日時 | 2000年11月25日 |
会場 | 鶴ヶ谷希望園(保育園) |
指揮 | 佐藤 崇 |
曲目 | 第1ステージ ビゼー作曲/「カルメン」より「闘牛士」 ビゼー作曲/「アルルの女」より「ファランドール」 第2ステージ オーケストラの楽器紹介 各パートのアンサンブル 第3ステージ アンダーソン作曲/ワルツィング・キャット アンダーソン作曲/トランペット吹きの休日 アンダーソン作曲/そりすべり |
演奏会のレポート by A.O.さん(Cl)
ホールの外観。窓際にいるのは金管奏者。 |
定期演奏会から間もない11月25日、鶴ヶ谷希望園にて訪問演奏を行いました。当日は天気も良く、会場には園児と父母の方々がたくさん来て下さいました。
団員たちは午前中に集合。全体演奏の曲の合わせをした後は、アンサンブルに時間が割かれました。張り切っている(ように筆者には見えた)のは金管の人たち。アンサンブル曲集を持ち寄っていろんな曲を楽しそうに合わせています。本番では一体どの曲を吹くのでしょう?
希望園の方のご好意でりんごやお茶菓子をいただきつつお昼休みです。注目すべきはビオラパート。みんなでおかずを持ち寄ったそうです。一方、筆者は朝、炊飯器のスイッチを入れ忘れた事に気付き、愕然。泣く泣くコンビニおにぎりをいただきます。
さあ本番。瞳を輝かせた希望園の子供たちが入ってきましたよ。
びよらのお弁当(写真提供・西岡さん)
前半の曲目はビゼーの『カルメン(前奏曲)』、『ファランドール』。子供たちはオーケストラの大きな音にはじめはびっくりしたようです。生のオーケストラを聞くのは初めて、という子も少なくないのでしょう。
次は各楽器の紹介とアンサンブルです。弦楽器と木管は『きらきら星』など子供たちがなじみやすい曲をセレクト。金管は息の合った見事なファンファーレを披露。パーカッションの『おはロック』では園児たちも大喜びでした。
コンサートは、団長の佐藤崇さんの司会進行で滞りなく進んでいきました。後半は『Waltzing Cat』、『トランペット吹きの休日』、『そりすべり』などルロイ・アンダーソンを3曲。『Waltzing Cat』では、園児たちも犬の鳴き声で演奏に参加してくれました。
プログラムがすべて終わると、園児たちから団員ひとりひとりに生花のプレゼント。興味津々で楽器を触らせてもらっている子供たちもいました。この中から将来、オーケストラプレーヤーが生まれるかもしれませんね。
最後になりましたが希望園のみなさん、こちらこそ楽しい時間をありがとうございました。そして出演した団員のみなさま、本当にお疲れ様でした。