4161(25/11/28)-4180(26/1/3)

今日の禁断 パニック


 きのう、愛妻が買い物から帰ってきたときに、職場から地下鉄の北仙台駅まで迎えに行きました。そして、自宅に向かおうとしたら、ちょうど、すぐそばの仙山線の踏切で警報が鳴りだして、向かい側から山形方面からの電車がやってきました。この線は単線なので、それが踏切を超えて駅のホームに入ると、そこで待機していた、今度は山形方面に向かう電車が入れ違いに出発するようになっています。ですから、その踏切では、まず、こちらにやってきた電車のために1回遮断機が下りますが、その時には、荒巻方面に向かう車は、直進だけは少しの間交差点を横断できるようになり、その後は停止信号が出るようになります。そのタイミングで、私の車は交差点に着いたので、そこで停まっていました。
 そして、一旦遮断機が上がるのですが、それからしばらくして反対方向の電車が通るので、殆ど上がってからすぐ、また警報が鳴り始まって、遮断機が下りてきます。そのわずかの間に、私が進む道に直交した堤町から北仙台に向かう道が通れるようになるので、ほんの2、3台の車が目の前を通り過ぎていきました。そうしたら、警報が鳴り始めて、もう遮断機が下り始めているというのに、猛スピードで踏切に突っ込んでくる大型トラックがありました。これはまずいだろうと思っていると、案の定、トラックが通り過ぎるちょっと前に、遮断機の先がトラックにぶつかって、先っぽが折れてしまったようでした。
 そこで、私の進行方向の信号が変わったので、車を走らせると、なんだか、線路の上に、その、遮断機の先の棒の一部が落ちているように見えました。このままでは下手をすると電車が脱線してしまうかもしれませんね。先ほどのトラックは、どうやらそのまま走り去ってしまったようですね。
 まあ、私としては、どうしようもないので、そのまま自宅まで走って、また、今度は反対側から職場に帰ってきて、その現場あたりに来ると、なんだか道路が渋滞しています。それは、踏切まで続いていて、そこにはパトカーの姿が見えました。そして、どうやら、先ほどのトラックもそこに停まっていたようですね。逃げてはいなかったようです。
 それは、本当に目の前で起こったことなので、ドライブレコーダーには記録されていたはずです。ですから、それを見ようと思っていたのですが、つい、他のことに気をとられて、それを見るのを忘れていました。そして、やっとついさっき、思い出して、それを見てみたら、その映像はもうなくなっていました。始まったのが、その事故の後、職場に帰って来たときのものでした。そのぐらいで、もう上書きされてしまうんですね。残念なことをしました。ですから、ここで、その画像を紹介することは出来ません。
 矢印が、トラックが走った方向です。「北1」とあるのが、地下鉄北仙台駅のエレベーターの出口です。右下が、仙山線の北仙台駅。
 実は私も、同じ場所で、警報が鳴りだした直後に、先の信号の前に停まっていた車の後ろにスペースがあるように見えたので、踏切を超えてそこに入ったら、思ったよりも狭くて、車の後ろが線路に乗っている状態になってしまったことがありました。焦りましたね。その時は、反対車線に入って、逆走状態になって、前の車が動くのを待ってましたね。そして、私の車のすぐ後ろを、電車が走って行きました。怖かったですね。踏切での走行には、注意しましょうね。
Aventure Number : 4161 date : 2025/11/28


今日の禁断 シベリウス


 昨日は、ランチに先々週行ったしんぱち食堂にまた行きました。ここは、焼き魚がメインのようですが、肉料理も充実しているので、一応とんかつを試してみることにしました。定食が1100円ですから、かなりリーズナブル。
 値段の割には厚くて大きいカツでしたから、これだけでおなかが一杯になってしまいましたよ。味の方は、単純においしかったですね。欠点がないんですよ。メニューを見たら、もうワンランク高いとんかつがあったので、次回はそれを試してみましょうかね。
 ここでの会計はPAYPAY対応なのですが、前に来たときには、その読み取りが出来なくて、お店の人の助けを借りてしまいました。ですから、今回はすんなりと出来ましたね。それはモニターを見ながら、その上に自分のスマホのバーコードをかざして読み取らせるという、それまでになかったやり方だったので、出来なかったんですよ。1回やればもう覚えましたけどね。
 その後、お隣のユニクロに行って、フリースを1枚買ってきました。色が気に入ったもので。その時も、会計はPAYPAYでしたが、それも、スマホの画面を読み取ってもらうという方式でした。ですから、私は、そのモニターの上にスマホを持って行ったのですが、横で見ていた店員さんに「下に入れてください」と言われてしまいましたよ。まったく、いろんなバリエーションがあるので、戸惑うばかりです。そういえば、ティーズに行った時には、逆にこちらがバーコードを読み込んで、そのサイトのフォームに金額を打ち込んで支払う、という方式でしたし。もうこれで、読み込みのパターンは全て経験したと思いたいものです。
 バーコードだけではなく、このイオンは、前にも書いたように駐車場には問題がありすぎです。最近は、まるでトラックのようにでっかいワンボックスを普通の家でも持っているということで、当然そんなバカでかい車もこの駐車場には停められているのですが、それはもう駐車スペースをはみ出して、車道に出てしまっているのですよね。ですから、そこを通る車は非常に苦労することがあります。これは、駐車場のサイズを、普通車しか停めないという前提で設計しているせいなのですよ。本当に、なんでヨドバシのようなスマートなものが作れなかったのでしょうね。しつこいですが。
 ですから、駐車場所によっては、鉄骨がすぐそばまで来ていて、下手をすると頭をぶつけそうになることもありますよ。いや、実際に、きのうはその鉄骨を避けようと頭を低くしていながら車のドアを開けたら、いきなりそのドアの角におでこをぶつけてしまって、大変なことになってしまいましたよ。もう、血がダラダラと流れてきて、駐車場は血の海です・・・というのはウソですが、おでこにかなり大きな傷が出来たのは事実です。もの凄く痛かったですし。
 そんな、実際使う人の身になって作られては決していない施設なんだということが、再確認できました。
 今日は、毎年恒例のフルートのクリニックに行ってきました。ちょうど、最近気が付いたのですが、H/Bのキーに付いているはずのフェルトがなくなっていて、トリルをするとものすごい音がするようになっていたので、その修理をまずやってもらいました。

 上が、キーが開いている状態、下が閉じている状態です。黒いフェルトが、今回新しく付けてもらったもの。これで、ノイズは完全になくなりました。第1楽章の39小節目からのトリルが、これで心置きなく吹けます。
Aventure Number : 4162 date : 2025/11/30


今日の禁断 エキサイト


 今では、「AI」はなくてはならないものになってしまったようですね。それが本当に私たちにとって必要なのかは分かりませんけどね。出来れば、一生これとは無縁に生きていきたいと思っているのですが、そうはいかないでしょうね。
 その中で、有名なのが「ChatGPT」でしょうか。お題を出すと、的確な答えが返ってくる、というやつですね。私も少し前にかなりマニアックな質問をしてみたら、全くお話にならないひどい答えだったので、それ以来お付き合いはやめていました。でも、最近ではその精度が格段に上がっている、というので、どのぐらいのものなのか試してみようと思いました。
 私が質問したのは「『おやじの部屋2』というブログについて教えてください。」というものです。
 それに対しての答えは、非常に丁寧なものでした。ちょっと長いですが、読んでみてください。

〇 概要
「おやぢの部屋2」は、ブログサービス「Excite Blog」上で運営されている個人ブログです。
運営者は「jurassic_oyaji(ジュラシックおやぢ)」というハンドル名で記事を書いており、クラシック音楽の CD/DVD レビューや、個人的な雑記 ― 記事カテゴリーには「オーケストラ」「オペラ」「フルート」「ピアノ」「現代音楽」「合唱」など音楽関連が並ぶほか、「禁断」というタイトルの雑記カテゴリも存在しています。
最近(2025年11月30日付など)も更新されており、現在も活動中のブログのようです。
〇 主な内容・特徴
このブログの特徴・主な扱いテーマは下のようなものです:
・クラシック音楽の新譜レビューや考察
交響曲・室内楽・声楽・合唱から現代音楽まで、幅広いジャンルの CD / DVD を取り上げ、聴きどころ、解釈、録音の質などについて詳しく論じている記事があります。たとえば「EP」の歴史や意味を掘り下げた記事もあります。
・「禁断」というタイトルの雑記欄
音楽レビューだけでなく、日記や雑感、個人的なエッセイなどを「禁断」というカテゴリで書いていて、単なるレビュー・批評ブログ以上の「個人の声」が出ています。
・古楽・歴史的演奏の考察
たとえば古楽器による演奏、歴史的版の楽譜、あるいは録音の版(エディション)問題など、マニアックで学術的な内容にも踏み込んでいます。
〇 運営者・スタンス
ブログを書いている「jurassic_oyaji」は、単なる趣味のリスナーではなく、それなりの知識と熱量をもってクラシック音楽を聴き、分析・考察をしている人 - とはブログの内容から読み取れます。レビューの深さや、古楽・版の違いへの言及などがそれを物語っています。
同時に、レビュー以外にも「禁断」と呼ばれる雑記コーナーで、古い録音のこと、自身の人生観、あるいは日々の出来事などを正直につづっており、ある種「音楽オタクの独白」のようなスタンスがあります。
〇 利用価値と注意点
・利用価値
クラシック音楽好き、特に「新譜チェック」や「古楽/版違い」に興味がある人 - レビューや考察がしっかりしているので、参考になる情報が多い。
「ただの紹介」ではなく、個人の経験・思想を交えた雑記も多いため、文章として読んで楽しめる。
・注意・限界
分野がかなり広くかつマニアックなので、すべての記事が「初心者向け」というわけではない。ある程度クラシック音楽の知識がある人向け。
あくまで「個人の感想・考察」であり、学術論文ではない - 批評や意見として読むのがよい。
〇 総評
「おやぢの部屋2」は、クラシック音楽/古楽好きを自称する個人が、単なる趣味の範囲を超えて深く音楽と向き合い、レビューや思索をつづるブログです。クラシック音楽や録音、版・演奏の違いに興味がある人には、とても濃密で、かつ親しみやすい内容が多く、読み物としても価値があります。一方でやや専門的・玄人向けな面もあるので、ある程度予備知識があるとより楽しめると思います。

 ですって。ほぼ当たっている、というのがすごいですね。ここまで進化していたとは。
Aventure Number : 4163 date : 2025/12/3


今日の禁断 リニューアル


 昨日、近くのスーパーに行ったら、こんなものが置いてありました。
 この真ん中の段にある「チョコがけバウム」というのは、もうだいぶ前にこのお店の店頭から姿を消していて、他のいろんなスーパーを探してみてもどこにもありませんでした。これには困りましたね。かなりのお気に入りだったので、それが全く入手できないと分かった時には、かなりがっかりしました。
 それからは、スーパーに行くたびに、また出ていないかチェックしていたのですが、一向に出てくる気配がなかったので、もう完全に製造が停止されてしまったのだな、と思っていました。
 それが、全く予告なしに、こんなに平然と棚に並んでいたではありませんか。本当に驚きました。もちろん、1袋買って帰って、食べてみたのは言うまでもありません。これからもこれが食べられるようになった幸せを、かみしめているところです。
 以前のパッケージ(↑)とは、微妙に変わっていますね。
 そういえば、もう姿を消してしまったのでは、と思っていた「コロナ」も、まだまだ感染者が出ているようですね。確か、去年の今ごろ、私もこれに罹ってしまってひどい目に遭ってました。悪いことに、それが愛妻にもうつってしまったものですから、もうことあるごとに嫌味を言われるようになってしまいましたね。
 ですから、今年は絶対罹らないようにと、ほぼ強制的に2人揃ってコロナワクチンを打ちに行きましたよ。一応予約制のようですが、普通にすぐに打ってもらえましたね。ただ、もう前のように無料ということはなく、1本8,000もかかってしまいます。2人で16,000円、かなりの出費ですね。これで効き目がなかったら、やってられませんね。
 今回もファイザーでした。
Aventure Number : 4164 date : 2025/12/5


今日の禁断 ミャクミャク


 この間のChatGPTの話では、このAIの勤勉さがよく表れていたのではないでしょうか。その結果、作った本人でさえも気が付かなかったような私のブログの「良いところ」が指摘されていましたね。逆に、あれだけ褒められてしまうと、逆にプレッシャーとなって、あまり気楽に書くことが出来なくなってしまうのではないか、という危惧が出てきますね。まあ、いくらおだてられても、私自身の資質が変わるわけではないので、マイペースでやって行くしかないですね。
 逆に、私にとっては常識だと思っていることも、ChatGPTさんにとってはその知識の蓄積は全くできていないのではないか、というようなところもありましたね。つまり、私のブログに対する評価の前に、バッハの「ヨハネ受難曲」についても聞いてみたのですが、確かに、以前同じ質問をした時とは格段に進歩は感じられたものの、これでは全くお話にならない、という点ではそれほど変わっていませんでしたからね。
 つまり、私が「彼」にお願いしたのは、「ヨハネ受難曲の第4稿で演奏されている録音を教えてください」というものでした。以前は、そもそも1749年に作られた「第4稿」に関する知識がまったく取り入れられていないことがバレバレのお粗末な答えしか返ってこなかったのですが、今回は、しっかり必要な情報は読み込んで(ネット上のその「元の情報」が、しっかり明記されるようにもなっていました)、それなりに答えてくれるのですが、その元の情報に誤りがあった時には、どうしようもないのですね。
 つまり、この曲の場合、その録音(CDなど)のジャケットやブックレットに書いてある説明そのものが間違っている、というケースがかなり多いのですが、「彼」にとっては、それが正しいか間違っているかという判断が、全くできないのですよ。要するに、「偽データ」を「丸ごと信じて」いるのですね。
 具体的には、私が調べた「第4稿」の録音はこちらにあるのですが、その中で、どこにも「第4稿」という表記はないものの、実際に聴いてみれば明らかに「第4稿」だ、というビラ―指揮のRONDEAU盤はリストアップされてはいません。逆に、ジャケットなどに「1749年稿」と明記されているのに、聴いてみるとただの全集版だったというラルフ・オットー指揮のNAXOS盤を堂々とリストに加えているという始末です。
 あれだけ丁寧にネット検索を行って、かなりのところまで行っていたというのに、このリンク先の情報を取り込むことが出来なかったために、「彼」は大恥をかいたことになったのですね。
 ところで、先日、私のマイナンバーカードの更新をしていましたが、誕生日が私の1ヶ月先の愛妻のところにも、同じような更新の案内が届きました。ですから、私の「体験」を生かして、彼女の分も更新手続きをやってあげましたよ。まずは、写真撮り。これは、外出する前にきちんとお化粧をしていたので、それを撮りました。スッピンとはかなり違う顔になっているのに、これで顔認証が出来るのか、不安になりますが、これもAIの手にかかればなんの問題もなく本人だと判別してくれるのでしょう。
 その後は、前と同じ手順で更新を勧めます。途中で登録したアドレスにURLが送られて来るのも分かっていましたから、彼女のスマホの番号を入れて、そこに届いたバカ長いURLを私のメールに転送してもらいました。それをコピペして、その先に進めば、もう完了です。アップした写真も、なんの問題もなかったようですし。
 まあ、こんな風にして、このバカバカしい制度も日常化していくのでしょう。なんせ、あの醜悪極まりないキャラクターまでが大人気者になる国ですから、結局は体制に取り込まれてしまうのでしょうね。
Aventure Number : 4165 date : 2025/12/6


今日の禁断 ベルナルド


 最近では、熊の被害を聞かない日はないほどの、騒がれようですね。実際に、私が住んでいる街の近くでも実際に熊が目撃されている、などという報道を見れば、そんな熊はいなくなってほしいと思ってしまいますね。
 ですから、私の従妹で、父方の実家の愛媛県に住んでいる人がいて、毎年とてもおいしいミカンを送ってくれているのですが、先日もそれが届いたので、こちらからもお歳暮を贈り、そのご挨拶でハガキを書いた時に、「そちらでは熊の被害などはありませんか?」と書きました。
 今日になって、そのお歳暮が届いたという挨拶のハガキが届いたのですが、そこには、このようなことが書かれていました。
四国のツキノワグマは、今絶滅の危機を迎えています。徳島県の剣山とその周辺地域のみにひっそりと生息しています。現在では10〜20頭ほどしか確認されていません。自然の林が切られ、木材として使いやすい杉などが植えられたので、クマの食べ物が少なったようです。人と共存してもらいたいです。
 全く同感です。地球はヒトのためだけにあるのではありませんから。
 そのクマは、本来なら今ごろはもう冬眠に入っているはずですが、まだまだその辺に現れていますね。冬眠しないと、寒さで死んでしまわないのでしょうか。もちろん、人間もヘルン先生みたいに寒さに極端に弱い人もいますね。ですから、この時期は暖房器具は欠かせません。私の部屋では夏場はエアコンがありますが、暖房対応ではないので、ストーブが必要です。でも、石油ストーブの匂いには耐えられないので、必然的に電気ストーブとなって、去年までは遠赤外線のヒーターを使っていました。でも、それだと、逆に暑すぎるんですよね。
 それで、今年から、セラミックの温風ヒーターを使っています。これだと、音が小さいので音楽を聴く邪魔にもなりませんし。ただ、これは部屋全体は暖められず、正面の足元だけが暖められます。私の場合、パソコンを使う時と、テレビを見るときとでは座る場所が違うので、ヒーターを移動しなければいけません。ところが、この機械は耐震装置がとても敏感なので、ちょっと持ち上げただけで止まってしまいます。動かすときは、ひたすら揺らさないように床を滑らせなければいけません。でも、私の部屋はカーペットなので、それもかなり難しくなっています。
 そこで、いっそ、下にキャスターを付けてみようと思いました。
 近所のホームセンターで、部品を買ってきます。板は、前に本棚に使っていたものを切りました。
 木ねじで固定します。
 そして、その上にストーブを乗せます。ところが、確かに滑らかに動くようにはなったのですが、本体は意外と軽いので、そこを持って動かそうとすると、ストーブだけ動いて、肝心のキャスターは止まったままなのです。
 それで、キャスターに取っ手を付けました。なぜか、こんなのしか売ってませんでした。
 これで完成です。いくら動かしても、耐震装置が作動することはありません。ヘルン先生にも貸してあげたいですね。そういえば、かつては最初の映画版の「ウエストサイド・ストーリー」のジョージ・チャキリスが同じ局でこの役を演じていたんですね。
 その時の共演者の檀ふみは、今回の石あかりよりもおしとやかだったような。
Aventure Number : 4166 date : 2025/12/8


今日の禁断 カツドン


 いつものスーパーで見かけたディスプレイです。
 私の感覚では、「するめ」というのは、イカを干したもの、という認識があるのですが、ここに展示してあるのは、それをさらに「干した」ものなのでしょうかね。
 同じように、「丼」という漢字は、それだけで「どんぶり」と読むのだ、というのが私の感覚ですから、これだと「どんぶりぶり」なのだな、と思ってしまうのですが、どうやらこれは、「丼」を「どん」と読んでいる人がいるようですね。まあ天丼を「てんどんぶり」とは読まないので、これでもいいのかもしれませんが、やはり一字だけだとこれは「どんぶり」以外の読み方はあり得ません。そして、そのような「間違い」を犯している人はかなり増殖しているとみえて、いまでは、「どんぶり」を「丼」ではなく、「丼ぶり」と書いてある看板の方が圧倒的に多くなっています。なげかわしいですね。
 ですから、今さら「グルメ」とか「世界観」とか「経験値」の「間違い」を指摘しても、なんのこと? みたいに無視されてしまうようですね。特に「世界観」は、かなりの社会的な地位の方までが平気で使っていますから、もう完全に「悪貨が良貨を駆逐」してしまっています。
 ただ、最近、10年ほど前の「孤独のグルメ」という、松重豊が主役のドラマが再放送されているのですが、このタイトルの「グルメ」は、もしかしたら本来の意味の「食通」なのではないかと思うのですが、どうでしょうか?
 でも、このドラマは、パターンが毎回全く同じで、3段階でフレームを引いていくなどというカットは、もうやめてくれ、と言いたくななりますし、何より、音楽が全く同じ物の使いまわしなので、もう恥ずかしくなってしまいますから、最近ではもう見ることはなくなってますけどね。
 その音楽、何回も聴かされていると演奏のアラまで分かってしまいます。手抜きもいいところですね。
 こればかりは手を抜けない、職場の年末のお便りの封筒詰めが、終わりました。これまでは私一人で1200人分の袋詰めをやっていたのですが、今年からアシスタントが出来たので、以前はまるまる1週間はかかっていたものが、たった3日で終わってしまいました。
Aventure Number : 4167 date : 2025/12/10


今日の禁断 エアコン


 今日は平日なのですが、私はお休みでした。職場で電気工事が行われ、そのために敷地全部が丸一日停電になるというので、全く電気が使えなくなくなりますから、仕事が出来なくなるので休んでくれ、という指示があったからです。確かに、事務室に電気は点きませんし、WIFIも使えず、デスクトップも電源が入りませんから、何もできませんね。何より、暖房が全く入らないのでは、凍え死んでしまいます。
 ということで、きのうのうちに、電気を使わない石油ストーブに灯油を入れる、と言ったことをやっておきましたね。社長も副社長も、ここで1日暮らすことになるのですからね。
 そこで、一応休みではありますが、お昼過ぎにその工事の様子を見るために、職場に行ってみました。
 ところが、
 現場に行く前の道に、こんなクレーン車が停まっていましたよ。これでは進めないので、手前の駐車場で降りました。
 そこでは、電柱の根元に穴を掘って、電線を引き出しているようでした。ブルーシートは、雪が降っていたので、そのあたりが濡れないようにしていたのでしょう。感電しますからね。
 そして、現場のそばまで行くと、マンホールの中に人が入って作業をしています。地下ケーブルを、どうにかしているのでしょうね。
 これが、現場のキュービクルです。工事は、ここに引き込んであるケーブルが、もう耐用年数を超えていて、いつダメになるか分からないということが分かったので、そうならないための新しいケーブルへの交換でした。そんなことで丸1日かかるのかな? と思っていたのですが、これだけの人数で、こんな大規模なことをやっていれば、そのぐらいかかってしまうのでしょうね。
 先ほどのクレーン車がどのようなことをするのかまでは分かりませんでした。もしかしたら、中のトランスも交換するのかもしれませんね。
 これは、きのう撮っておいたキュービクル、あとで、これが変わっているか、確かめてみましょう。
Aventure Number : 4168 date : 2025/12/12


今日の禁断 ワークショップ


 今日は久しぶりの雪の中、車で日立システムズホールまで行ってきました。12時半から、今度仙台市で建設が予定されている音楽ホールの、現在の作業の進捗状況を公開する、という市民説明会というのが行われるので、それに参加するために予約していあったんですよね。情報では、すでに予定の200席は満席になったので予約は停止しているということでしたが、いつも使っている交流ホールは、その半分ぐらいしか埋まってませんでしたね。
 そこで市長と、設計者などが現状を報告するというので、まずはその設計図などの資料が渡されるのではないかと期待していたのですが、受付で渡されたのは、たった1枚の紙きれだけでした。表は進行表、裏は設計者の経歴と写真です。こんなものをもらってもしょうがないのですが、資料はプロジェクターで見られるようになっていました。
 でも、あとでサイトを見直してみたら、その画像はすでにアップしてありましたね。ですから、そこから、最新の設計図をもらってきました。
 これを、去年の9月にコンペで通ったものとを比較してみましょうか。
 大ホールの位置が、大幅に変わっていますね。以前は、ど真ん中に大ホールがあって、その壁が開放できるようになっていて、なにかある時にはそこを開放する、というプランになっていたんですよね。でも、今日の説明では、仙台フィルの人たちと一緒に検討した時に、この開放壁については強く反対されたので、それは断念、そして、ホール自体は端に移して、真ん中にはこんなスペースにすることにしたそうなのです。
 ここに来れば、建物全体を見渡すことができるそうなのです。「開かれた空間」でしょうか。ですから、3階にある練習室なども、外から丸見えになっているんですって。余計なお世話ですね。
 大ホールの方は、よく見ると座席のレイアウトがちょっと変わっていましたね。このあたりは、設計者は「永田音響設計」が手掛けた、と強調していました。ですから、以前問題にしていた、可動式の客席にしても、音響的には何の問題もないと、たいそうな自信を持っているようですね。そんなことはあり得ないのに。というか、この設計者は、音響に関しては全くのシロートのようですね。
 何よりも、この施設が、単にホールだけではなく、「災害文化」というものと一体化したものなのだ、という説明がしつこく繰り返されましたが、いまいち、その概要が伝わって来ません。どうして、普通のはホールではダメだったのでしょうかね。
 一通り説明が終わると、30分ぐらいの質疑応答の時間が設けられていました。もしかしたらそういうものがあるのでは、を思っていたので、前から2番目の席に座っていて、司会が「何かある方は挙手願います」と言ったときに、すぐさま手を上げましたよ。たぶん10人以上上げていたのでしょうが、運よく私にも発言の場が出来たので、こんなことをしゃべってきました。
 そうしたら、次に指名された人も、「パイプオルガンは必須」と言ってましたね。まあ、それでも、オルガンが付くのは難しいでしょう。可動式の客席への危惧を言った人もいましたが、設計者は「絶対に大丈夫」の一点張りでしたからね。そうなれば、オルガンを設置する場所なんて、なくなってしまいます。
 そもそも、宮城県が建設中のホールには、すでに完璧なオペラや演劇用の設備があるのですから、可動式の客席は全くの無駄なものなのだ、と言っている人もいましたね。逆に、「演劇に2000人の客席は多すぎる」という人もいました。そうなんですよ。この説明の最初に、「楽都、劇都仙台」という、聞いたこともない標語が紹介されていました。いつの間に「劇都」になったのでしょうね。そんなことは、まず、きっちりした音楽専用ホールが出来てから言ってくださいよ。
 何しろ、建設費が550億円ですよ。これからはさらに増えることでしょうね。そんな莫大なお金を投じて、こんな中途半端なホールを作る意味が、どこにあるのでしょう。設計者や市長は、「音楽ホールと災害文化を一体化した施設など、世界で初めてだ」などと得意げに語っていましたが、おそらくこれは「世界で最後の無駄遣い」になってしまうことでしょう。
 放送局のカメラもたくさん来てましたが、夕方の仙台放送のニュースで、私の姿が映ってました。
 控えめに手を上げていたのに、捕まってしまいました。
Aventure Number : 4169 date : 2025/12/14


今日の禁断 マイナカード


 週明けの月曜日でしたが、私は午前中はコンサートに出演していました。いや、一応「クリスマス・コンサート」なんて言ってますが、実体はメンバーの一人が住んでいるさる町内会の催し物なんですけどね。去年は、これに行ってコロナに罹った、という噂が広まって、大変な目に遭ってしまいましたが、今年は大丈夫でしょうか。
 それは、町内の集会所で行うのですが、私にとってはコンディションが作りにくい環境だったので、なかなか思ったような音が出なくて、毎回落ち込んでいました。でも、今回は、私自身のアンブシャーが、この年になって初めて、迷いなく決めるポイントがはっきりわかるようになっていたので、コンディションには何の問題もありませんでした。こんな、慣れないところで思い通りに吹けたなんて、初めてのことです。嬉しかったですね。まあ、聴いている人には分からないことでしょうけど。
 そんな中で、今回演奏したのが、なんとヴィヴァルディの「ごしきひわ」なんですよ。なんでも、町内会の人からのリクエストなのだそうで、パート譜までしっかり用意されていました。まあ、私はランパル版の楽譜を持っていたので、それを使いましたけどね。
 これが、そんなに難しくはないだろうと思っていたのですが、単純だと思っていたゼクエンツが結構ヤバいんですよね。もう、真剣に練習して、やっと吹けるようになりましたよ。それも含めて、他の曲も、私自身はほぼ納得できる出来でした。
 コンサートが終わってから頂いたのが、こんなランチです。プログラムも映り込んでますね。モーツァルトは、今年アンサンブル大会で演奏した奴です。それ以外は、クリスマスの曲ですね。去年私が編曲したカッチーニの「アヴェ・マリア」も、その中に入ってます。これも、リクエストがあったのだとか。
 ヴィヴァルディは、ヴァイオリンが2パートが必要なので、いつもの4人に、もう一人加わってました。メンバーの奥様ですけどね。このメンバーで練習している時も、ちょっといつもと違った緊張感があって、良かったですね。
 会員さんの中には、こんなものを手作りで提供している人もいましたね。雰囲気は最高でした。一つ心残りだったことがありました。いつもだと、演奏する時には必ず膝の上にスワブをおいて、水分を吸い込ませているのですが、今回それを持って行くのを忘れてしまいました。そもそも、ほとんど休みがないので、あまり水を切る機会もないのですが、気が付いたら、フローリングの床が水浸しになっていました。来年は気を付けないと。
 家に帰ったら、こんなのが届いていました。
 たしか、これをネットで申請したのは11月20日だったはず。その時には1ヶ月半はかかると言われていたのに、もう出来てしまったようですね。しかも、受取も予約制ではなく、いつ行ってもできるというのですから、なんだか拍子抜けです。しかも、受取期限が「3月12日」となっていましたよ。これだと、前のカードが失効する私の誕生日よりも後なんですけど、そんなことってあるのでしょうか。
 そんな、ちょっと理解できないようなことが一杯だった、この更新さわぎでした。なんか、本気でやっているのかどうか分からないようないい加減さですね。次の更新の時には、もうこれはなくなっているかもしれませんね。
Aventure Number : 4170 date : 2025/12/15


今日の禁断 ホルスト


 昨日は、郵便局に行って、職場の郵便物を1200通発送する、という作業をやってきました。いや、「作業」自体は郵便局の人が行うので、私は、車でそれを持って行っただけなんですけどね。とは言っても、それはプラスティックのコンテナに3つ分になりますから、ギリギリ車の後ろのシートに収まる大きな荷物になっていました。
 ですから、本来ならば、この封筒詰めを一緒にやったアシスタントと一緒に行って運んでもらいたかったのですが、なんと、喉が痛く熱があるというのでお休みでした。仕方ないので、私一人で持って行きましたけどね。そして、ちょうど郵便局では台車が2台使えるようになっていたので、それにコンテナを分けて積んで、両手で押していきましたよ。そうしたら、途中で局員さんが気が付いて、運んで行ってくれましたね。
 前にも書きましたけど、この郵便局の局員さんは、一度として同じ人に当たったことがありません。ほぼ半年に1回来ているのですが、本当にいつも知らない人が窓口にいるんですね。これが、例えば近くの普通の郵便局だと、もう何年も前から顔見知りで、なにかとおまけをくれたりしているのですが、そういうことはこの大きな郵便局では決してあり得ません。
 つまり、受け取ってからの手順も、毎回違うのですよ。今回は、いつもだと必ず先に書かされる伝票は渡されないで、メモしてあった部数だけを確認して、数量の確認作業を始めましたからね。その作業も、全部他の部屋に持って行って数えることもあったのですが、今回はカウンターのすぐ後ろで数え始めてましたね。
 そんなことをやっていたので、その、荷物受付用のカウンターは担当者がいなくなってしまって、お客さんの長い列が出来てしまっていましたね。しばらくして気が付いたのか、他の人がもう一つのカウンターを空けて、やっと対応できるようになったようですけど、私のせいでそんなことになったような気がして、ちょっと申し訳なかったですね。
 もちろん、数量はこちらで数えていったのとぴったり合ってましたし、料金も、区内特別とバーコードの値引きが、やはり計算通り合ってました。自慢じゃないですが、もう何年もこの発送業務をやってますが、料金が計算通りではなかったことは一度もありませんでしたからね。
 そして、その夜は私にとっては今年最後のニューフィルの練習でした。練習自体は来週まであるのですが、それは分奏で、私が降り番の曲しかやりませんから、私は行くことはないんですよ。なんと、今年ももうそんな時期になってしまいました。
 そんな、年も押し迫った中で、あさって行われる、来年秋の定期演奏会の曲目を決めるための会議の資料を、私は作っていました。昨日の練習の日までに、それぞれのパートから希望曲を私のところに送ってもらうように、という前からの通達が確認されていたので、夕べのうちにごっそりとその希望曲が寄せられていましたから、それを一覧表にまとめるという仕事です。
 これも、仕事自体は簡単で、これまでの希望曲のデータを全てリストアップしたエクセルに、今回の希望のパートを入れて、それが無い行を削除する、と言うだけの話です。
 とは言っても、今度の演奏会は80回目という節目のものなので、「記念」という言葉を付けることになっていましたから、ある程度は限られてくるのでは、と思っていたのですが、集まったのはいつもの通りの脈絡のないラインナップでした。ほんと、好き勝手に出したものです。ま、私もかなりリスキーなのを出しましたけどね。
 まあ、めげずに仕事を終えて、その結果をPDFにして、パートリーダーにメールでそのURLを伝えたら、まだ希望曲が届いていないパートから、「こういう希望を出しました」というメールが届きました。私ではなく、別の人に送ってしまっていたようですね。普通だと、その人が気が付いて私に転送してくれるというのが当たり前の流れなのでしょうが、その人からやっと転送されて来た時には、もうとっくにリストは更新されていましたよ。呑気な人がいたものです。
Aventure Number : 4171 date : 2025/12/17


今日の禁断 コマツナ


 火曜日に投函した顧客宛のDMの中には、諸会費を納入するための振替用紙も同封してあります。区内特別などでは、おそらく次の日の水曜日には配達されていたでしょうから、すぐその振替用紙を使って送金をした人もいたようで、その日は5通の入金がありました。そして、木曜日にはそれが36通に増え、金曜日には、なんと111通にもなっていましたね。それは、1年の間に収めて頂ければよいものなのですが、やはり忘れないように届いたらすぐ送ろうとしている人がたくさんいたのでしょうね。これは、去年に比べると大幅に増えているので、それを整理するのは大変になってきます。それで、毎年、お正月休みが終わって職場に行くと、その、山のような振替用紙が待っている、という状態だったのですよね。
 ただ、今年は去年と違って、振替を郵送してもらうのをやめて、ネット経由でPDFをダウンロード出来るようになっていますから、いくらか作業自体はスマートに出来るようになっているはずです。ただ、何しろ初めてのケースになるので、実際にはどのような作業が待っているかは、想像もできません。まあ、月曜日には、ダウンしたアシスタントも復帰するでしょうから、頑張ってもらいましょう。
 私は、このところは年末に年賀状を作ることはやめているので、おそらくその作業は余裕をもってできるはずです。本当に、私の周りには、このような「年賀状じまい」をしている人が年々増えているようですから、別に罪悪感もありませんし。
 今日は、ちょっと備品などの購入があったので、オフィスベンダーに行ったのですが、そこには、こんなものが陳列されていました。
 「年賀状じまいスタンプ」と、「年賀状じまいゴム印」ですって。まあ、さすがにこれはあまりにも手抜きだな、と思ってしまいますが、まあ便利なことは便利なのでしょうね。というか、実際にこれを購入して使う人はたくさんいるのではないでしょうか。
 そんなご時世に、郵便局では、なんと「年賀状じまいをしません」という文字が印刷された年賀状を用意しているそうですね。いやあ、これまでさんざん郵便局のダメなところを見せてもらいましたが、これほど愚かしいこともないのではないでしょうかね。わざわざこんなことを書かなくても、普通に年賀状を出していることで、すでにそういう意志は伝えているはずだ、とは思わなかったのでしょうか。逆に、こんなことを書いたりしたら、いかに郵便局が慌てふためいてオロオロしているか、ということが露呈するだけではないでしょうかね。
 年賀状以外で思いを伝えるツールはどんどん広がっているのですから、もはやこれは衰退するのは必然です。どうしてもやりたい、という人だけが、「趣味で」やって行けばいいだけの話です。そして、それに対応して新たな方策を見つけることが、これからの郵便局には求められているというのに。
 スーパーに行ったら、こんな野菜がありました。
Aventure Number : 4172 date : 2025/12/20


今日の禁断 フォーレ

 
 我が家では、普通の家のように、至る所に時計が置いてあります。各部屋に1個ずつ、ぐらいでしょうか。私の部屋なんか2つもありますからね。もちろん、トイレや洗面所にもあります。あとは、目覚まし時計、というのもたくさんありますね。
 そうなってくると、時計によって時間がまちまちになっている、ということも起こります。たとえば、トイレの時計はすぐに進んでしまって、ちょっと油断していると居間の時計より5分ぐらい進んでいた、なんてことにもなってしまいます。それでは不便なので、一応直したりしますが、それも面倒くさいので、この際、せめてトイレぐらいはメインの時計に常に合わせるようにしたいな、ということで、これを、居間の時計と同じ電波時計に代えることにしました。
 電波時計のありがたさは、もうだいぶ前から実感していました。最初に買ったのは目覚まし時計だったのですが、本当に狂いがないので、安心して使えます。それで、リビングも電波に代え、時計もだいぶくたびれてきたので、電波にしたら、そちらはソーラー電源なので、本当に何もしなくても一生使えそうな気がしてきましたね。
 ということで、トイレに使えそうな小さめの時計を探してみたら、昔目覚まし時計を買ったニトリで、格好のものが見つかりました。値段も1000円台ですから、そんなに安くていいの? と思うほどの安さです。
 ただ、電波時計の場合、腕時計は最初から動いているので何もすることはありませんが、掛け時計だと、電池が入っていないので、まず電池を入れて、そのあとで、電波を受信して初期設定になるように待つ必要があります。取説を見ると「15分ぐらいかかる」とあったので、そのまま放っておいたら、一旦12時で止まっていた針がいつの間にか動き出して、今の時間まで動く、と思っていたら、なんだか全然違う時間からスタートしていましたよ。
 それは、トイレの中にセットして見ていたのですが、どうやら、そういうところが電波を受信できないことがあるので、うまくいかない、とかさっきの取説にありましたね。ですから、とりあえず、北側にある私の部屋に持ってきたのですが、そこでは何時間経っても時計は狂ったままでした。
 ですから、間違いなく電波時計が動いている南側のリビングに持ってきたら、今度は数分したらきちんと正しい時間を刻むようになっていましたよ。ということは、この電波を発信しているアンテナは、どうやら福島にあるようなので、家の南側からは受信出来ても、北側からはマンションの場合は電波が届かない、ということなのかもしれませんね。
 まあ、とりあえず、そのままトイレに持ってきて、様子を見ていますが、丸1日経っても時間が全くずれてはいないので、このまま使えるのかもしれませんね。まあ、狂いだしたらもう1回外に出して修正すればいいのでしょう。最悪、普通の時計のモードで使うこともできるようですし。
 そして今日からは、いよいよ振替用紙との戦いが始まります。これは、自宅でもできる仕事だったので、先週の金曜日分のものは、自宅でダウンロードして印刷してみようと思っていました。そのために、振替用紙をプリントするために切ってあったコピー用紙を持ってきてあったのですが、土曜日の朝にダウンロードしてみたら、前日の発送分が100件を超えるという、去年のペースをはるかに上回る量の返信があったものですから、とても持ってきた用紙では足らなくて(1件に付き3枚必要)、結局今日になって職場で印刷、ということになってしまったのですよ。
 そして、それをチェックしてみると、お決まりのこんなのが出てきましたよ。
 何度もここで書いていましたが、このように、払込人の住所氏名欄が空白になっているものが、3件もあったのです。もちろん、これでは困るので、電話をかけて、しかるべき方法で払った人を教えてもらうことになるのですが、これって、そもそもおかしなことじゃないでしょうか。この、アスタリスクが付いた欄は、送金する人が必ず記入しなければいけないのですから、このような形で送金するのはそもそも間違っているのですよ。払込人の住所氏名が記入されていないことが分かった時点で、これは発送してはいけないものなのです。そのためには、払込人にそれを気付かせる方策が必要でしょうが、そんなことはスキャンしていれば簡単に判別できるはずですよ。あんな、郵便番号を瞬時に判別できる機械を、この会社は導入しているのですから、そのようなノウハウは間違いなくあるはずです。それを実行していないのは、明らかにこの会社の落ち度なのですよ。早くそれに気づいてほしいですね。
 それを連絡したのは午前中だったのに、返事が来たのは夕方でした。その時点で、もう1件同じものが見つかっていたので、それも調べてほしいと言ったのですが、もう今日は出来ないので、明日にしてほしいと言われました。しかも、明日になれば担当者も変わるのだ、と。そんないい加減な対応は、民間企業だったら絶対に許されないのでは。
Aventure Number : 4173 date : 2025/12/22


今日の禁断 サラウンド


 先週の日曜日に行ってきた、仙台市の新しいホールについての市民説明会の模様が、YouTubeで公開されました。1週間ちょっとで編集してアップというのは、こういうお役所にしては早い方なのでしょうね。たしかに、「説明会」の全体はカットされずに公開されているようですが、その後の、聞きに来た人たちからの質疑応答は、カットされていて、テキストだけがPDFで公開されていましたね。まあ、それは、動画の冒頭を見ていただければわかりますが、「個人のプライバシーを守るために」このような措置となったそうです。まあ、それは昨今では珍しいことではありませんが、そのために、話したことが全部は公開されてはいない、というのは、ちょっと悲しいですけどね。この中の「質問者3」というのが私なのですが、実際に話したことの半分も文字化されていませんでしたからね。まずは、「サントリーホールやミューザ川崎」の前に言った「永田音響が作った」というフレーズが丸ごとカットされたのがまずいですね。私としては、設計者がやたらと「永田音響と一緒に作っている」ということを強調していたので、それだったらせめてオルガンは付けてほしい、という意味で言ったのですからね。まあ、その後でしゃべった人も「オルガンは必須」とフォローしてくれたのが救いですが、はたしてこの思いが伝わったかは疑問です。
 おそらく、これは次の「かいほうげん」のネタになるでしょうが、私の手元には質疑応答までしっかり録音したものがありますから、こんないい加減な「文字起こし」ではなく、「懇談会」レベルの完璧なテキストを載せてみますからね。本当に、こんなものでは、あの時の発言者たちの悲痛な思いは、全く伝わりませんよ。
 とは言っても、設計者がある程度は使う側の意見を尊重してくれたことは、司会者が発した問いに対する返答としての発言で分かりました。それは、この動画の1時間22分あたりから始まるのですが、ホールに関しては、当初の設計を大幅に変更してあるのだそうです。それは、仙台フィルからの意見を取り入れる形で実現したそうなのですが、以前、設計サイドは仙台フィルの意見は全然聞いてくれなかったという話を関係者から聴いていただけに、ちょっと驚きました。というか、こんなにあっさり変更を認めたことで、この設計者のホール設計に関しての無能ぶりを露呈した、ということになるのではないでしょうか。
 つまり、変更前のホールでは、なんと、壁が全て開放されるようになっていたのですからね。コンサートホールでこんなことをされたら、もはやホールとは言えませんからね。そんな提案をしてきた時点で、この設計者がホールの音響に関しては無知であることはもうわかっていました。
 それが、今回の説明会では、映像の42分ごろから始まる大ホールの説明に入ると、「永田音響設計」の名前を出して、いかに素晴らしいホールを設計したかを滔滔としゃべりだしたのですからね。「世界でトップクラスのホールを目指した」とまで言っていたのですから。そして、「あくまで、このホールは音楽専用ホールとして設計した」とも言い切っていましたよ。そんなことが言える人は、、こんな、とてもハードルの高いプロセニアム型との両立などには、決して手を出すわけはありませんよ。なんせ、同じ仙台市には、それと全く同じホールがもはや建設を始めているのですからね。
 質問者から出た、「転換機構は音に影響を与えるのでは」という問いには、彼は「何の問題もない」と、全く何の根拠もない強気の発言で対応していましたが、もはやこの人に良い音響のホールを望むことは間違っていることが、はっきりしましたね。彼は、このホールに対して、音響に詳しい人であれば必ず使うはずの「ヴィニャード」という言葉は一切使いませんでしたから。
 いや、そもそもの失敗の原因は、仙台市が「複合施設」という名目で、音楽ホールと「災害文化」とを一体化したという、ありえない施設をでっち上げて邁進したことでしょう。この「楽都」は、まともな音楽ホール一つ単独では作ることが出来ない、非文化的な街なのですよ。
Aventure Number : 4174 date : 2025/12/23


今日の禁断 カスタマー


 きのうは、更新したマイナンバーカードの受け取りに行ってきました。なんせ、今のカードの賞味期限は私の誕生日の1月末ですから、その前には入手しておきたいですから。案内では、「3月末まで大丈夫」などと書いてありけど、そうなるとその間は古いカードが使えるのか、という、単純な疑問がありますから。ほんと、このカードに関しては理解できないことばかりです。
 案内では「時間がかかります」などと書いてあったので、一応、昼休みだったら少しは人も少ないだろうと思って、昼ご飯を食べたらすぐに区役所に向かいました。会場は6階だというので行ってみると、いやあ、結構来てましたね。番号カードを取ると、それは2枚続きになっていて、切れ目が付いていました。どうやら、窓口が2つあるようですね。
 その1つ目は、すぐに呼ばれました。そこでは簡単な質問をされただけで、あとは2番目の窓口の前で待っていろ、ということでしたね。そこに座っていると、このフロアにはマイナンバーカードの受付の反対側に「衛生課」という部署がありました。ところが、昼休みのせいでしょうか、そこには人一人いませんでしたよ。まあ、みんなご飯を食べに外に行ってしまったのでしょうが、誰もいない、というのはとても異様でしたね。私は普通の会社に勤務したこともありますが、日中職場に誰もいなくなるということはまずありませんでしたからね。あるいは、「公務員」には、昼休みは職場に来るな、というような取り決めでもあるのでしょうか。
 それとは対照的に、その隣の穴倉のような「食品衛生協会」という部屋の中で、ひたすら壁に向かって黙々とパソコン作業をしている人がいましたね。なんか、とても異様な光景でした。
 そして、反対側のマイナンバーカードでは、もちろん昼休みでも交替できちんと対応していますからね。ただ、窓口には「30分程度かかります」という貼り紙がしてあるにもかかわらず、結局は1時間以上待たされてしまいましたけどね。まあ、それはやはり「昼休み」のせいなのでしょうか。
 その、2番目の窓口で待っていると、時には番号順ではなく呼ばれる人もいたりしました。まあ、何か事情があるのでしょうが、なぜか、私よりもだいぶ前にきているのに、どんどん飛ばされているご老人がすぐそばに座っていて、なんかぶつくさ言ってましたね。自分より前の番号が呼ばれると、大きなため息をついていますし、何やら独り言も言ってます。と、その人のところに、職員がやってきて、何か質問しているようでした。どうやら、なにか申請時に問題があったようですね。そうしたら、そのババア(最初は男性だと思っていたのですが、女性でした)は、ここぞとばかりに、その職員に大声で罵詈雑言を浴びせまくってましたね。気持ちは分かりますが、聴いているとそれはとても醜いものにしか思えませんでした。こういうのを「カスハラ」というのでしょうね。職員は平謝りでしたが、ババアは手を緩めることなく、まくし立てていましたよ。こんな老人には絶対になりたくないですね。
 確か、最初にこのカードをもらったときには、しっかり顔認証をされていたような記憶がありました。写真はすでに送ってあったのに、自動車教習所にあるようなカメラが置いてあったので、また写真を撮られるのかな、と思っていたら、それが顔認証用のカメラだったようですね。でも、今回はそんなものはなく、職員がカードの写真と私の顔とを見比べて、「はい、大丈夫です」と言って、それで終わりでした。本当に、そんなので大丈夫なのでしょうかね。
 今度かかりつけの病院に行く時には、これで保険証をの紐づけを行うつもりです。「もう保健証は使えない」というデマに踊らされているわけではありませんが、この先は運転免許証までも一体化する流れになって行くと、もはや逆らえなくなりそうですからね。まあ、免許証の場合は、かえって面倒くさくなりそうですから、一体化することはないと思いますが。
Aventure Number : 4175 date : 2025/12/25


今日の禁断 リバー


 さっき、テレビのニュースで、「熊が梅田川沿いのあけぼの町で発見されました」などと言ってました。ビックリしましたね。昨日あたりは、宮城野区あたりの区役所付近で見つけられていて、たとえばパトナシアターなどがあるあたりなので、なんだか縁のある地名だな、などと思っていたのですが、「あけぼの町」などと言えば、もう自宅のすぐそばではありませんか。いつも、職場に行く時に通っている道沿いの町ですよ。そして「梅田川」というのは、私の家のすぐ下を流れている川です。もしかしたら、もうすでにそこまで来ていたかもしれませんね。ベランダから下を見たら、そこに熊がいた、という状況が、もしかしたらあったのかもしれません。いままでは全く縁のない話だと思っていたものが、俄然身近なものになってしまいましたよ。
 しかし、今回の熊騒動の報道を見ていると、なんか、とても原始的なことをやっているなあ、という感じがずっとしていました。結局、猛獣が来たときには、それに出会わないようにする、そして、それなりの「兵器」を使える人であればそれを殺してしまうことができる、というのが大前提なのですからね。そのいずれにも「人類の叡智」などと言うものは全く感じることは出来ません。人類は、これまでに様々な事態に遭遇するごとに、それに対処する知恵を見つけ続けてきたはずです。でも、こと「熊」に関しては、そのような理知的な対応は、今のところはまったく出来ていないようですね。たとえば、「熊が食べに来るから、柿の木は丸ごと切ってしまえ」というのなどは、悲しくなるぐらい愚かなことじゃないでしょうか。
 でも、よく考えてみると、たとえば「防衛」にしても、「相手が攻めて来ないように、軍事力を増強しよう」という発想は、その「柿の木」と同じぐらい愚かなことなのではないでしょうかね。そんなことばかりやっているので、「熊」に対しても、その程度のことしかできないというのが、そもそもの「人類の叡智」の正体なのかもしれませんね。
 まったく次元の違う話ですが、現在、建築が計画されている「音楽ホール」に関しても、そんな「人類の叡智」は存分に発揮されているようにも見えます。それは、音楽関係者というごく一部の人たちの希望を取り上げるのではなく、もっと幅広い文化活動、例えばオペラや演劇といった舞台芸術、さらには、「災害文化」という、いまいちその概要が理解できないものまでも含めて、どんな人でもその恩恵が受けられるような施設を作ろうとしているようです。
 市民に対する説明会での、そんなビジョンを誇らしげに語り上げていた設計者のスピーチは、まさにそのような熱意が伝わってくる、崇高なものに思えました。なんせ、600億円という巨費を投じる事業ですから、多くの人の賛同が必要になり、そのような考えも必要になってくるのでしょう。
 しかし、冷静になって考えてみると、当日の一般市民からの発言にもあったように、そのプランには多くの疑問点があります。まず、この施設を演劇活動に使うことはまず不可能です。というより、すでに、おそらくもっと演劇にも適したような施設が、現在は県によって既に建設が始まっています。つまり、この施設に、プロセニアムは全く必要はないのですよ。そして、その結果、現在考えられている、可動式の客席などと言う、なんとも無駄で、音響的にはマイナス面しかないものも、全く必要なくなってくるのです。もちろん、フライタワーというバカでかい空間も、全く必要ありません。
 こんな無駄だらけの施設を作ってしまうというのが、「人類の叡智」の成れの果てなのですよ。将来、この施設が笑いものにならないようになるために、もうワンランク上の「叡智」を注いでもらいたいものです。(そして、その無駄を省いた分、オルガンにお金を使ってください。)
 そういえば、この施設の建設予定地の近くでも熊が発見されていたようですね。
Aventure Number : 4176 date : 2025/12/27


今日の禁断 ウィルキンソン


 一応年末の連休中なので、まずは大掃除の真似事でもやってみようと、まずはこんなものを買ってきました。
 ベランダへの出口のサッシに網戸が付いていて、それがかなり汚れるので毎年きれいにしようと思っているのですが、これまではなかなかうまくいってませんでした。最もシンプルに、ブラシを使って水に濡らして網戸を上から洗っていく、というやり方だったのですが、どうしても洗っている時には、本当に汚れが落ちているのか分からないんですよね。そして、乾いたところで見てみると、かなり汚れが残っているという状況でした。
 それが、最近大きなホームセンターで、この網戸用のブラシを見つけて、そこにあるコメントなどを読んでたら、かなりの優れもののような気がしてきました。何より、柄が長くなっていますから、高いところから低いところまで万遍なく洗えますし、洗剤なんかも必要ないというのですから、まあダメモトで買ってきましたよ。
 そして、今日は外も暖かかったので、これを使って網戸と、窓とを掃除してみました。そうしたら、それはかなりの効果があるようでしたね。水を含ませて上からなぞって行くと、汚れが下の流れ落ちてくるのがよく分かります。1回ではちょっと心配だったので、2回ぐらい繰り返してみて、乾いたところを見たら、本当にきれいに汚れが落ちてましたよ。ついでにガラスもこれで洗って、乾いたぞうきんで拭いたら、それだけできれいになりましたし。
 ですから、時間もこれまでの半分ぐらいで終わってしまいましたね。それで、続けて、今度はキッチンのタイルを掃除することにしました。こちらは、目につくところはたまにきれいにしてはいるのですが、ちょっとした陰などはずっと何もやってませんでしたからね。ですから、まずはその辺に置いてある物を全部どかして、タイルの壁を全部出した状態で1枚1枚丁寧に洗剤とブラシで洗っていきます。面白いように汚れが取れましたね。
 その時に使っていた洗剤をほぼ使い切ってしまったので、ちゃんと買っておいた次もすぐ使えるようにしておこうと思いました。
 それが、この商品です。だいぶ前に買ったものですから、もしかしたらもうなくなっているかもしれないという心配はあったのですが、実際にお店行ってみたら、近所のスーパーやドラックストアやホームセンターでは、これを見つけることは出来ませんでした。同じ「マジックリン」で「トイレ」とか「バス」というのはあるのですが、この「キッチン」だけは、いくら探しても棚には置いてないんですよ。
 そのことを、愛妻に言ったら、「どうせ、見落としたんでしょう」と軽くあしらわれてしまいましたね。確かに、花王のサイトを見てみると、ちゃんとこんな写真が掲載されていましたからね。真相はいったい・・・。
 その後は、1年分の公的料金などの領収書の整理です。ハガキや封書で来る文書を、一応スクラップしているんですよね。それは、毎月送られてきたもので、結構な量になっているのですが、その中に、「今後は郵送ではなく、ウェブサイトからの案内となります」というような通知がありました。確かに、今の時代にわざわざ封書で領収書を送るなどと言うのは、手間も経費もバカにならないでしょうから、それをウェブで済ませてしまうというのは、かなりの経費節減にはなるでしょうね。携帯の電話代などは、最初からそんな形でしたからね。
 おそらく、こんな形での連絡は、これからはどんどん増えていくことでしょうね。でも、私などは、新しくログインするためのアカウントを作ったりするのは、最近はもう煩わしく思えるようになってきています。そもそも、ネットそのものに対応できない世代の人はたくさんいるはずですから、こういう流れには付いていけない人だっているでしょうね。要は、企業やお役所は、自分たちが楽をしたいから、こういうことに積極的なのでしょう。そして、人間がやれなければいけないことまで、AIに取って代わらせようとしています。本当にそれで大丈夫だと思いますか?
 そういえば、ネットでひどい目に遭ったという飲料メーカーがいましたよね。私はそこの炭酸水を箱で買って毎日飲んでいるのですが、たぶん、そのせいで配送が滞り、その箱のバーゲンがばったりと止まってしまったのですよ。ネットに頼りきりになった挙句が、こんな仕打ちです。やはり、おかしいですね。
Aventure Number : 4177 date : 2025/12/29


今日の禁断 ヴィニャード


 もう、明日で今年は終わりですね。なにかと収穫の多かった今年ですが、最大の収穫は、やっとフルートが吹けるようになった、ということです。もうフルートから音を出すということを始めて半世紀以上経って、なにをいまさら、と言われそうですが、これまでは、本当に自分で納得できる奏法というものが、いまいち分からないでいたのですよ。一応、何年かはきっちりとレッスンを受けて、基礎はしっかり学んでいたつもりなのですが、満足のいく音が出るようなコンディションを作るのが、なかなかできなかったのですね。確かに、コンディションが良い時には思った通りの音が出るのですが、それが長続きせず、また一からコンディションを作り直す、という作業がもう長年続いていました。
 それが、ついに、というか、おそらく、やっとゴールにたどり着けた、という気がするのですね。こうすればきちんとした音が出る、というポイントが見つかって、それをきっちり守って音を出せば、コンディションに関係なく、常にちゃんとした音が出るようになっていました。ここからがスタートだ、と思っています。
 今年のもう一つの出来事は、ずっと追いかけてきた仙台市が建設予定のコンサートホールの建設についての中間報告に参加したことです。去年の9月にその計画の具体案が決まった時には、その設計図を見てとても失望したのですが、それから今までどのぐらい変わったのか、あるいは変わらなかったのか、直接チェックしようと思って、先日「市民説明会」に出席したのですよ。
 その時の模様は、以前仙台市のサイトへのリンクという形でご報告しましたから、ご覧になった方もいらっしゃったことでしょう。ここでは、これまでのようにそれを「かいほうげん」に掲載するために、その時の関係者の発言でホールに関したところだけを文字起こししてみましたので、それをご覧になっていただきたいと思います。

大ホールについて
藤本(設計者):ホールは音楽ホール2000席だが、音楽の専用の時に使うのは、サラウンド型(1)という造りになる。ステージを囲むように客席が並んでいる。一方で、演劇とか講演会(2)として使う時にはプロセニアム型という、ステージの前にフレームがあって、その中がステージになっている。この両方が実現するようなホールを、今作ろうとしている。まず、この、音楽のサラウンド型コンサートホールでは、ここにステージがあって、2階席、そして一部3階席が、ステージの後ろまでぐるりと回っている。これが、真ん中で演奏しているときに周りを取り囲んで一体感がある。みんなで演奏会を聴いているし、作り上げているのだ、という一体感のある音楽ホールで、海外を含めて音楽の専用のホールではこのような造りにしていることが多い。有名なものだと、ベルリンのフィルハーモニーというコンサートホールがある。そして、演劇の時だと、このままでは使いにくくなるが、実はこのステージの背後の部分がそのまま後ろに下がっていき、フレームが出てくるという仕組みになっている。そうすると、このステージは幕などを垂らして演劇や講演会で使えるようになる。席数は、両方とも2000席を確保している。ステージの後ろに席があるから、こちら(コンサートモード)の方が少し多いのではないかと思われるかもしれないが、実はそこではステージが前に飛び出しているので、ステージがバックするとその分席が増える。そのように工夫して、両方とも2000席を確保している。特に、音楽ホールの状態では、生の演奏の音響が一番大事。そこに関しては永田音響という音響エンジニアリングの日本の会社で、実は世界一と言われている、世界に名だたる色んな音楽ホールの音響設計を手掛けている世界的な会社にお願いしている。このプロポーザルがあった時から、その音響会社を使うようにとの仙台市からの指定があった。これは非常にありがたいこと。そこのエンジニアの方とやり取りをしながら進めている。具体的には、今はコンピューターで解析をすることが出来るので、壁や天井の反射による音の伝わり方や、適切に音が回る様子が、かなり細かいレベルで解析しながら作っている。全体の構成の中で、ひとつ大事なのが、高さ。空間の高さがあることによって、響きの豊かさが生まれる。それがそのまま建築の形にも表れてくるので、この高さをしっかり確保して、さらに幅、そして奥行きの適切な設定が大切といったような様々な条件がある。それを専門のエンジニアと一緒に日夜より良い音を求めて、やっている。私自身もいくつか音楽ホールを作った経験がある。石巻のホールとか、ブダペストの音楽ホールも手掛けた。その時も永田音響さんと一緒にやらせていただいたので、お互いのやり取りの経験もある。さらにそれをブラッシュアップして、緊密なやり取りを行っている。細かいところでは、このホールの木の壁の表面の凹凸の付け方によって響きの質が変わってくる。そこまでを含めて、細かい検証している。もちろん、各座席からちゃんとステージが見える(サイトライン)ようなチェックも行っている。プロセニアムになった時も、音がしっかり響くように検証している。今回、音楽ホールと、演劇、講演会の両方の状態を実現するということがミッションになっている。では、どこかで妥協しなければいけないのか、と言うと、我々としても嫌だし、仙台フィルさんはじめ、海外のオーケストラの方を招いた時も、それは音楽ホールとして世界一級のものを目指したいという思いがあるので、普通の多目的ホール以上の熱意と工夫を入れ込みながら作っている。多目的ホールと定義上はなるのだが、サラウンド・モードとになった時は音楽専用ホールとして世界一級だと言って差し支えのないものになるように、いま作っている。

司会者からの「当初の設計から変わったところがあるのではないか」との質問に答えて。
藤本:プロポーザルからは大きく変わったところがある。それはホール。プロポーザルの時はホールが真ん中にあって、特別な時にはホールの壁が開いて建物全体が一つにつながる(3)というものだった。多様なものが普段は共存していて、それは特別な時にはつながるというコンセプトはそのままだが、ホールが開いてつながるというのが、プロポーザルの時の案だった。設計が始まった段階で、すぐに、まずは仙台フィルの皆さんとかなり密にやり取りをさせていただいた。その中で音響的な懸念とか運営的な懸念、それから、仙台フィルの皆さんの思いを深くお聞きする中で、ホールが開くということについての実現性がなかなか難しいことが分かってきた。もう一つ、一方でホールが開いて真ん中にあると、全部がつながってできることが、やはりホールが前提になってくる。そこは普段プロフェッショナルな方々が使っているところなので、ちょっと近寄りがたい雰囲気があったな、と。では、ホールを閉じてしっかりとしたホールを作ると同時に、特別な時に全体が繋がれるというのが、ホールのスペシャリストだけではなく、まさに市民の方々の企画のイベントで全体が繋がるということも、出来たほうがいいのではないかと考えた時に、今日お見せしたように、ロビーのところには全体とつなぐ空間、そしてホールも繋がれることのできる機能としてそこにある、災害文化の展示室やワークショップの空間、あるいはレストランという他のいろいろな空間も含めて全部が、ロビーによってつながっている、と。そうすると、特別な時に全体をつなげて行うイベントの時の幅がものすごく広がる。例えばファッションショーといったようなあらゆることをこのロビーの空間で行うことが出来る。それによって全体が繋がるというのは、より市民の方にこの施設を開いていくことが出来るのではないかと考えた。その意味では、プロポーザルから案を変えるというのは、なにか妥協してしまったのでは、という印象を受けがちだが、我々としては、まずは仙台フィルさんというプロフェッショナルな方々の意見をお聞きしながら、どのように案を良くしていくかと考えると、実はホールは真ん中にあるよりも、ロビーが真ん中にある方がいいのではないかと、発展的に変化していったものだと理解してほしい。ただ、かなり大きな変更なので、なかなか大変だった。今も設計を進めているが、これはやはり価値ある変更だなと考えて、やらしていただいた。

最後の質疑応答
質問者A:最高の音を作りたいというお話があったが、2000人のホールは、音楽ホールとしては大きすぎる。1500席ぐらいが、音楽関係者などの間では適当だと言われている。ウィーン・フィルの場合は1200〜1300で、世界的に仙台フィルよりはるかに大きな規模のオーケストラが演奏するところでも、1500人ぐらいのホールが使われている。2000人のホールで、多目的で、仙台フィルのような少人数のオーケストラが演奏すると、音が貧しくなってしまう。それは仙台フィルの技量とは全く別の問題。転換機構は、音響に影響を与えるのは明らか。永田音響ではシミュレーションが出来ない。
市長:ずっと以前から2000人規模のホールが欲しいという声が数多く寄せられていた。仙台フィルの演奏だけではなく、吹奏楽の全国大会や、合唱コンクールなどにも使いたい、さらに世界の大オーケストラの演奏も聴きたい、いう声も。そんな様々な声で、2000人という声が多かった。永田音響さんでは、あらゆることを行ってよい音を追及している。
藤本:大きくなると音響も難しくなるのは確か。永田音響さんとは、そのサイズゆえに問題が起こるということは今はない。空間の大きさが、そのまま響きの豊かさになる。転換機構はあまり複雑なものにはなっていない。後ろ側がそのままバックステージに水平に移動していくという構造。ばらばらに分解されているのではない(4)。シンプルな構造なので、故障も少なくメインテナンスも楽。可動部分が少ないので、それが音響的なリスクにはならないはず。
同じ質問者:同じ2000人規模の県民会館も出来るので、何年に1回というようなコンクールなどは、そちらで賄えるはず。
市長:県とは、知事とも事務方とも協議している。共存していけるというデータもある。
質問者B:世界に誇れるホールを作ろうとしているという話だったが、先ほどのベルリンのフィルハーモニーや、永田音響さんが作られたサントリーホールやミューザ川崎などに比べると、明らかに足らないものが一つある。それはパイプオルガン。確か、以前2000席規模のホールを作るときに行ったアンケートでも、そのような要望があったはず。世界に誇れるホールであれば、パイプオルガンは必須。
市長:アンケートについては資料が手元にないが、意見は受けとめさせてもらう。
質問者C:可動式の音楽ホールに懸念。可動式で成功しているホールは聞いたことがない。本当に良いホールなら、日本中はおろか世界中から聴きに来る人がいるはず。3ヶ月くらいたてば、その評価は決まってしまう。音響については、もっともっと煮詰めてほしい。パイプオルガンは必須。こけら落としで期待するのはマーラーの2番や8番のような、オルガンが活躍する曲。
質問者D:お客さんが2000人も来るようなコンサートはほとんどない、1500席が適当。アマチュアのオーケストラや合唱団も、2000人では使うのに躊躇する。
質問者E:演劇ファンとしては期待外れ。このホールは演劇のことは全く考えられていない。
 赤字の部分の注釈です。
(1):ふつう、コンサートホールの音響設計の現場ではこんな言葉は使われません。いかに設計者が音響設計に疎いかがうかがえます。
(2):これ以外に「オペラ」という話もあったはずです。というか、この設計では、明らかに大規模なオペラやバレエの上演として設計されています。でも、ここで大規模なオペラを上演するという話は、説明会では全く語られませんでした。そもそも、2000人も集める「講演会」って、なんなのでしょう。
(3):この計画を聴いた時には絶句しました。そもそも、こんな発想を持っていた人にコンサートホールの設計を任せるなんて、間違っています。
(4):以前の設計では、可動式の客席は3つに分解されるようになっていました。それがなぜこのようになったかの説明は、全くありませんでした。
Aventure Number : 4178 date : 2025/12/30


今日の禁断 ドラゴンクエスト


 あけましておめでとうございます。去年はいつになく月日の歩みが早く感じられ、もうあっという間に年が変わっていた、という気がします。やはり、人生のラストスパートとなって、時の流れが速くなってきたのでしょうね。さいわい、今のところ精神的にも肉体的にもほとんど衰えを感じることはありませんから、今年も、残された時間を精いっぱい使いながら生きていきたいと思っています。
 今年の予定としては、ニューフィルの定期演奏会がいつもの通り2回行われることになっています。現在は春の演奏会に向けてのリハーサルを行っているところで、まだまだ譜読みの段階ですが、もう少しすると指揮者練習も予定されているので、それまでには形になって欲しいと願っているところです。
 そこで演奏されるのはヒンデミットの「交響曲画家マティス」とシベリウスの「交響曲第2番」という、2曲プログラムです。私の担当はシベリウスの1番ですが、このパートを吹くのは2回目となります。とは言っても1回目は35年(!)も前のことですから、もうすっかり忘れてしまっています。とは言っても、その時に苦労したところがかなり楽に吹けるようにはなったような気がしますから、きっとうまくいくことでしょう。
 カップリングのヒンデミットは降り番なので、私が演奏会で吹くことはないのですが、練習の時にたまにそのパートの人が来られないことがあったりしますから、その「シャドー」として、譜読みだけはやっておかなければいけません。これはニューフィルにとっても全く始めてのレパートリーなので、なんの蓄積もありませんから、かなり大変なようですが、さらっていると段々面白くなってきますから、実際に吹く機会があることを願っています。
 この曲には普通の曲ではまず使われない高音のC#が登場します。以前、マーラーの7番をやる予定だったものが、コロナでお流れになった時に、一応さらったことがありましたが、そこでもこのC#が出てきて、それを出すのがかなり大変だったような記憶がありました。それが、今回は、何回かやっていると、何の苦労もなく出せるようになっていましたね。少しは進歩していたのでしょうね。
 秋の定期演奏会では指揮者は決まりましたが、まだ曲目は決まってはいません。これは、80回目となる記念の演奏会なのだそうで、とても張り切っている人はいるのですが、実際はその「80」という数は、あまり意味がないことを知っているので、私はちょっと白けているところです。つまり、以前は、定期演奏会をトヨタの冠コンサートとして行っていたことがあって、それに関しては事実上は定期演奏会なのに、カウントはされていなかったのですよね。まあ、それらは殆どの経費をトヨタが負担していたので、ニューフィルの「定期」としてカウントすることは許されなかったのでしょうね。そういう演奏会が6回ありました。ですから、実際の「定期演奏会」は、今年の秋は「86回」になるのですよ。まあ、今さらそんなことを言っても仕方がありませんけどね。
Aventure Number : 4179 date : 2026/1/1


今日の禁断 シュトラウス


 前回の「禁断」では、事実誤認があったことに気づきました。なんせ、昔のことですから、ちょっと記憶があいまいになっていたのですね。つまり、「トヨタは6回あった」というのは正しいのですが、それらが「定期演奏会の時に番号を付けないでやった」というのは、ちょっと正しくないことを、思い出したのですよ。
 正確には、最初の「トヨタ」つまり「トヨタコミュニティコンサート(TCC)」が開催されたのは1989年の7月だったのですが、その年には4月と10月にきっちりと定期演奏会をやっていたのでした。ですから、「定期がTCCに持って行かれた」ということはなかったのですね。
 ただ、その次のTCCは11月に定期演奏会の代わりに行われてましたし、その次の時もそうでした。結局、殆どの年では定期の時にTCCが開催され、その後単独で行ったのは4回目の1995年しかありませんでした。つまり、2回は単独で、4回は定期に変わって行われた、ということになりますね。ということは、その年には3回、大きなコンサートをやっていたことになりますね。さらに、TCCが終わっても、今度は角田の「第9」に毎年出演するという機会が長く続きましたから、殆ど毎年3回のフル・コンサートを行ってきたことになります。まあ、「歴史」ですね。
 ウィーン・フィルなどは、毎年どのぐらいのコンサートを行っているのでしょうね。おそらく、その年の最初となるコンサートが、今年も生放送されていました。それを録画して、きのう見終わったのですが、なんか、すごかったですね。指揮者がネゼ=セガンだというのは、本番のちょっと前に知ったぐらいで、ほとんど興味がありませんでした。というか、この人は日本での認知度はどのぐらいなのでしょうね。実際はMETの音楽監督ですから、間違いなく「大指揮者」ではあるのですが、いまいち人気がないように思えるのは、気のせいでしょうか。
 私は、もうだいぶ前から注目はしていたのですが、ちょっとひねくれたところがある演奏は、それほど好きではありませんでした。ルックスも、次第に頭髪の量が減って行っているのがよく分かりましたね。
 それが、最初に放送で顔を出したときには、「増毛したの?」と思えるほどの髪の量だったので、ちょっと驚きました。それよりも驚いたのは、そのファッション。
 ピアスにネイルですよ。男性の指揮者でこんな「おしゃれ」な人は見たことがありません。そして、彼が選んだ曲目というのが、ぶっ飛んでましたね。なんせフローレンス・プライスですからね。まあ、METではアメリカの名前も知らないような作曲家のオペラを指揮している人ですからいいのでしょうが、それがウィーンでも通じてしまうところがすごいですね。
 まあ、演奏そのものは、ほとんどが初めて聴いた曲ですから、楽しめましたが、なんと言ってもすごかったのがエンディングでしたね。既にご存知でしょうが、まずはアンコール1曲目の「ドナウ」が終わったところで、スタンディング・オベーションですよ。これは、最近のこのコンサートの録画を見てみましたが、このタイミングで立ち上がっている人は誰もいませんでしたね。そして、「ラデツキー」では、最近ではスネアドラムのイントロが始まると、それに合わせてステージの上手から指揮者が現れる、というのが定番だったものが、なんとネゼ=セガンは客席から現れたのですよね。まあ、それはすでに知っていたので驚きはしませんでしたが、その時のお客さんの反応がとんでもないことになっていました。かなりの人がスマホでその指揮者のことを録画し始めたのですよね。
 いや、1階席に座っているような人は、もうしっかり礼服を身にまとって、いかにも「お堅い」人のように見えるのですが、こんな風に興奮することもあるのですね。というより、このホールでは、こんな風にスマホを撮ることを容認しているのでしょうね。オープニングでは、2階席の人が堂々と写真を撮っていましたからね。日本の、まあ、サントリーホールなどでそんなことをしたら、係員につまみ出されてしまいますよね。実際、私が、演奏が終わったところでスマホを構えたら、後ろに座っていた奴から制止されましたからね。そんなバカげた「礼儀」を、この、まさに「クラシックの殿堂」では堂々と無視しているのですよ。これが、「本場」のすごいところですね。
 そういえば、東京では、コンサートのパンフレットに「拍手は指揮者の手が降りてから」なんて書いてあったことがありましたね。
Aventure Number : 4180 date : 2026/1/3

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