中新田「第九」(96・12・15)


前日のリハーサル
(バッハ)
  昨年の1215日には、中新田のバッハホールの開館15周年を記念するコンサートに参加しました。200人を越える合唱団とともに造り上げた「第9」は、ホールを埋め尽くした超満員のお客さんに多大の感動を与えたはずです。ところで、「第9」の前プロは、バッハホール音楽院長の小林武史さんの指揮、音楽院生の独奏で、バッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」でしたが、独奏者の真摯な演奏を丁寧にサポートしたニューフィルのメンバーの緻密なアンサンブルは、なかなか簡単には聴けないような素晴らしいものでした。この演奏は、私たちが到達した一つの成果として、今後末永く語り継がれていくことでしょう。(拍手)
 合唱団の方々と一緒の打ち上げは、歌あり、ゲームありという「ある種異様な盛り上がり (小成田氏談)」の中で行われました。ジャンケンゲームに参加した佐々木和弘さんなどは、合唱団を差し置いて勝ち進み、なんとチャンピオンになって一財産築いてしまったのです。(笑)