石川 浩さん

中新田「第九」演奏会961215


プロフィールいしかわ ひろし

石川浩さんの写真 仙台に生まれる。仙台第一高等学校で,平野和夫,中野貢治の両氏に指揮及び声楽を,東北大学及び宮城教育大学で,指揮を故濱田徳昭,岡崎光治,故小野浩資の各氏に,通奏低音法を故松原茂氏に,作曲を本間雅夫氏に師事。1988年香港での国際現代音楽協会大会,1990年パリでの国際芸術見本市,1991年ソウルでの現代音楽祭,1995年ドイツ・エッセンでのWorld Music Days1995年バンコクでのアジア作曲家連盟大会などに参加。宮城県芸術選奨新人賞受賞。
 シュッツ「ヨハネ受難曲」,バッハ「マタイ受難的」「ミサ曲口短調」,へンデル「メサイア」「エジプトのイスラエル人」,ベルゴレージ「スターバト・マーテル」,モーツァルト「レクイエム」,フォーレ「レクイエム」などの宗教音楽と,武満徹,間宮芳生,三善晃を初めとする日本の現代音楽を中心に指揮活動を続けている。また自らの現代音楽の作品も数多い。主要な作品には,オーケストラのための「ILLUSION」,オーケストラのための「黒体放射」,2台のピアノのための「DIFFERENTIAL」,女声合唱とピアノのための「夢の漂流物」,男声合唱のための「TIME」,サキソフォン・マリンバ・ピアノのための「TRIO EQUATOR」,2本のフルート・サキソフォン・トランペット・ピアノのための「風の歌」,ソプラノとピアノのための「PROPAGATION」などがある。
 仙台声楽・器楽アンサンブル,仙台カンマー・コール,仙台ユース・シンフォニー・オーケストラ各常任指揮者,宮城教育大学音楽科講師,仙台市芸術文化振興検討委員などを経て,現在,「混声合唱団“響”」「コールクレイン」「はせくらコーラス」「仙台女声合唱団」「グリーンコーラス」「東北学院大学グリークラブ」の常任指揮者。日本作曲家協議会,宮城県芸術協会,仙台日伊協会,仙台電子音楽協会,作曲家グループ「SIM」各会員。「JFC東北」代表幹事。「音楽の友」演奏評執筆者。仙台フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会プログラムノート執筆者。