日時 2002128
会場 えずこホール(大河原町)
指揮 佐藤 寿一(第2部)
浜中 博志(第1部)
独唱 渡部 ジュディス(Sop)
遠藤 恭子(Alt)
所谷 直生(Ten)
斉木 健詞(Bas)
合唱 オーケストラといっしょに歌おう子供合唱団
ベートーヴェン第九「喜びのうた」を歌おう会
曲目 第1部(オーケストラ+合唱)
モーツァルト作曲/アヴェ・ヴェルム・コルプス
ヘンデル作曲/ハレルヤ
鈴木雅光編曲/クリスマスソング・メドレー
全員合唱/きよしこの夜

第2部(オーケストラ+合唱)
ベートーヴェン作曲/交響曲第9番ニ短調全曲

 「角田第九」も、今回は数えて11回目となりました(ニューフィルは第5回から参加していますから、これが7回目となります)。昨年、節目の第10回を迎えて全楽章を演奏したのに引き続き、今年は「特別公演」と銘打って、会場を従来の角田市総合体育館から、隣接する大河原町の「えずこホール」に移して開催されました。もちろん、「第九」は全曲を演奏します。指揮は例年どおり佐藤寿一さん、それに先立ち、第一部では浜中博志さんの指揮で「クリスマスソング・メドレー」などが演奏されました。
 「えずこホール」というのは、収容人員が
600人程度の中ホールですから、ステージはとても合唱団とオーケストラが乗りきれるほどの広さはありません。そこで、最前列の客席を4列ほど取り除き、ステージを前に出しました。しかし、それでも、「子供合唱団」が参加した第一部では、ステージ上は出演者によって埋め尽くされてしまいました。客席のほうも、空席はまったく見当たらない超満員状態、今までの寒々とした体育館でのものとは比較にならないような、演奏者と観客の距離が近く、熱いコンサートとなりました。

撮っておきの写真たち

第一部の最後では、お客さんと一緒に
「きよしこの夜」が歌われました。
「えずこ」(地方によっては「いずめこ」などとも言います)
という、赤ん坊を入れておく道具をかたどったホールです。
屋根の銅版が緑青をふいて、貫禄のあるたたずまいです。
ホールは、広々とした敷地内にあります。
このような印象的なフォルムが人目を引くモニュメント
なども展示されています。
後方に見えるのはショッピング・モールです。
ホール内部は、天井の格子がユニークな、
クラシカルなデザインがなされています。
流行の無機質な内装とは一線を画した設計です。
プロセニアムから前が、拡張されたステージです。
弦楽器はほとんどこの上で演奏することになりました。
今回のお弁当、前日の部。
これだけの量のものを、
15分で食べ切るのは、至難の技です。
お弁当、当日の部。
ケチャップ、ソース、しょうゆの3品が添付。
ちょっと味が落ちたかな。