第67回定期演奏会(2019/4/20)
  デュカス:魔法使いの弟子
  ラヴェル:スペイン狂詩曲
  ベルリオーズ:幻想交響曲
第61回定期演奏会(2016/4/24)
  ワーグナー:「タンホイザー」序曲
  ブルックナー:交響曲第7番(ノーヴァク版)
第32回定期演奏会(2000/6/3)
  チャイコフスキー/スラブ行進曲
  ショスタコーヴィチ/チェロ協奏曲第1番
  ブラームス/交響曲第4番

公式プロフィール(しのざき やすお)

1968年京都生まれ。桐朋学園大学にて、指揮を山本七雄、飯守泰次郎。声楽を木村俊光各氏に師事。同研究科を修了後、「フィガロの結婚」を指揮し、オペラデビューをした後、1993年にはイタリア2大国際指揮者コンクールである、第3回アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールにて最高位を受賞。その後、イタリア・シエナ音楽祭にて、イルヤ・ムーシン、チョン・ミュンフンに師事し、正統的ヨーロッパ音楽に大きな薫陶を受け、1996年より渡欧。ウイーン国立音楽大学にて、レオポルド・ハーガー氏の下、研鑚を積む傍ら、1996年ボストン交響楽団主催、タングルウッド音楽祭指揮セミナーに参加。小澤征爾、ベルント・ハイティンク氏など著名な指揮者に大きな影響を受けた。1998年には東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団定期演奏会にて日本デビュー。「押し出しのある熱気を持つ棒の持ち主」(音楽現代)と大絶賛を受けた。その後、正統的なスタイルと、集中力あるダイナミックな指揮で、観客を魅了している。
 2000年5月、第2回シベリウス 国際指揮者コンクールおいて第2位を受賞する。本選では、シベリウス:交響曲第2番(オケ:ヘルシンキ・フィル)を指揮し、フィンランド国内テレビ生中継の下、堂々の受賞となった。その後、ヘルシンキ・フィルの絶大な支持を受け、現在に至るまで、毎年定期演奏会を指揮している。今年の3月には、ビオラのユーリ・バシュメット氏とも共演。大成功を得た。
 2001年8月より、音楽監督サロネン氏とオーケストラの全会一致を受け、ロス・アンジェルス・フィルのアシスタント・コンダクターに就任。現在まで指揮をしたコンサートは既に30回を超えるが、 2002年2月、客演指揮者ハンス・フォンク氏のキャンセルにより、急遽代役として定期演奏会デビュー。「強い印象を与えつつ、冷静な指示、的確な主張、良いコントラストとオーケストラにモチベーションを与えた。(ロス・アンジェルスタイムズ紙)」と、大絶賛を浴びた。その結果、就任一年目にも関わらず、ロス・アンジェルス・ウイークリー紙、2002年音楽賞「傑出したクラシカルアーティスト部門」にノミネートされた事は、話題となった。その後、ロス・アンジェルス・フィルの夏の音楽祭、ハリウッド・ボウルにも登場し、ベートーヴェン「英雄」を指揮、「ハリウッド・ボウルの魔法の時間。何という演奏。この英雄は、これまでのいくつかの最高の演奏。それらの1つ。(ロス・アンジェルス・ウイークリー紙)」と絶賛され、その後続いて指揮をした、チャイコフスキーの5番のコンサートも、大成功を収めた。
今年の夏のハリウッド・ボウルにおいても、マーラーの交響曲第1番を始め、2回コンサートを指揮。そして12月には定期演奏会での、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」は、オーケストラ、聴衆からも高い評価を得、ロス・アンジェルス・タイムス紙でも、大絶賛された。2004年度のハリウッド・ボウルでの2回のコンサートも決定し、ロス・フィルとの関係はますます密接したものになっている。

これまでに、ロス・アンジェルス・フィル、ヘルシンキ・フィルを始め、日本フィル、東京シティ・フィル、新星日響、関西フィル、大阪シンフォニカー、大阪フィル、札幌響、群馬響、サンノゼ・シリコンヴァレー交響楽団、フランクフルト放送響、ニュルンベルク響、フィンランド放送響、トゥルク・フィル、タピオラ・シンフォニエッタ、イタリア・ボルツァーノ・トレント管等、客演指揮も数多く、これまでの共演者も、アンドレ・ワッツ、エマニュエル・アックス、ユーリー・バシュメット、ネクサスをはじめ、数多くの著名なソリストと共演している。

今後の活動が注目される指揮者の一人である。(03/12改訂)

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