : 2022 |
date : 2013/1/27 |
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