日時 | 2002年10月19日 |
会場 | ニッカ仙台工場 |
Reported by NOSURI
定期演奏会からちょうど1週間後の10月19日(土)、ニッカウヰスキー仙台工場敷地内の河原で「仙台ニューフィルハーモニー管弦楽団 第1回芋煮会」が行われました。
当日の天気は薄曇り、ちょっと肌寒さを感じる気温でしたが、28人&お子さん3人が参加しました。
芋煮会をご存じない方のためにここで説明いたしますと、芋の入ったおつゆをたっぷり作り、これをひたすら食べるという、東北(の一部)のイベントです。この時季、友達や職場の同僚などのグループで河原はいっぱいになり、おこした火の煙が、あちこちでのろしのように上がります。
味付けには、豚肉&みそ味の「宮城風」と、牛肉&しょうゆ味の「山形風」とがあり、どちらを選択するかで、宮城の人と山形の人はよくケンカになります。さらにややこしいことに、山形でも育った地域で微妙に作り方が違うため、同郷どうしでもよくケンカになります。
このように、ふだんはおとなしいとされる東北の人が、熱くなるイベントでもあるのです(大げさかな^^;)。
さて今回は、ゆかりのある人間がワイロを贈ったわけではないですが、幹事さんの一存で「山形風」に決定しました。この場合、具は里芋、こんにゃく(必ず手でちぎること)、牛肉、ネギ(必ずたっぷり入れること)の4点です。これにニッカさんが大根、人参、しめじも用意していたため、正確には「アレンジ山形風」(↓)となりました。
これらを水の入ったナベに入れ、酒としょうゆで味付け。煮ている間はビールを飲みながら、バーベキュー(↓)を焼いては食べ、宇都宮に引っ越された団員ご夫妻ご持参のギョウザ(↓)を食べ、1時間ほどで完成した芋煮を食べ、これまた団員の方ご持参のお酒とおつまみを食べ、ウイスキー工場見学に行って試飲をしまくり、戻ってからまた芋煮を食べ…。
テントで覆われたゴザの上、すっかり何人かがアザラシ状態(↓)となっておりました。
紅葉の始まりかけた景色のなか、食べたり飲んだり、川に向かって石投げ(↓)をしたりと、のんびり過ごせた楽しい一日でした。いろいろと奔走してくださった幹事さん=ニシオカさん@びよらには、感謝でいっぱいです。ありがとうございました。
ところで「第1回」ということは、定期イベントとなるのでしょうか。
予定があって参加できなかったという方も多くて残念だったので、いつかはぜひ「100人芋煮会」が実現できれば、と思います。
こちら(↓)は、工場見学のときの、ゲストホールでの集合写真。ニッカのカメラマンの「あっかるい笑顔でニッカニカ」という煽りに、思わず顔がほころびましたね。