アマオケクリニックに参加して

H.K.(Vc)

98/12/22掲載


 平成10年度 東北地区 アマチュアオーケストラクリニック 弦楽の部が1129日に山形市中央公民館で開催され、当団からはCbの佐々木さんと私が参加しました。このクリニックは(社)日本アマチュアオーケストラ連盟が主催し、全国のアマチュアオーケスラのレベルアップを目的として各地で開催されているとのことです。東北地方では、管楽器のためのクリニックは一度開催されたことがあったようですが、弦楽器のクリニックは初めてとのことです。今回は、山形フィルハーモニー交響楽団がホストとなり、参加受付から会場準備、前夜祭、終了後の懇親会まで運営を全て引き受けていただきました。講師としてN響からVn:三浦章弘先生、Va:井野邊大輔先生、Vc:銅銀久弥先生、Cb:佐川裕昭先生に参加していただきました。当日の参加者は1st Vn; 18, 2nd Vn: 18, Va: 16, Vc; 16, Cb: 11 総勢79名。参加団体は、酒田フィル、山形フィル、仙台ニューフィル、仙台市民響、福島市民オケ、米沢市民オケ、会津市民オケ、いわき響、茨城交響楽団、、奈良交響楽団でした。当団からの参加は2名のみと他の団に比べて少なく、やや寂しい感がありました。
 当日は、1000の開催式から始まり、パート練習を1030120013001420まで行った後、14401620まで、日本アマチュアオーケストラ連盟理事長の森下元康さんの指揮で全体練習を行い、閉会式後懇親で締めくくられました。今回はドボルザークの弦楽セレナーデ、全楽章を練習しましたが、時間が限られていたため終楽章は十分練習できず、やや不完全燃焼に終わった感があります。
しかし、現役のプロのオケの方々から教われたこと、他の楽団員との交流が持てたこと、これだけの人数の弦楽器奏者と一緒に演奏できたことは大変貴重な経験でした。多くの参加者が東北地方での開催の継続を希望されていましたが、ホストとなる楽団にとっては大変かも知れません。
 当日全体演奏終了時、記念撮影があり、写真を申し込んできました。届き次第ご紹介します。また、山形フィルの前回の定期演奏会のビデオテープを戴きましたので、ご覧になりたい方は山路さんまでどうぞ。